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転生したらまた魔女の男子だった件
115.涙のマンドラゴラ
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冬は大根や蕪の実る季節である。
セイラン様とレイリ様は近くの村のひとたちに相談されて畑に出向いていた。
「夜になると大根と蕪が畑を抜け出して踊り出すのです」
「もしや、魔物ではないかと思っていて」
村人に言われてセイラン様とレイリ様が畑を確かめてみると、土の中で何かが喋っているような声が聞こえる。
「びぎゃ」
「びょえ」
その声は、スリーズちゃんが薔薇乙女仮面二号と「にぎょー!」と主張する声に似ていた。
僕もリラも気になって聞いていると、セイラン様とレイリ様が僕とリラの頭の上で話しているのが聞こえる。
「これは、あれではあるまいか?」
「あれは、魔女の森で栽培されるのですが、こちらまで種が飛んできたのでしょうか?」
「鳥の糞で種が運ばれた可能性もある」
「あれ」とは何のことなのだろう。
不思議に思っていると、セイラン様とレイリ様が蠢く大根と蕪の葉っぱを掴んだ。
大根と蕪は体をねじって逃げようとするが、セイラン様とレイリ様の力には敵わない。
捕まえられた大根と蕪には、手足のようなものがついていて、顔もついていた。
「セイラン様、レイリ様、これはなんですか?」
「正月にアマリエが来たときに聞いてみるといい」
「ラーイとリラで飼ってみるといいですよ。なかなか面白い生態をしていますからね」
答えはそれだけで、詳しくは教えてもらえなかったが、僕が蕪を、リラが大根を選んで観察日記をつけることにした。
毎日大根と蕪は庭の土に埋まって栄養吸収をしている。
「普通の植物みたいね」
「こうして見てると、普通の大根と蕪に見えるよね」
観察しながら、リラと僕は話していた。
土から出ると冷たい水で水浴びをして泥を落とす。丁寧に洗っているので、社の中に上がって来ても大根と蕪から土が落ちることはない。
社の中ではマオさんも興味津々で大根と蕪を見ている。
「ラーイ様、リラ様、名前を付けたのですか?」
「つけてないな。リラは名前は付けた?」
「ダイにしようかと思ってたわ」
「ダイか。僕はどうしよう」
大根からダイと付けたのだろうが、結構格好いい響きで僕も格好いい名前を付けたくなってしまう。
カブではあんまりだろう。
こういうペットの名前を他のひとはどうやって付けているのだろう。
僕は隣りの家のフウガくんに聞いてみることにした。
隣りの家とは生垣で隔てられているのだが、フウガくんを呼ぶと社の入口まで回って来てくれる。
「フウガくん、ペットは飼ってる?」
「ペットっていうか、ネズミ捕らせるために猫は飼ってるし、犬も家の番をさせるために飼ってるよ」
「猫と犬の名前を聞いていい?」
参考にしたいと僕が聞くと、フウガくんはちょっと恥ずかしそうにしながら答えてくれた。
「猫がサバトラだから、トラ、犬はちび助だったからチビって名付けたけど、今はすっかり大きいよ」
「トラか、いいね」
「土地神様が白虎で虎だから、あやからせてもらったんだ。お陰で毎日ネズミを何匹も獲ってくるいい猫に育ったよ」
フウガくんの家の猫はトラで、犬はチビだった。
僕はフウガくんに悩みを打ち明ける。
「今、僕はこの不思議な蕪を飼っているんだけど、名前をどうしようか迷っているんだ」
「そいつ、白いな」
「うん、すごく白いよ」
「シロはどうだ?」
「安直すぎない?」
シロでもよかったのだが、僕は格好いい名前を求めていた。白いからシロなんて安直すぎるではないか。
「シロ……シロ……シロウ! シロウはどうかな?」
「シロと変わらない気がするけど、ラーイがいいんならいいんじゃないか?」
シロと提案したフウガくんの助けを得て、蕪の名前はシロウに決まった。
お正月にやって来た母とスリーズちゃんは大根と蕪が社にいるのに驚いていた。セイラン様とレイリ様が大根と蕪は社から出られない術をかけてあって、魔女の森に連れて行ったことはなかったのだ。
「マンドラゴラじゃない。こんなところにいるなんて珍しいわ」
「まんどらごら?」
「お母さん、これはマンドラゴラって言うの?」
やはり母は大根と蕪の正体を知っていた。
マンドラゴラという魔法植物だったようだ。
「魔法を使うときの補助にしたり、魔力が足りないときに食べさせたりするんだけど、魔女の森以外で育ったのは初めて見たわ」
「魔女の森にしか育たないの?」
「他の土地では育てられていないの?」
「魔女の森の魔力を吸って大きくなるから……。でも、この土地は土地神様に守られてとても肥沃だから、マンドラゴラが育つ可能性があったのかもしれないわ。マンドラゴラが広く栽培されたら、私たち魔女も助かる」
マンドラゴラを見た母はセイラン様とレイリ様に交渉に行っていた。
「いくつかの農家にマンドラゴラを育てるように言ってもらえないかしら? マンドラゴラが育って食べることができれば、ラーイとリラも母乳を必要としなくなるわ」
「それは本当か?」
「ラーイとリラの発育に関わるのだったら、やらねばなりませんね」
「種を提供するわ。ラーイとリラが乳離れできるようにしてあげて」
母は母で、僕とリラがずっとセイラン様とレイリ様にお乳をもらっているのを気にしているようだった。
「あんなに大きくなったのに、お乳を飲むのは恥ずかしいでしょう」
母の心配とは裏腹に、僕はセイラン様のお乳を飲み続けたいと思っていることは口に出せなかった。
お雑煮を食べて母とスリーズちゃんは帰って行った。
セイラン様とレイリ様は早速一つの村にマンドラゴラの栽培を命じた。
土地神様から栽培を頼まれるなんて名誉なことだから、その村のひとたちはとても気合を入れていた。
その夜、僕はセイラン様のお乳を飲みながらセイラン様を上目遣いに見ていた。
お乳を飲まれているときに、セイラン様は恥ずかしそうに目を伏せている。セイラン様と目が合わないので、僕は一度口を離して、セイラン様の頬に手を置いた。
「セイラン様、マンドラゴラで僕の栄養が足りるようになっても、僕はセイラン様のお乳を飲みたいのです」
「ラーイももう十三歳になる。乳を飲んでいては恥ずかしい年になるのではないか?」
「セイラン様のお乳は特別です。僕はずっとセイラン様のお乳を飲んできました。セイラン様、乳離れなんて嫌です」
目に涙をいっぱい溜めて言う僕に、セイラン様が額と目元に口付けてくださる。これが親愛の口付けなのだと分かっているけれど、セイラン様を愛している僕にはもっと甘い口付けが欲しくて堪らない。
セイラン様と口付けたい。
セイラン様の体に触れて、セイラン様を抱きたい。
僕の体は大人になっているのだから、それができないわけではないが、この年齢でセイラン様に触れてはいけないことも分かっていた。
気持ちがぐちゃぐちゃになって泣いてしまう僕に、セイラン様は何度も顔を撫でて、額に口付けを落とす。
「乳がよければ飲んでもいいのだ。ただ、ラーイが学校や友人からからかわれることがないように、対外的には、マンドラゴラで栄養を取っていることにする。それならば納得するか?」
「お乳は飲んでいいのですか?」
「仕方がないであろう。ラーイを泣かせたくない。私はラーイの泣き顔に弱いのだ」
ぎゅっと抱き締められて、僕は新たな涙が出て来てしまう。
泣いている僕をセイラン様はずっと抱き締め続けてくれた。
翌朝、リラも真っ赤な目で起きて来た。
僕はリラの目が赤い理由が分かるような気がした。
リラとレイリ様はしっかりと手を繋いでいる。
リラの方もレイリ様と話はまとまったのだろう。
僕の目もきっと赤くて、リラはその理由を察しているのだろうと思っていた。
セイラン様とレイリ様は近くの村のひとたちに相談されて畑に出向いていた。
「夜になると大根と蕪が畑を抜け出して踊り出すのです」
「もしや、魔物ではないかと思っていて」
村人に言われてセイラン様とレイリ様が畑を確かめてみると、土の中で何かが喋っているような声が聞こえる。
「びぎゃ」
「びょえ」
その声は、スリーズちゃんが薔薇乙女仮面二号と「にぎょー!」と主張する声に似ていた。
僕もリラも気になって聞いていると、セイラン様とレイリ様が僕とリラの頭の上で話しているのが聞こえる。
「これは、あれではあるまいか?」
「あれは、魔女の森で栽培されるのですが、こちらまで種が飛んできたのでしょうか?」
「鳥の糞で種が運ばれた可能性もある」
「あれ」とは何のことなのだろう。
不思議に思っていると、セイラン様とレイリ様が蠢く大根と蕪の葉っぱを掴んだ。
大根と蕪は体をねじって逃げようとするが、セイラン様とレイリ様の力には敵わない。
捕まえられた大根と蕪には、手足のようなものがついていて、顔もついていた。
「セイラン様、レイリ様、これはなんですか?」
「正月にアマリエが来たときに聞いてみるといい」
「ラーイとリラで飼ってみるといいですよ。なかなか面白い生態をしていますからね」
答えはそれだけで、詳しくは教えてもらえなかったが、僕が蕪を、リラが大根を選んで観察日記をつけることにした。
毎日大根と蕪は庭の土に埋まって栄養吸収をしている。
「普通の植物みたいね」
「こうして見てると、普通の大根と蕪に見えるよね」
観察しながら、リラと僕は話していた。
土から出ると冷たい水で水浴びをして泥を落とす。丁寧に洗っているので、社の中に上がって来ても大根と蕪から土が落ちることはない。
社の中ではマオさんも興味津々で大根と蕪を見ている。
「ラーイ様、リラ様、名前を付けたのですか?」
「つけてないな。リラは名前は付けた?」
「ダイにしようかと思ってたわ」
「ダイか。僕はどうしよう」
大根からダイと付けたのだろうが、結構格好いい響きで僕も格好いい名前を付けたくなってしまう。
カブではあんまりだろう。
こういうペットの名前を他のひとはどうやって付けているのだろう。
僕は隣りの家のフウガくんに聞いてみることにした。
隣りの家とは生垣で隔てられているのだが、フウガくんを呼ぶと社の入口まで回って来てくれる。
「フウガくん、ペットは飼ってる?」
「ペットっていうか、ネズミ捕らせるために猫は飼ってるし、犬も家の番をさせるために飼ってるよ」
「猫と犬の名前を聞いていい?」
参考にしたいと僕が聞くと、フウガくんはちょっと恥ずかしそうにしながら答えてくれた。
「猫がサバトラだから、トラ、犬はちび助だったからチビって名付けたけど、今はすっかり大きいよ」
「トラか、いいね」
「土地神様が白虎で虎だから、あやからせてもらったんだ。お陰で毎日ネズミを何匹も獲ってくるいい猫に育ったよ」
フウガくんの家の猫はトラで、犬はチビだった。
僕はフウガくんに悩みを打ち明ける。
「今、僕はこの不思議な蕪を飼っているんだけど、名前をどうしようか迷っているんだ」
「そいつ、白いな」
「うん、すごく白いよ」
「シロはどうだ?」
「安直すぎない?」
シロでもよかったのだが、僕は格好いい名前を求めていた。白いからシロなんて安直すぎるではないか。
「シロ……シロ……シロウ! シロウはどうかな?」
「シロと変わらない気がするけど、ラーイがいいんならいいんじゃないか?」
シロと提案したフウガくんの助けを得て、蕪の名前はシロウに決まった。
お正月にやって来た母とスリーズちゃんは大根と蕪が社にいるのに驚いていた。セイラン様とレイリ様が大根と蕪は社から出られない術をかけてあって、魔女の森に連れて行ったことはなかったのだ。
「マンドラゴラじゃない。こんなところにいるなんて珍しいわ」
「まんどらごら?」
「お母さん、これはマンドラゴラって言うの?」
やはり母は大根と蕪の正体を知っていた。
マンドラゴラという魔法植物だったようだ。
「魔法を使うときの補助にしたり、魔力が足りないときに食べさせたりするんだけど、魔女の森以外で育ったのは初めて見たわ」
「魔女の森にしか育たないの?」
「他の土地では育てられていないの?」
「魔女の森の魔力を吸って大きくなるから……。でも、この土地は土地神様に守られてとても肥沃だから、マンドラゴラが育つ可能性があったのかもしれないわ。マンドラゴラが広く栽培されたら、私たち魔女も助かる」
マンドラゴラを見た母はセイラン様とレイリ様に交渉に行っていた。
「いくつかの農家にマンドラゴラを育てるように言ってもらえないかしら? マンドラゴラが育って食べることができれば、ラーイとリラも母乳を必要としなくなるわ」
「それは本当か?」
「ラーイとリラの発育に関わるのだったら、やらねばなりませんね」
「種を提供するわ。ラーイとリラが乳離れできるようにしてあげて」
母は母で、僕とリラがずっとセイラン様とレイリ様にお乳をもらっているのを気にしているようだった。
「あんなに大きくなったのに、お乳を飲むのは恥ずかしいでしょう」
母の心配とは裏腹に、僕はセイラン様のお乳を飲み続けたいと思っていることは口に出せなかった。
お雑煮を食べて母とスリーズちゃんは帰って行った。
セイラン様とレイリ様は早速一つの村にマンドラゴラの栽培を命じた。
土地神様から栽培を頼まれるなんて名誉なことだから、その村のひとたちはとても気合を入れていた。
その夜、僕はセイラン様のお乳を飲みながらセイラン様を上目遣いに見ていた。
お乳を飲まれているときに、セイラン様は恥ずかしそうに目を伏せている。セイラン様と目が合わないので、僕は一度口を離して、セイラン様の頬に手を置いた。
「セイラン様、マンドラゴラで僕の栄養が足りるようになっても、僕はセイラン様のお乳を飲みたいのです」
「ラーイももう十三歳になる。乳を飲んでいては恥ずかしい年になるのではないか?」
「セイラン様のお乳は特別です。僕はずっとセイラン様のお乳を飲んできました。セイラン様、乳離れなんて嫌です」
目に涙をいっぱい溜めて言う僕に、セイラン様が額と目元に口付けてくださる。これが親愛の口付けなのだと分かっているけれど、セイラン様を愛している僕にはもっと甘い口付けが欲しくて堪らない。
セイラン様と口付けたい。
セイラン様の体に触れて、セイラン様を抱きたい。
僕の体は大人になっているのだから、それができないわけではないが、この年齢でセイラン様に触れてはいけないことも分かっていた。
気持ちがぐちゃぐちゃになって泣いてしまう僕に、セイラン様は何度も顔を撫でて、額に口付けを落とす。
「乳がよければ飲んでもいいのだ。ただ、ラーイが学校や友人からからかわれることがないように、対外的には、マンドラゴラで栄養を取っていることにする。それならば納得するか?」
「お乳は飲んでいいのですか?」
「仕方がないであろう。ラーイを泣かせたくない。私はラーイの泣き顔に弱いのだ」
ぎゅっと抱き締められて、僕は新たな涙が出て来てしまう。
泣いている僕をセイラン様はずっと抱き締め続けてくれた。
翌朝、リラも真っ赤な目で起きて来た。
僕はリラの目が赤い理由が分かるような気がした。
リラとレイリ様はしっかりと手を繋いでいる。
リラの方もレイリ様と話はまとまったのだろう。
僕の目もきっと赤くて、リラはその理由を察しているのだろうと思っていた。
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