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帰って来た
それは…やばいね
しおりを挟むそう思いチラッとユースさんを見ると
「当たり!
ここはサレスが元々住んでいた家なんだよ
ずっと使っていなかったから、昨日急いで清掃業の者に依頼してたよ(笑)」
と少し笑いながらユースさんが教えてくれた
なんか申し訳ない気もするな⁉︎
それから数分待っていたらドアがガチャっと開いて、中から一気に老けた顔のサレスさんが出て来て
「とりあえず皆さんどうぞっ
そしてユース…族長様方は、何時ごろ来られるんだろうか?」
と聞いていた
すると
「んー準備を終え次第…らしいけど、夕方には来られるんじゃないかな?」
そうユースさんが考えつつそう答えると
「そうか…私は少し買い物に行って来ますので、皆さんで先に入って待っていて頂けますか?」
とサレスさんが私にそう言った
「私は大丈夫!!
でも…何会に行くんですか?」
少し気になってしまってそう聞くと
「その~食器を…」
ぼそっと小さな声でそう返って来た。
ん⁉︎食器?今からわざわざ食器会に行ってくれるの⁉︎
なんで驚いていたら、それを聞いていたユースさんが
「サレス…流石に食器は普通ので大丈夫だろ、、、
わざわざ買いに行かなくてもいいんじゃないか?」
とユースさんが少し呆れたような感じでそう言った。
するとサレスさんが
「違うんだ…
食器あると思ってたんだ…
なのに確認しに行ったら、、
使っていなかった間にかなり劣化していたのと、錆びていたりしているのもあって、、族長様関係なく、普通に使えないんだよっ!」
と少しうるっと目になりつつそう言った。
あ…確かにそれは、少しだめ…かも。。
それを聞いたユースさんはと言うと
「おまえ…まさかいつ帰ってくるか分からないのに保存魔法石使っておかなかったのか!?」
なんて事をサレスさんに言っていた。
確かに数年、長くて数十年家を開けるのと、数100年家を開けるのとでは訳が違うもん…ね、、、
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