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転生

いよいよ転生!

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『それでは、決め事は以上です。
 他に何か望みとかはありませんか?
大丈夫ならそろそろ時間が迫ってきていまして、新しい世界へお送りさせていただきますが…』



 その言葉を聞いた私が思った事、それはたった一つ!
「あの………この上なく図々しいのは承知してるんですけど

 太りにくい身体が良いなぁ、って言うのと筋肉がいくらついてもそんなにゴツくない様に見える身体が欲しいなぁなんて」
とちらっと見ながらそう言った。
 だって…美味しいご飯沢山食べたいもん!

 いくら食べても太らない人がどれだけ良いことか…
 そして、ダイエットなんてしたくない。。

 そして…太らない為に運動して体つきが良くなりすぎた結果反対に怖がられるのがどれだけ嫌か…


 少し微笑んでいるかのような声で
『それなら問題ありません
 人間とは違って、エルフ族は魔力だけでなく自らの体力や妖精、又は精霊の力を使って魔法を使います。

 精霊や妖精から力を借りる時には自分の魔力を少し分けるのです。
 そして魔力を使うには割と体力を使うのです。

 そして、エルフは中々筋肉が外側にはつきにくいので安心していいと思います。

多分。

 ですので貴方自身が…サボらなければどちらも大丈夫です、多分。
 ついでに言っとおくと、エルフは元々妖精と近い事もあり病気にもなりにくいので安心してください。』
と、そう言ってくれた。


「そうなんですか⁉︎
 私、頑張ります!!!」
 てかむしろ魔法も剣術もそれ以外も(勉強は好きじゃないけど。)沢山練習したいもん♪

 てか病気になりにくい=肥満になりにくい
のでは⁈


なんか、多分が多い気がするけど。



『それでは気をつけて、楽しい人生を過ごしてくださいね』
 その言葉と共に、視界は段々と薄れていった。





…え???ここだけ展開早くない⁈
でも、とりあえず本当に楽しみだなぁ♪

 そして何より~
新しい家族や友達に出会えるのが楽しみ!!!


 心残りが無いって言ったら、そりゃ嘘になるかもしれないけど。





 ……………………………………………………


  『嬉しそうで…良かったね』

『あぁ、転生をもし拒まれたらどうしようかと思ったよ』

  『でも本当にあの世界で良かったの?』

『んー分からないよ
 でもあの世界に触れた時魂が反応していたからね
 きっとあの世界でしかパートナーには出会えないんだ』

   『そっかぁ
 あの子も僕達みたいな関係を築ける子に出会えるといいね』


『大丈夫だよ、きっと直ぐに出会えるさ
 ただ…問題はあの子の元の力が強すぎてね…チートを欲しがってくれたおかげで誤魔化せそうだけど、その力のせいでせっかくの人としての人生が苦にならないかが心配だよ』

   『大丈夫、色々な事に巻き込まれたとしても
 あの子もきっと1人じゃないからね』







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