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転生したらまた魔女の男子だった件
171.レイリ様は何故妊娠したのか
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レイリ様が妊娠した。
これはどういうことなのだろう。
僕は意味が分からなくて首を傾げていた。
セイラン様が妊娠、出産ができるように、レイリ様が妊娠、出産ができることは何もおかしくはない。ただ、レイリ様の伴侶であるリラは女性なのだ。
女性には男性を孕ませるような機能はない。
僕が知っている限り、神族であろうとも女性が男性を孕ませたなどということはないのではないだろうか。
それならばレイリ様のお腹の中にいる赤ちゃんは誰の子なのだろう。
セイラン様が言っていた。
僕を傷付けるのが怖いから自分が抱かれる方を選ぶのだと。
セイラン様はとてもお優しい方だ。僕を噛んで傷付けるくらいならば自分が生む方を選んでくださった。
「レイリ様はリラが出産で苦しむのを避けるために何か術を使われたのか!?」
思い浮かんだのはそのことだった。
母の店でアンナマリ姉さんのドレスを縫いながら僕は考える。
神族ならば様々な術を使える。
その術の中に、お腹の胎児を自分のお腹に移す術があったとしてもおかしくはない。
レイリ様はセイラン様同様とてもお優しい方だ。
体付きは決して大柄ではないリラが子どもを生むにあたって、苦しんだり、痛みに耐えたりするのが我慢できなくて、自分が生む方を選んで胎児をお腹に移したのかもしれない。
それならば理解ができる。
「リラ、レイリ様が優しくてよかったね」
「レイリ様はいつも優しいわよ。私、レイリ様と結婚できて幸せよ」
にこにことしているリラはレイリ様の胸くらいしか身長がない。レイリ様のお子様となると大きな子も生まれてくるだろうから、レイリ様はリラに無理をさせたくなくて自分が生むことを選んだのだ。
間違いない。
何てレイリ様は優しいのだろう。
僕は感動していた。
リラは母やお父さん、スリーズちゃんやフレーズちゃんにも報告していた。
「レイリ様が妊娠したの。私、とても幸せだわ。春の終わりか夏には赤ちゃんが生まれるのよ」
「リラ、そのことだが、あまり広めない方がいいかもしれない」
「どうして、お父さん?」
「リラが生んだことにする方が、レイリ様の威厳を傷付けずに済む」
お父さんの判断も正しい気がしていた。男性のレイリ様が赤ちゃんを産んで、女性のリラが生まなかったとなると、赤ちゃんの父親は誰か勘繰るよくないものも出て来るだろう。
リラとレイリ様の夫婦関係のためにも、赤ちゃんはリラが生んだことにした方がいいというお父さんの考えはよく分かった。
「そうね。私が生んだことにしてもいいわ。どうすればいいの、お母さん?」
「産み月には外出しないでレイリ様と一緒にいることね。レイリ様には白虎の姿で過ごしてもらいなさい」
白虎の姿ならばお腹が目立たずに済む。母の考えにリラは頷いていた。
「お姉ちゃん、お母さんになるの?」
「お母さん……そうか、私が生んだことにしたらお母さんだわ。そうよ、お母さんになるのよ」
「ねぇね、まっま!」
「スリーズちゃんもフレーズちゃんもお祝いしてくれる」
「おめでとう、お姉ちゃん!」
「おめめとー!」
スリーズちゃんとフレーズちゃんに祝われてリラはとても嬉しそうだった。
白虎の子どもなので妊娠期間が人間よりも短い。春の終わりか夏の始まりには生まれてくるというリラの赤ちゃんに、僕は焦っていた。
「セイラン様、僕も赤ちゃんが欲しいです」
「私も赤子が欲しいな」
「僕、どうすればいいですか?」
結婚して一年も経っていないのだから焦ることはないと分かっていても、リラに先に赤ちゃんができたとなると僕はどうしても赤ちゃんが欲しくて堪らなくなってしまう。
「神族は子どもができにくいのだ。焦らぬことだな」
「リラとレイリ様にはもう赤ちゃんができたのに?」
「あの二人は相当相性がよかったのであろう」
「僕もセイラン様と相性がよかったらいいのに」
悔しくて涙が出て来る僕を抱き締めてセイラン様があやすように揺らす。垂れた洟を拭いてもらって、僕はセイラン様の体を押し倒した。
体格もよく腕力もセイラン様の方があるので、僕が押し倒した程度ではセイラン様はびくともしないはずだ。絨毯の上に倒れ込んでくれているのは、セイラン様の優しさなのだ。
帯を解いて着物をはだけても、セイラン様は抵抗しなかった。
豊かな胸、引き締まった腰、丸いお尻、しっかりとした太ももが見えて、肌の白さに僕は目が眩みそうになる。
「セイラン様、セイラン様」
ふんどしを脱がそうとして、僕は固まってしまった。
どこがどうなっているのか分からない。これまではセイラン様が自分で脱いでくれていたから、僕はセイラン様を脱がすことがなかった。実際に脱がそうとして見ると、ふんどしは難しすぎる。
「セイラン様ぁ! ふんどしが苛めますぅ!」
「分かった、すぐに外すから」
「早く外してぇ」
泣き声になってしまった僕に、セイラン様はわしゃわしゃと僕の髪を撫でてふんどしを外してくれた。
セイラン様の体が完全に露わになる。こくりと喉を鳴らした僕に、セイラン様が起き上がって僕を抱き上げてベッドに向かった。
「床では足が痛くなる。寝台で睦み合おう」
「セイラン様」
口付けをすると、舌を絡める濃厚な口付けを返される。うっとりしている間に僕の服と下着も全部脱がされていた。
「誘ってくれるとは嬉しいな。ラーイ、可愛いぞ」
「セイラン様は色っぽくて美しいです」
「そうか? 厳つくないか?」
「全然! ものすごく艶っぽいです」
乱れた銀と黒の髪も、伏せた睫毛もセイラン様は美しい。うっとりと見ていると、セイラン様が悪戯っぽく笑って僕の中心に舌を這わせた。ぱくりと口の中に入れてしまって、舐めながら喉奥まで飲み込まれると、それだけで出てしまいそうになる。
「セイラン様、出てしまいます! 出るぅ! 出ちゃうぅ!」
出ると泣いてもセイラン様は僕の中心を咥えたままで放してくれない。耐え切れずセイラン様の口の中でどくどくと達すると、セイラン様はゆっくりと口を外して、口からとろとろと僕の白濁を吐き出した。
「ラーイのものだけでしてみようか?」
「ふぇ!?」
くすくすと笑うセイラン様は手の平に吐き出した白濁を後孔に塗り込めて行く。僕の出したものがセイラン様の後孔を開いているのだと思うと、それだけで僕の中心がまた高ぶってくる。
「セイラン様、入れたい。もう、入れたい!」
「よいぞ。ラーイ、おいで?」
ベッドの上にうつ伏せになって、雌猫のように尻だけを高く上げたセイラン様に、僕はもう止まれなかった。セイラン様の腰を掴んで後孔に中心を押し込んでいく。
きつい締め付けと柔らかな内壁に持って行かれないように耐えながら腰を動かすと、セイラン様が甘く声をあげる。
「ラーイ、悦い、悦いぞ。あぁっ! もっと!」
「セイラン様! 中、とろとろで、熱くて、もう、出る……」
「たくさん出して! 私の中でたくさん出しておくれ」
セイラン様の中で達しても達しても、僕は引き戻されて腰が立たなくなるまで白濁を吐き出していた。
週末はセイラン様と抱き合うだけの日々を過ごした。
食事もセイラン様にベッドに持ってきてもらって、風呂もセイラン様に抱き上げて連れて行ってもらって、僕は時間が過ぎるのがあっという間だった。
週が明けて母の店に行ってアンナマリ姉さんのウエディングドレスの仕上げをする。タキシードも出来上がっていた。
「素晴らしいウエディングドレスだ。これを着て結婚できるなんて幸せだ」
「タキシードも素晴らしい作りです。ありがとうございます」
最終仕上げに来てもらっていたアンナマリ姉さんと旦那さんからもウエディングドレスとタキシードは好評だった。
仕事を終えて社に帰ると、セイラン様が珍しく白虎の姿のままで迎えてくれた。セイラン様はごろりと絨毯の上にあおむけに倒れると、お腹を見せてくれる。
「ここに二つの小さな命が見える」
「え!?」
「赤子だ。ここに赤子がおる」
「本当ですか、セイラン様?」
もふもふの毛皮の下に赤ちゃんがいるだなんて信じられなかったけれど、神族であるセイラン様が言うのならば間違いないだろう。
「ラーイ、夏には父になるぞ」
「セイラン様、嬉しいです」
セイラン様に飛び付いて僕は泣いてしまった。
これはどういうことなのだろう。
僕は意味が分からなくて首を傾げていた。
セイラン様が妊娠、出産ができるように、レイリ様が妊娠、出産ができることは何もおかしくはない。ただ、レイリ様の伴侶であるリラは女性なのだ。
女性には男性を孕ませるような機能はない。
僕が知っている限り、神族であろうとも女性が男性を孕ませたなどということはないのではないだろうか。
それならばレイリ様のお腹の中にいる赤ちゃんは誰の子なのだろう。
セイラン様が言っていた。
僕を傷付けるのが怖いから自分が抱かれる方を選ぶのだと。
セイラン様はとてもお優しい方だ。僕を噛んで傷付けるくらいならば自分が生む方を選んでくださった。
「レイリ様はリラが出産で苦しむのを避けるために何か術を使われたのか!?」
思い浮かんだのはそのことだった。
母の店でアンナマリ姉さんのドレスを縫いながら僕は考える。
神族ならば様々な術を使える。
その術の中に、お腹の胎児を自分のお腹に移す術があったとしてもおかしくはない。
レイリ様はセイラン様同様とてもお優しい方だ。
体付きは決して大柄ではないリラが子どもを生むにあたって、苦しんだり、痛みに耐えたりするのが我慢できなくて、自分が生む方を選んで胎児をお腹に移したのかもしれない。
それならば理解ができる。
「リラ、レイリ様が優しくてよかったね」
「レイリ様はいつも優しいわよ。私、レイリ様と結婚できて幸せよ」
にこにことしているリラはレイリ様の胸くらいしか身長がない。レイリ様のお子様となると大きな子も生まれてくるだろうから、レイリ様はリラに無理をさせたくなくて自分が生むことを選んだのだ。
間違いない。
何てレイリ様は優しいのだろう。
僕は感動していた。
リラは母やお父さん、スリーズちゃんやフレーズちゃんにも報告していた。
「レイリ様が妊娠したの。私、とても幸せだわ。春の終わりか夏には赤ちゃんが生まれるのよ」
「リラ、そのことだが、あまり広めない方がいいかもしれない」
「どうして、お父さん?」
「リラが生んだことにする方が、レイリ様の威厳を傷付けずに済む」
お父さんの判断も正しい気がしていた。男性のレイリ様が赤ちゃんを産んで、女性のリラが生まなかったとなると、赤ちゃんの父親は誰か勘繰るよくないものも出て来るだろう。
リラとレイリ様の夫婦関係のためにも、赤ちゃんはリラが生んだことにした方がいいというお父さんの考えはよく分かった。
「そうね。私が生んだことにしてもいいわ。どうすればいいの、お母さん?」
「産み月には外出しないでレイリ様と一緒にいることね。レイリ様には白虎の姿で過ごしてもらいなさい」
白虎の姿ならばお腹が目立たずに済む。母の考えにリラは頷いていた。
「お姉ちゃん、お母さんになるの?」
「お母さん……そうか、私が生んだことにしたらお母さんだわ。そうよ、お母さんになるのよ」
「ねぇね、まっま!」
「スリーズちゃんもフレーズちゃんもお祝いしてくれる」
「おめでとう、お姉ちゃん!」
「おめめとー!」
スリーズちゃんとフレーズちゃんに祝われてリラはとても嬉しそうだった。
白虎の子どもなので妊娠期間が人間よりも短い。春の終わりか夏の始まりには生まれてくるというリラの赤ちゃんに、僕は焦っていた。
「セイラン様、僕も赤ちゃんが欲しいです」
「私も赤子が欲しいな」
「僕、どうすればいいですか?」
結婚して一年も経っていないのだから焦ることはないと分かっていても、リラに先に赤ちゃんができたとなると僕はどうしても赤ちゃんが欲しくて堪らなくなってしまう。
「神族は子どもができにくいのだ。焦らぬことだな」
「リラとレイリ様にはもう赤ちゃんができたのに?」
「あの二人は相当相性がよかったのであろう」
「僕もセイラン様と相性がよかったらいいのに」
悔しくて涙が出て来る僕を抱き締めてセイラン様があやすように揺らす。垂れた洟を拭いてもらって、僕はセイラン様の体を押し倒した。
体格もよく腕力もセイラン様の方があるので、僕が押し倒した程度ではセイラン様はびくともしないはずだ。絨毯の上に倒れ込んでくれているのは、セイラン様の優しさなのだ。
帯を解いて着物をはだけても、セイラン様は抵抗しなかった。
豊かな胸、引き締まった腰、丸いお尻、しっかりとした太ももが見えて、肌の白さに僕は目が眩みそうになる。
「セイラン様、セイラン様」
ふんどしを脱がそうとして、僕は固まってしまった。
どこがどうなっているのか分からない。これまではセイラン様が自分で脱いでくれていたから、僕はセイラン様を脱がすことがなかった。実際に脱がそうとして見ると、ふんどしは難しすぎる。
「セイラン様ぁ! ふんどしが苛めますぅ!」
「分かった、すぐに外すから」
「早く外してぇ」
泣き声になってしまった僕に、セイラン様はわしゃわしゃと僕の髪を撫でてふんどしを外してくれた。
セイラン様の体が完全に露わになる。こくりと喉を鳴らした僕に、セイラン様が起き上がって僕を抱き上げてベッドに向かった。
「床では足が痛くなる。寝台で睦み合おう」
「セイラン様」
口付けをすると、舌を絡める濃厚な口付けを返される。うっとりしている間に僕の服と下着も全部脱がされていた。
「誘ってくれるとは嬉しいな。ラーイ、可愛いぞ」
「セイラン様は色っぽくて美しいです」
「そうか? 厳つくないか?」
「全然! ものすごく艶っぽいです」
乱れた銀と黒の髪も、伏せた睫毛もセイラン様は美しい。うっとりと見ていると、セイラン様が悪戯っぽく笑って僕の中心に舌を這わせた。ぱくりと口の中に入れてしまって、舐めながら喉奥まで飲み込まれると、それだけで出てしまいそうになる。
「セイラン様、出てしまいます! 出るぅ! 出ちゃうぅ!」
出ると泣いてもセイラン様は僕の中心を咥えたままで放してくれない。耐え切れずセイラン様の口の中でどくどくと達すると、セイラン様はゆっくりと口を外して、口からとろとろと僕の白濁を吐き出した。
「ラーイのものだけでしてみようか?」
「ふぇ!?」
くすくすと笑うセイラン様は手の平に吐き出した白濁を後孔に塗り込めて行く。僕の出したものがセイラン様の後孔を開いているのだと思うと、それだけで僕の中心がまた高ぶってくる。
「セイラン様、入れたい。もう、入れたい!」
「よいぞ。ラーイ、おいで?」
ベッドの上にうつ伏せになって、雌猫のように尻だけを高く上げたセイラン様に、僕はもう止まれなかった。セイラン様の腰を掴んで後孔に中心を押し込んでいく。
きつい締め付けと柔らかな内壁に持って行かれないように耐えながら腰を動かすと、セイラン様が甘く声をあげる。
「ラーイ、悦い、悦いぞ。あぁっ! もっと!」
「セイラン様! 中、とろとろで、熱くて、もう、出る……」
「たくさん出して! 私の中でたくさん出しておくれ」
セイラン様の中で達しても達しても、僕は引き戻されて腰が立たなくなるまで白濁を吐き出していた。
週末はセイラン様と抱き合うだけの日々を過ごした。
食事もセイラン様にベッドに持ってきてもらって、風呂もセイラン様に抱き上げて連れて行ってもらって、僕は時間が過ぎるのがあっという間だった。
週が明けて母の店に行ってアンナマリ姉さんのウエディングドレスの仕上げをする。タキシードも出来上がっていた。
「素晴らしいウエディングドレスだ。これを着て結婚できるなんて幸せだ」
「タキシードも素晴らしい作りです。ありがとうございます」
最終仕上げに来てもらっていたアンナマリ姉さんと旦那さんからもウエディングドレスとタキシードは好評だった。
仕事を終えて社に帰ると、セイラン様が珍しく白虎の姿のままで迎えてくれた。セイラン様はごろりと絨毯の上にあおむけに倒れると、お腹を見せてくれる。
「ここに二つの小さな命が見える」
「え!?」
「赤子だ。ここに赤子がおる」
「本当ですか、セイラン様?」
もふもふの毛皮の下に赤ちゃんがいるだなんて信じられなかったけれど、神族であるセイラン様が言うのならば間違いないだろう。
「ラーイ、夏には父になるぞ」
「セイラン様、嬉しいです」
セイラン様に飛び付いて僕は泣いてしまった。
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