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転生したらまた魔女の男子だった件
51.セイラン様へのプレゼント
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魔女の森は魔力が少なくなっても、セイラン様とレイリ様の作った湧水で魔女の子どもたちの生育は問題がないようだ。
ナンシーちゃんのお父さんを始めとして、魔女の森にも人間の男性が少しずつ住むようになった。これまでに生まれた魔女の子どもの父親だったり、これから生まれる魔女の子どもの父親だったりするその男性たちは、魔女の森の中から周辺の街に働きに出て、帰ってくる日々を送っているようだ。
ナンシーちゃんのお父さんは魔女の森の近くの果樹園を買って毎日整備に行っている。大陸で住んでいた家や土地を処分したお金があったのだ。
魔女の森は大きな転換期に来ていた。それをどの魔女も好意的に受け入れているわけではない。魔女族の長である母のところには不満も聞こえてくるようだ。
それでも、概ねの魔女がこの変化を受け入れていた。
「この前はありがとう。土地神様を止めてくれたでしょう?」
冬休みの間、年末年始以外は母の家に来ている僕のところに、ナンシーちゃんが訪ねて来てお礼に果物のシャーベットを持って来てくれた。この時期は外が雪に包まれるので、蓋をした容器を雪の中に埋めていればシャーベットになるのだ。
「お父さんと暮らせるようになって、どう?」
「とても嬉しいわ。夏休みにお父さんのところに会いに行ったのを、私、正直にみんなに言えなかった。みんな、お父さんとお母さんが仲がいいことを聞いたらどんな反応をするか心配だったの」
「そうだったんだ」
「でも、今は何も隠すことがない。私にはお父さんがいるんだって言えるのが嬉しい。お母さんはまた赤ちゃんを産むつもりなのよ。それもすごく嬉しい」
ナンシーちゃんのお母さんのナーダさんはナンシーちゃんが初めての子どもだったはずだ。そんな話を母から聞いていた。
次の子どもも同じ相手と望んでいたナーダさんは、ナンシーちゃんのお父さんに会うために夏休みにナンシーちゃんを連れて大陸の南方に行った。ナンシーちゃんのお父さんはナーダさんに会って、ナンシーちゃんとナーダさんと暮らすことを決めた。
「今はまだ少ないけど、これからお父さんと暮らす家庭も増えて来ると思うよ」
「そうだといいわね」
「ねぇ、ナンシーちゃん、お父さんってどんな感じ?」
僕は父親というものを知らない。
知っているのは父親と呼びたくもない、僕を攫って行こうとする最低な男だけだ。優しくて母親と愛し合っている父親とはどういうものなのだろう。
「お父さんは優しくて、力強くて、素敵なのよ。大陸では果樹園で働いていたの。マンゴーを育てたのも、お父さんだったのよ」
「あのマンゴーはナンシーちゃんのお父さんが育てたんだ!? すごく美味しかった」
「とても丁寧に仕事をするひとで、果樹園でも尊敬されてた。それを全部売って、私とお母さんのために魔女の森に来てくれたの。『働くのはどこでも働ける。大事なのは家族だ』って」
父親とは家族を大事にして、仕事を丁寧にする素晴らしいもののようにナンシーちゃんは語ってくれる。僕の父親からはとても想像がつかなかったが、ナンシーちゃんの話は僕の心を打った。
「僕もそんなお父さんになりたい」
「ラーイくんは、とても優しいもの。きっとなれるわ」
力づけてくれるナンシーちゃんに「ありがとう」とお礼を言って僕は送り出した。
年始までに僕はやりたいことがあった。
セイラン様の服に刺繍を入れるのだ。
白虎族の村に行ったとき、村のひとたちが来ていた襟高の服には細かな刺繍が入っていた。あんなに緻密に刺繍はできないけれど、セイラン様の安全を願って僕も刺繍がしたい。
服自体は母が作ってくれて、僕はその袖や胸に刺繍を入れた。歪んでしまうところもあったが、半泣きで母に見せると、布が傷付かないように丁寧に解いてくれた。
「もう一度やってみてごらん」
「うん、がんばる!」
丁寧に縫って行くと、少しずつだが形になっていく。
大晦日の前日に僕は仕上げた服を母にアイロンをかけてもらって、畳んで風呂敷で包んだ。
社に帰る頃には日は暮れている。
疲れ切っていたが、僕はセイラン様の腕に飛び込んで風呂敷包みを手渡した。
「セイラン様、お正月の衣装にしてください」
「中を見てもいいか?」
「はい、見てください」
風呂敷包みを開けて中に入っている襟高の服をじっと見つめるセイラン様。ズボンもある。僕の分まで自分で刺繍したかったが、間に合わなかったので、僕の分は母がしてくれているが、僕とお揃いの衣装だ。
「レイリ様、お母さんがお正月に着なさいってくれたのよ」
「リラとお揃いですね。セイラン兄上とラーイともお揃いのようですね」
レイリ様とリラの分は母が全部してくれた。
「上手に刺繍ができるようになったな。大事に着させてもらう」
「セイラン様が怪我をしないように、いつも健康であるように願って刺繍しました」
怪我や病気を絡め取って守るという蔦模様が服の袖や裾に入っている。胸には幸福を意味する蝙蝠の模様が入っていた。
難しかったがセイラン様に喜んでいただけて僕は作った甲斐があると嬉しくて涙が出てきそうになって来た。
何度も指を針で突いて、爪と肉の間に針が入ってものすごく痛かったこともある。血の跡がついて泣いてしまったこともある。血の跡は母が魔法で綺麗に消してくれたが、それでもセイラン様の衣装を僕の血が汚したというのはショックだった。
セイラン様が僕の小さな手を大きな手で包み込む。僕の手は傷だらけでボロボロだった。
「こんな風に傷だらけになってまで頑張ってくれたのだな。ラーイ、本当にありがとう」
「大好きなセイラン様のためです!」
「ラーイ、私もラーイが大好きだ」
大きな手で小さな手を包み込まれて、僕は苦労が報われたようで涙がぽろぽろと零れて来た。
「セイラン様ぁー!」
セイラン様に抱き付いて泣くと顔と洟を拭われる。拭うハンカチも僕が刺繍したものだ。初めの頃に刺繍したものなので、形は悪いが、セイラン様はそのハンカチも大事に使ってくださっている。
泣いているとお腹が鳴って、僕は居間に連れて来られた。
マオさんが晩ご飯を作ってくれている。
魚のみりん干しとご飯とお味噌汁と五目煮の晩ご飯を、僕もリラもお腹いっぱい食べた。
「明日の晩ご飯は年越し蕎麦にしますが、何を乗せますか?」
「卵がいいな!」
「私も卵! それに、ちくわの磯部揚げ! それから、ワカメも!」
「僕もそれがいい」
「焼いたお餅も乗せたいわ!」
「お餅はお正月に取っておきましょう、リラ様」
「マオお姉ちゃんがそう言うなら我慢する」
リラは残念そうだが、お餅はお正月まではお預けになった。
大晦日は母のところには行かずに、セイラン様とレイリ様とリラとマオさんと過ごした。
自分の部屋を掃除して、虎のポーチの中も片付けて、セイラン様とレイリ様と話をする。
「白虎族ではお正月のごちそうはどんなものでしたか?」
「婚約の宴で食べたものとあまり変わらぬ感じかな」
「揚げ菓子がありましたよね」
「揚げ菓子?」
「少し硬いのですが美味しいですよ」
お菓子と聞いてリラが身を乗り出してきている。
揚げ菓子がどんなものか分からないけれど、今度白虎族の村に行ったときには食べられるだろうか。
「白虎族の村にはまた行きますか?」
「時々は顔を出してもいいな」
「ラーイとリラは旅行に行けませんからね。白虎族の村ならば行けます」
「セイラン様とレイリ様のお父様とお母様、私、好きだわ」
「ラーイとリラが可愛いから、可愛がってくれるのだろう」
「僕とセイラン兄上の可愛い息子と娘ですからね」
孫のような感覚なのか、息子たちの婚約者として認めてくれているのか、今はまだ分からないけれど、セイラン様とレイリ様のお父上とお母上が僕とリラを可愛がってくれていることは確かだった。
「晩ご飯の年越し蕎麦が楽しみ」
「僕も。ねぇ、リラ、マオさんをお手伝いしない?」
「いいわね、お兄ちゃん。私、お料理を覚えたいと思っていたのよ」
厨房にいるマオさんのところに僕とリラで行くと、マオさんは恐縮している。
「ここは私がやりますから」
「お手伝いさせて」
「お料理を覚えたいの」
僕とリラがお願いすると、マオさんは僕とリラにお手伝いをさせてくれた。
ちくわを半分に切って、衣をつける作業をさせてもらったり、卵を割らせてもらったりした僕とリラ。
卵は若干崩れてしまったし、殻も入ってしまったけれど、マオさんはてきぱきと殻を取って卵を蕎麦の上に乗せてしまった。
出来上がった年越し蕎麦をみんなでいただく。
普段は食事はあまり食べないセイラン様とレイリ様も縁起ものなので食べていた。
食べ終わると僕はセイラン様にお風呂に入れてもらって、部屋に行く。
部屋でセイラン様の胸に吸い付いてお乳を吸うのも心地よい。
セイラン様は僕の髪をずっと撫でていてくれた。
ナンシーちゃんのお父さんを始めとして、魔女の森にも人間の男性が少しずつ住むようになった。これまでに生まれた魔女の子どもの父親だったり、これから生まれる魔女の子どもの父親だったりするその男性たちは、魔女の森の中から周辺の街に働きに出て、帰ってくる日々を送っているようだ。
ナンシーちゃんのお父さんは魔女の森の近くの果樹園を買って毎日整備に行っている。大陸で住んでいた家や土地を処分したお金があったのだ。
魔女の森は大きな転換期に来ていた。それをどの魔女も好意的に受け入れているわけではない。魔女族の長である母のところには不満も聞こえてくるようだ。
それでも、概ねの魔女がこの変化を受け入れていた。
「この前はありがとう。土地神様を止めてくれたでしょう?」
冬休みの間、年末年始以外は母の家に来ている僕のところに、ナンシーちゃんが訪ねて来てお礼に果物のシャーベットを持って来てくれた。この時期は外が雪に包まれるので、蓋をした容器を雪の中に埋めていればシャーベットになるのだ。
「お父さんと暮らせるようになって、どう?」
「とても嬉しいわ。夏休みにお父さんのところに会いに行ったのを、私、正直にみんなに言えなかった。みんな、お父さんとお母さんが仲がいいことを聞いたらどんな反応をするか心配だったの」
「そうだったんだ」
「でも、今は何も隠すことがない。私にはお父さんがいるんだって言えるのが嬉しい。お母さんはまた赤ちゃんを産むつもりなのよ。それもすごく嬉しい」
ナンシーちゃんのお母さんのナーダさんはナンシーちゃんが初めての子どもだったはずだ。そんな話を母から聞いていた。
次の子どもも同じ相手と望んでいたナーダさんは、ナンシーちゃんのお父さんに会うために夏休みにナンシーちゃんを連れて大陸の南方に行った。ナンシーちゃんのお父さんはナーダさんに会って、ナンシーちゃんとナーダさんと暮らすことを決めた。
「今はまだ少ないけど、これからお父さんと暮らす家庭も増えて来ると思うよ」
「そうだといいわね」
「ねぇ、ナンシーちゃん、お父さんってどんな感じ?」
僕は父親というものを知らない。
知っているのは父親と呼びたくもない、僕を攫って行こうとする最低な男だけだ。優しくて母親と愛し合っている父親とはどういうものなのだろう。
「お父さんは優しくて、力強くて、素敵なのよ。大陸では果樹園で働いていたの。マンゴーを育てたのも、お父さんだったのよ」
「あのマンゴーはナンシーちゃんのお父さんが育てたんだ!? すごく美味しかった」
「とても丁寧に仕事をするひとで、果樹園でも尊敬されてた。それを全部売って、私とお母さんのために魔女の森に来てくれたの。『働くのはどこでも働ける。大事なのは家族だ』って」
父親とは家族を大事にして、仕事を丁寧にする素晴らしいもののようにナンシーちゃんは語ってくれる。僕の父親からはとても想像がつかなかったが、ナンシーちゃんの話は僕の心を打った。
「僕もそんなお父さんになりたい」
「ラーイくんは、とても優しいもの。きっとなれるわ」
力づけてくれるナンシーちゃんに「ありがとう」とお礼を言って僕は送り出した。
年始までに僕はやりたいことがあった。
セイラン様の服に刺繍を入れるのだ。
白虎族の村に行ったとき、村のひとたちが来ていた襟高の服には細かな刺繍が入っていた。あんなに緻密に刺繍はできないけれど、セイラン様の安全を願って僕も刺繍がしたい。
服自体は母が作ってくれて、僕はその袖や胸に刺繍を入れた。歪んでしまうところもあったが、半泣きで母に見せると、布が傷付かないように丁寧に解いてくれた。
「もう一度やってみてごらん」
「うん、がんばる!」
丁寧に縫って行くと、少しずつだが形になっていく。
大晦日の前日に僕は仕上げた服を母にアイロンをかけてもらって、畳んで風呂敷で包んだ。
社に帰る頃には日は暮れている。
疲れ切っていたが、僕はセイラン様の腕に飛び込んで風呂敷包みを手渡した。
「セイラン様、お正月の衣装にしてください」
「中を見てもいいか?」
「はい、見てください」
風呂敷包みを開けて中に入っている襟高の服をじっと見つめるセイラン様。ズボンもある。僕の分まで自分で刺繍したかったが、間に合わなかったので、僕の分は母がしてくれているが、僕とお揃いの衣装だ。
「レイリ様、お母さんがお正月に着なさいってくれたのよ」
「リラとお揃いですね。セイラン兄上とラーイともお揃いのようですね」
レイリ様とリラの分は母が全部してくれた。
「上手に刺繍ができるようになったな。大事に着させてもらう」
「セイラン様が怪我をしないように、いつも健康であるように願って刺繍しました」
怪我や病気を絡め取って守るという蔦模様が服の袖や裾に入っている。胸には幸福を意味する蝙蝠の模様が入っていた。
難しかったがセイラン様に喜んでいただけて僕は作った甲斐があると嬉しくて涙が出てきそうになって来た。
何度も指を針で突いて、爪と肉の間に針が入ってものすごく痛かったこともある。血の跡がついて泣いてしまったこともある。血の跡は母が魔法で綺麗に消してくれたが、それでもセイラン様の衣装を僕の血が汚したというのはショックだった。
セイラン様が僕の小さな手を大きな手で包み込む。僕の手は傷だらけでボロボロだった。
「こんな風に傷だらけになってまで頑張ってくれたのだな。ラーイ、本当にありがとう」
「大好きなセイラン様のためです!」
「ラーイ、私もラーイが大好きだ」
大きな手で小さな手を包み込まれて、僕は苦労が報われたようで涙がぽろぽろと零れて来た。
「セイラン様ぁー!」
セイラン様に抱き付いて泣くと顔と洟を拭われる。拭うハンカチも僕が刺繍したものだ。初めの頃に刺繍したものなので、形は悪いが、セイラン様はそのハンカチも大事に使ってくださっている。
泣いているとお腹が鳴って、僕は居間に連れて来られた。
マオさんが晩ご飯を作ってくれている。
魚のみりん干しとご飯とお味噌汁と五目煮の晩ご飯を、僕もリラもお腹いっぱい食べた。
「明日の晩ご飯は年越し蕎麦にしますが、何を乗せますか?」
「卵がいいな!」
「私も卵! それに、ちくわの磯部揚げ! それから、ワカメも!」
「僕もそれがいい」
「焼いたお餅も乗せたいわ!」
「お餅はお正月に取っておきましょう、リラ様」
「マオお姉ちゃんがそう言うなら我慢する」
リラは残念そうだが、お餅はお正月まではお預けになった。
大晦日は母のところには行かずに、セイラン様とレイリ様とリラとマオさんと過ごした。
自分の部屋を掃除して、虎のポーチの中も片付けて、セイラン様とレイリ様と話をする。
「白虎族ではお正月のごちそうはどんなものでしたか?」
「婚約の宴で食べたものとあまり変わらぬ感じかな」
「揚げ菓子がありましたよね」
「揚げ菓子?」
「少し硬いのですが美味しいですよ」
お菓子と聞いてリラが身を乗り出してきている。
揚げ菓子がどんなものか分からないけれど、今度白虎族の村に行ったときには食べられるだろうか。
「白虎族の村にはまた行きますか?」
「時々は顔を出してもいいな」
「ラーイとリラは旅行に行けませんからね。白虎族の村ならば行けます」
「セイラン様とレイリ様のお父様とお母様、私、好きだわ」
「ラーイとリラが可愛いから、可愛がってくれるのだろう」
「僕とセイラン兄上の可愛い息子と娘ですからね」
孫のような感覚なのか、息子たちの婚約者として認めてくれているのか、今はまだ分からないけれど、セイラン様とレイリ様のお父上とお母上が僕とリラを可愛がってくれていることは確かだった。
「晩ご飯の年越し蕎麦が楽しみ」
「僕も。ねぇ、リラ、マオさんをお手伝いしない?」
「いいわね、お兄ちゃん。私、お料理を覚えたいと思っていたのよ」
厨房にいるマオさんのところに僕とリラで行くと、マオさんは恐縮している。
「ここは私がやりますから」
「お手伝いさせて」
「お料理を覚えたいの」
僕とリラがお願いすると、マオさんは僕とリラにお手伝いをさせてくれた。
ちくわを半分に切って、衣をつける作業をさせてもらったり、卵を割らせてもらったりした僕とリラ。
卵は若干崩れてしまったし、殻も入ってしまったけれど、マオさんはてきぱきと殻を取って卵を蕎麦の上に乗せてしまった。
出来上がった年越し蕎麦をみんなでいただく。
普段は食事はあまり食べないセイラン様とレイリ様も縁起ものなので食べていた。
食べ終わると僕はセイラン様にお風呂に入れてもらって、部屋に行く。
部屋でセイラン様の胸に吸い付いてお乳を吸うのも心地よい。
セイラン様は僕の髪をずっと撫でていてくれた。
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