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入学前
圧が、、、
しおりを挟む「実は…エルフの里の長老様が体調が良くないらしくて、これ以上悪くなる前に挨拶も兼ねて早めに帰りたいと思いまして…
それで、サレスさんとユースさんが私とミレイを背中に乗せて運んでくれるらしいんですけど
一応クリスさんとエマさんの許可をサレスさんが後日取りに来るって言ってたので、その話を事前に伝えておきたくて!」
そうなんだよね、一応サレスさんが自分で確認しにいくって言ってくれはしたんだよね。
けど、正直クリスさんもエマさんも忙しくてタイミングが合うか心配だしね。
伝えといて損はないかなって!!
すると
「それは…安全なのかしら?
私達2人がついて行ったほうが…」
とエマさんが心配そうにそう呟いた。
そして
「そうだな…それならやはり私が皆を乗せて飛んで連れて行くよ?
その方が早いし安全だと思うしね
ほら、もし落ちても妻が助けてくれるよ?
シャルちゃん達ならそれも慣れているだろう?
早く帰りたいと言うのなら、多少怖くとも2人も文句はないはずだしね?」
とエマさんをチラッと見ながら、クリスさんがそう言ってくれた。
んーーーー、大丈夫なのかな?
確かに私はドラゴンの里に居た時乗せてもらってて、結構慣れてるけど…
「あ、でもエルフの里には招待が出来ないから私達で行くって言ってましたよ!」
と思い出してそう伝えると
「それなら心配要らないよ、それは私達ドラゴンの里も特例でもがない限り基本他種族は入れないからね
元から送り届けたら帰るつもりだよ」
とニコッと微笑みながらクリスさんがそう言ってくれた。
んーーーなら、大丈夫かな!
と言うことで。
あれから数日経って、サレスさんとユースさんが2人でやって来てくれた訳なのですが
2人が何か言う前にクリスさんが一言。
「久しぶりですね、ところで急いで帰りたいとお聞きしたので、私が里までの乗せて行かせて頂きますね。
急いでらっしゃるん…ですもんね?(ニコッ)」
と凄く良い笑顔で言った。
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