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転生したらまた魔女の男子だった件
57.ことの顛末
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クロスボウの矢で貫かれた傷は、魔法を使っても、神力を使っても、表面上は塞げたのだが、深層までは完全に塞げなかったようだ。しばらく小学校も休んで、僕は安静にしていなければいけなかった。
診察に来てくれた魔女の医者はアンナマリ姉さんだった。
「傷は深いけれど、内臓を傷付けた場所は塞がっています。矢が体を貫いたのだから、その後遺症としてしばらくは損傷を受けて治った内臓や、貫かれて傷付いた場所が痛むでしょう。どうしても痛みが耐えられないときには、土地神様に鎮痛剤を渡しておくので、それを飲んでください」
熱もまだしばらくの間は出るかもしれないということで、僕はベッドで安静にしていた。
セイラン様は僕が怪我をしたのが余程ショックだったのか、僕のそばから離れないでいてくれた。土地の見回りも全部レイリ様にお願いして、セイラン様は付きっきりで僕の看病をしてくれた。
「熱は出ておらぬか? 身体は苦しくないか? 喉は乾いておらんか?」
「大丈夫ですよ、セイラン様」
僕の方がセイラン様を宥めるような形になっていた。
セイラン様は白虎の姿になって僕をお腹の上に乗せて横になる。眠っているわけではないが、僕のベッドになってくれているのだ。
小さな頃から僕はセイラン様のお腹で寝ていたから、セイラン様のお腹でないとよく眠れなくなっていた。
毛皮に顔を埋めて眠る僕をセイラン様はずっと抱き締めていてくれた。
ことの顛末を聞くのは怖かったが、僕は生物学上の父親がどうなったかを確かめたかった。
お見舞いに来てくれた母に聞いてみると、母は金色の目に暗い影を落とした。
「男性器を引き抜いてやったよ」
「ひぇ!?」
痛い痛い痛い!
想像するだけで痛い言葉に、僕は震え上がる。
「殺すだなんて簡単なことで許せるわけがない。四肢が末端から腐って行く呪いをかけた。自慢の顔も腐り落ちるようにしてやった」
「ひぇぇぇ!?」
想像したくもない恐ろしい呪いに、僕はセイラン様の胸に顔を埋める。セイラン様は真顔でそれを聞いていた。
「可愛いラーイを死なせかけたのだ。それでも生温いな」
「土地神様の呪いもかけておいた方がよかったかい?」
「そのときには、私はラーイを助けるのに必死だったからな」
セイラン様が生物学上の父親に呪いをかけられなかったのは、僕を助けるのに必死だったからで、そうでなければセイラン様も恐ろしい呪いをかけていたのかと思うと身が縮みあがる。
震えている僕に、セイラン様が髪を撫でて優しく囁く。
「怪我をしたときのことを思い出させてしまったか? 怖いことを思い出させてすまない」
「セイラン様……」
「私もラーイが死んでしまうのではないかと気が気ではなかった。もしラーイが死んでしまったら、生まれ変わったラーイを探すために旅に出ていたかもしれない」
セイラン様の言葉に僕は涙が溢れて来る。
「僕が死んでも、生まれ変わった僕を探してくれるのですか?」
「ラーイは一度生まれ変わっている。二度目もあるかもしれないからな」
死んでもセイラン様は僕のことを諦めない。それを聞いて僕の胸は熱くなった。
死にかけたのは本当に不本意だが、セイラン様にどれだけ愛されているかを知るいい機会になったのではないだろうか。
小学校を休んでいる間に、小学校は夏休みに入っていた。
夏休みに入ってようやく動けるようになった僕は、母の家に行って刺繍の特訓を再開した。
「生物学上の父親に撃たれたのは例外として、こんな風に穏やかに毎日を過ごせて、やりたいことも見つかって、そのために毎日努力できるだなんて思いもしなかった」
しみじみと呟く僕に、母が横で縫物をしながら僕の方に視線を向ける。
「あの男のことは忘れていいよ。今頃は生き地獄を味わっているだろうからね。それにしても、ラーイは欲がないね」
「え? 欲がないの?」
「こんな細やかなことで満足しているなんて。前に誕生日にプレゼントを聞いたときも欲しいものはないって答えただろう」
「だって、僕はセイラン様がいて、お母さんがいて、リラがいて、それだけで幸せなんだ」
答えると母は少し悲しそうな顔をした。
「もっと欲張りになっていいんだよ。我が儘も言っていい。ラーイは物わかりがよすぎるから、私は心配だよ」
「僕は欲張りだよ。我が儘だって言ってるよ」
そのつもりなのだが、母にとっては全然そんなことはないようだ。
「あまりに何も望まないと、早く死んでしまうような気がして怖いんだよ」
僕は十歳で一度死んでいる。
十歳以降の経験がないから、その先の未来を予測できないのだ。
それは誰でも一緒だとセイラン様に言われたが、十歳までの記憶を頼りに生きて来た僕にしてみれば、その先が分からないというのは恐怖でしかなかった。
「お母さんと同じ仕立て屋になりたい。セイラン様に服を作って差し上げたい。それが僕の望みだよ」
これ以外に僕には今のところ望みはない。
あるとすればセイラン様と結婚したいということだが、それは十八歳になって成人しないと難しかった。
クロスボウで貫かれた痕は、塞がっていたが、白い傷として残っていた。
お風呂に入るときに危険がないようにセイラン様が見守ってくれているのだが、そのときに胸とお腹の間にある傷を見て悲しそうな顔になる。
僕を殺そうとしたことも許せないが、生物学上の父親がセイラン様を悲しそうな顔にさせているのが僕は許せなかった。
魔女の森に行ったときにアンナマリ姉さんに僕は会いに行った。
アンナマリ姉さんは僕の傷を見て、僕の問いかけに答えてくれた。
「この傷はいつ消えるの?」
「急激に傷を塞いだから、新しい組織が色が変わってしまったのだと思います。時間をかければ消えていきます」
「綺麗に元のように戻る?」
「完全には消えないかもしれませんが、薄くはなると思います。ほとんど目立たなくなるんじゃないですかね」
この傷がほとんど目立たなくなるのならばそれでいい。
セイラン様を悲しませることがなくなるからだ。
「僕が目を覚ましたら、セイラン様は泣いていた……僕、セイラン様が泣くなんて思わなかった」
ぽつりと呟くとアンナマリ姉さんが僕の頬を撫でる。
「自分の子どもが死にそうになって、生き延びたのだから、安堵して涙も出ますよ。土地神様は特にラーイを可愛がっていますからね」
「それだけ僕は愛されているってこと?」
僕の問いかけにアンナマリ姉さんが僕を抱き締めた。母とよく似たアンナマリ姉さんだが、医者ということもあって、消毒液の匂いがする気がした。
「ラーイはもっと自分を知りなさい。あなたは、私たち姉妹にも、娘たちにも、母にも、土地神様にも、小学校の同級生にも、担任の先生にも……たくさんのひとたちに愛されているのですよ」
「僕はたくさんのひとに愛されている……」
「リラを庇って怪我を負ったと聞きました。妹を庇う精神は素晴らしいですが、自分の命を無駄にしないでください」
あなたは愛されているのだから。
アンナマリ姉さんに言われて、僕は前世の母を思い出した。前世の母も僕のことを愛してくれて、必死に守ってくれた。
僕は自分が愛されていることに無頓着だったのかもしれない。
愛されていることを知って、もっと感謝して生きなければいけないと実感した。
社に帰るとセイラン様とレイリ様が僕とリラを待っていてくれた。
リラはレイリ様に飛び付いて抱き締めてもらっている。
「ラーイ? どうした?」
ちょっと躊躇っている僕に、セイラン様が両腕を広げて待っていてくれる。
「セイラン様、ただいま帰りました」
セイラン様の腕に飛び込むとしっかりと抱き締められて、抱き上げられる。
八歳にもなって抱き上げられるのはちょっとだけ恥ずかしいが、セイラン様との距離が近くて嬉しい。
「セイラン様は僕のことが大好きなのですね」
「何を当然のことを言う。ラーイ程可愛い子はおらぬ」
自分で言ったのに全肯定されてしまって、僕は顔を赤くした。
診察に来てくれた魔女の医者はアンナマリ姉さんだった。
「傷は深いけれど、内臓を傷付けた場所は塞がっています。矢が体を貫いたのだから、その後遺症としてしばらくは損傷を受けて治った内臓や、貫かれて傷付いた場所が痛むでしょう。どうしても痛みが耐えられないときには、土地神様に鎮痛剤を渡しておくので、それを飲んでください」
熱もまだしばらくの間は出るかもしれないということで、僕はベッドで安静にしていた。
セイラン様は僕が怪我をしたのが余程ショックだったのか、僕のそばから離れないでいてくれた。土地の見回りも全部レイリ様にお願いして、セイラン様は付きっきりで僕の看病をしてくれた。
「熱は出ておらぬか? 身体は苦しくないか? 喉は乾いておらんか?」
「大丈夫ですよ、セイラン様」
僕の方がセイラン様を宥めるような形になっていた。
セイラン様は白虎の姿になって僕をお腹の上に乗せて横になる。眠っているわけではないが、僕のベッドになってくれているのだ。
小さな頃から僕はセイラン様のお腹で寝ていたから、セイラン様のお腹でないとよく眠れなくなっていた。
毛皮に顔を埋めて眠る僕をセイラン様はずっと抱き締めていてくれた。
ことの顛末を聞くのは怖かったが、僕は生物学上の父親がどうなったかを確かめたかった。
お見舞いに来てくれた母に聞いてみると、母は金色の目に暗い影を落とした。
「男性器を引き抜いてやったよ」
「ひぇ!?」
痛い痛い痛い!
想像するだけで痛い言葉に、僕は震え上がる。
「殺すだなんて簡単なことで許せるわけがない。四肢が末端から腐って行く呪いをかけた。自慢の顔も腐り落ちるようにしてやった」
「ひぇぇぇ!?」
想像したくもない恐ろしい呪いに、僕はセイラン様の胸に顔を埋める。セイラン様は真顔でそれを聞いていた。
「可愛いラーイを死なせかけたのだ。それでも生温いな」
「土地神様の呪いもかけておいた方がよかったかい?」
「そのときには、私はラーイを助けるのに必死だったからな」
セイラン様が生物学上の父親に呪いをかけられなかったのは、僕を助けるのに必死だったからで、そうでなければセイラン様も恐ろしい呪いをかけていたのかと思うと身が縮みあがる。
震えている僕に、セイラン様が髪を撫でて優しく囁く。
「怪我をしたときのことを思い出させてしまったか? 怖いことを思い出させてすまない」
「セイラン様……」
「私もラーイが死んでしまうのではないかと気が気ではなかった。もしラーイが死んでしまったら、生まれ変わったラーイを探すために旅に出ていたかもしれない」
セイラン様の言葉に僕は涙が溢れて来る。
「僕が死んでも、生まれ変わった僕を探してくれるのですか?」
「ラーイは一度生まれ変わっている。二度目もあるかもしれないからな」
死んでもセイラン様は僕のことを諦めない。それを聞いて僕の胸は熱くなった。
死にかけたのは本当に不本意だが、セイラン様にどれだけ愛されているかを知るいい機会になったのではないだろうか。
小学校を休んでいる間に、小学校は夏休みに入っていた。
夏休みに入ってようやく動けるようになった僕は、母の家に行って刺繍の特訓を再開した。
「生物学上の父親に撃たれたのは例外として、こんな風に穏やかに毎日を過ごせて、やりたいことも見つかって、そのために毎日努力できるだなんて思いもしなかった」
しみじみと呟く僕に、母が横で縫物をしながら僕の方に視線を向ける。
「あの男のことは忘れていいよ。今頃は生き地獄を味わっているだろうからね。それにしても、ラーイは欲がないね」
「え? 欲がないの?」
「こんな細やかなことで満足しているなんて。前に誕生日にプレゼントを聞いたときも欲しいものはないって答えただろう」
「だって、僕はセイラン様がいて、お母さんがいて、リラがいて、それだけで幸せなんだ」
答えると母は少し悲しそうな顔をした。
「もっと欲張りになっていいんだよ。我が儘も言っていい。ラーイは物わかりがよすぎるから、私は心配だよ」
「僕は欲張りだよ。我が儘だって言ってるよ」
そのつもりなのだが、母にとっては全然そんなことはないようだ。
「あまりに何も望まないと、早く死んでしまうような気がして怖いんだよ」
僕は十歳で一度死んでいる。
十歳以降の経験がないから、その先の未来を予測できないのだ。
それは誰でも一緒だとセイラン様に言われたが、十歳までの記憶を頼りに生きて来た僕にしてみれば、その先が分からないというのは恐怖でしかなかった。
「お母さんと同じ仕立て屋になりたい。セイラン様に服を作って差し上げたい。それが僕の望みだよ」
これ以外に僕には今のところ望みはない。
あるとすればセイラン様と結婚したいということだが、それは十八歳になって成人しないと難しかった。
クロスボウで貫かれた痕は、塞がっていたが、白い傷として残っていた。
お風呂に入るときに危険がないようにセイラン様が見守ってくれているのだが、そのときに胸とお腹の間にある傷を見て悲しそうな顔になる。
僕を殺そうとしたことも許せないが、生物学上の父親がセイラン様を悲しそうな顔にさせているのが僕は許せなかった。
魔女の森に行ったときにアンナマリ姉さんに僕は会いに行った。
アンナマリ姉さんは僕の傷を見て、僕の問いかけに答えてくれた。
「この傷はいつ消えるの?」
「急激に傷を塞いだから、新しい組織が色が変わってしまったのだと思います。時間をかければ消えていきます」
「綺麗に元のように戻る?」
「完全には消えないかもしれませんが、薄くはなると思います。ほとんど目立たなくなるんじゃないですかね」
この傷がほとんど目立たなくなるのならばそれでいい。
セイラン様を悲しませることがなくなるからだ。
「僕が目を覚ましたら、セイラン様は泣いていた……僕、セイラン様が泣くなんて思わなかった」
ぽつりと呟くとアンナマリ姉さんが僕の頬を撫でる。
「自分の子どもが死にそうになって、生き延びたのだから、安堵して涙も出ますよ。土地神様は特にラーイを可愛がっていますからね」
「それだけ僕は愛されているってこと?」
僕の問いかけにアンナマリ姉さんが僕を抱き締めた。母とよく似たアンナマリ姉さんだが、医者ということもあって、消毒液の匂いがする気がした。
「ラーイはもっと自分を知りなさい。あなたは、私たち姉妹にも、娘たちにも、母にも、土地神様にも、小学校の同級生にも、担任の先生にも……たくさんのひとたちに愛されているのですよ」
「僕はたくさんのひとに愛されている……」
「リラを庇って怪我を負ったと聞きました。妹を庇う精神は素晴らしいですが、自分の命を無駄にしないでください」
あなたは愛されているのだから。
アンナマリ姉さんに言われて、僕は前世の母を思い出した。前世の母も僕のことを愛してくれて、必死に守ってくれた。
僕は自分が愛されていることに無頓着だったのかもしれない。
愛されていることを知って、もっと感謝して生きなければいけないと実感した。
社に帰るとセイラン様とレイリ様が僕とリラを待っていてくれた。
リラはレイリ様に飛び付いて抱き締めてもらっている。
「ラーイ? どうした?」
ちょっと躊躇っている僕に、セイラン様が両腕を広げて待っていてくれる。
「セイラン様、ただいま帰りました」
セイラン様の腕に飛び込むとしっかりと抱き締められて、抱き上げられる。
八歳にもなって抱き上げられるのはちょっとだけ恥ずかしいが、セイラン様との距離が近くて嬉しい。
「セイラン様は僕のことが大好きなのですね」
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