45 / 183
魔女(男)とこねこ(虎)たん
45.国王陛下とレオシュとの関係
しおりを挟む
春になってやってきた国王陛下に、ルカーシュが真剣な顔で歩み出た。国王陛下のことはルカーシュは父親としては好きだと明言しているし、国王陛下もレオシュと違ってルカーシュは敵対するようなことをしてこないので、表情を緩めてルカーシュを迎え入れる。
抱き締めようとする国王陛下の手をルカーシュは逃れた。
「ちちうえは、どうしてレオシュにすかれないのか、わかる?」
急に切り出されたルカーシュの質問に、国王陛下が驚いているのが分かる。アデーラもルカーシュが父親と慕っている国王陛下にそんなことを言いだすなんて思わなかったから、驚いてしまった。
「レオシュのことを、私が育児放棄してしまったからだろうな」
「それ!」
「え?」
「ちちうえは、いうことばが、むずかしいんだよ!」
「育児放棄」という言葉がルカーシュには引っかかったようだ。
「アデーラおかあさんや、ダーシャおかあさんなら、『ながいじかんあわなくて、だっこもしなかった』っていうのに、ちちうえは、『いくじほうき』だよ? ぼくもすこしいみがわからなかったんだからね」
6歳のルカーシュにとっても「育児放棄」という言葉は難しい。それでも理解して言い換えたルカーシュは見事だった。
「ルカーシュ、よく言い換えられたね」
「ぼくはアデーラおかあさんのまねをしてるだけだよ。アデーラおかあさんはね、レオシュとフベルトくんがにわであそんでるときに、ことばのいみをきいても、ぜったいにわかるようにおしえてくれるんだよ」
「そ、そうか」
褒めるアデーラにルカーシュはちらりとアデーラの方を見たが、すぐに国王陛下に向き直る。向き直られて国王陛下は完全に気圧されていた。
「きょう、レオシュがおてあらいにいこうとしたときに、『まっま、べんきにうんちついてる!』ってさけんだの。アデーラおかあさんはどうしたとおもう?」
「掃除したんじゃないか?」
「そうだけど、『ごめんね、レオシュ。さきにみておけばよかったね。がまんできそう?』ってきいたんだよ。ちちうえには、そういうことばがでてくる?」
「い、いや、出てこないかもしれない」
「そもそも、ちちうえは、オムツをかえたことがあるの?」
「な、ない……」
完全に圧倒される国王陛下だが、必死に弁解しようとしている。
「今までしたことがないだけで、私にもお手洗いの汚れを掃除することも、オムツを替えることも、やろうと思えばできるだろう」
「そういうところ!」
「え?」
「よごれ、じゃなくて、うんち! そういわないと、レオシュはわからないの!」
鋭い指摘に国王陛下は戸惑っている。
「わ、私にそんな言葉を使えというのか!?」
「ちちうえは、レオシュとなかよくなりたくないの?」
「な、なりたい。なりたいと思っている。レオシュは私の可愛い息子だ」
「うんちくらい、いえないの?」
「い、言えるぞ。うんち、ほら」
国王陛下が権威をかなぐり捨てた瞬間をアデーラは見てしまった。離れの棟の子ども部屋で遊んでいたレオシュがルカーシュに呼ばれて連れて来られる。手を繋いで楽しそうにやってきたレオシュは、国王陛下を見た瞬間、全身の毛を逆立てた。
「ふしゃあああああ!」
「レオシュ、ちちうえとおはなし、してみて」
「やーの! がぶっ、しないけど、おはなしも、しないの!」
国王陛下と話をさせるならば店舗にはいないと、レオシュはさっさとルカーシュの手を振り払って離れの棟に帰って行った。ルカーシュのことは大好きなのだが、どれだけ好きな兄の願いでも、レオシュは国王陛下と向き合う気がそもそもないようだった。
「まっまー! おしっこでたー!」
「ふーも、でたー!」
離れの棟のドアを開けてレオシュとフベルトがアデーラを呼んでいる。アデーラはちらりと国王陛下に視線を向けた。
「オムツを替えられるんでしたよね?」
「で、できる!」
二人一度にオムツを替えるのは大変だし、ルカーシュがレオシュと国王陛下の和解をこれだけ望んでいるのならばアデーラも協力しないわけにはいかない。離れの棟に国王陛下を連れて行くと、アデーラがフベルトのオムツを脱がせて、国王陛下がレオシュのオムツに手をかけた。
「ふしゃああああ! さわらないでー!」
国王陛下の手を払ってレオシュが逃げ出す。脱がされかけたオムツはずり落ちて、下半身裸になりながら走るレオシュを国王陛下が追いかける。
「レオシュ、そのような格好で走ってはいけない」
「やー! ちちーえ、きらいー!」
「レオシュ、下半身が露出している!」
「ちちうえ、ちがうでしょう! おちんちんがまるみえだよ、っていわないと!」
「お、おちんちんが丸見えだ。レオシュ、オムツをはいてくれ」
ルカーシュに訂正されて、国王陛下が言い換えるが、レオシュは止まろうとしない。最終的にはフベルトのオムツを替え終えたアデーラのところまで走って来た。
「まっま、うんち、でそう」
「国王陛下、レオシュをお手洗いに連れて行ってください」
「やー! れー、まっまがいいのー!」
「レオシュ、国王陛下と行ってみてくれる?」
アデーラに頼まれてレオシュは渋々国王陛下とお手洗いに行くが、抱き上げようとする手を振り払って、踏み台を使ってさっさと便器に跨った。踏ん張って大便を出すと、レオシュがじっと国王陛下を見ている。
「ちちうえ、おしりをふいてあげないと!」
「え? そうなのか? ふけないのか?」
その一言がレオシュの胸に突き刺さったようだ。
「ふしゃあああああ! まっまはふいてくれるのにー! れー、できないんじゃないもん! れー、まだれんしゅうちゅうなだけだもん!」
できないことを指摘して国王陛下はレオシュの逆鱗に触れてしまったようだ。全身の毛を逆立てて威嚇するレオシュに国王陛下も手を出せない。
「レオシュ、私に拭かせてくれる?」
「まっま、してー!」
アデーラが声をかけるとレオシュは大人しくお尻を拭かせてくれた。お尻を拭いた後にレオシュのオムツをはかせようとする国王陛下を素通りして、レオシュは真っすぐにアデーラのところに来た。
「まっま、オムツ、して」
「レオシュ、今日はいいうんちがたくさん出たね。レオシュのお腹は元気だね。私も安心したよ」
「れーのうんち、いいうんち! まっま、ほめてくれる」
「お手洗いでできたのもすごかったね。レオシュ、最高! 可愛い! 大好き!」
「れーも、まっま、さいこう! だいすき!」
レオシュのお腹を撫でてくすぐって、オムツをはかせるアデーラを見て国王陛下が絶句している。呆然と立ちすくむ国王陛下に、ルカーシュがため息を吐いていた。
「ちちうえ、やっぱり、できなかったね」
「私はできると思っていたんだが……」
「ちちうえ、レオシュとなかよくなるためには、こういうことがだいじなんだよ」
6歳の息子に教えられて、国王陛下はしょんぼりと俯いていた。
店舗に戻った国王陛下に、アデーラは春のための新しい衣装の仕上げをしながら話しかける。
「ルカーシュはとても頭のいい子です。息子に教えられる気分はどうでしたか?」
「ルカーシュがあんなに私に向かって話してくれるだなんて思わなかった」
「ルカーシュはあなたのことを慕っています。レオシュのことも可愛がっています。レオシュとあなたに和解して欲しいのですよ」
アデーラとしては、国王陛下のことなどどうでもよかったが、ルカーシュが父親として慕っていて、弟のレオシュとの和解を望んでいるのならば、協力してあげたい気持ちがないわけではない。
ルカーシュにとっては、国王陛下は父親で、レオシュは弟で、どちらも大事な家族だった。家族が円満であることがルカーシュの望みならば、アデーラも考えなくはない。
「レオシュと触れ合う時間をもっと持てるようにしてはいかがですか?」
「私は……うんちだ、おちんちんだと、口に出すのも恥ずかしいようなことを、何度も言わなければいけないのでしょうか」
「子どもに分かりやすい言葉で話すことも、大事なのですよ」
「母上」を理解できなかったレオシュに「母親」だと言って、アデーラのことかと誤解させて噛まれた過去のある国王陛下。言葉の使い方に気を付けなければ、3歳のレオシュとの歩み寄りはできないとアデーラは思っていた。
「努力するから、私にも育児を教えてくださいませんか?」
レオシュが王宮を抜け出してからもうすぐ二年になる。
ようやく国王陛下の口から、アデーラに育児を教えてほしいと頼む言葉が出た。
抱き締めようとする国王陛下の手をルカーシュは逃れた。
「ちちうえは、どうしてレオシュにすかれないのか、わかる?」
急に切り出されたルカーシュの質問に、国王陛下が驚いているのが分かる。アデーラもルカーシュが父親と慕っている国王陛下にそんなことを言いだすなんて思わなかったから、驚いてしまった。
「レオシュのことを、私が育児放棄してしまったからだろうな」
「それ!」
「え?」
「ちちうえは、いうことばが、むずかしいんだよ!」
「育児放棄」という言葉がルカーシュには引っかかったようだ。
「アデーラおかあさんや、ダーシャおかあさんなら、『ながいじかんあわなくて、だっこもしなかった』っていうのに、ちちうえは、『いくじほうき』だよ? ぼくもすこしいみがわからなかったんだからね」
6歳のルカーシュにとっても「育児放棄」という言葉は難しい。それでも理解して言い換えたルカーシュは見事だった。
「ルカーシュ、よく言い換えられたね」
「ぼくはアデーラおかあさんのまねをしてるだけだよ。アデーラおかあさんはね、レオシュとフベルトくんがにわであそんでるときに、ことばのいみをきいても、ぜったいにわかるようにおしえてくれるんだよ」
「そ、そうか」
褒めるアデーラにルカーシュはちらりとアデーラの方を見たが、すぐに国王陛下に向き直る。向き直られて国王陛下は完全に気圧されていた。
「きょう、レオシュがおてあらいにいこうとしたときに、『まっま、べんきにうんちついてる!』ってさけんだの。アデーラおかあさんはどうしたとおもう?」
「掃除したんじゃないか?」
「そうだけど、『ごめんね、レオシュ。さきにみておけばよかったね。がまんできそう?』ってきいたんだよ。ちちうえには、そういうことばがでてくる?」
「い、いや、出てこないかもしれない」
「そもそも、ちちうえは、オムツをかえたことがあるの?」
「な、ない……」
完全に圧倒される国王陛下だが、必死に弁解しようとしている。
「今までしたことがないだけで、私にもお手洗いの汚れを掃除することも、オムツを替えることも、やろうと思えばできるだろう」
「そういうところ!」
「え?」
「よごれ、じゃなくて、うんち! そういわないと、レオシュはわからないの!」
鋭い指摘に国王陛下は戸惑っている。
「わ、私にそんな言葉を使えというのか!?」
「ちちうえは、レオシュとなかよくなりたくないの?」
「な、なりたい。なりたいと思っている。レオシュは私の可愛い息子だ」
「うんちくらい、いえないの?」
「い、言えるぞ。うんち、ほら」
国王陛下が権威をかなぐり捨てた瞬間をアデーラは見てしまった。離れの棟の子ども部屋で遊んでいたレオシュがルカーシュに呼ばれて連れて来られる。手を繋いで楽しそうにやってきたレオシュは、国王陛下を見た瞬間、全身の毛を逆立てた。
「ふしゃあああああ!」
「レオシュ、ちちうえとおはなし、してみて」
「やーの! がぶっ、しないけど、おはなしも、しないの!」
国王陛下と話をさせるならば店舗にはいないと、レオシュはさっさとルカーシュの手を振り払って離れの棟に帰って行った。ルカーシュのことは大好きなのだが、どれだけ好きな兄の願いでも、レオシュは国王陛下と向き合う気がそもそもないようだった。
「まっまー! おしっこでたー!」
「ふーも、でたー!」
離れの棟のドアを開けてレオシュとフベルトがアデーラを呼んでいる。アデーラはちらりと国王陛下に視線を向けた。
「オムツを替えられるんでしたよね?」
「で、できる!」
二人一度にオムツを替えるのは大変だし、ルカーシュがレオシュと国王陛下の和解をこれだけ望んでいるのならばアデーラも協力しないわけにはいかない。離れの棟に国王陛下を連れて行くと、アデーラがフベルトのオムツを脱がせて、国王陛下がレオシュのオムツに手をかけた。
「ふしゃああああ! さわらないでー!」
国王陛下の手を払ってレオシュが逃げ出す。脱がされかけたオムツはずり落ちて、下半身裸になりながら走るレオシュを国王陛下が追いかける。
「レオシュ、そのような格好で走ってはいけない」
「やー! ちちーえ、きらいー!」
「レオシュ、下半身が露出している!」
「ちちうえ、ちがうでしょう! おちんちんがまるみえだよ、っていわないと!」
「お、おちんちんが丸見えだ。レオシュ、オムツをはいてくれ」
ルカーシュに訂正されて、国王陛下が言い換えるが、レオシュは止まろうとしない。最終的にはフベルトのオムツを替え終えたアデーラのところまで走って来た。
「まっま、うんち、でそう」
「国王陛下、レオシュをお手洗いに連れて行ってください」
「やー! れー、まっまがいいのー!」
「レオシュ、国王陛下と行ってみてくれる?」
アデーラに頼まれてレオシュは渋々国王陛下とお手洗いに行くが、抱き上げようとする手を振り払って、踏み台を使ってさっさと便器に跨った。踏ん張って大便を出すと、レオシュがじっと国王陛下を見ている。
「ちちうえ、おしりをふいてあげないと!」
「え? そうなのか? ふけないのか?」
その一言がレオシュの胸に突き刺さったようだ。
「ふしゃあああああ! まっまはふいてくれるのにー! れー、できないんじゃないもん! れー、まだれんしゅうちゅうなだけだもん!」
できないことを指摘して国王陛下はレオシュの逆鱗に触れてしまったようだ。全身の毛を逆立てて威嚇するレオシュに国王陛下も手を出せない。
「レオシュ、私に拭かせてくれる?」
「まっま、してー!」
アデーラが声をかけるとレオシュは大人しくお尻を拭かせてくれた。お尻を拭いた後にレオシュのオムツをはかせようとする国王陛下を素通りして、レオシュは真っすぐにアデーラのところに来た。
「まっま、オムツ、して」
「レオシュ、今日はいいうんちがたくさん出たね。レオシュのお腹は元気だね。私も安心したよ」
「れーのうんち、いいうんち! まっま、ほめてくれる」
「お手洗いでできたのもすごかったね。レオシュ、最高! 可愛い! 大好き!」
「れーも、まっま、さいこう! だいすき!」
レオシュのお腹を撫でてくすぐって、オムツをはかせるアデーラを見て国王陛下が絶句している。呆然と立ちすくむ国王陛下に、ルカーシュがため息を吐いていた。
「ちちうえ、やっぱり、できなかったね」
「私はできると思っていたんだが……」
「ちちうえ、レオシュとなかよくなるためには、こういうことがだいじなんだよ」
6歳の息子に教えられて、国王陛下はしょんぼりと俯いていた。
店舗に戻った国王陛下に、アデーラは春のための新しい衣装の仕上げをしながら話しかける。
「ルカーシュはとても頭のいい子です。息子に教えられる気分はどうでしたか?」
「ルカーシュがあんなに私に向かって話してくれるだなんて思わなかった」
「ルカーシュはあなたのことを慕っています。レオシュのことも可愛がっています。レオシュとあなたに和解して欲しいのですよ」
アデーラとしては、国王陛下のことなどどうでもよかったが、ルカーシュが父親として慕っていて、弟のレオシュとの和解を望んでいるのならば、協力してあげたい気持ちがないわけではない。
ルカーシュにとっては、国王陛下は父親で、レオシュは弟で、どちらも大事な家族だった。家族が円満であることがルカーシュの望みならば、アデーラも考えなくはない。
「レオシュと触れ合う時間をもっと持てるようにしてはいかがですか?」
「私は……うんちだ、おちんちんだと、口に出すのも恥ずかしいようなことを、何度も言わなければいけないのでしょうか」
「子どもに分かりやすい言葉で話すことも、大事なのですよ」
「母上」を理解できなかったレオシュに「母親」だと言って、アデーラのことかと誤解させて噛まれた過去のある国王陛下。言葉の使い方に気を付けなければ、3歳のレオシュとの歩み寄りはできないとアデーラは思っていた。
「努力するから、私にも育児を教えてくださいませんか?」
レオシュが王宮を抜け出してからもうすぐ二年になる。
ようやく国王陛下の口から、アデーラに育児を教えてほしいと頼む言葉が出た。
0
お気に入りに追加
385
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
聖女召喚されて『お前なんか聖女じゃない』って断罪されているけど、そんなことよりこの国が私を召喚したせいで滅びそうなのがこわい
金田のん
恋愛
自室で普通にお茶をしていたら、聖女召喚されました。
私と一緒に聖女召喚されたのは、若くてかわいい女の子。
勝手に召喚しといて「平凡顔の年増」とかいう王族の暴言はこの際、置いておこう。
なぜなら、この国・・・・私を召喚したせいで・・・・いまにも滅びそうだから・・・・・。
※小説家になろうさんにも投稿しています。

僕だけの番
五珠 izumi
BL
人族、魔人族、獣人族が住む世界。
その中の獣人族にだけ存在する番。
でも、番には滅多に出会うことはないと言われていた。
僕は鳥の獣人で、いつの日か番に出会うことを夢見ていた。だから、これまで誰も好きにならず恋もしてこなかった。
それほどまでに求めていた番に、バイト中めぐり逢えたんだけれど。
出会った番は同性で『番』を認知できない人族だった。
そのうえ、彼には恋人もいて……。
後半、少し百合要素も含みます。苦手な方はお気をつけ下さい。
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる