29 / 31
本編
29.アリスターとリシャールの新居
しおりを挟む
リシャールとアリスターの新居が建つまで、半年かかった。
その間リシャールとアリスターはペントハウスで過ごしたが、一緒に暮らしてみてお互いに困ったことなどなくて、むしろお互いに補い合うように暮らすことができて心地よさしかなかった。
リシャールの仕事が遅いときや、ジムで遅くなるときにはアリスターが食事を用意して、アリスターが遅くなるときにはリシャールが食事を用意してくれる。掃除はアリスターが得意だったので苦なくやれていたし、食事の買い出しなどはスマートフォンで共有のメモを作ってできる方がやっていた。洗濯は気が付いた方がやる。洗濯も乾燥もできるので、取り出して畳むだけなのでそれほど負担にはならない。
他人と暮らすのだから妥協しなくてはいけない点があるのではないかとアリスターは覚悟していたが、リシャールに関して我慢したことは一度もなかった。
髪を洗ってもらってアリスターが感動した日から、リシャールは毎日アリスターの髪を洗ってくれている。リシャールの髪はこだわりがあるようで自分で洗っているが、アリスターはリシャールに髪を洗ってもらうたびに気持ちよさにうっとりとしてしまうのだった。
「髪を切りに行ったときに髪を洗ってもらうことってないの?」
「べたべた触られるのが嫌いで断ってる」
「僕もあまり好きじゃないから髪を伸ばしてるんだけど」
美容室で話しかけられるのも、べたべた触られて髪を洗われるのも、整えられるのも好きじゃないと素直に言えば、リシャールも同じでそれで髪を伸ばしているのだと話してくれた。
長い黒髪は解くとさらさらと手触りがよく、柔らかく真っすぐで、いい匂いがして大好きなのだが、リシャールが美容室嫌いで髪を伸ばしていたとは知らなかった。
「髪を整えるときにはどうしてるんだ?」
「この長さだと自分で見ながら切れるから、自分でやってるよ」
黒髪長髪は色気があるし、格好いいとは思っていたが、伸ばしている理由を聞いてしまうとアリスターはそれだけを理由にリシャールの髪を見ることができなくなってしまった。
「リシャールの長い髪、好きなんだけどな」
「アリスターが好きって言ってくれるなら長いままにしとく」
にっこりと微笑むリシャールに、アリスターは安堵する。
新居にはアリスターの部屋からも、リシャールの部屋からも荷物が運び込まれた。
寝室はアリスターとリシャールが一緒に使って、普段生活する部屋は別々に用意されていたが、その一室がアリスターの借りていた部屋よりも広い気がしてアリスターは落ち着かなくなる。
壁にリシャールのポスターを貼ったらリシャールが妬くかもしれないと思うと、ポスターも荷物の中から出せない。
持ってきた荷物は大きな部屋には少なすぎて、部屋はがらんとした印象だった。
「アリスター、デスクは持ってこなかったの?」
「家具は部屋についてるものを使っていて、俺のじゃなかったんだ」
「デスクと椅子と箪笥も買った方がいいね」
「そうみたいだな」
部屋を覗いたリシャールが何もない部屋に驚いているが、アリスターも自分がこんなにものを持っていなかっただなんて考えたこともなかった。
警察の科学捜査班のラボに勤めるようになって、長期休みもずっと取っていなかったくらい、アリスターは仕事一筋だった。Subとしての欲求は常に溜まっていたが、仕事を詰めることによってそれを紛らわせていたというところもある。そのせいで、部屋は寝に帰るだけの場所だった。
リシャールと暮らし始めて、ペントハウスに帰ってくるのが幸せで、仕事に行きたくないくらいの気持ちになっている自分にアリスターは驚いた。リシャールがいてくれたら仕事に熱中しなくてもSubとしての欲求も満たしてくれるし、一人でも寂しくはない。
小さいころから一人だったから慣れていると思っていた。大人になったのだから平気なのだと思い込んでいた。それでも、アリスターはずっと寂しかったのだ。
リシャールの存在はそれを忘れさせて、アリスターを心から満たしてくれた。
結婚してよかった。クレイムしてよかったとアリスターは毎日のように思っていた。
覗かせてもらったリシャールの部屋は立派なデスクがあって、座り心地のよさそうな椅子があって、広いベッドもあって、生活しやすそうだった。
ベッドがあることに関しては、ベッドを処分しようかと思っていたアリスターは少し考えることがあった。
「リシャール、俺とリシャールの寝室は共同じゃなかったのか?」
「そうだよ」
「なんで自室にベッドがあるんだ?」
つい問い詰める口調になるアリスターにリシャールが苦笑する。
「アリスターが一人で寝たいときがあるかなと思って」
「ない」
「え?」
「そんなのない。毎日、リシャールと一緒に寝たい」
「そ、そう?」
「そうだ」
だからリシャールの部屋にベッドはいらないと告げても、リシャールは譲らなかった。
「アリスターが出張でいないときとかは、一人でアリスターとの思い出があるベッドに寝られないから、やっぱり僕の部屋にもベッドは必要」
「俺は自分の部屋にベッドは入れないからな? 俺のベッドは処分する」
「アリスターはアリスターの思うようにしていいよ」
リシャールもそうしてくれたらいいのにと思いつつ、リシャールがいない日に二人の共同の寝室のベッドに眠るのは確かに寂しいかもしれないというのはちらりと頭の隅に浮かんだ。それでもアリスターは自分の部屋にベッドを入れなかった。
共同の寝室には注文していたキングサイズのベッドが入って、サイドテーブルもあるし、洗面所までついていた。
キングサイズのベッドは二人で組み立てて、シーツも敷いて使えるようにした。
次の休みに、アリスターはデスクと椅子を買いに行った。
椅子はできるだけ高級で座りやすいものがいいと言われていたので、慎重に選んだが、デスクは木の重厚な艶のある磨かれたものを一目で気に入ってそれにしてしまった。
箪笥は特にこだわりがないのでプラスチックケースを買って、それだけ車に積んで、デスクと椅子は配送を頼んだ。
リシャールと暮らしていると、生活の質が上がる気がする。
これまで家具付きの物件で、適当に使っていたデスクと椅子もいいものを買って、リシャールと一緒に眠るベッドも最高級品だ。
家を建てる金もベッドの料金もリシャールが払っているが、アリスターは使うことがなかったのでこれまでの蓄えはあるのだが、リシャールほどの貯金はなくて甘えてしまっている。
「リシャール、俺はヒモか?」
「えぇ!? 何を急に言い出すの!?」
唐突に気になって夕食時に呟いたアリスターにリシャールが仰天している。
「家を建てるときの金もベッドの金も、全部リシャールに払わせてる」
「僕がアリスターと暮らしたいって言ったんだから当然じゃない? 言っとくけど、これくらいで困るような収入じゃないよ、僕」
「だからヒモじゃないかって言ってるんだ」
「ヒモなんかじゃない。結婚したんだから、僕の財産はアリスターのものでもあるし、アリスターは気にせずにこの家に住んでほしいんだよ。それに、アリスターも収入があるでしょ? そういうのをヒモとは言わないの」
そうは言われても納得できないアリスターにリシャールが抱き着いて耳元で囁く。
「護衛が必要な不便な生活をさせるかもしれないんだから、これくらい僕にさせて? 僕はアリスターをヒモだなんて思わない。夫夫は平等でしょ?」
必要だからこの家で暮らしているのだと言われて、アリスターはようやく納得したのだった。
その間リシャールとアリスターはペントハウスで過ごしたが、一緒に暮らしてみてお互いに困ったことなどなくて、むしろお互いに補い合うように暮らすことができて心地よさしかなかった。
リシャールの仕事が遅いときや、ジムで遅くなるときにはアリスターが食事を用意して、アリスターが遅くなるときにはリシャールが食事を用意してくれる。掃除はアリスターが得意だったので苦なくやれていたし、食事の買い出しなどはスマートフォンで共有のメモを作ってできる方がやっていた。洗濯は気が付いた方がやる。洗濯も乾燥もできるので、取り出して畳むだけなのでそれほど負担にはならない。
他人と暮らすのだから妥協しなくてはいけない点があるのではないかとアリスターは覚悟していたが、リシャールに関して我慢したことは一度もなかった。
髪を洗ってもらってアリスターが感動した日から、リシャールは毎日アリスターの髪を洗ってくれている。リシャールの髪はこだわりがあるようで自分で洗っているが、アリスターはリシャールに髪を洗ってもらうたびに気持ちよさにうっとりとしてしまうのだった。
「髪を切りに行ったときに髪を洗ってもらうことってないの?」
「べたべた触られるのが嫌いで断ってる」
「僕もあまり好きじゃないから髪を伸ばしてるんだけど」
美容室で話しかけられるのも、べたべた触られて髪を洗われるのも、整えられるのも好きじゃないと素直に言えば、リシャールも同じでそれで髪を伸ばしているのだと話してくれた。
長い黒髪は解くとさらさらと手触りがよく、柔らかく真っすぐで、いい匂いがして大好きなのだが、リシャールが美容室嫌いで髪を伸ばしていたとは知らなかった。
「髪を整えるときにはどうしてるんだ?」
「この長さだと自分で見ながら切れるから、自分でやってるよ」
黒髪長髪は色気があるし、格好いいとは思っていたが、伸ばしている理由を聞いてしまうとアリスターはそれだけを理由にリシャールの髪を見ることができなくなってしまった。
「リシャールの長い髪、好きなんだけどな」
「アリスターが好きって言ってくれるなら長いままにしとく」
にっこりと微笑むリシャールに、アリスターは安堵する。
新居にはアリスターの部屋からも、リシャールの部屋からも荷物が運び込まれた。
寝室はアリスターとリシャールが一緒に使って、普段生活する部屋は別々に用意されていたが、その一室がアリスターの借りていた部屋よりも広い気がしてアリスターは落ち着かなくなる。
壁にリシャールのポスターを貼ったらリシャールが妬くかもしれないと思うと、ポスターも荷物の中から出せない。
持ってきた荷物は大きな部屋には少なすぎて、部屋はがらんとした印象だった。
「アリスター、デスクは持ってこなかったの?」
「家具は部屋についてるものを使っていて、俺のじゃなかったんだ」
「デスクと椅子と箪笥も買った方がいいね」
「そうみたいだな」
部屋を覗いたリシャールが何もない部屋に驚いているが、アリスターも自分がこんなにものを持っていなかっただなんて考えたこともなかった。
警察の科学捜査班のラボに勤めるようになって、長期休みもずっと取っていなかったくらい、アリスターは仕事一筋だった。Subとしての欲求は常に溜まっていたが、仕事を詰めることによってそれを紛らわせていたというところもある。そのせいで、部屋は寝に帰るだけの場所だった。
リシャールと暮らし始めて、ペントハウスに帰ってくるのが幸せで、仕事に行きたくないくらいの気持ちになっている自分にアリスターは驚いた。リシャールがいてくれたら仕事に熱中しなくてもSubとしての欲求も満たしてくれるし、一人でも寂しくはない。
小さいころから一人だったから慣れていると思っていた。大人になったのだから平気なのだと思い込んでいた。それでも、アリスターはずっと寂しかったのだ。
リシャールの存在はそれを忘れさせて、アリスターを心から満たしてくれた。
結婚してよかった。クレイムしてよかったとアリスターは毎日のように思っていた。
覗かせてもらったリシャールの部屋は立派なデスクがあって、座り心地のよさそうな椅子があって、広いベッドもあって、生活しやすそうだった。
ベッドがあることに関しては、ベッドを処分しようかと思っていたアリスターは少し考えることがあった。
「リシャール、俺とリシャールの寝室は共同じゃなかったのか?」
「そうだよ」
「なんで自室にベッドがあるんだ?」
つい問い詰める口調になるアリスターにリシャールが苦笑する。
「アリスターが一人で寝たいときがあるかなと思って」
「ない」
「え?」
「そんなのない。毎日、リシャールと一緒に寝たい」
「そ、そう?」
「そうだ」
だからリシャールの部屋にベッドはいらないと告げても、リシャールは譲らなかった。
「アリスターが出張でいないときとかは、一人でアリスターとの思い出があるベッドに寝られないから、やっぱり僕の部屋にもベッドは必要」
「俺は自分の部屋にベッドは入れないからな? 俺のベッドは処分する」
「アリスターはアリスターの思うようにしていいよ」
リシャールもそうしてくれたらいいのにと思いつつ、リシャールがいない日に二人の共同の寝室のベッドに眠るのは確かに寂しいかもしれないというのはちらりと頭の隅に浮かんだ。それでもアリスターは自分の部屋にベッドを入れなかった。
共同の寝室には注文していたキングサイズのベッドが入って、サイドテーブルもあるし、洗面所までついていた。
キングサイズのベッドは二人で組み立てて、シーツも敷いて使えるようにした。
次の休みに、アリスターはデスクと椅子を買いに行った。
椅子はできるだけ高級で座りやすいものがいいと言われていたので、慎重に選んだが、デスクは木の重厚な艶のある磨かれたものを一目で気に入ってそれにしてしまった。
箪笥は特にこだわりがないのでプラスチックケースを買って、それだけ車に積んで、デスクと椅子は配送を頼んだ。
リシャールと暮らしていると、生活の質が上がる気がする。
これまで家具付きの物件で、適当に使っていたデスクと椅子もいいものを買って、リシャールと一緒に眠るベッドも最高級品だ。
家を建てる金もベッドの料金もリシャールが払っているが、アリスターは使うことがなかったのでこれまでの蓄えはあるのだが、リシャールほどの貯金はなくて甘えてしまっている。
「リシャール、俺はヒモか?」
「えぇ!? 何を急に言い出すの!?」
唐突に気になって夕食時に呟いたアリスターにリシャールが仰天している。
「家を建てるときの金もベッドの金も、全部リシャールに払わせてる」
「僕がアリスターと暮らしたいって言ったんだから当然じゃない? 言っとくけど、これくらいで困るような収入じゃないよ、僕」
「だからヒモじゃないかって言ってるんだ」
「ヒモなんかじゃない。結婚したんだから、僕の財産はアリスターのものでもあるし、アリスターは気にせずにこの家に住んでほしいんだよ。それに、アリスターも収入があるでしょ? そういうのをヒモとは言わないの」
そうは言われても納得できないアリスターにリシャールが抱き着いて耳元で囁く。
「護衛が必要な不便な生活をさせるかもしれないんだから、これくらい僕にさせて? 僕はアリスターをヒモだなんて思わない。夫夫は平等でしょ?」
必要だからこの家で暮らしているのだと言われて、アリスターはようやく納得したのだった。
1
あなたにおすすめの小説
【BL】捨てられたSubが甘やかされる話
橘スミレ
BL
渚は最低最悪なパートナーに追い出され行く宛もなく彷徨っていた。
もうダメだと倒れ込んだ時、オーナーと呼ばれる男に拾われた。
オーナーさんは理玖さんという名前で、優しくて暖かいDomだ。
ただ執着心がすごく強い。渚の全てを知って管理したがる。
特に食へのこだわりが強く、渚が食べるもの全てを知ろうとする。
でもその執着が捨てられた渚にとっては心地よく、気味が悪いほどの執着が欲しくなってしまう。
理玖さんの執着は日に日に重みを増していくが、渚はどこまでも幸福として受け入れてゆく。
そんな風な激重DomによってドロドロにされちゃうSubのお話です!
アルファポリス限定で連載中
二日に一度を目安に更新しております
春を拒む【完結】
璃々丸
BL
日本有数の財閥三男でΩの北條院環(ほうじょういん たまき)の目の前には見るからに可憐で儚げなΩの女子大生、桜雛子(さくら ひなこ)が座っていた。
「ケイト君を解放してあげてください!」
大きなおめめをうるうるさせながらそう訴えかけてきた。
ケイト君────諏訪恵都(すわ けいと)は環の婚約者であるαだった。
環とはひとまわり歳の差がある。この女はそんな環の負い目を突いてきたつもりだろうが、『こちとらお前等より人生経験それなりに積んどんねん────!』
そう簡単に譲って堪るか、と大人げない反撃を開始するのであった。
オメガバな設定ですが設定は緩めで独自設定があります、ご注意。
不定期更新になります。
【完結】義兄に十年片想いしているけれど、もう諦めます
夏ノ宮萄玄
BL
オレには、親の再婚によってできた義兄がいる。彼に対しオレが長年抱き続けてきた想いとは。
――どうしてオレは、この不毛な恋心を捨て去ることができないのだろう。
懊悩する義弟の桧理(かいり)に訪れた終わり。
義兄×義弟。美形で穏やかな社会人義兄と、つい先日まで高校生だった少しマイナス思考の義弟の話。短編小説です。
『定時後の偶然が多すぎる』
こさ
BL
定時後に残業をするたび、
なぜか必ず同じ上司が、同じフロアに残っている。
仕事ができて、無口で、社内でも一目置かれている存在。
必要以上に踏み込まず、距離を保つ人――
それが、彼の上司だった。
ただの偶然。
そう思っていたはずなのに、
声をかけられる回数が増え、
視線が重なる時間が長くなっていく。
「無理はするな」
それだけの言葉に、胸がざわつく理由を、
彼自身はまだ知らない。
これは、
気づかないふりをする上司と、
勘違いだと思い込もうとする部下が、
少しずつ“偶然”を積み重ねていく話。
静かで、逃げ場のない溺愛が、
定時後から始まる。
公爵家の五男坊はあきらめない
三矢由巳
BL
ローテンエルデ王国のレームブルック公爵の妾腹の五男グスタフは公爵領で領民と交流し、気ままに日々を過ごしていた。
生母と生き別れ、父に放任されて育った彼は誰にも期待なんかしない、将来のことはあきらめていると乳兄弟のエルンストに語っていた。
冬至の祭の夜に暴漢に襲われ二人の運命は急変する。
負傷し意識のないエルンストの枕元でグスタフは叫ぶ。
「俺はおまえなしでは生きていけないんだ」
都では次の王位をめぐる政争が繰り広げられていた。
知らぬ間に巻き込まれていたことを知るグスタフ。
生き延びるため、グスタフはエルンストとともに都へ向かう。
あきらめたら待つのは死のみ。
幼馴染みの二人
朏猫(ミカヅキネコ)
BL
三人兄弟の末っ子・三春は、小さい頃から幼馴染みでもある二番目の兄の親友に恋をしていた。ある日、片思いのその人が美容師として地元に戻って来たと兄から聞かされた三春。しかもその人に髪を切ってもらうことになって……。幼馴染みたちの日常と恋の物語。※他サイトにも掲載
[兄の親友×末っ子 / BL]
ないない
一ノ瀬麻紀
BL
エルドと過ごす週末が、トアの何よりの楽しみだった。
もうすぐ一緒に暮らせる──そう思っていた矢先、エルドに遠征依頼が下る。
守りたい気持ちが、かつての記憶を呼び覚ます。
✤
『ないない』をテーマに書いたお話です。
メリバです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる