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転生したらまた魔女の男子だった件
133.手加減なしの雪合戦
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お正月にはスリーズちゃんと母が社に来てくれた。
僕とリラとスリーズちゃんと母とセイラン様とレイリ様で、マオさんの作ったお雑煮を食べる。
お雑煮の中に入っている大根を見て、スリーズちゃんが神妙な顔つきをしている。僕もリラもそれが何か気付いていた。
「僕とリラとスリーズちゃんの栄養になるためにマンドラゴラは育てられたんだよね」
「美味しく食べてあげないと」
「にぃに、ねぇね、かなちくない?」
「悲しくないよ」
「食べないで残す方が失礼だわ」
煮物やお節に入っている人参も何となく察しがついたので、僕は手を合わせて美味しくいただいた。リラもスリーズちゃんもお雑煮をお代わりして食べていた。
セイラン様とレイリ様も縁起ものなのでお雑煮やお節を食べてお酒を飲んでいた。
「アマリエ、ラーイの乳離れの件だが、以前も聞いたが確認しておきたい。十五歳以上になって飲んでいても問題はないのか?」
「問題はないとは思うけど、その年でお乳はいらないでしょう」
「まぁ、そうだな」
微妙な表情で聞いているセイラン様に、僕は少し前の夜のことを思い出していた。
親になるのならばお乳は飲まないようにしなければいけない。
いつか生まれて来る赤ちゃんがセイラン様のお乳を飲むようになるのだ。
僕はそのつもりだったけれど、セイラン様は逆で僕が生む方だと思っていた。
セイラン様がどうしてもお嫌ならば僕が抱かれる方でも仕方がないのだろうが、僕も男だ。できれば抱く方になりたい。
セイラン様と意見が合わないことも僕は気にかけていた。
リラとレイリ様は男女なのではっきりとそれが分かっている。
リラはレイリ様の赤ちゃんを産むのだろう。分かっていることが僕には少し羨ましかった。
お正月が終わって、短い冬休みも終わると、高等学校が始まる。
高等学校で僕は成績優秀者だったし、リラも成績優秀者になっている。
けれど、春休みが終わった来年度からは分からない。
四年生からは専門的な分野に分かれるので、リラやナンシーちゃんと学ぶことが僕は全く違ってくる。リラは肉体強化や筋力強化を、ナンシーちゃんは植物学を、僕は服飾を学ぶ。
服飾は付与魔法が中心なので、リラやナンシーちゃんに勉強を教えることもなくなってしまう。
三年生までも専門科目として服飾を勉強していたが、四年生からは完全に服飾だけになるので、成績優秀者になれるかも分からなかった。
魔女の長で、服飾のプロである母がいるのだから、僕は母に習いながら勉強をしていこうと決めていた。
高等学校の帰りに母の家に寄るとスリーズちゃんとレオくんが楽しそうに庭で遊んでいる。スリーズちゃんもレオくんももこもこの毛糸のコートを着て、暖かそうにして積もった雪で雪合戦をしていた。
雪合戦と言っても、スリーズちゃんとレオくんが争うのではない。スリーズちゃんとレオくんが一緒になってサンドバッグや案山子に向かって雪玉を投げるのだ。
「雪合戦ね。楽しそう。お兄ちゃん、参加しましょう!」
「え!? 僕はいいかな」
「お兄ちゃんと私で組んで、スリーズちゃんとレオくんと戦うのよ」
「それ、ちょっと違わない!?」
スリーズちゃんとレオくんは小さいので組むのならばリラとレオくん、スリーズちゃんと僕なのだろうが、リラの提案にスリーズちゃんが目を輝かせる。
「レオくん、まもるわ!」
「スリーズちゃん、レオ、いっぱいゆきだまつくるね!」
「すー、いっぱいなげる!」
もうやる気になっている。
仕方がないので僕も雪合戦をやるしかなかった。
「お兄ちゃん、雪玉を丸めて!」
「分かったよ。リラ、手加減するんだよ?」
「スリーズちゃんは薔薇乙女仮面二号なのよ! 遠慮はいらないわ!」
「いやいや、遠慮してあげて!?」
スリーズちゃんの精神が十歳の女の子だとしても、体は三歳なのだ。当然手加減するべきなのだが、リラはそんな気は全くないようだった。
僕が緩く握った雪玉をリラがスリーズちゃんに向かって投げる。スリーズちゃんは避けて、レオくんが握った雪玉を投げ返す。
雪玉を作る係と投げる係が決まっているので、雪合戦は熾烈を極めた。
「ちんぴだわ! ばらおとめかめん、にごう、へんしん!」
「いいわよ。変身くらいは許してあげる」
雪をいっぱい被ってスリーズちゃんが負けそうになって薔薇乙女仮面に変身する。燕尾服風のジャケットとワンピースに可愛い靴、付与魔法がたっぷりとかけられた衣装で立ち向かうスリーズちゃんに、リラの雪玉は当たらない。
「負けないわよ! 雪玉に魔法を込めるわ!」
「リラ!? スリーズちゃんは三歳だよ!?」
「女には負けられない勝負があるのよ!」
リラは避けられないように雪玉に魔法を込めるが、スリーズちゃんは燕の姿になった。
燕の姿になって小さな雪玉を咥えて突進してきたスリーズちゃんがリラの髪に刺さる。リラは負けを認めた。
「悔しいけど私の負けね。スリーズちゃん、よく戦ったわ」
「すー、かった! ねぇね、にぃに、たのちかった。ありがとう」
「私もとっても楽しかったわ」
人間の姿に戻ったスリーズちゃんはほっぺたを真っ赤にして喜んでいた。
三歳と十三歳なのだから手加減するのが当然だと思っていたが、そんなことはなかった。
スリーズちゃんは本気でリラが戦ったからこそ、こんなにも満足して楽しそうにしている。
年齢が低いから手加減するべきだという僕の考えは間違っていたことが分かった。
家の中から母が呼ぶ。
「みんな、おやつよ」
木の陰に隠れていたレオくんも出てきて、雪を払って僕とリラとスリーズちゃんとレオくんで部屋に入った。
おやつは焼き立てのアップルパイだった。カスタードの代わりにクリームチーズが入っていてさっぱりしていて美味しい。
ほかほかのアップルパイを吹き冷ましながら食べていると、母がアップルパイにアイスクリームを添えてくれる。
「すごい! アップルパイとアイスクリームだ!」
「おいしー!」
贅沢なおやつにレオくんは口の周りをミルク味のアイスクリームで汚しながら喜んで食べていて、スリーズちゃんもアイスクリームが解ける前に一生懸命食べていた。
三年生最後の試験も終わって、僕は成績優秀者になって、リラも成績優秀者になって、ナンシーちゃんは成績上位になっていた。一緒に勉強していた期間に、ナンシーちゃんは勉強の仕方を覚えたようだ。
「コツを掴めば勉強も面白いわ」
「ナンシーちゃん、すごく頑張ってるよね」
「ラーイくんとリラちゃんに教えてもらったのもあるし、二人のお母様のお家にレオが預けられてるから、帰ってくるまで安心して勉強できるのよね」
レオくんは帰ってくると相変わらずナンシーちゃんにべったりで、遊んで欲しいというようだが、その前にナンシーちゃんは勉強を終わらせておくことを覚えたようだ。
レオくんが来てくれているのでスリーズちゃんも仲良く遊べて楽しそうだし、ナンシーちゃんは勉強できる時間があるし、いいこと尽くしだった。
春休みをどう過ごすかは母とセイラン様とレイリ様と相談しなければいけなかったが、僕には行きたい場所があった。
スリーズちゃんも連れて行きたい。
「セイラン様、前世の母に会いたいのです」
久しぶりに前世の母に会いに行きたい。今世の母が大事なのは当然だが、僕にとっては前世の母も忘れられない大事な母なのだ。
スリーズちゃんにとっても前世の母は大事な母のはずだ。
「アマリエと相談しよう。きっと行っていいと言ってくれるはずだ」
「前世のことにずっと拘っているのはよくないのかもしれませんが、僕にとっては前世の母も大事なのです」
「悪いことではないと思うぞ。アマリエのことも、前世の母のことも、どちらも母と思っていていいのではないか?」
セイラン様の優しい答えに僕はセイラン様の胴に抱き付く。
セイラン様は日向の匂いがした。
僕とリラとスリーズちゃんと母とセイラン様とレイリ様で、マオさんの作ったお雑煮を食べる。
お雑煮の中に入っている大根を見て、スリーズちゃんが神妙な顔つきをしている。僕もリラもそれが何か気付いていた。
「僕とリラとスリーズちゃんの栄養になるためにマンドラゴラは育てられたんだよね」
「美味しく食べてあげないと」
「にぃに、ねぇね、かなちくない?」
「悲しくないよ」
「食べないで残す方が失礼だわ」
煮物やお節に入っている人参も何となく察しがついたので、僕は手を合わせて美味しくいただいた。リラもスリーズちゃんもお雑煮をお代わりして食べていた。
セイラン様とレイリ様も縁起ものなのでお雑煮やお節を食べてお酒を飲んでいた。
「アマリエ、ラーイの乳離れの件だが、以前も聞いたが確認しておきたい。十五歳以上になって飲んでいても問題はないのか?」
「問題はないとは思うけど、その年でお乳はいらないでしょう」
「まぁ、そうだな」
微妙な表情で聞いているセイラン様に、僕は少し前の夜のことを思い出していた。
親になるのならばお乳は飲まないようにしなければいけない。
いつか生まれて来る赤ちゃんがセイラン様のお乳を飲むようになるのだ。
僕はそのつもりだったけれど、セイラン様は逆で僕が生む方だと思っていた。
セイラン様がどうしてもお嫌ならば僕が抱かれる方でも仕方がないのだろうが、僕も男だ。できれば抱く方になりたい。
セイラン様と意見が合わないことも僕は気にかけていた。
リラとレイリ様は男女なのではっきりとそれが分かっている。
リラはレイリ様の赤ちゃんを産むのだろう。分かっていることが僕には少し羨ましかった。
お正月が終わって、短い冬休みも終わると、高等学校が始まる。
高等学校で僕は成績優秀者だったし、リラも成績優秀者になっている。
けれど、春休みが終わった来年度からは分からない。
四年生からは専門的な分野に分かれるので、リラやナンシーちゃんと学ぶことが僕は全く違ってくる。リラは肉体強化や筋力強化を、ナンシーちゃんは植物学を、僕は服飾を学ぶ。
服飾は付与魔法が中心なので、リラやナンシーちゃんに勉強を教えることもなくなってしまう。
三年生までも専門科目として服飾を勉強していたが、四年生からは完全に服飾だけになるので、成績優秀者になれるかも分からなかった。
魔女の長で、服飾のプロである母がいるのだから、僕は母に習いながら勉強をしていこうと決めていた。
高等学校の帰りに母の家に寄るとスリーズちゃんとレオくんが楽しそうに庭で遊んでいる。スリーズちゃんもレオくんももこもこの毛糸のコートを着て、暖かそうにして積もった雪で雪合戦をしていた。
雪合戦と言っても、スリーズちゃんとレオくんが争うのではない。スリーズちゃんとレオくんが一緒になってサンドバッグや案山子に向かって雪玉を投げるのだ。
「雪合戦ね。楽しそう。お兄ちゃん、参加しましょう!」
「え!? 僕はいいかな」
「お兄ちゃんと私で組んで、スリーズちゃんとレオくんと戦うのよ」
「それ、ちょっと違わない!?」
スリーズちゃんとレオくんは小さいので組むのならばリラとレオくん、スリーズちゃんと僕なのだろうが、リラの提案にスリーズちゃんが目を輝かせる。
「レオくん、まもるわ!」
「スリーズちゃん、レオ、いっぱいゆきだまつくるね!」
「すー、いっぱいなげる!」
もうやる気になっている。
仕方がないので僕も雪合戦をやるしかなかった。
「お兄ちゃん、雪玉を丸めて!」
「分かったよ。リラ、手加減するんだよ?」
「スリーズちゃんは薔薇乙女仮面二号なのよ! 遠慮はいらないわ!」
「いやいや、遠慮してあげて!?」
スリーズちゃんの精神が十歳の女の子だとしても、体は三歳なのだ。当然手加減するべきなのだが、リラはそんな気は全くないようだった。
僕が緩く握った雪玉をリラがスリーズちゃんに向かって投げる。スリーズちゃんは避けて、レオくんが握った雪玉を投げ返す。
雪玉を作る係と投げる係が決まっているので、雪合戦は熾烈を極めた。
「ちんぴだわ! ばらおとめかめん、にごう、へんしん!」
「いいわよ。変身くらいは許してあげる」
雪をいっぱい被ってスリーズちゃんが負けそうになって薔薇乙女仮面に変身する。燕尾服風のジャケットとワンピースに可愛い靴、付与魔法がたっぷりとかけられた衣装で立ち向かうスリーズちゃんに、リラの雪玉は当たらない。
「負けないわよ! 雪玉に魔法を込めるわ!」
「リラ!? スリーズちゃんは三歳だよ!?」
「女には負けられない勝負があるのよ!」
リラは避けられないように雪玉に魔法を込めるが、スリーズちゃんは燕の姿になった。
燕の姿になって小さな雪玉を咥えて突進してきたスリーズちゃんがリラの髪に刺さる。リラは負けを認めた。
「悔しいけど私の負けね。スリーズちゃん、よく戦ったわ」
「すー、かった! ねぇね、にぃに、たのちかった。ありがとう」
「私もとっても楽しかったわ」
人間の姿に戻ったスリーズちゃんはほっぺたを真っ赤にして喜んでいた。
三歳と十三歳なのだから手加減するのが当然だと思っていたが、そんなことはなかった。
スリーズちゃんは本気でリラが戦ったからこそ、こんなにも満足して楽しそうにしている。
年齢が低いから手加減するべきだという僕の考えは間違っていたことが分かった。
家の中から母が呼ぶ。
「みんな、おやつよ」
木の陰に隠れていたレオくんも出てきて、雪を払って僕とリラとスリーズちゃんとレオくんで部屋に入った。
おやつは焼き立てのアップルパイだった。カスタードの代わりにクリームチーズが入っていてさっぱりしていて美味しい。
ほかほかのアップルパイを吹き冷ましながら食べていると、母がアップルパイにアイスクリームを添えてくれる。
「すごい! アップルパイとアイスクリームだ!」
「おいしー!」
贅沢なおやつにレオくんは口の周りをミルク味のアイスクリームで汚しながら喜んで食べていて、スリーズちゃんもアイスクリームが解ける前に一生懸命食べていた。
三年生最後の試験も終わって、僕は成績優秀者になって、リラも成績優秀者になって、ナンシーちゃんは成績上位になっていた。一緒に勉強していた期間に、ナンシーちゃんは勉強の仕方を覚えたようだ。
「コツを掴めば勉強も面白いわ」
「ナンシーちゃん、すごく頑張ってるよね」
「ラーイくんとリラちゃんに教えてもらったのもあるし、二人のお母様のお家にレオが預けられてるから、帰ってくるまで安心して勉強できるのよね」
レオくんは帰ってくると相変わらずナンシーちゃんにべったりで、遊んで欲しいというようだが、その前にナンシーちゃんは勉強を終わらせておくことを覚えたようだ。
レオくんが来てくれているのでスリーズちゃんも仲良く遊べて楽しそうだし、ナンシーちゃんは勉強できる時間があるし、いいこと尽くしだった。
春休みをどう過ごすかは母とセイラン様とレイリ様と相談しなければいけなかったが、僕には行きたい場所があった。
スリーズちゃんも連れて行きたい。
「セイラン様、前世の母に会いたいのです」
久しぶりに前世の母に会いに行きたい。今世の母が大事なのは当然だが、僕にとっては前世の母も忘れられない大事な母なのだ。
スリーズちゃんにとっても前世の母は大事な母のはずだ。
「アマリエと相談しよう。きっと行っていいと言ってくれるはずだ」
「前世のことにずっと拘っているのはよくないのかもしれませんが、僕にとっては前世の母も大事なのです」
「悪いことではないと思うぞ。アマリエのことも、前世の母のことも、どちらも母と思っていていいのではないか?」
セイラン様の優しい答えに僕はセイラン様の胴に抱き付く。
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