99 / 183
魔女(男)とこねこ(虎)たん 3
96.レオシュとルカーシュの不在
しおりを挟む
「ママのお誕生日はいつなのかな?」
1歳半の頃からずっと一緒に過ごしているが、レオシュは8歳にしてようやくアデーラのお誕生日がいつかを気にし始めた。
「ダーシャお母さんのお誕生日もいつなんだろう」
ルカーシュもダーシャのお誕生日を気にしている。
雪がしんしんと降り積もる中、魔法で部屋を暖めていた朝ご飯の時間だった。朝ご飯にはアデーラは炊き立てのご飯と具沢山のお味噌汁と鯵のみりん干しと卵焼きを作っていた。
レオシュは卵焼きをたくさんお皿にとって、ルカーシュは鯵のみりん干しをお箸で綺麗に解して食べている。ご飯もお味噌汁も味のみりん干しも卵焼きもたっぷり作ってあって、お代りをレオシュとルカーシュが欲しがっても充分にアデーラとダーシャが食べる分まであった。
朝ご飯を食べ終わる直前に出た疑問に、アデーラが食後のお茶を淹れながら答える。
「私は冬生まれだよ。ダーシャは春」
「アデーラの方が早く産まれたのよね」
エリシュカとブランカは同じ時期に出産をして二人の赤ん坊を二人で力を合わせて育てることを誓って、パートナーになった。妊娠する時期が若干ずれてしまったのでアデーラが冬に生まれて、ダーシャが春に生まれた。アデーラは年が明けてから生まれているし、ダーシャは早春に生まれている。月齢としては三か月差があるかないかくらいである。
「アデーラお母さんの方が学年が一つ上になるのかな?」
「魔女の森では学年は関係なかったけど、ダーシャは春の早い時期に生まれてるから、学年の一番最後の方だと思うよ」
「私とアデーラは学年も同じなのよ」
魔女の森にも学校のような場所はあったが、基礎的な勉強と魔法を習った後では、それぞれが自分の得意な魔法に才能を伸ばしていく。集まって勉強をしたのは6歳から10歳くらいまでだった気がする。
「文字や計算や魔法の習得具合で卒業の年が変わって来るけど、私とアデーラは10歳で学校を卒業したんじゃなかったっけ?」
「その後、ダーシャはエリシュカ母さんの弟子になって、私は近所の縫物を得意とする魔女の元に通っていたね」
ダーシャとアデーラが魔女の森での話をするとルカーシュもレオシュも興味深そうに聞いている。水色のお目目がくりくりと丸くなっているのが可愛くて、アデーラは微笑んでレオシュの髪を撫でた。
「獣人の国の小学校は12歳までだよね?」
「高等学校は12歳から、18歳までだよね?」
「魔女の森とは全然違う」
「僕たち、ダーシャお母さんとアデーラお母さんがどんな風に育ってきたか、全然知らなかった」
レオシュもルカーシュもアデーラとダーシャの話は初耳だったようだ。
「ママのお誕生日、私、お祝いしたい!」
「僕もお祝いしたいな」
「ママはいつもご飯を作ってくれて、服も作ってくれて、おやつも作ってくれる……」
「アデーラお母さんみたいにできないかもしれないけど、僕とレオシュで……」
「お料理、してみる?」
身を寄せ合って話し合う内容が筒抜けでも、レオシュとルカーシュは自分たちだけで話し合っているつもりなのだろう。
きりりと凛々しい眉を上げてレオシュが宣言した。
「私、ブランカお祖母ちゃんのところに行く!」
「僕もブランカお祖母様のところに行きたい」
「私たちはついて行かない方がいい?」
「うん! あ、ママのことは大好き! 一緒にいたいよ。でも、ちょっとブランカお祖母ちゃんにお話があるんだ」
「お手紙を書いたら迎えに来てくれると思うわ。行ってらっしゃい」
アデーラもダーシャも、ルカーシュとレオシュの考えを邪魔する気は全くない。優しく微笑んで言えば、いそいそとルカーシュとレオシュがエリシュカとブランカに手紙を書いていた。
数日後、雪の中エリシュカが魔法駆動二輪車で離れの棟の庭に下り立った。コートと毛糸の帽子と手袋とマフラーと尻尾袋を身につけたルカーシュとレオシュは後ろの座席に乗せてもらう。
「安全運転で行って来るよ。アデーラ、ダーシャ、ちゃんと責任もって送り届けるからね」
微笑むエリシュカに、アデーラとダーシャは手を振ってルカーシュとレオシュを送り出した。
その日はヘルミーナの授業もお休みで、ダーシャは店舗の方に行ってしまって、アデーラは一人きりで離れの棟に残る。しんと静かな離れの棟の外では、雪が降り続いている。
普段の賑やかさのない離れの棟に慣れなくて、アデーラは縫物をしながらふと子ども部屋を確認している自分に気付く。レオシュが「ママー!」と声を上げて、遊びながら何か聞いてくる。そんな気がしているのに、レオシュがいない。
レオシュとルカーシュがいないとこの家はこんなに静かなのかとアデーラはため息を吐いた。
吐いた息が白い。
「私、暖房の魔法をかけ忘れた!?」
自分一人しかいないし、アデーラは服に防寒の魔法がかかっているので薄着に見えるが寒さにはかなり強い。体付きも筋肉質で肉厚なので、少し動けば体が温まる。
体がまだ小さいせいですぐに冷えてしまうレオシュやフベルト、痩せていて寒がりのルカーシュやイロナがいれば、問答無用でかけておく暖房の魔法も忘れるくらいアデーラはぼんやりしていた。
「今日は静かですね」
「国王陛下、今日はレオシュもルカーシュも魔女の森に行っています」
「そのようですね。アデーラ殿一人きりですか?」
「はい。ヘルミーナさんの授業は休みで、ダーシャは店舗にいます」
アデーラが答えると、国王陛下はそのまま帰ってしまうかと思ったが、難しい顔で頭を掻いている。
「ヘルミーナ殿に聞きたいことがあるのだが、同席してくださいませんか?」
「ヘルミーナさんにですか?」
「女性と二人きりで話すのはよくないでしょう」
ヘルミーナのためにも国王陛下は二人きりにならない環境を作ろうとしている。ちょうどおやつの時間になりそうだったので、アデーラはヘルミーナの棟に声をかけた。
「おやつを一緒に食べませんか?」
「やったー! アデーラさんのおやつー!」
「いただきますー!」
「フベルト、イロナ、食い意地が張って。いつもすみませんね」
謝りながらもアデーラとダーシャの住む離れの棟に入ってくるヘルミーナは、国王陛下の存在に気付いて深々と頭を下げた。国王陛下もヘルミーナに頭を下げる。
マカロニを茹でて、柔らかくして、アデーラはそれに砂糖と塩で味を調えた黄な粉をかけた。黄な粉マカロニをイロナもフベルトもフォークで刺して美味しそうに食べている。
大人には紅茶を子どもにはミルクティーを淹れて、アデーラは席に着いた。
「マカロニがおやつになるなんて思いませんでした」
「これは黄な粉といって、大豆を挽いた粉です」
「栄養面でも優れているのですね」
大豆と聞いてヘルミーナが納得している。ダーシャとヘドヴィカも離れの棟にやってきて、離れの棟は賑やかになった。
「さむっ! アデーラ、暖房入れといてよね」
「ごめん、忘れてた」
「アデーラは一人になると忘れちゃうんだから」
苦笑しながらダーシャが魔法で離れの棟を温めてくれる。
「私は幼い頃に同年代の子どもと遊んだことがないのです。同年代の子どもと会うようになったのは、王立高等学校に入学してからです。小さい頃から遊ぶというのがよく分からなかった」
「子どもは大人の真似をして、社会性を身につけていきます。それがごっこ遊びであり、大人を模倣する行動なのです」
真剣な国王陛下の言葉をヘルミーナは穏やかに聞いている。
「これからでも、私はレオシュやフベルトくんと遊ぶことができるようになるでしょうか?」
「ごっこ遊びの定義を知った方がいいかもしれませんね。これは子どもが空想の中でなりたいものになって、本物ではない玩具を本物のように扱う遊びです。木の棒でも、剣と言えば剣になるのです」
「レオシュが小さい頃に鬼退治ごっこをして、私は鬼になったのに、負けることができなかった」
「剣で切られたら倒れる、玩具で作られたご飯でも美味しそうに食べるふりをする、子どもの空想に合わせていくことが大事です」
遊びを教えられて国王陛下はヘルミーナの言葉を必死に聞いていた。
冬の雪の中、レオシュとルカーシュ不在の離れの棟は、ヘルミーナ一家とダーシャと国王陛下がいて、暖かく保たれていた。
1歳半の頃からずっと一緒に過ごしているが、レオシュは8歳にしてようやくアデーラのお誕生日がいつかを気にし始めた。
「ダーシャお母さんのお誕生日もいつなんだろう」
ルカーシュもダーシャのお誕生日を気にしている。
雪がしんしんと降り積もる中、魔法で部屋を暖めていた朝ご飯の時間だった。朝ご飯にはアデーラは炊き立てのご飯と具沢山のお味噌汁と鯵のみりん干しと卵焼きを作っていた。
レオシュは卵焼きをたくさんお皿にとって、ルカーシュは鯵のみりん干しをお箸で綺麗に解して食べている。ご飯もお味噌汁も味のみりん干しも卵焼きもたっぷり作ってあって、お代りをレオシュとルカーシュが欲しがっても充分にアデーラとダーシャが食べる分まであった。
朝ご飯を食べ終わる直前に出た疑問に、アデーラが食後のお茶を淹れながら答える。
「私は冬生まれだよ。ダーシャは春」
「アデーラの方が早く産まれたのよね」
エリシュカとブランカは同じ時期に出産をして二人の赤ん坊を二人で力を合わせて育てることを誓って、パートナーになった。妊娠する時期が若干ずれてしまったのでアデーラが冬に生まれて、ダーシャが春に生まれた。アデーラは年が明けてから生まれているし、ダーシャは早春に生まれている。月齢としては三か月差があるかないかくらいである。
「アデーラお母さんの方が学年が一つ上になるのかな?」
「魔女の森では学年は関係なかったけど、ダーシャは春の早い時期に生まれてるから、学年の一番最後の方だと思うよ」
「私とアデーラは学年も同じなのよ」
魔女の森にも学校のような場所はあったが、基礎的な勉強と魔法を習った後では、それぞれが自分の得意な魔法に才能を伸ばしていく。集まって勉強をしたのは6歳から10歳くらいまでだった気がする。
「文字や計算や魔法の習得具合で卒業の年が変わって来るけど、私とアデーラは10歳で学校を卒業したんじゃなかったっけ?」
「その後、ダーシャはエリシュカ母さんの弟子になって、私は近所の縫物を得意とする魔女の元に通っていたね」
ダーシャとアデーラが魔女の森での話をするとルカーシュもレオシュも興味深そうに聞いている。水色のお目目がくりくりと丸くなっているのが可愛くて、アデーラは微笑んでレオシュの髪を撫でた。
「獣人の国の小学校は12歳までだよね?」
「高等学校は12歳から、18歳までだよね?」
「魔女の森とは全然違う」
「僕たち、ダーシャお母さんとアデーラお母さんがどんな風に育ってきたか、全然知らなかった」
レオシュもルカーシュもアデーラとダーシャの話は初耳だったようだ。
「ママのお誕生日、私、お祝いしたい!」
「僕もお祝いしたいな」
「ママはいつもご飯を作ってくれて、服も作ってくれて、おやつも作ってくれる……」
「アデーラお母さんみたいにできないかもしれないけど、僕とレオシュで……」
「お料理、してみる?」
身を寄せ合って話し合う内容が筒抜けでも、レオシュとルカーシュは自分たちだけで話し合っているつもりなのだろう。
きりりと凛々しい眉を上げてレオシュが宣言した。
「私、ブランカお祖母ちゃんのところに行く!」
「僕もブランカお祖母様のところに行きたい」
「私たちはついて行かない方がいい?」
「うん! あ、ママのことは大好き! 一緒にいたいよ。でも、ちょっとブランカお祖母ちゃんにお話があるんだ」
「お手紙を書いたら迎えに来てくれると思うわ。行ってらっしゃい」
アデーラもダーシャも、ルカーシュとレオシュの考えを邪魔する気は全くない。優しく微笑んで言えば、いそいそとルカーシュとレオシュがエリシュカとブランカに手紙を書いていた。
数日後、雪の中エリシュカが魔法駆動二輪車で離れの棟の庭に下り立った。コートと毛糸の帽子と手袋とマフラーと尻尾袋を身につけたルカーシュとレオシュは後ろの座席に乗せてもらう。
「安全運転で行って来るよ。アデーラ、ダーシャ、ちゃんと責任もって送り届けるからね」
微笑むエリシュカに、アデーラとダーシャは手を振ってルカーシュとレオシュを送り出した。
その日はヘルミーナの授業もお休みで、ダーシャは店舗の方に行ってしまって、アデーラは一人きりで離れの棟に残る。しんと静かな離れの棟の外では、雪が降り続いている。
普段の賑やかさのない離れの棟に慣れなくて、アデーラは縫物をしながらふと子ども部屋を確認している自分に気付く。レオシュが「ママー!」と声を上げて、遊びながら何か聞いてくる。そんな気がしているのに、レオシュがいない。
レオシュとルカーシュがいないとこの家はこんなに静かなのかとアデーラはため息を吐いた。
吐いた息が白い。
「私、暖房の魔法をかけ忘れた!?」
自分一人しかいないし、アデーラは服に防寒の魔法がかかっているので薄着に見えるが寒さにはかなり強い。体付きも筋肉質で肉厚なので、少し動けば体が温まる。
体がまだ小さいせいですぐに冷えてしまうレオシュやフベルト、痩せていて寒がりのルカーシュやイロナがいれば、問答無用でかけておく暖房の魔法も忘れるくらいアデーラはぼんやりしていた。
「今日は静かですね」
「国王陛下、今日はレオシュもルカーシュも魔女の森に行っています」
「そのようですね。アデーラ殿一人きりですか?」
「はい。ヘルミーナさんの授業は休みで、ダーシャは店舗にいます」
アデーラが答えると、国王陛下はそのまま帰ってしまうかと思ったが、難しい顔で頭を掻いている。
「ヘルミーナ殿に聞きたいことがあるのだが、同席してくださいませんか?」
「ヘルミーナさんにですか?」
「女性と二人きりで話すのはよくないでしょう」
ヘルミーナのためにも国王陛下は二人きりにならない環境を作ろうとしている。ちょうどおやつの時間になりそうだったので、アデーラはヘルミーナの棟に声をかけた。
「おやつを一緒に食べませんか?」
「やったー! アデーラさんのおやつー!」
「いただきますー!」
「フベルト、イロナ、食い意地が張って。いつもすみませんね」
謝りながらもアデーラとダーシャの住む離れの棟に入ってくるヘルミーナは、国王陛下の存在に気付いて深々と頭を下げた。国王陛下もヘルミーナに頭を下げる。
マカロニを茹でて、柔らかくして、アデーラはそれに砂糖と塩で味を調えた黄な粉をかけた。黄な粉マカロニをイロナもフベルトもフォークで刺して美味しそうに食べている。
大人には紅茶を子どもにはミルクティーを淹れて、アデーラは席に着いた。
「マカロニがおやつになるなんて思いませんでした」
「これは黄な粉といって、大豆を挽いた粉です」
「栄養面でも優れているのですね」
大豆と聞いてヘルミーナが納得している。ダーシャとヘドヴィカも離れの棟にやってきて、離れの棟は賑やかになった。
「さむっ! アデーラ、暖房入れといてよね」
「ごめん、忘れてた」
「アデーラは一人になると忘れちゃうんだから」
苦笑しながらダーシャが魔法で離れの棟を温めてくれる。
「私は幼い頃に同年代の子どもと遊んだことがないのです。同年代の子どもと会うようになったのは、王立高等学校に入学してからです。小さい頃から遊ぶというのがよく分からなかった」
「子どもは大人の真似をして、社会性を身につけていきます。それがごっこ遊びであり、大人を模倣する行動なのです」
真剣な国王陛下の言葉をヘルミーナは穏やかに聞いている。
「これからでも、私はレオシュやフベルトくんと遊ぶことができるようになるでしょうか?」
「ごっこ遊びの定義を知った方がいいかもしれませんね。これは子どもが空想の中でなりたいものになって、本物ではない玩具を本物のように扱う遊びです。木の棒でも、剣と言えば剣になるのです」
「レオシュが小さい頃に鬼退治ごっこをして、私は鬼になったのに、負けることができなかった」
「剣で切られたら倒れる、玩具で作られたご飯でも美味しそうに食べるふりをする、子どもの空想に合わせていくことが大事です」
遊びを教えられて国王陛下はヘルミーナの言葉を必死に聞いていた。
冬の雪の中、レオシュとルカーシュ不在の離れの棟は、ヘルミーナ一家とダーシャと国王陛下がいて、暖かく保たれていた。
0
お気に入りに追加
385
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
聖女召喚されて『お前なんか聖女じゃない』って断罪されているけど、そんなことよりこの国が私を召喚したせいで滅びそうなのがこわい
金田のん
恋愛
自室で普通にお茶をしていたら、聖女召喚されました。
私と一緒に聖女召喚されたのは、若くてかわいい女の子。
勝手に召喚しといて「平凡顔の年増」とかいう王族の暴言はこの際、置いておこう。
なぜなら、この国・・・・私を召喚したせいで・・・・いまにも滅びそうだから・・・・・。
※小説家になろうさんにも投稿しています。

僕だけの番
五珠 izumi
BL
人族、魔人族、獣人族が住む世界。
その中の獣人族にだけ存在する番。
でも、番には滅多に出会うことはないと言われていた。
僕は鳥の獣人で、いつの日か番に出会うことを夢見ていた。だから、これまで誰も好きにならず恋もしてこなかった。
それほどまでに求めていた番に、バイト中めぐり逢えたんだけれど。
出会った番は同性で『番』を認知できない人族だった。
そのうえ、彼には恋人もいて……。
後半、少し百合要素も含みます。苦手な方はお気をつけ下さい。
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる