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魔女(男)とこねこ(虎)たん 3
173.ダーシャの誤解
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春に向けてアデーラはレオシュと自分の結婚衣装を作っていた。レオシュは白いタキシードの両脇に水色の差し色が入っていて、ベストはロイヤルブルー、ネクタイは水色で銀糸で刺繍を施している。アデーラはレオシュより少し濃い水色を差し色に入れて、同じデザインのタキシードでお揃いの雰囲気を出してみた。
レオシュに着せてみると凛々しい姿にアデーラはうっとりしてしまう。
「可愛い私の息子が結婚するなんて、感慨深いなぁ」
「アデーラと結婚するんだよ」
「そうなんだけどね」
結婚相手はアデーラなのだが、1歳半から面倒を見ているレオシュがこんなに立派に育ったことがアデーラには誇らしくて嬉しくてならなかった。
尻尾を出す穴の位置も決まって、レオシュも窮屈ではなさそうだ。
「アデーラも着て見せてよ」
レオシュに促されてアデーラもタキシードを着る。レオシュと並ぶと、頭半分以上アデーラの方が大きく、胸板も厚く、筋骨隆々としているのだが、レオシュは蕩けた目でアデーラを見ている。
「アデーラ、素敵。この世で一番格好いい。こんなひとと結婚できるなんて、私は本当に幸せ」
抱き付いてくるレオシュをアデーラは軽く抱き留めた。
まだ仕上げの刺繍が残っているのでレオシュに脱いでもらって、アデーラも脱いで、着替えて縫物を続ける。リビングの椅子に座って作業をするアデーラに、レオシュがルカーシュに聞いているのが耳に入ってくる。
「お兄ちゃんは夜の生活、どうなの?」
「レオシュ、そういうことは聞かないんだよ!」
「気になるんだもん。私が間違ってないのか、聞けるのはお兄ちゃんくらいなんだよ」
レオシュの甘えっ子はアデーラだけに発揮されるのではない。兄のルカーシュにも存分に発揮されるようだった。ため息をついてルカーシュが声を潜める。
「どんな形でもいいんだよ」
「え?」
「夫婦の形も愛の形もひとそれぞれ。お互いが納得してて、愛し合っているのならば、夜の営みはどんな形でも構わないんだよ」
模範解答を口にするルカーシュにレオシュの唇が不満げに尖ってきているのが分かる。眉も下がって来ていた。
「それは分かるんだけど、実際のところどうか、聞きたいんだよ。私は、アデーラに全部してもらってるけど、それでいいのかなって、不安になっちゃって……」
まだレオシュは性生活について悩んでいるようだ。まだ若いのだし、アデーラと体を交わし始めて日も浅いから当然なのだろうが、ルカーシュは返答に困っている。
「ルカーシュは、私が全部してあげてるわ」
「ダーシャ!?」
「ルカーシュを可愛がるのが私の楽しみよ」
レオシュとルカーシュの会話に入って来たダーシャに、ルカーシュが真っ赤になっている。ダーシャは艶っぽく笑ってルカーシュのもふもふの耳を撫でる。
「トマーシュが2歳になったら次の赤ちゃんを考えないとね」
「ダーシャ、負担じゃない?」
「ルカーシュの寿命は私よりもずっと短いんだもの。産めるうちに子どもはたくさん欲しいわ」
トマーシュの妊娠であれだけ苦しんだのに、それを忘れたかのようにダーシャは二人目の妊娠を考えている。ヘルミーナも言っていたが、妊娠と出産の苦しみは想像を絶するものだが、終わってしまうと次を考えるもののようだ。
「お兄ちゃんに二人目の赤ちゃんかぁ……。ママには赤ちゃんが来てくれるかなぁ」
ちらりとアデーラを見るレオシュに、アデーラはレオシュの感覚も変わり始めているのかと感じていた。赤ちゃんが生まれることを怖がる気持ちと、ルカーシュを羨ましいと思う気持ちが複雑に入り乱れているのかもしれない。
まだ18歳のレオシュに赤ちゃんは早いのかもしれないが、アデーラはできるだけ早く赤ちゃんが欲しいとは思っていた。
ダーシャと同じく、魔女と獣人の寿命を考えると、赤ちゃんはできるだけ多く、できるだけ早く授かった方がいい。たくさんの子どもや孫に囲まれていないと、アデーラはレオシュとの別れには耐えられないだろう。
「まっまー! まっまー! まんまー!」
元気よくトマーシュが駆けてきて、アデーラは針と布をテーブルに置いてトマーシュを抱き留めた。涎を垂らしているトマーシュはお腹が空いているようだ。
「そろそろご飯の時間だね」
縫物を片付けてキッチンに立つアデーラの足元にはトマーシュがくっ付いている。味見の機会を狙っているのだ。
鰹節といりこで出汁を取って、醤油で味付けをして、アデーラは天ぷらを揚げる。揚げたての芋天を小さく切って、ふうふうと吹き冷ましてトマーシュに渡すと、トマーシュはお口に入れてもちゅもちゅと噛んで味わっている。
「おいち!」
「美味しい? よかった。お出汁はどうかな?」
「あっち!」
「ふうふうするね」
お出汁も小皿に入れて吹き冷ましてトマーシュのお口に持って行くと、飲んでトマーシュが目を輝かせる。
「おいち!」
「それじゃ、麺を茹でようね」
トマーシュのお墨付きをもらって、アデーラは仕上げに麺を茹でていく。くたくたに煮たうどんはトマーシュの好物だった。
柔らかく煮たうどんを丼に入れて、天ぷらは皿に盛って、テーブルに持って行く。レオシュもルカーシュもテーブルを片付けて拭いてくれていた。
トッピング自由のうどんのお昼ご飯に、トマーシュは一生懸命天ぷらの皿を指差す。
「ちょーあい! ちょーあい!」
「どれが欲しいの?」
「こえ! こえ! こえ!」
芋天とちくわの磯部揚げと小柱と三つ葉のかき揚げを指差すトマーシュに、ダーシャが取り分けるお椀の横にお皿を置いてそれらを乗せていく。フォークで刺したトマーシュはもしゅもしゅとちくわの磯部揚げを食べて、うどんを啜っていた。
「トマーシュ、食べるの上手すぎない?」
「食い気があるからだと思うよ」
「やっぱり?」
ダーシャに言われて答えたアデーラに、ダーシャは納得している。食べるのが大好きなトマーシュは2歳を前にして自分でほとんど食べられるようになっていた。
「おいち! おいち! ちょーあい!」
「はいはい、お代りね。ちょっと食べ過ぎじゃない、トマーシュ?」
「ちょーあい!」
お椀のうどんを出汁まで全部飲んでお代わりを欲しがるトマーシュにダーシャは呆れている。お腹がいっぱいになったトマーシュは、食べ過ぎて動けなくなっていた。
「一杯食べてくれるのは安心するけど、トマーシュ、ちょっとムチムチしすぎてるよね」
「歩き出してからマシにはなったけど」
腕も脚もソーセージのようにムチムチしているトマーシュをダーシャもルカーシュも心配しているようだが、太り過ぎというほどではないとアデーラは思っていた。
「春になったら外で遊ぶようになるから、身体も引き締まってくると思うよ」
「トマーシュにも、ルカーシュのイロナちゃん、レオシュのフベルトくんみたいな、親友ができればいいんだけれど」
ルカーシュもレオシュもイロナやフベルトと遊び始めてから世界が広がった。トマーシュにはそんな相手がいない。大人たちの中で甘やかされて育っているから、食べるのも好きなだけ食べて、遊びも大人にちやほやされていることをダーシャは母親として心配しているのだろう。
「弟妹が生まれたら変わるかもしれないし、従弟妹も生まれるかもしれない」
アデーラが言えば、ダーシャはじっとアデーラを見詰めて来る。皿のような目で見られて、アデーラは首を傾げる。
「レオシュが赤ちゃんを産めるわけがないでしょう?」
「へ?」
「アデーラはレオシュと……その、そういう関係なんでしょう?」
ダーシャに言われてしまって、アデーラは慌てた。
「ち、違うよ。私はレオシュと……」
「いいのよ、アデーラ。レオシュに反応するようになったならおめでたいじゃない。真実の愛を知って、アデーラは男になったのね」
「えぇぇ!?」
大きな勘違いをしているダーシャに否定して訂正したいのだが、アデーラはすぐに言葉が出てこなかった。
「分かってるわ、アデーラ」
肩をぽんぽんと叩かれてアデーラは狼狽える。
「違う! 違うんだって、ダーシャ!」
「恥ずかしがらなくてもいいのよ。愛の形はひとそれぞれ。どんな形でもいいの。正解なんてないわ」
ダーシャは素晴らしいことを言っているはずなのに、それがあまりにも的外れでアデーラが口を開いたとき、レオシュの方が先に発言した。
「ママは全部してくれるよ? それがいけないの? 全部してもらってたら、赤ちゃんはできないの?」
「レオシュ……アデーラがあなたをそうしてるのならば、赤ちゃんはできないわ」
「えぇ!? ママ、私頑張らないといけない!?」
大事な単語をぼかしているから、レオシュはダーシャの言葉をすっかりと誤解してしまったようだ。
「レオシュ、違うんだよ。ダーシャも違うんだって」
「ママ、どうしよう!?」
「隠さなくていいのよ」
涙目になっているレオシュを抱き締めて慰めながら、生暖かい目で見つめて来るダーシャにアデーラは必死に説明しようと思ったが、恥じらいが先に出てしまって難しかった。
レオシュに着せてみると凛々しい姿にアデーラはうっとりしてしまう。
「可愛い私の息子が結婚するなんて、感慨深いなぁ」
「アデーラと結婚するんだよ」
「そうなんだけどね」
結婚相手はアデーラなのだが、1歳半から面倒を見ているレオシュがこんなに立派に育ったことがアデーラには誇らしくて嬉しくてならなかった。
尻尾を出す穴の位置も決まって、レオシュも窮屈ではなさそうだ。
「アデーラも着て見せてよ」
レオシュに促されてアデーラもタキシードを着る。レオシュと並ぶと、頭半分以上アデーラの方が大きく、胸板も厚く、筋骨隆々としているのだが、レオシュは蕩けた目でアデーラを見ている。
「アデーラ、素敵。この世で一番格好いい。こんなひとと結婚できるなんて、私は本当に幸せ」
抱き付いてくるレオシュをアデーラは軽く抱き留めた。
まだ仕上げの刺繍が残っているのでレオシュに脱いでもらって、アデーラも脱いで、着替えて縫物を続ける。リビングの椅子に座って作業をするアデーラに、レオシュがルカーシュに聞いているのが耳に入ってくる。
「お兄ちゃんは夜の生活、どうなの?」
「レオシュ、そういうことは聞かないんだよ!」
「気になるんだもん。私が間違ってないのか、聞けるのはお兄ちゃんくらいなんだよ」
レオシュの甘えっ子はアデーラだけに発揮されるのではない。兄のルカーシュにも存分に発揮されるようだった。ため息をついてルカーシュが声を潜める。
「どんな形でもいいんだよ」
「え?」
「夫婦の形も愛の形もひとそれぞれ。お互いが納得してて、愛し合っているのならば、夜の営みはどんな形でも構わないんだよ」
模範解答を口にするルカーシュにレオシュの唇が不満げに尖ってきているのが分かる。眉も下がって来ていた。
「それは分かるんだけど、実際のところどうか、聞きたいんだよ。私は、アデーラに全部してもらってるけど、それでいいのかなって、不安になっちゃって……」
まだレオシュは性生活について悩んでいるようだ。まだ若いのだし、アデーラと体を交わし始めて日も浅いから当然なのだろうが、ルカーシュは返答に困っている。
「ルカーシュは、私が全部してあげてるわ」
「ダーシャ!?」
「ルカーシュを可愛がるのが私の楽しみよ」
レオシュとルカーシュの会話に入って来たダーシャに、ルカーシュが真っ赤になっている。ダーシャは艶っぽく笑ってルカーシュのもふもふの耳を撫でる。
「トマーシュが2歳になったら次の赤ちゃんを考えないとね」
「ダーシャ、負担じゃない?」
「ルカーシュの寿命は私よりもずっと短いんだもの。産めるうちに子どもはたくさん欲しいわ」
トマーシュの妊娠であれだけ苦しんだのに、それを忘れたかのようにダーシャは二人目の妊娠を考えている。ヘルミーナも言っていたが、妊娠と出産の苦しみは想像を絶するものだが、終わってしまうと次を考えるもののようだ。
「お兄ちゃんに二人目の赤ちゃんかぁ……。ママには赤ちゃんが来てくれるかなぁ」
ちらりとアデーラを見るレオシュに、アデーラはレオシュの感覚も変わり始めているのかと感じていた。赤ちゃんが生まれることを怖がる気持ちと、ルカーシュを羨ましいと思う気持ちが複雑に入り乱れているのかもしれない。
まだ18歳のレオシュに赤ちゃんは早いのかもしれないが、アデーラはできるだけ早く赤ちゃんが欲しいとは思っていた。
ダーシャと同じく、魔女と獣人の寿命を考えると、赤ちゃんはできるだけ多く、できるだけ早く授かった方がいい。たくさんの子どもや孫に囲まれていないと、アデーラはレオシュとの別れには耐えられないだろう。
「まっまー! まっまー! まんまー!」
元気よくトマーシュが駆けてきて、アデーラは針と布をテーブルに置いてトマーシュを抱き留めた。涎を垂らしているトマーシュはお腹が空いているようだ。
「そろそろご飯の時間だね」
縫物を片付けてキッチンに立つアデーラの足元にはトマーシュがくっ付いている。味見の機会を狙っているのだ。
鰹節といりこで出汁を取って、醤油で味付けをして、アデーラは天ぷらを揚げる。揚げたての芋天を小さく切って、ふうふうと吹き冷ましてトマーシュに渡すと、トマーシュはお口に入れてもちゅもちゅと噛んで味わっている。
「おいち!」
「美味しい? よかった。お出汁はどうかな?」
「あっち!」
「ふうふうするね」
お出汁も小皿に入れて吹き冷ましてトマーシュのお口に持って行くと、飲んでトマーシュが目を輝かせる。
「おいち!」
「それじゃ、麺を茹でようね」
トマーシュのお墨付きをもらって、アデーラは仕上げに麺を茹でていく。くたくたに煮たうどんはトマーシュの好物だった。
柔らかく煮たうどんを丼に入れて、天ぷらは皿に盛って、テーブルに持って行く。レオシュもルカーシュもテーブルを片付けて拭いてくれていた。
トッピング自由のうどんのお昼ご飯に、トマーシュは一生懸命天ぷらの皿を指差す。
「ちょーあい! ちょーあい!」
「どれが欲しいの?」
「こえ! こえ! こえ!」
芋天とちくわの磯部揚げと小柱と三つ葉のかき揚げを指差すトマーシュに、ダーシャが取り分けるお椀の横にお皿を置いてそれらを乗せていく。フォークで刺したトマーシュはもしゅもしゅとちくわの磯部揚げを食べて、うどんを啜っていた。
「トマーシュ、食べるの上手すぎない?」
「食い気があるからだと思うよ」
「やっぱり?」
ダーシャに言われて答えたアデーラに、ダーシャは納得している。食べるのが大好きなトマーシュは2歳を前にして自分でほとんど食べられるようになっていた。
「おいち! おいち! ちょーあい!」
「はいはい、お代りね。ちょっと食べ過ぎじゃない、トマーシュ?」
「ちょーあい!」
お椀のうどんを出汁まで全部飲んでお代わりを欲しがるトマーシュにダーシャは呆れている。お腹がいっぱいになったトマーシュは、食べ過ぎて動けなくなっていた。
「一杯食べてくれるのは安心するけど、トマーシュ、ちょっとムチムチしすぎてるよね」
「歩き出してからマシにはなったけど」
腕も脚もソーセージのようにムチムチしているトマーシュをダーシャもルカーシュも心配しているようだが、太り過ぎというほどではないとアデーラは思っていた。
「春になったら外で遊ぶようになるから、身体も引き締まってくると思うよ」
「トマーシュにも、ルカーシュのイロナちゃん、レオシュのフベルトくんみたいな、親友ができればいいんだけれど」
ルカーシュもレオシュもイロナやフベルトと遊び始めてから世界が広がった。トマーシュにはそんな相手がいない。大人たちの中で甘やかされて育っているから、食べるのも好きなだけ食べて、遊びも大人にちやほやされていることをダーシャは母親として心配しているのだろう。
「弟妹が生まれたら変わるかもしれないし、従弟妹も生まれるかもしれない」
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「レオシュが赤ちゃんを産めるわけがないでしょう?」
「へ?」
「アデーラはレオシュと……その、そういう関係なんでしょう?」
ダーシャに言われてしまって、アデーラは慌てた。
「ち、違うよ。私はレオシュと……」
「いいのよ、アデーラ。レオシュに反応するようになったならおめでたいじゃない。真実の愛を知って、アデーラは男になったのね」
「えぇぇ!?」
大きな勘違いをしているダーシャに否定して訂正したいのだが、アデーラはすぐに言葉が出てこなかった。
「分かってるわ、アデーラ」
肩をぽんぽんと叩かれてアデーラは狼狽える。
「違う! 違うんだって、ダーシャ!」
「恥ずかしがらなくてもいいのよ。愛の形はひとそれぞれ。どんな形でもいいの。正解なんてないわ」
ダーシャは素晴らしいことを言っているはずなのに、それがあまりにも的外れでアデーラが口を開いたとき、レオシュの方が先に発言した。
「ママは全部してくれるよ? それがいけないの? 全部してもらってたら、赤ちゃんはできないの?」
「レオシュ……アデーラがあなたをそうしてるのならば、赤ちゃんはできないわ」
「えぇ!? ママ、私頑張らないといけない!?」
大事な単語をぼかしているから、レオシュはダーシャの言葉をすっかりと誤解してしまったようだ。
「レオシュ、違うんだよ。ダーシャも違うんだって」
「ママ、どうしよう!?」
「隠さなくていいのよ」
涙目になっているレオシュを抱き締めて慰めながら、生暖かい目で見つめて来るダーシャにアデーラは必死に説明しようと思ったが、恥じらいが先に出てしまって難しかった。
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