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帰って来た
数ヶ月後
しおりを挟む2人が行ってしまってからは、お母さんとお父さんと色々思い出を作りたい♪
と言う事で
エルフの里にある、気時に紐をつけて作られた自然のブランコを3人並んでやってみたり、綺麗にすぎる水が流れている滝を見に行ったり
家でのんびり3人で寝転んで絵本を読んでもらったり、そんな特別旅行とかではないけど、今までできなかったのんびりとした思い出を満喫しまくった。
そして、お母さんとお父さんに、ドラゴンの里で魔法の練習を頑張ったのを前に話していたので、その魔法を披露した時は
「凄い威力だわ⁉︎」
「これは…ユースにも、勝てるんじゃないか⁉︎」
なんてお母さんとお父さんが沢山褒めてくれた
そんな何気ない日々を過ごして数ヶ月。
学園へ入学する為に里を出る日が近づいてきて
「やっぱり…俺たちも共に王都へ…」
とお父さんがいい
「そうよね⁉︎
やはり誰かに族長を譲り渡して、、、」
とお母さんも真剣に悩み始めてしまった
2人と一緒に行きたいよそりゃ、でもね
「お父さんお母さん、入学したら学園の寮に住むってミレイと約束しちゃってるから、、王都に来てくれても、意味ないよ?」
と伝えた。
まぁ休みの日とかもだし、別に寮を契約しててもたまに家に帰るのはもちろん大丈夫らしいんだけども
今の仕事とか諸々やめて、、、って言うのは流石に申し訳なさすぎるもん
すると
「また…ミレイくんに………シャルを…!」
とお父さんが悔しそうな顔で言いった
いや、、、取られたって、、てか私サレスさんやユースさんを通じて少し会話してるくらいで、むしろそんなに話せてないよ⁉︎
と思っていた時
「そうね…いつもシャルが嬉しそうに話す時は、ミレイかスイだものねっ」
とお母さんまで悔しそうにそう言った
うん、なんだか少し、出会った頃から印象が変わったよ。
2人とも可愛いくて、私もより好きになっちゃった♪
応援ありがとうございます!
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