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魔女(男)とこねこ(虎)たん
35.いけない木の棒
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雪が積もり始めた庭でレオシュとルカーシュが遊んでいる。ルカーシュはウッドデッキでダーシャの足元にいて、降って来た雪を息を潜めて手袋の上に乗せていた。息がかかると雪は溶けてしまうので、ルカーシュは一生懸命息を止めている。
「ダーシャおかあさん、みて。ゆきのけっしょうだよ」
「そうねぇ、綺麗ね」
「ゆきのけっしょうは、おなじものはないんだって、ずかんにかいてあったんだよ。すこしずつかたちがちがうんだよ」
「そうなの? よく見てみると違うかも」
「もっとみやすくならないかなぁ」
雪の結晶に興味を持っているルカーシュのために、ダーシャが黒い紙を出してあげていた。黒い紙に降って来る雪の結晶を受け止めて、ルカーシュは息を潜めて溶けるまでじっと観察している。
「デュクシッ! デュクシ、デュクシッ!」
妙な掛け声を上げながらレオシュは少し離れたところで木の棒を振り回していた。興奮しているので尻尾袋の中の尻尾が膨らんでいるのが分かる。帽子が落ちるのも気にしないで、必死に木の棒を振っている。
「おまえ、きらい! せいばいする! ……まっまー! せいばいって、なぁに?」
「敵を倒すことだよー!」
「わかったー! ありがとうー! せいばいしてやる!」
途中で言葉の意味が分からなくなって、大声でアデーラに聞いてくるのも可愛い。レオシュは絵本から新しい単語を覚えてはいるが、それがどのように使われるかを理解できていないようだった。
「おかくごー! ……かくごってなぁに?」
「えーっと、心の準備はいい? みたいな感じかな?」
「こころのじゅんび……。かくごはいいかー!」
大きく振り回す木の棒が雪の中で舞う。白い息を吐くレオシュは木の棒を持って踊っているようだった。
「剣術をレオシュも覚えるようになるのかな」
「それなら、ルカーシュの方が先じゃない? ルカーシュに木刀を作ってあげようかしら」
「ルカーシュに作るなら、レオシュに作らないと拗ねちゃうよ」
「お兄ちゃんが使ってるものは欲しがるわよね」
平和に雪の結晶を観察するルカーシュと、木の棒を振り回して遊ぶレオシュを見ていると、レオシュが振り回した木の棒を盛大に自分の顔に当てた。
その現場を見てしまったルカーシュが、大事に観察していた黒い紙を放り出して、レオシュのところに駆け寄る。
「びえええええ! いたぁい!」
「レオシュ、だいじょうぶ!? おかあさんたちのところにいこうね」
「ぶえええええ!」
相当激しくぶつけたようで、鼻血が出てしまっているレオシュに、アデーラも駆け寄って鼻を押さえてやる。鼻血が止まるまでじっとしていたレオシュだが、泣きながら木の棒のところに戻って、木の棒を踏みつけ始めた。
「こいつ、わるい! せいばいする!」
「レオシュ?」
「こいつ、れー、ばちん! した! めっ!」
木の棒を振り回していたのはレオシュだし、自分で自分に当てたのも間違いなくレオシュだ。そのことを言ってしまうとレオシュが傷付くと分かっているので、ルカーシュはレオシュの背中を撫でてやるだけで何も言えない。アデーラも木の棒を踏みつけているレオシュに何も言うことができない。
「まっま、こいつ、わるい! めっ! して!」
「えぇ? 木の棒に、めっ! するの?」
「こいつ、れーを、ばちん! した! わるいの!」
アデーラにも木の棒を叱って欲しいと願うレオシュにアデーラは戸惑うが、レオシュは顔を真っ赤にして怒っている。ルカーシュはどうしていいか分からずに、レオシュの落とした帽子を拾って、レオシュに被せて上げている。
「わるい! まっま! めっ!」
「えー、うん。めっ?」
「もっと! わるいの!」
「めっ! これでいい?」
「せいばいしたの!」
鼻血が固まった鼻から血の塊の混じった洟が垂れていて、アデーラはレオシュの鼻を拭ってやる。鼻の辺りは酷くぶつけたのか、赤くなっていた。
「ひぃ……おっかしい……! 自分で当てたのに! アデーラが、めっ! って」
全てを見ていたダーシャがお腹を抱えて笑っている。笑われてレオシュは不満だったのだろう、全身の毛を逆立てた。
「だー、わらっちゃやーの! ふしゃあああああ!」
「はいはい、木の棒が悪いのね。あーおかしい」
「おかしくない!」
「だって、レオシュ、自分で当てたのに、木の棒にキレてるんだもの」
レオシュがどれだけ激怒してもダーシャの笑いはおさまらず、ルカーシュとアデーラもダーシャの言う通りなので微妙な顔になっていた。
「レオシュにはまだ、きのぼうはきけんだったんだよ。ぼくとゆきのけっしょうをみよう?」
「ゆきのけっしょう?」
「このくろいかみをもってね、じっとしてると、ふってくるんだ」
「んー」
黒い紙を拾って雪の結晶が降って来るのを観察しているルカーシュは熱心だが、レオシュはよく分かっていないので楽しくなさそうである。
「にぃに、れー、いってくる」
「そう? おもしろいけっしょうがあったら、おしえるね」
「あい!」
三輪車に乗って勇ましく出かけたレオシュは、木の棒を三輪車で踏むことを忘れなかった。木の棒を踏みつけて戻って来たレオシュの鼻がまだ腫れていて、唇も少し切れていることに気付いて、アデーラはウッドデッキから立ち上がった。部屋に戻ると、エリシュカの作ってくれた軟膏を持ってきてレオシュの鼻と唇に塗る。
「なにこれ?」
「お薬だよ。舐めないようにね」
「へんなあじ」
「舐めちゃダメだって」
舐めてしまったレオシュのためにもう一度軟膏を塗ってアデーラはレオシュが遊び出すのを見ていた。
外で長時間遊ぶとどれだけ防寒していてもレオシュとルカーシュの小さな体は冷え切ってしまう。アデーラとダーシャは魔法で防寒しているので平気だが、魔法のかかったコートや手袋を身に着けていても、レオシュとルカーシュはまだまだ小さいので冷えやすいのだ。
お風呂の用意をしてアデーラがレオシュとルカーシュを入れる。温かなお湯で暖まったレオシュとルカーシュのほっぺたは赤くなっている。
「にぃに、れー、おもいついたの」
「なにかな?」
「ちーんちん、ぶらぶら、ぶーらぶら!」
「レオシュ!?」
歌いながら下半身を揺らして自分のおちんちんを見せつけるレオシュに、ルカーシュが戸惑ってしまっている。
「レオシュ! そういう歌は?」
「あ! いけなかった! まっまとのおやくそく!」
「そうだよ。ルカーシュがびっくりしちゃったでしょう?」
「あい。ごめんなさい、にぃに」
王宮で育ったお上品なルカーシュにとっては衝撃的だったようで、レオシュを丸い目で見ている。
「そういうことを言いたいお年頃なんだと思うんだ。ルカーシュ、気にしないであげてね」
「う、うん」
「あまり気にすると、ものすごく言っちゃうから、そっとしておいて」
「わかったよ、アデーラおかあさん」
物わかりのいいルカーシュはレオシュが理解できない様子ではあったが、アデーラの言いつけはきっちりと守ってくれそうだった。
「まっまのおちんちん……れーのおちんちん……」
「どこ見てるの!?」
じっと一点を見詰められてアデーラは思わずその場所を手で隠す。隠していると、レオシュは神妙な顔で自分のおちんちんを摘まんでいる。
「おおきくなったら、れーも、おちんちん、おおきくなる?」
「え? な、なるんじゃないかな?」
「にぃにのおちんちん、どれくらい?」
「アデーラおかあさん!? たすけて!?」
3歳男児としては普通なのだろうが、色んなことに興味を持ち始めたレオシュの興味は下半身にまで及んでしまう。3歳なのだからと思うのだが、アデーラはなんとなく自分の下半身を見られるのは落ち着かない気分になってしまう。
アデーラは女性ばかりの魔女の一族で生まれ育った。男性としての機能はないので、その場所を使ったことはないが、それがついていなければ自分は普通の魔女として生きられたのではないかという劣等感のようなものがあった。
女性として生まれたかった。男性としての自分に不満があるわけではないが、アデーラは思ってしまう。
その日から、アデーラはレオシュとお風呂に入るときに、腰にタオルを巻き付けるようになった。
「ダーシャおかあさん、みて。ゆきのけっしょうだよ」
「そうねぇ、綺麗ね」
「ゆきのけっしょうは、おなじものはないんだって、ずかんにかいてあったんだよ。すこしずつかたちがちがうんだよ」
「そうなの? よく見てみると違うかも」
「もっとみやすくならないかなぁ」
雪の結晶に興味を持っているルカーシュのために、ダーシャが黒い紙を出してあげていた。黒い紙に降って来る雪の結晶を受け止めて、ルカーシュは息を潜めて溶けるまでじっと観察している。
「デュクシッ! デュクシ、デュクシッ!」
妙な掛け声を上げながらレオシュは少し離れたところで木の棒を振り回していた。興奮しているので尻尾袋の中の尻尾が膨らんでいるのが分かる。帽子が落ちるのも気にしないで、必死に木の棒を振っている。
「おまえ、きらい! せいばいする! ……まっまー! せいばいって、なぁに?」
「敵を倒すことだよー!」
「わかったー! ありがとうー! せいばいしてやる!」
途中で言葉の意味が分からなくなって、大声でアデーラに聞いてくるのも可愛い。レオシュは絵本から新しい単語を覚えてはいるが、それがどのように使われるかを理解できていないようだった。
「おかくごー! ……かくごってなぁに?」
「えーっと、心の準備はいい? みたいな感じかな?」
「こころのじゅんび……。かくごはいいかー!」
大きく振り回す木の棒が雪の中で舞う。白い息を吐くレオシュは木の棒を持って踊っているようだった。
「剣術をレオシュも覚えるようになるのかな」
「それなら、ルカーシュの方が先じゃない? ルカーシュに木刀を作ってあげようかしら」
「ルカーシュに作るなら、レオシュに作らないと拗ねちゃうよ」
「お兄ちゃんが使ってるものは欲しがるわよね」
平和に雪の結晶を観察するルカーシュと、木の棒を振り回して遊ぶレオシュを見ていると、レオシュが振り回した木の棒を盛大に自分の顔に当てた。
その現場を見てしまったルカーシュが、大事に観察していた黒い紙を放り出して、レオシュのところに駆け寄る。
「びえええええ! いたぁい!」
「レオシュ、だいじょうぶ!? おかあさんたちのところにいこうね」
「ぶえええええ!」
相当激しくぶつけたようで、鼻血が出てしまっているレオシュに、アデーラも駆け寄って鼻を押さえてやる。鼻血が止まるまでじっとしていたレオシュだが、泣きながら木の棒のところに戻って、木の棒を踏みつけ始めた。
「こいつ、わるい! せいばいする!」
「レオシュ?」
「こいつ、れー、ばちん! した! めっ!」
木の棒を振り回していたのはレオシュだし、自分で自分に当てたのも間違いなくレオシュだ。そのことを言ってしまうとレオシュが傷付くと分かっているので、ルカーシュはレオシュの背中を撫でてやるだけで何も言えない。アデーラも木の棒を踏みつけているレオシュに何も言うことができない。
「まっま、こいつ、わるい! めっ! して!」
「えぇ? 木の棒に、めっ! するの?」
「こいつ、れーを、ばちん! した! わるいの!」
アデーラにも木の棒を叱って欲しいと願うレオシュにアデーラは戸惑うが、レオシュは顔を真っ赤にして怒っている。ルカーシュはどうしていいか分からずに、レオシュの落とした帽子を拾って、レオシュに被せて上げている。
「わるい! まっま! めっ!」
「えー、うん。めっ?」
「もっと! わるいの!」
「めっ! これでいい?」
「せいばいしたの!」
鼻血が固まった鼻から血の塊の混じった洟が垂れていて、アデーラはレオシュの鼻を拭ってやる。鼻の辺りは酷くぶつけたのか、赤くなっていた。
「ひぃ……おっかしい……! 自分で当てたのに! アデーラが、めっ! って」
全てを見ていたダーシャがお腹を抱えて笑っている。笑われてレオシュは不満だったのだろう、全身の毛を逆立てた。
「だー、わらっちゃやーの! ふしゃあああああ!」
「はいはい、木の棒が悪いのね。あーおかしい」
「おかしくない!」
「だって、レオシュ、自分で当てたのに、木の棒にキレてるんだもの」
レオシュがどれだけ激怒してもダーシャの笑いはおさまらず、ルカーシュとアデーラもダーシャの言う通りなので微妙な顔になっていた。
「レオシュにはまだ、きのぼうはきけんだったんだよ。ぼくとゆきのけっしょうをみよう?」
「ゆきのけっしょう?」
「このくろいかみをもってね、じっとしてると、ふってくるんだ」
「んー」
黒い紙を拾って雪の結晶が降って来るのを観察しているルカーシュは熱心だが、レオシュはよく分かっていないので楽しくなさそうである。
「にぃに、れー、いってくる」
「そう? おもしろいけっしょうがあったら、おしえるね」
「あい!」
三輪車に乗って勇ましく出かけたレオシュは、木の棒を三輪車で踏むことを忘れなかった。木の棒を踏みつけて戻って来たレオシュの鼻がまだ腫れていて、唇も少し切れていることに気付いて、アデーラはウッドデッキから立ち上がった。部屋に戻ると、エリシュカの作ってくれた軟膏を持ってきてレオシュの鼻と唇に塗る。
「なにこれ?」
「お薬だよ。舐めないようにね」
「へんなあじ」
「舐めちゃダメだって」
舐めてしまったレオシュのためにもう一度軟膏を塗ってアデーラはレオシュが遊び出すのを見ていた。
外で長時間遊ぶとどれだけ防寒していてもレオシュとルカーシュの小さな体は冷え切ってしまう。アデーラとダーシャは魔法で防寒しているので平気だが、魔法のかかったコートや手袋を身に着けていても、レオシュとルカーシュはまだまだ小さいので冷えやすいのだ。
お風呂の用意をしてアデーラがレオシュとルカーシュを入れる。温かなお湯で暖まったレオシュとルカーシュのほっぺたは赤くなっている。
「にぃに、れー、おもいついたの」
「なにかな?」
「ちーんちん、ぶらぶら、ぶーらぶら!」
「レオシュ!?」
歌いながら下半身を揺らして自分のおちんちんを見せつけるレオシュに、ルカーシュが戸惑ってしまっている。
「レオシュ! そういう歌は?」
「あ! いけなかった! まっまとのおやくそく!」
「そうだよ。ルカーシュがびっくりしちゃったでしょう?」
「あい。ごめんなさい、にぃに」
王宮で育ったお上品なルカーシュにとっては衝撃的だったようで、レオシュを丸い目で見ている。
「そういうことを言いたいお年頃なんだと思うんだ。ルカーシュ、気にしないであげてね」
「う、うん」
「あまり気にすると、ものすごく言っちゃうから、そっとしておいて」
「わかったよ、アデーラおかあさん」
物わかりのいいルカーシュはレオシュが理解できない様子ではあったが、アデーラの言いつけはきっちりと守ってくれそうだった。
「まっまのおちんちん……れーのおちんちん……」
「どこ見てるの!?」
じっと一点を見詰められてアデーラは思わずその場所を手で隠す。隠していると、レオシュは神妙な顔で自分のおちんちんを摘まんでいる。
「おおきくなったら、れーも、おちんちん、おおきくなる?」
「え? な、なるんじゃないかな?」
「にぃにのおちんちん、どれくらい?」
「アデーラおかあさん!? たすけて!?」
3歳男児としては普通なのだろうが、色んなことに興味を持ち始めたレオシュの興味は下半身にまで及んでしまう。3歳なのだからと思うのだが、アデーラはなんとなく自分の下半身を見られるのは落ち着かない気分になってしまう。
アデーラは女性ばかりの魔女の一族で生まれ育った。男性としての機能はないので、その場所を使ったことはないが、それがついていなければ自分は普通の魔女として生きられたのではないかという劣等感のようなものがあった。
女性として生まれたかった。男性としての自分に不満があるわけではないが、アデーラは思ってしまう。
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