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転生したらまた魔女の男子だった件
163.僕の才能
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アマンダ姉さんの結婚式の衣装が出来上がった。
アマンダ姉さんはオレンジと黄色のたくさん花が咲いたようなカクテルドレスで、旦那さんは茶色のタキシードだ。
アマンダ姉さんの娘は成人している方は濃いベージュのタイトなスカートのワンピースに黄色とオレンジのコサージュ、八歳の方はふわふわのスカートのドレスを用意した。
スリーズちゃんとリラには母がワンピースを用意していた。母はお父さんと合わせて着物で出席するようだ。フレーズちゃんは足輪に小さなリボンを付けてもらっていた。
「ねぇ? ねぇ?」
「フレーズちゃん、アマンダお姉ちゃんはわたしとフレーズちゃんとリラお姉ちゃんのお姉ちゃんよ」
「ねぇ!」
スリーズちゃんの肩に止まって確認するフレーズちゃんにスリーズちゃんが得意げな顔で教えてあげている。
二人の娘と手を繋いでアマンダ姉さんは旦那さんの前に出た。
旦那さんはアマンダ姉さんと二人の娘を受け入れるように大らかに微笑んでいる。
茶色の瞳は慈愛を表すというが、その通りのひとのように見える。
「土地神様、私たちの結婚をお認め下さい」
「この土地で土地神様の眷属として勤めてまいります」
アマンダ姉さんと旦那さんの言葉に、社から出て来たセイラン様とレイリ様が頷く。
「よい結婚衣装だな。この結婚が魔法使いと神族のどちらにも福をもたらすように」
「おめでとうございます。幸せになってくださいね」
セイラン様とレイリ様に祝われて、アマンダ姉さんと旦那さんは笑み崩れていた。
社の庭にはアナ姉さんの作った料理が並べられて振舞われる。
食べやすい料理がたくさんで、僕はお腹いっぱいそれを食べた。
料理を食べているとアマンダ姉さんと旦那さんが挨拶に来る。
「ラーイのおかげで最高の結婚式を挙げられたわ。ありがとう」
「私もラーイくんのことを弟と思っていいかな?」
「アマンダ姉さんに喜んでもらえて嬉しいよ! もちろん、弟と思ってください。兄ができるのは初めてなので嬉しいです」
僕の仕事が認められただけではなくて、僕には義兄ができた。そのことも嬉しかった。
アンナマリ姉さんも娘を連れて来ていた。
「とても素敵な結婚式だった。私も結婚式を挙げるときにはラーイに頼みたい」
アンナマリ姉さんに言われていると、料理のテーブルから離れてアナ姉さんもやってくる。
「私も結婚式はラーイにお願いしたいわ。料理を作っても汚れないドレスにして欲しいわね」
「アナ姉さんは自分の結婚式でも料理をするつもり!?」
「当然よ! みんなに私の料理を食べてもらわなくちゃ」
アンナマリ姉さんからもアナ姉さんからも遠くない未来に依頼が来そうで、僕はわくわくとしていた。
アンナマリ姉さんに似合うドレスはどんなだろう。白衣が似合うからきりっとしたパンツスタイルのドレスでもいいかもしれない。
アナ姉さんは料理をしても汚れないドレスをお望みだから、付与魔法を多めにかけておかなければいけない。
大事な姉さんたちの結婚式の衣装を考えるのは楽しかった。
リラとレイリ様も僕の近くに来て僕に話しかけて来る。
「大陸では赤が結婚の色の地域があるのよ」
「リラは赤を着たいのですか?」
「レイリ様さえよければ」
リラとレイリ様は大陸の赤を結婚の色とする地域の衣装を着て結婚式に望みたいようだ。それならばその地域の衣装を調べておかなければいけない。
「リラとレイリ様の結婚の衣装も僕が作っていいですか?」
「お兄ちゃんに頼むつもりだったわよ」
「ラーイが作ってくれると嬉しいですね」
リラは元から僕に頼むつもりで、レイリ様は僕が作ると嬉しいと言ってくれている。
僕はリラとレイリ様の結婚衣装も考えることにした。
「白虎族の結婚衣装はどのようなものでしたか?」
「刺繍が細かく施されたものでしたね」
「色は赤でもいいですか?」
「色は特に決まっていませんでした。リラが赤がいいと言うなら、赤にしましょう」
大陸のデザインも取り入れつつ、白虎族の刺繍も入れていくとなると、難易度は上がるが挑戦し甲斐はある。
色んなひとの結婚衣装を僕が仕立てることになりそうで、デザインや色を考えていると、スリーズちゃんも近くに来て僕の顔をじっと見上げていた。
「どうしたの、スリーズちゃん?」
「お兄ちゃん、わたしの結婚式のいしょうも作ってくれる?」
「いいの!? 僕が作っていいの!?」
「お兄ちゃんにお願いしたいの。お母さんの結婚式のいしょうも、アマンダお姉ちゃんの結婚式のいしょうも、とってもすてきだったから」
なんということでしょう。
可愛い可愛い妹のスリーズちゃんまで僕に結婚式の衣装を作らせてくれると言っています。
母の方が仕立て屋としては腕は上なので、母に依頼するかと思っていたけれど、結婚式の衣装に関しては、僕の信頼が厚いようだ。そのことは何よりも嬉しい。
「ラーイがモテているわね。私に依頼が来ないのはちょっと悔しいわ」
「お母さんのウエディングドレスを僕に作らせてくれたおかげだよ。お母さんの方が腕は上なんだから」
「ラーイにそれだけのセンスがあるってことよ。相手にぴったりの結婚式の衣装を作るセンスがね」
真剣に母に評価されると僕は嬉しさと恥ずかしさが半々で、頬が熱くなる。
センスがあるなんてものすごく光栄だ。それも師匠である母に言われているのだ。
「ラーイの作ったアマリエのドレスは本当に美しかった。ラーイには才能があるよ」
「お父さん!」
「これから魔法使いの街では結婚する魔法使いが多く出ると思うわ。その仕事もたくさん来るわよ」
「お母さん、僕、頑張るよ」
「ラーイの仕事が丁寧なのは分かっているから安心ね」
お父さんにも母にも評価されて、僕は大満足でアマンダ姉さんの結婚式を終えることができた。
アマンダ姉さんの結婚式が終わったら、リラとレイリ様の結婚の衣装のデザインを考えつつ、僕とセイラン様の結婚の紋付き袴も用意しつつ、母の元で修行の日々に入る。お客様に縫うオーダーの服はまだ早いと言われているので、僕はスリーズちゃんの服やリラの服を中心に、レオくんやナンシーちゃんの服など、身内の服と既製品を作っていた。
既製品の服も母の仕立て屋には買いに来るひとがいる。
型紙通りに作った服に、体のラインが綺麗に見えるように調整を入れるひともいる。
僕が担当するのはそういうひとばかりだった。
「ラーイ、お店を見ていて」
「はーい! お母さん」
僕はお店で縫物をしながらお客さんの対応をして、母は家でリラの修行を見ながらスリーズちゃんを見守り、フレーズちゃんの世話をする。フレーズちゃんが一歳になってからは、お父さんは土地神様の眷属の仕事に復帰していた。
復帰しても時間を短縮してもらって、早く帰ってくるお父さんに、フレーズちゃんは喜んで飛んで行って肩に止まる。
フレーズちゃんが一歳を過ぎてからは母は鳥かごに閉じ込めておくのではなくて、肩に乗せて生活していた。フレーズちゃんも肩からテーブルまで飛んだり、玩具のある場所まで飛んだりするが、基本的に母の肩でリラやスリーズちゃんを見ているのが好きだった。
「鳥は飛ぶのが好きと思われているかもしれないが、そんなことはないんだ。飛ぶのにはものすごく体力を使うし、空腹にもなる。できることなら体力は温存しておきたいものなんだ」
危険がないのならば燕のフレーズちゃんは母の肩に乗って運んでもらいたいし、母に甘えたいのだとお父さんに聞かされて、僕はすごく納得してしまった。
野生で鳥が飛ぶのは命の危険を感じているからであって、そうでなければ飛びたくないのは分かる気がする。
「フレーズちゃん、僕の肩に来る?」
「にぃ!」
時々はフレーズちゃんを肩に乗せて僕はお店でお客さんの対応をした。フレーズちゃんが肩に乗っていてもお客さんは誰も咎めなかった。
フレーズちゃんも気を付けて決まった場所でしか糞はしなかった。
アマンダ姉さんはオレンジと黄色のたくさん花が咲いたようなカクテルドレスで、旦那さんは茶色のタキシードだ。
アマンダ姉さんの娘は成人している方は濃いベージュのタイトなスカートのワンピースに黄色とオレンジのコサージュ、八歳の方はふわふわのスカートのドレスを用意した。
スリーズちゃんとリラには母がワンピースを用意していた。母はお父さんと合わせて着物で出席するようだ。フレーズちゃんは足輪に小さなリボンを付けてもらっていた。
「ねぇ? ねぇ?」
「フレーズちゃん、アマンダお姉ちゃんはわたしとフレーズちゃんとリラお姉ちゃんのお姉ちゃんよ」
「ねぇ!」
スリーズちゃんの肩に止まって確認するフレーズちゃんにスリーズちゃんが得意げな顔で教えてあげている。
二人の娘と手を繋いでアマンダ姉さんは旦那さんの前に出た。
旦那さんはアマンダ姉さんと二人の娘を受け入れるように大らかに微笑んでいる。
茶色の瞳は慈愛を表すというが、その通りのひとのように見える。
「土地神様、私たちの結婚をお認め下さい」
「この土地で土地神様の眷属として勤めてまいります」
アマンダ姉さんと旦那さんの言葉に、社から出て来たセイラン様とレイリ様が頷く。
「よい結婚衣装だな。この結婚が魔法使いと神族のどちらにも福をもたらすように」
「おめでとうございます。幸せになってくださいね」
セイラン様とレイリ様に祝われて、アマンダ姉さんと旦那さんは笑み崩れていた。
社の庭にはアナ姉さんの作った料理が並べられて振舞われる。
食べやすい料理がたくさんで、僕はお腹いっぱいそれを食べた。
料理を食べているとアマンダ姉さんと旦那さんが挨拶に来る。
「ラーイのおかげで最高の結婚式を挙げられたわ。ありがとう」
「私もラーイくんのことを弟と思っていいかな?」
「アマンダ姉さんに喜んでもらえて嬉しいよ! もちろん、弟と思ってください。兄ができるのは初めてなので嬉しいです」
僕の仕事が認められただけではなくて、僕には義兄ができた。そのことも嬉しかった。
アンナマリ姉さんも娘を連れて来ていた。
「とても素敵な結婚式だった。私も結婚式を挙げるときにはラーイに頼みたい」
アンナマリ姉さんに言われていると、料理のテーブルから離れてアナ姉さんもやってくる。
「私も結婚式はラーイにお願いしたいわ。料理を作っても汚れないドレスにして欲しいわね」
「アナ姉さんは自分の結婚式でも料理をするつもり!?」
「当然よ! みんなに私の料理を食べてもらわなくちゃ」
アンナマリ姉さんからもアナ姉さんからも遠くない未来に依頼が来そうで、僕はわくわくとしていた。
アンナマリ姉さんに似合うドレスはどんなだろう。白衣が似合うからきりっとしたパンツスタイルのドレスでもいいかもしれない。
アナ姉さんは料理をしても汚れないドレスをお望みだから、付与魔法を多めにかけておかなければいけない。
大事な姉さんたちの結婚式の衣装を考えるのは楽しかった。
リラとレイリ様も僕の近くに来て僕に話しかけて来る。
「大陸では赤が結婚の色の地域があるのよ」
「リラは赤を着たいのですか?」
「レイリ様さえよければ」
リラとレイリ様は大陸の赤を結婚の色とする地域の衣装を着て結婚式に望みたいようだ。それならばその地域の衣装を調べておかなければいけない。
「リラとレイリ様の結婚の衣装も僕が作っていいですか?」
「お兄ちゃんに頼むつもりだったわよ」
「ラーイが作ってくれると嬉しいですね」
リラは元から僕に頼むつもりで、レイリ様は僕が作ると嬉しいと言ってくれている。
僕はリラとレイリ様の結婚衣装も考えることにした。
「白虎族の結婚衣装はどのようなものでしたか?」
「刺繍が細かく施されたものでしたね」
「色は赤でもいいですか?」
「色は特に決まっていませんでした。リラが赤がいいと言うなら、赤にしましょう」
大陸のデザインも取り入れつつ、白虎族の刺繍も入れていくとなると、難易度は上がるが挑戦し甲斐はある。
色んなひとの結婚衣装を僕が仕立てることになりそうで、デザインや色を考えていると、スリーズちゃんも近くに来て僕の顔をじっと見上げていた。
「どうしたの、スリーズちゃん?」
「お兄ちゃん、わたしの結婚式のいしょうも作ってくれる?」
「いいの!? 僕が作っていいの!?」
「お兄ちゃんにお願いしたいの。お母さんの結婚式のいしょうも、アマンダお姉ちゃんの結婚式のいしょうも、とってもすてきだったから」
なんということでしょう。
可愛い可愛い妹のスリーズちゃんまで僕に結婚式の衣装を作らせてくれると言っています。
母の方が仕立て屋としては腕は上なので、母に依頼するかと思っていたけれど、結婚式の衣装に関しては、僕の信頼が厚いようだ。そのことは何よりも嬉しい。
「ラーイがモテているわね。私に依頼が来ないのはちょっと悔しいわ」
「お母さんのウエディングドレスを僕に作らせてくれたおかげだよ。お母さんの方が腕は上なんだから」
「ラーイにそれだけのセンスがあるってことよ。相手にぴったりの結婚式の衣装を作るセンスがね」
真剣に母に評価されると僕は嬉しさと恥ずかしさが半々で、頬が熱くなる。
センスがあるなんてものすごく光栄だ。それも師匠である母に言われているのだ。
「ラーイの作ったアマリエのドレスは本当に美しかった。ラーイには才能があるよ」
「お父さん!」
「これから魔法使いの街では結婚する魔法使いが多く出ると思うわ。その仕事もたくさん来るわよ」
「お母さん、僕、頑張るよ」
「ラーイの仕事が丁寧なのは分かっているから安心ね」
お父さんにも母にも評価されて、僕は大満足でアマンダ姉さんの結婚式を終えることができた。
アマンダ姉さんの結婚式が終わったら、リラとレイリ様の結婚の衣装のデザインを考えつつ、僕とセイラン様の結婚の紋付き袴も用意しつつ、母の元で修行の日々に入る。お客様に縫うオーダーの服はまだ早いと言われているので、僕はスリーズちゃんの服やリラの服を中心に、レオくんやナンシーちゃんの服など、身内の服と既製品を作っていた。
既製品の服も母の仕立て屋には買いに来るひとがいる。
型紙通りに作った服に、体のラインが綺麗に見えるように調整を入れるひともいる。
僕が担当するのはそういうひとばかりだった。
「ラーイ、お店を見ていて」
「はーい! お母さん」
僕はお店で縫物をしながらお客さんの対応をして、母は家でリラの修行を見ながらスリーズちゃんを見守り、フレーズちゃんの世話をする。フレーズちゃんが一歳になってからは、お父さんは土地神様の眷属の仕事に復帰していた。
復帰しても時間を短縮してもらって、早く帰ってくるお父さんに、フレーズちゃんは喜んで飛んで行って肩に止まる。
フレーズちゃんが一歳を過ぎてからは母は鳥かごに閉じ込めておくのではなくて、肩に乗せて生活していた。フレーズちゃんも肩からテーブルまで飛んだり、玩具のある場所まで飛んだりするが、基本的に母の肩でリラやスリーズちゃんを見ているのが好きだった。
「鳥は飛ぶのが好きと思われているかもしれないが、そんなことはないんだ。飛ぶのにはものすごく体力を使うし、空腹にもなる。できることなら体力は温存しておきたいものなんだ」
危険がないのならば燕のフレーズちゃんは母の肩に乗って運んでもらいたいし、母に甘えたいのだとお父さんに聞かされて、僕はすごく納得してしまった。
野生で鳥が飛ぶのは命の危険を感じているからであって、そうでなければ飛びたくないのは分かる気がする。
「フレーズちゃん、僕の肩に来る?」
「にぃ!」
時々はフレーズちゃんを肩に乗せて僕はお店でお客さんの対応をした。フレーズちゃんが肩に乗っていてもお客さんは誰も咎めなかった。
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