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転生
里帰り
しおりを挟むただ…入り口って感じのところがなく、どこに降りるのかなぁっと思っていたら
『シャル…これどこに降りたらいいんだろ』
とミレイも分かっていなかったようでそう声をかけてきた
ん⁉︎これは…一切予想してなかった展開だけど、どうしたらいいんだ…?
『ミレイは元々どこら辺に住んでたの?』
空から見た感じ、カラフルなドラゴンは特にしっかり分かれているわけではないものの
どうもそれぞれの属性毎の村があるみたいで、火山のある場所や、湖のある場所、一面凍っている場所などで分かれているのが分かったのだ
すると
『んーとね、ドラゴンは生まれた時は属性の影響を受けやすいから、普通子供が生まれた時はその子の持つ属性こ場所に家族で引っ越すんだ
因みに2体同時に生まれて2人が違う属性なら、お父さんとお母さんがそれぞれ別れるんだよ!
だけど…僕は属性が無かったから
もしかしたら自分に合うところに行けば変わるかもって、色んな所に移動して住んでて…今お父さんお母さんがどこに住んでるかよく分からないんだよね』
そう、親のことを思い出しながらなのか、少し寂しそうミレイがいった
そうだったのか…
そうなると、どうしたらいいんだろうか?
『おじちゃんはどこにいるんだろうね?』
赤ドラさん出てきてくれないかなぁ
そう2人に言っていたら
誰かが一直線にこちらへ飛んできた
でも赤くはなく、水色のドラゴンみたいで…多分ミレイと親かな?
ミレイが固まってるしね。
背中に乗ってるから表情とかは分からないけど…
すると水色のドラゴンさんが………滝のような涙を流しながら思いっきりミレイに突進してきた。
その衝撃で、案の定私は落ちかけたんだけど、スイがまた手を伸ばして支えてくれてなんとか耐えた
とは言え、固まったミレイと初めてみる量の涙を流した親に囲まれてどうすればいいか分からずただただ静かに見守るしか出来なかった。
応援ありがとうございます!
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