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30.月神の生きる日常を守るために
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月神を攫ったのは、真珠に恨みを持っていた『遺跡管理課』の元課長だった。逆恨みだとは分かっているが、月神を巻き込んでしまったことは真珠にとっては深い後悔を残した。
『遺跡管理課』の元課長については、前回の罪に合わせて、今回の遺跡荒らしと人身売買未遂の罪でしっかりと裁かれてもらわなくてはいけない。真珠への個人的な恨みで、真珠の夫である月神を売り払おうとしたなど許されるはずがない。
社会的に抹殺してやることを真珠は心に決めていた。
盗み出された魔法兵器を遺跡に戻したり、遺跡の封印を更に厳重にしたり、遺跡の中で増えている魔法生物の駆除をしたり、しなければいけないことは山積みだったが、とりあえずは月見山が遺跡の入口は塞いでくれたし、安増が結界も張ってくれた。
残りの仕事は有給明けに回すとして、真珠は月神との新婚旅行に戻っていた。
遅い時間になっていたが、温泉宿では鶏の水炊きを締めの雑炊まで堪能し、部屋についている露天風呂にも月神と一緒に入ることができた。
露天風呂から出て部屋に戻ると、布団が二つ並べて敷いてある。
月神の温泉浴衣姿も可愛いのだが、真珠は月神を脱がせることばかり考えていた。
月神を抱き締めて布団の上に降ろすと、月神が真珠の首筋に顔を埋める。
首筋に歯を立てられて、媚薬のような快感を味わいながら、月神の体を布団の上に横たえる。
浴衣を乱して、兆している月神の中心を見ていると、真珠は欲望を抑えきれなかった。
「月神さん、そこ、自分で触ったことありますか?」
「ないです。真珠とするまで、僕、精通が来ていなかったので」
やはり月神は自分でそこに触れたことがなかった。
見たい。
月神が初めて自分でそこに触れるのを見たい。
真珠の胸の中に生まれた欲望に抗うことができない。
「月神さん、自分でするところ、見せてください」
「え!? そ、そんな、恥ずかしい……」
「お願いです」
手を添えて月神の華奢な手を中心に持って行くと、月神は戸惑っているようだった。口付けて、月神の手を重ねた手で動かすと、月神が腰をくねらせる。
「真珠、シてください」
「自分でしてるところを見せてください。お願いします」
「で、でも……」
躊躇ってもじもじとする月神を手伝うつもりで添えた手を動かすと、月神が甘い声を上げる。
「ひぁっ!」
「その調子ですよ」
「あぁっ! しんじゅ! しんじゅぅ!」
手を離しても、月神は夢中になって自分の中心を扱いている。ぐちゅぐちゅと濡れた音がして、月神の中心の先端から透明な雫が滲んできているのに気付く。
絶頂が近いのではないかと月神の恥じらいながらも快感に蕩けた姿を見ていると、涙目で上目遣いに見られてしまう。
「僕だけが感じてるだなんて、ちょっと、寂しいです」
「月神さん、可愛いですよ」
「真珠も、見せてくださいよ」
「私は月神さんの初めてが欲しいんです!」
力説すれば月神も真珠の勢いに圧倒されたようだ。手で必死に扱いて、顔を真っ赤にして自らを絶頂に導いている姿は可愛くて、まさに絶景だった。
「あっ! あっ! あぁっ! でる! でちゃう!」
「出していいんですよ」
「ひぁぁぁっ!」
月神の中心から白濁が迸ったのを見届けて、真珠は満足して月神の双丘の狭間に自身を挟んだ。
「え!? しんじゅ!? ひぁっ!?」
双丘の狭間で中心を擦り上げると、後孔に中心が触れて月神が高い声を上げる。
「やぁっ! しんじゅ、いれてぇ! いれてください!」
「このままでは入らないので」
「ダメぇ! しんじゅぅ! おねがい! いれてぇ!」
後孔の入口に引っ掛けるようにして擦り上げると、月神が欲しがってひんひんと泣く。涙も可愛くて、頬に舌を這わせて涙を舐め取り、真珠は月神の後孔の入口に中心を押し当てて白濁を吐き出した。
「あぁぁぁっ! あついぃ!」
びくびくと体を震わせている月神もかけられただけで達したのかもしれない。白い小さな双丘にかかったものが卑猥で、真珠は月神の後孔に指を這わす。双丘にかけた白濁を指で掬い取って、奥まで指を挿し込んで塗り込めていく。
「しんじゅぅ、いじわる、しないでぇ」
ぽろぽろと涙を零す月神の頬を舐めて、真珠は月神の後孔から指を抜いた。中心を押し当てて、中に押し入れば、性急に拓いたせいか、狭く熱く締め付けて来る。
「くっ……月神さん、緩めて?」
「むりぃ! しんじゅの、あつくて、ふとくて……あぁっ!」
ずりずりと奥まで押し込むと、月神が背を反らせて快感に耐えている。反った喉に噛み付いて、真珠は月神の体中に痕を付けて行った。
多少痕が付いていても、月神は吸血鬼なので回復が早い。有給は残り二日間ある。その間に月神の痕も消えるだろう。
喉に噛み付き、鎖骨を吸い上げ、乳首にも吸い上げた痕をつけて、へその周りも腰骨もキスマークと噛み痕だらけにしていくと、真珠は月神が本当に自分のものになったのだという実感を得て満足していた。
激しく腰を打ち付けて、月神の中が溢れて逆流してくるくらいまで白濁を注ぎ込んで、真珠は月神の意識が飛ぶまで抱いた。
後始末をして、汚れていない方の布団に月神を胸に抱いて横になると、月神が真珠の胸の上で目を覚ました。
「しんじゅ……うたってあげますね」
「月神さん……」
眠そうなのに月神の口から零れる歌声は、さすがプロというだけあって美しく澄んでいた。
月神の歌を聞きながら、真珠は目を閉じて眠りについたのだった。
二泊三日の新婚旅行を終えて、真珠と月神は洋館に戻った。
洋館ではアウラと旭が迎えてくれた。
「お帰り」
「お帰りなさい、真珠さん、月神さん」
月神を姫抱きにしてリビングに入って来た真珠に、アウラも旭も特に何のツッコミも入れなかった。
明日から仕事だと思うと、積み上がっている仕事量に目を反らしたくなるが、月神を売り払おうとした『遺跡管理課』の元課長を裁くためにも、出勤はしなければいけない。
「人身売買はいけないことだし、僕を閉じ込めようとしたことは許せないんですが、少しだけ、余命宣告をされたひとの気持ちが分かるような気がするんです」
「月神さんは優しいから。そんなの分からなくていいんですよ」
「お母さんのことを思い出してしまって」
死にたくないと足掻くひとの気持ちが、優しい月神には分かってしまうようだ。
歌を一曲送るという月神に、真珠は反対することができなかった。
「大学の入学式があるんです。真珠、お父さん、アウラさん、来てくれますか?」
月神に問いかけられて、真珠の答えは「はい」以外になかった。旭もアウラも当然行くと言っている。
桜は散ってしまったけれど、月神はこの春、大学生になる。
大学に通っている間は妊娠しないように気を付けないとと思いつつも、真珠は月神を抱くことを我慢できる自信はなかった。
月神の大学の入学式までに、真珠は仕事が山積みになっていた。
荒らされた遺跡の魔法生物の駆除と、盗まれた魔法兵器を元に戻すことと、結界を張り直すこと。
それに、遺跡を荒らして月神を人身売買しようとした『遺跡管理課』の元課長に相応の裁きを受けさせることだ。
「これは『遺跡管理課』だけの問題ではありません。市役所を辞職させられた職員が市役所の情報を悪用できることが示されてしまったのです」
「記憶操作の魔法は人権問題の観点から禁じられているが、市役所で得た情報については、悪用できないように魔法の契約書にサインをしてもらっていたはずだ」
「それを破る方法があったということです。魔法の契約書をもう一度見直す必要があります」
これは『遺跡管理課』だけの問題ではない。
上司に報告して、市役所で使われている魔法の契約書の魔法をもう一度見直すところから始めなければいけなかった。
その結果として、その魔法に不備があったことが分かり、魔法の契約書は魔法研究所の手を借りて新しくなるのだった。
市役所にも新しい風が吹いている。
愛する月神の暮らすこの町を守るために、真珠は今日も働いていた。
『遺跡管理課』の元課長については、前回の罪に合わせて、今回の遺跡荒らしと人身売買未遂の罪でしっかりと裁かれてもらわなくてはいけない。真珠への個人的な恨みで、真珠の夫である月神を売り払おうとしたなど許されるはずがない。
社会的に抹殺してやることを真珠は心に決めていた。
盗み出された魔法兵器を遺跡に戻したり、遺跡の封印を更に厳重にしたり、遺跡の中で増えている魔法生物の駆除をしたり、しなければいけないことは山積みだったが、とりあえずは月見山が遺跡の入口は塞いでくれたし、安増が結界も張ってくれた。
残りの仕事は有給明けに回すとして、真珠は月神との新婚旅行に戻っていた。
遅い時間になっていたが、温泉宿では鶏の水炊きを締めの雑炊まで堪能し、部屋についている露天風呂にも月神と一緒に入ることができた。
露天風呂から出て部屋に戻ると、布団が二つ並べて敷いてある。
月神の温泉浴衣姿も可愛いのだが、真珠は月神を脱がせることばかり考えていた。
月神を抱き締めて布団の上に降ろすと、月神が真珠の首筋に顔を埋める。
首筋に歯を立てられて、媚薬のような快感を味わいながら、月神の体を布団の上に横たえる。
浴衣を乱して、兆している月神の中心を見ていると、真珠は欲望を抑えきれなかった。
「月神さん、そこ、自分で触ったことありますか?」
「ないです。真珠とするまで、僕、精通が来ていなかったので」
やはり月神は自分でそこに触れたことがなかった。
見たい。
月神が初めて自分でそこに触れるのを見たい。
真珠の胸の中に生まれた欲望に抗うことができない。
「月神さん、自分でするところ、見せてください」
「え!? そ、そんな、恥ずかしい……」
「お願いです」
手を添えて月神の華奢な手を中心に持って行くと、月神は戸惑っているようだった。口付けて、月神の手を重ねた手で動かすと、月神が腰をくねらせる。
「真珠、シてください」
「自分でしてるところを見せてください。お願いします」
「で、でも……」
躊躇ってもじもじとする月神を手伝うつもりで添えた手を動かすと、月神が甘い声を上げる。
「ひぁっ!」
「その調子ですよ」
「あぁっ! しんじゅ! しんじゅぅ!」
手を離しても、月神は夢中になって自分の中心を扱いている。ぐちゅぐちゅと濡れた音がして、月神の中心の先端から透明な雫が滲んできているのに気付く。
絶頂が近いのではないかと月神の恥じらいながらも快感に蕩けた姿を見ていると、涙目で上目遣いに見られてしまう。
「僕だけが感じてるだなんて、ちょっと、寂しいです」
「月神さん、可愛いですよ」
「真珠も、見せてくださいよ」
「私は月神さんの初めてが欲しいんです!」
力説すれば月神も真珠の勢いに圧倒されたようだ。手で必死に扱いて、顔を真っ赤にして自らを絶頂に導いている姿は可愛くて、まさに絶景だった。
「あっ! あっ! あぁっ! でる! でちゃう!」
「出していいんですよ」
「ひぁぁぁっ!」
月神の中心から白濁が迸ったのを見届けて、真珠は満足して月神の双丘の狭間に自身を挟んだ。
「え!? しんじゅ!? ひぁっ!?」
双丘の狭間で中心を擦り上げると、後孔に中心が触れて月神が高い声を上げる。
「やぁっ! しんじゅ、いれてぇ! いれてください!」
「このままでは入らないので」
「ダメぇ! しんじゅぅ! おねがい! いれてぇ!」
後孔の入口に引っ掛けるようにして擦り上げると、月神が欲しがってひんひんと泣く。涙も可愛くて、頬に舌を這わせて涙を舐め取り、真珠は月神の後孔の入口に中心を押し当てて白濁を吐き出した。
「あぁぁぁっ! あついぃ!」
びくびくと体を震わせている月神もかけられただけで達したのかもしれない。白い小さな双丘にかかったものが卑猥で、真珠は月神の後孔に指を這わす。双丘にかけた白濁を指で掬い取って、奥まで指を挿し込んで塗り込めていく。
「しんじゅぅ、いじわる、しないでぇ」
ぽろぽろと涙を零す月神の頬を舐めて、真珠は月神の後孔から指を抜いた。中心を押し当てて、中に押し入れば、性急に拓いたせいか、狭く熱く締め付けて来る。
「くっ……月神さん、緩めて?」
「むりぃ! しんじゅの、あつくて、ふとくて……あぁっ!」
ずりずりと奥まで押し込むと、月神が背を反らせて快感に耐えている。反った喉に噛み付いて、真珠は月神の体中に痕を付けて行った。
多少痕が付いていても、月神は吸血鬼なので回復が早い。有給は残り二日間ある。その間に月神の痕も消えるだろう。
喉に噛み付き、鎖骨を吸い上げ、乳首にも吸い上げた痕をつけて、へその周りも腰骨もキスマークと噛み痕だらけにしていくと、真珠は月神が本当に自分のものになったのだという実感を得て満足していた。
激しく腰を打ち付けて、月神の中が溢れて逆流してくるくらいまで白濁を注ぎ込んで、真珠は月神の意識が飛ぶまで抱いた。
後始末をして、汚れていない方の布団に月神を胸に抱いて横になると、月神が真珠の胸の上で目を覚ました。
「しんじゅ……うたってあげますね」
「月神さん……」
眠そうなのに月神の口から零れる歌声は、さすがプロというだけあって美しく澄んでいた。
月神の歌を聞きながら、真珠は目を閉じて眠りについたのだった。
二泊三日の新婚旅行を終えて、真珠と月神は洋館に戻った。
洋館ではアウラと旭が迎えてくれた。
「お帰り」
「お帰りなさい、真珠さん、月神さん」
月神を姫抱きにしてリビングに入って来た真珠に、アウラも旭も特に何のツッコミも入れなかった。
明日から仕事だと思うと、積み上がっている仕事量に目を反らしたくなるが、月神を売り払おうとした『遺跡管理課』の元課長を裁くためにも、出勤はしなければいけない。
「人身売買はいけないことだし、僕を閉じ込めようとしたことは許せないんですが、少しだけ、余命宣告をされたひとの気持ちが分かるような気がするんです」
「月神さんは優しいから。そんなの分からなくていいんですよ」
「お母さんのことを思い出してしまって」
死にたくないと足掻くひとの気持ちが、優しい月神には分かってしまうようだ。
歌を一曲送るという月神に、真珠は反対することができなかった。
「大学の入学式があるんです。真珠、お父さん、アウラさん、来てくれますか?」
月神に問いかけられて、真珠の答えは「はい」以外になかった。旭もアウラも当然行くと言っている。
桜は散ってしまったけれど、月神はこの春、大学生になる。
大学に通っている間は妊娠しないように気を付けないとと思いつつも、真珠は月神を抱くことを我慢できる自信はなかった。
月神の大学の入学式までに、真珠は仕事が山積みになっていた。
荒らされた遺跡の魔法生物の駆除と、盗まれた魔法兵器を元に戻すことと、結界を張り直すこと。
それに、遺跡を荒らして月神を人身売買しようとした『遺跡管理課』の元課長に相応の裁きを受けさせることだ。
「これは『遺跡管理課』だけの問題ではありません。市役所を辞職させられた職員が市役所の情報を悪用できることが示されてしまったのです」
「記憶操作の魔法は人権問題の観点から禁じられているが、市役所で得た情報については、悪用できないように魔法の契約書にサインをしてもらっていたはずだ」
「それを破る方法があったということです。魔法の契約書をもう一度見直す必要があります」
これは『遺跡管理課』だけの問題ではない。
上司に報告して、市役所で使われている魔法の契約書の魔法をもう一度見直すところから始めなければいけなかった。
その結果として、その魔法に不備があったことが分かり、魔法の契約書は魔法研究所の手を借りて新しくなるのだった。
市役所にも新しい風が吹いている。
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