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魔女(男)とこねこ(虎)たん
34.ブランカの料理
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お昼寝のためにアデーラはブランカのベッドを借りた。レオシュを寝かせているとアデーラも眠気が出て来る。欠伸を一つして、ルカーシュは一階のリビングでダーシャとブランカとエリシュカとパズルをして楽しそうにしている声を聞くアデーラ。
「このパズル、ダーシャおかあさんがかってくれたんだよ!」
「ルカーシュのお気に入りなのよね」
「つくってあげるからみてて!」
ルカーシュはブランカとエリシュカにパズルが出来上がるところを見せたいようだ。声を聞きながらうとうとしていると、レオシュが胸をまさぐって来る。眠気に勝てずにアデーラも眠ってしまう頃には、レオシュはアデーラの胸を一生懸命吸ってすやすやと健やかに眠っていた。
目が覚めたのは一時間後くらいだろうか。レオシュがもぞもぞと動いている。アデーラの胸はレオシュの涎でかぴかぴになっていた。
「レオシュ、お昼寝でも胸を吸うの?」
「まっまー! でる! でちゃう!」
「え? お手洗い?」
急いで服を整えてアデーラがお手洗いにレオシュを連れて行くと、勇ましく便器に跨ったレオシュがちょろちょろと水音をさせている。
「出た?」
「んー! もうちょっとー!」
「え? うんちも?」
「んんー! でるぅー!」
まさかお手洗いで大きい方までできるとは思わず、アデーラは驚いていた。踏ん張ったレオシュは大きい方を出してすっきりした顔をしている。
「もう出ないかな? お尻拭くね」
「まっま、れー、できたよ」
「できたね、すごいね」
褒めるとレオシュは誇らし気な顔をしていた。
お尻を拭いて着替えさせて、レオシュをリビングに連れて行ったが、だんだんと表情が暗くなっていくのがアデーラには気にかかる。レオシュの性格ならば、お手洗いが成功したのをみんなに褒めてもらうために、大声で報告しそうなものだが、水色の目には涙がいっぱい溜まっていた。
リビングで遊んでいたルカーシュがレオシュの様子に気付く。
「レオシュ、どうしたの?」
「い、いやなの……」
「なにがいやなの? ぼくにはなしてみて」
優しく語り掛けるルカーシュは立派な兄である。問いかけにふるふると震えながらレオシュが答えた。
「かえりたく、ない」
水色の瞳から大粒の涙がほろりと零れる。
「レオシュはねちゃって、あそべなかったもんね。エリシュカおばあさまと、ブランカおばあさまと、あそびたいよね」
「う、うん……それに、れーね」
「うん、なぁに?」
涙を拭いてあげながら問いかけるルカーシュにレオシュがはっきりと言う。
「ぶーばぁばのごはん、もっとたべたいの!」
正直な3歳児の言葉に、エリシュカとダーシャが吹き出した。
「まだかえらない! れー、ぶーばぁばのごはん、たべる! いっぱいたべる!」
涙と洟を垂らしながら必死に主張するレオシュにブランカが歩み寄ってハンカチで涙と洟を拭いてくれる。
「そんなに私の料理が好きなのね。これは気合を入れておやつを作らなきゃいけないわ。アデーラ手伝って」
「ブランカのご飯は美味しいからね。気持ちはよく分かるよ。あたしもブランカの料理の腕に惚れてパートナーになったんだからね」
ブランカの穏やかな声にエリシュカの豪快な笑いが重なる。涙を拭いてもらったレオシュはルカーシュの隣りに座って大きな声で報告を始めた。
「れー、おてあらいで、おしっこできた! うんちもできたよ!」
「それはすごいね!」
「レオシュ、頑張ったねぇ」
「れー、すごい! まっまー! れー、すごいよー!」
褒められたことを報告してくるレオシュがもう泣いていないことに安心しながら、アデーラはにこにこしてキッチンで手を洗った。
パイナップルとレモン汁と砂糖を滑らかに粉砕して、冷やして凍らせて固めてパイナップルシャーベットを作る。切った苺はブランデーとキュラソーを加えてマリネにする。生クリームとブルーキュラソーと粉砂糖を混ぜて泡立ててキュラソークリームを作る。
最後に水と砂糖と水飴をほんのり色がつくまで煮詰めて、フォークで掬って飴の糸を作る。
子どもが食べるものだからアルコールは魔法で飛ばして、パイナップルシャーベットを入れて、上に苺のマリネを乗せて、キュラソークリームを苺の上に絞って、最後に糸飴で飾りつけをする。
見た目も美しいおやつに、レオシュとルカーシュのお目目が輝いた。
「これ、たべていーの?」
「レオシュとルカーシュに食べて欲しくて作ったのよ」
「すごくきれい。たべるのがもったいない」
「味わって食べてね」
綺麗なグラスに入ったどこかのミューズに捧げたとされるパイナップルシャーベットと苺のマリネとキュラソークリームと糸飴のおやつを、レオシュが吸い込むように食べていく。
「おくちにいれたら、とけちゃう! おいしい!」
「あわせてたべると、おいしいね」
「にぃに、ほっぺにあめ、ついてる」
「レオシュもいっぱいついてるよ」
言い合いながら食べるレオシュの口はアデーラが、ルカーシュの口はダーシャが拭う。アデーラとダーシャとエリシュカとブランカの分はアルコールを飛ばしていないので、少し大人の味がした。
あっという間に食べてしまったレオシュはルカーシュがパズルをするのをじっと見ていて、手を出そうとするが、パズルのピースを握ったはいいもののどこにはめればいいのか分からずに首を傾げている。
レオシュの方には簡単な枠に入った大きめの木のパズルを出すダーシャだが、レオシュはどうしてもルカーシュの紙の小さなピースのパズルが気になるようだ。あまりにできないので、悔しくなってピースを齧ろうとするレオシュにルカーシュがハラハラしているのが分かる。
「レオシュ、お風呂に入りたいんだけどな」
「まっま! れーもはいる!」
「ブランカ母さん、エリシュカ母さん、お風呂を借りてもいいかな? レオシュに吸われた胸がかぴかぴしてて」
「どうぞ、湯船にお湯を溜めて来るわ」
「入っておいで」
お風呂大好きなレオシュはすぐにアデーラの提案に乗って、パズルのピースをルカーシュに返してバスルームに向かった。全部脱がせて、アデーラも全部脱いでお風呂に入ると、レオシュがご機嫌で歌い出す。
「うんちー! うんちー! ぶりぶり、うんちー! れーは、おてあらいで、うんちー!」
「レオシュ、えーっと……お手洗いでできたのは偉かったね」
「うん!」
「でも、そのお歌はやめてくれるかな?」
「どうして!? れー、じぶんでかんがえたのよ? いいおうたよ?」
「私と二人きりのときだけに歌う、秘密の歌にしてくれる?」
「まっまとのひみつのおうた! わかった!」
妙に止めても暴走させるだけだからと提案したアデーラにレオシュはあっさりと乗った。
上機嫌で歌うレオシュに苦笑しながらも、この声がリビングまで届いていないことをアデーラは願っていた。
「うんちー! れーはもうできるよー! ぶりぶり、うんちー!」
お風呂から出ると約束通りレオシュはぴたりと歌を止める。大声だったので聞こえていたのか、ダーシャとエリシュカが笑いを堪えているような気がする。
レオシュとお風呂に入っている間に、ルカーシュはパズルを仕上げていた。
出来上がったパズルはまた崩して箱の中に入れて、ダーシャが中身が魔法で拡張されたバッグの中に片付ける。レオシュが木の枠に入っているパズルを始めるがなかなかうまくハマらずに、パズルのピースを投げてしまう。
「レオシュ、パズルは投げちゃダメだよ。ピースがなくなると完成しなくなるからね」
「うまくできないんだもん……」
「一緒にしようか」
アデーラがレオシュを膝の上に乗せて一つ一つ誘導していくと、レオシュは何とかパズルを完成させることができた。
パズルを完成させたレオシュは誇らし気な顔で、椅子に座っている。
キッチンからはいい香りが流れて来ている。
「ぶーばぁばのばんごはん、たべる!」
「晩ご飯まで頂いて帰ろうね」
「うれしいなぁ。ブランカおばあさまのごはん、とってもおいしいから」
無邪気に言うレオシュとルカーシュにブランカは上機嫌でキッチンで料理をしていた。
「このパズル、ダーシャおかあさんがかってくれたんだよ!」
「ルカーシュのお気に入りなのよね」
「つくってあげるからみてて!」
ルカーシュはブランカとエリシュカにパズルが出来上がるところを見せたいようだ。声を聞きながらうとうとしていると、レオシュが胸をまさぐって来る。眠気に勝てずにアデーラも眠ってしまう頃には、レオシュはアデーラの胸を一生懸命吸ってすやすやと健やかに眠っていた。
目が覚めたのは一時間後くらいだろうか。レオシュがもぞもぞと動いている。アデーラの胸はレオシュの涎でかぴかぴになっていた。
「レオシュ、お昼寝でも胸を吸うの?」
「まっまー! でる! でちゃう!」
「え? お手洗い?」
急いで服を整えてアデーラがお手洗いにレオシュを連れて行くと、勇ましく便器に跨ったレオシュがちょろちょろと水音をさせている。
「出た?」
「んー! もうちょっとー!」
「え? うんちも?」
「んんー! でるぅー!」
まさかお手洗いで大きい方までできるとは思わず、アデーラは驚いていた。踏ん張ったレオシュは大きい方を出してすっきりした顔をしている。
「もう出ないかな? お尻拭くね」
「まっま、れー、できたよ」
「できたね、すごいね」
褒めるとレオシュは誇らし気な顔をしていた。
お尻を拭いて着替えさせて、レオシュをリビングに連れて行ったが、だんだんと表情が暗くなっていくのがアデーラには気にかかる。レオシュの性格ならば、お手洗いが成功したのをみんなに褒めてもらうために、大声で報告しそうなものだが、水色の目には涙がいっぱい溜まっていた。
リビングで遊んでいたルカーシュがレオシュの様子に気付く。
「レオシュ、どうしたの?」
「い、いやなの……」
「なにがいやなの? ぼくにはなしてみて」
優しく語り掛けるルカーシュは立派な兄である。問いかけにふるふると震えながらレオシュが答えた。
「かえりたく、ない」
水色の瞳から大粒の涙がほろりと零れる。
「レオシュはねちゃって、あそべなかったもんね。エリシュカおばあさまと、ブランカおばあさまと、あそびたいよね」
「う、うん……それに、れーね」
「うん、なぁに?」
涙を拭いてあげながら問いかけるルカーシュにレオシュがはっきりと言う。
「ぶーばぁばのごはん、もっとたべたいの!」
正直な3歳児の言葉に、エリシュカとダーシャが吹き出した。
「まだかえらない! れー、ぶーばぁばのごはん、たべる! いっぱいたべる!」
涙と洟を垂らしながら必死に主張するレオシュにブランカが歩み寄ってハンカチで涙と洟を拭いてくれる。
「そんなに私の料理が好きなのね。これは気合を入れておやつを作らなきゃいけないわ。アデーラ手伝って」
「ブランカのご飯は美味しいからね。気持ちはよく分かるよ。あたしもブランカの料理の腕に惚れてパートナーになったんだからね」
ブランカの穏やかな声にエリシュカの豪快な笑いが重なる。涙を拭いてもらったレオシュはルカーシュの隣りに座って大きな声で報告を始めた。
「れー、おてあらいで、おしっこできた! うんちもできたよ!」
「それはすごいね!」
「レオシュ、頑張ったねぇ」
「れー、すごい! まっまー! れー、すごいよー!」
褒められたことを報告してくるレオシュがもう泣いていないことに安心しながら、アデーラはにこにこしてキッチンで手を洗った。
パイナップルとレモン汁と砂糖を滑らかに粉砕して、冷やして凍らせて固めてパイナップルシャーベットを作る。切った苺はブランデーとキュラソーを加えてマリネにする。生クリームとブルーキュラソーと粉砂糖を混ぜて泡立ててキュラソークリームを作る。
最後に水と砂糖と水飴をほんのり色がつくまで煮詰めて、フォークで掬って飴の糸を作る。
子どもが食べるものだからアルコールは魔法で飛ばして、パイナップルシャーベットを入れて、上に苺のマリネを乗せて、キュラソークリームを苺の上に絞って、最後に糸飴で飾りつけをする。
見た目も美しいおやつに、レオシュとルカーシュのお目目が輝いた。
「これ、たべていーの?」
「レオシュとルカーシュに食べて欲しくて作ったのよ」
「すごくきれい。たべるのがもったいない」
「味わって食べてね」
綺麗なグラスに入ったどこかのミューズに捧げたとされるパイナップルシャーベットと苺のマリネとキュラソークリームと糸飴のおやつを、レオシュが吸い込むように食べていく。
「おくちにいれたら、とけちゃう! おいしい!」
「あわせてたべると、おいしいね」
「にぃに、ほっぺにあめ、ついてる」
「レオシュもいっぱいついてるよ」
言い合いながら食べるレオシュの口はアデーラが、ルカーシュの口はダーシャが拭う。アデーラとダーシャとエリシュカとブランカの分はアルコールを飛ばしていないので、少し大人の味がした。
あっという間に食べてしまったレオシュはルカーシュがパズルをするのをじっと見ていて、手を出そうとするが、パズルのピースを握ったはいいもののどこにはめればいいのか分からずに首を傾げている。
レオシュの方には簡単な枠に入った大きめの木のパズルを出すダーシャだが、レオシュはどうしてもルカーシュの紙の小さなピースのパズルが気になるようだ。あまりにできないので、悔しくなってピースを齧ろうとするレオシュにルカーシュがハラハラしているのが分かる。
「レオシュ、お風呂に入りたいんだけどな」
「まっま! れーもはいる!」
「ブランカ母さん、エリシュカ母さん、お風呂を借りてもいいかな? レオシュに吸われた胸がかぴかぴしてて」
「どうぞ、湯船にお湯を溜めて来るわ」
「入っておいで」
お風呂大好きなレオシュはすぐにアデーラの提案に乗って、パズルのピースをルカーシュに返してバスルームに向かった。全部脱がせて、アデーラも全部脱いでお風呂に入ると、レオシュがご機嫌で歌い出す。
「うんちー! うんちー! ぶりぶり、うんちー! れーは、おてあらいで、うんちー!」
「レオシュ、えーっと……お手洗いでできたのは偉かったね」
「うん!」
「でも、そのお歌はやめてくれるかな?」
「どうして!? れー、じぶんでかんがえたのよ? いいおうたよ?」
「私と二人きりのときだけに歌う、秘密の歌にしてくれる?」
「まっまとのひみつのおうた! わかった!」
妙に止めても暴走させるだけだからと提案したアデーラにレオシュはあっさりと乗った。
上機嫌で歌うレオシュに苦笑しながらも、この声がリビングまで届いていないことをアデーラは願っていた。
「うんちー! れーはもうできるよー! ぶりぶり、うんちー!」
お風呂から出ると約束通りレオシュはぴたりと歌を止める。大声だったので聞こえていたのか、ダーシャとエリシュカが笑いを堪えているような気がする。
レオシュとお風呂に入っている間に、ルカーシュはパズルを仕上げていた。
出来上がったパズルはまた崩して箱の中に入れて、ダーシャが中身が魔法で拡張されたバッグの中に片付ける。レオシュが木の枠に入っているパズルを始めるがなかなかうまくハマらずに、パズルのピースを投げてしまう。
「レオシュ、パズルは投げちゃダメだよ。ピースがなくなると完成しなくなるからね」
「うまくできないんだもん……」
「一緒にしようか」
アデーラがレオシュを膝の上に乗せて一つ一つ誘導していくと、レオシュは何とかパズルを完成させることができた。
パズルを完成させたレオシュは誇らし気な顔で、椅子に座っている。
キッチンからはいい香りが流れて来ている。
「ぶーばぁばのばんごはん、たべる!」
「晩ご飯まで頂いて帰ろうね」
「うれしいなぁ。ブランカおばあさまのごはん、とってもおいしいから」
無邪気に言うレオシュとルカーシュにブランカは上機嫌でキッチンで料理をしていた。
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