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6年後
私は〜これ!
しおりを挟むクリスさんとの会話を聞いていたエマさんが
「そう言った鞄があるからこそ
2人がもし鞄を盗まれるような事があっても、インベントリを隠して使っていたってバレないでしょうし、丁度良かったわね♪」
と言ってくれた。
確かに!!
まぁスイがインベントリの魔法のかかった鞄から出てくる時点で…少し…ね???
それはさておき。
どの鞄にしようかなぁ♪
とゆっくり見ていると
「僕これーーー!」
そう言いながらミレイが一つのミニリュックのような物を指差した。
リュックか!
確かに両手空くし、そんで…可愛いぬいぐるみ鞄?みたいな感じだから、普通に可愛いミレイが背負ってたら似合う予感しかしないよね⁉︎
「いいね!
私はどうしようかなぁ」
と言うと
エマさんがそっと近寄って来て
「これかこれは…どうかしら?
かなり、かなり可愛と思うのっ」
と2つの鞄を持って来てくれた。
一つはミレイと色違いのリュック
もう一つはミレイと同じ色で形の違う肩掛け鞄
なるほど、確かにこのリュックとか2人で並んだら可愛い気はする。
けど…私は実用性を選ぶのです!
なんでかって?
そりゃ…毎回お金を出すたびにリュックを前に持って来て、なんてちょっぴり面倒なんだもん!
と言う事で、進めてもらったもう一つの同じ同じ色で、同じくぬいぐるみみたいな可愛い感じのでも少し違うデザインの鞄にした。
自分では本来選ばないデザインだからこそ、薦められた時に使ってみないとだよね♪
そんなわけでお金を払おうとしたら
「シャルちゃん、今回は私たちが払うわ
シャルちゃんがかなりお金を持っているのはさっき着いて行ったのだから分かっているのよ?
だからこそ、これからシャルちゃんはなんでも自分で買おうとしてしまうと思うし、何より…ほら!さっきの調味料を食べさせてもらったお礼も兼ねて、ここは買わせてね?」
とエマさんがいい、クリスさんが支払ってくれていた
「ありがとうございますっ!!」
そう言いながらこれから1年間毎日お世話になるわけだし…少し申し訳ない気もするけどね。
子供の内は大人に甘えて損はないもん!!!
応援ありがとうございます!
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