転生させて貰ったけど…これやりたかった事…だっけ?

N

文字の大きさ
上 下
136 / 223
帰って来た

嘘でしょ⁉︎

しおりを挟む






 それから、お父さんが帰って来て私の横に座ったと思ったら
「さっ、それじゃあ久しぶりに、家族3人で夕ご飯を食べようか。

 シャルの好きなものが分からなかったから、色々なフルーツも用意してみたんだ!

 そう言えば…事前に調味料も準備を頼んでおいたのだが…さっき聞いた話からして、きっとそれがシャルの作った調味料だったんだよな⁉︎

 私たちはしばらく食べられてなくて、今日食べられるのがより一層楽しみになったよ」
 と頭を撫でながらそう言ってくれた。


 そして
「そうね⁉︎
 そんな話を聞いたら…私も沢山食べられそうな気がして来たわ♪」
 とお母さんも嬉しそうにそう言ってくれた


 けど、、、色々心配だよっ
 久しぶりのご飯にいきなりステーキもだけど、案外フルーツも消化に体力使うって聞いたことあるし…

 お粥とか、うどんとか……そう言えば…この世界そんなのなかったね⁉︎


 なんて心配していた私は、びっくりした。。。




 夜3人でご飯を食べた時は、確かにお母さんはまだ体調がかなり悪そうで
「この味噌汁という物すごく美味しいわ!」
 と喜んでくれはしたけど、やっぱりまだあまり食べられそうになく、ステーキに至っては一口で気持ち悪い様子だった


 心配で、お父さんとお母さんはもう少し話したいと言ってくれたけど
「明日沢山話したいので!
 その為にも今日は早く寝よ?」
 と言い、川の字になって早々に眠り。


 そして次の日の朝。

 目を開けると、横には昨日より更になんか…肌艶のいい…元からお父さんかっこいいなぁくらいだったのに、そこから
 え?イケオジじゃね?みたいな感じになったお父さんと

 昨日の体調の悪かった状態ですら綺麗な人だったのに、更に毛穴あります??くらい肌艶のいい、どちゃくそ美人っ!


 なんておばさんかな?みたいな事を考えながら2人の顔を見ていたら

「おはようシャル
 一晩で全ての気が戻ったみたい…

 おかげさまで…凄く、本当に凄く身体が軽いわ♪」
 とお母さんがパチっと目を覚まして、ニコッと微笑みながらそう言った。


 いや、一晩であれほど衰弱してたのに…気(?)が全部戻るわけ…無いでしょ⁉︎






しおりを挟む
感想 13

あなたにおすすめの小説

異世界でタロと一緒に冒険者生活を始めました

ももがぶ
ファンタジー
俺「佐々木光太」二十六歳はある日気付けばタロに導かれ異世界へ来てしまった。 会社から帰宅してタロと一緒に散歩していたハズが気が付けば異世界で魔法をぶっ放していた。 タロは喋るし、俺は十二歳になりましたと言われるし、これからどうなるんだろう。

神に同情された転生者物語

チャチャ
ファンタジー
ブラック企業に勤めていた安田悠翔(やすだ はると)は、電車を待っていると後から背中を押されて電車に轢かれて死んでしまう。 すると、神様と名乗った青年にこれまでの人生を同情された異世界に転生してのんびりと過ごしてと言われる。 悠翔は、チート能力をもらって異世界を旅する。

おばさん、異世界転生して無双する(꜆꜄꜆˙꒳˙)꜆꜄꜆オラオラオラオラ

Crosis
ファンタジー
新たな世界で新たな人生を_(:3 」∠)_ 【残酷な描写タグ等は一応保険の為です】 後悔ばかりの人生だった高柳美里(40歳)は、ある日突然唯一の趣味と言って良いVRMMOのゲームデータを引き継いだ状態で異世界へと転移する。 目の前には心血とお金と時間を捧げて作り育てたCPUキャラクター達。 そして若返った自分の身体。 美男美女、様々な種族の|子供達《CPUキャラクター》とアイテムに天空城。 これでワクワクしない方が嘘である。 そして転移した世界が異世界であると気付いた高柳美里は今度こそ後悔しない人生を謳歌すると決意するのであった。

異世界転生!俺はここで生きていく

おとなのふりかけ紅鮭
ファンタジー
俺の名前は長瀬達也。特に特徴のない、その辺の高校生男子だ。 同じクラスの女の子に恋をしているが、告白も出来ずにいるチキン野郎である。 今日も部活の朝練に向かう為朝も早くに家を出た。 だけど、俺は朝練に向かう途中で事故にあってしまう。 意識を失った後、目覚めたらそこは俺の知らない世界だった! 魔法あり、剣あり、ドラゴンあり!のまさに小説で読んだファンタジーの世界。 俺はそんな世界で冒険者として生きて行く事になる、はずだったのだが、何やら色々と問題が起きそうな世界だったようだ。 それでも俺は楽しくこの新しい生を歩んで行くのだ! 小説家になろうでも投稿しています。 メインはあちらですが、こちらも同じように投稿していきます。 宜しくお願いします。

異世界のんびりワークライフ ~生産チートを貰ったので好き勝手生きることにします~

樋川カイト
ファンタジー
友人の借金を押し付けられて馬車馬のように働いていた青年、三上彰。 無理がたたって過労死してしまった彼は、神を自称する男から自分の不幸の理由を知らされる。 そのお詫びにとチートスキルとともに異世界へと転生させられた彰は、そこで出会った人々と交流しながら日々を過ごすこととなる。 そんな彼に訪れるのは平和な未来か、はたまた更なる困難か。 色々と吹っ切れてしまった彼にとってその全てはただ人生の彩りになる、のかも知れない……。 ※この作品はカクヨム様でも掲載しています。

少し冷めた村人少年の冒険記

mizuno sei
ファンタジー
 辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。  トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。  優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

【本編完結】転生したら第6皇子冷遇されながらも力をつける

そう
ファンタジー
転生したら帝国の第6皇子だったけど周りの人たちに冷遇されながらも生きて行く話です

転売屋(テンバイヤー)は相場スキルで財を成す

エルリア
ファンタジー
【祝!第17回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞!】 転売屋(テンバイヤー)が異世界に飛ばされたらチートスキルを手にしていた! 元の世界では疎まれていても、こっちの世界なら問題なし。 相場スキルを駆使して目指せ夢のマイショップ! ふとしたことで異世界に飛ばされた中年が、青年となってお金儲けに走ります。 お金は全てを解決する、それはどの世界においても同じ事。 金金金の主人公が、授かった相場スキルで私利私欲の為に稼ぎまくります。

処理中です...