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五章 在位百周年
7.壺の手がかり
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ほんの少しだけ考えなかったことはない。
龍王がこのまま戻ることができず、成人までの間をヨシュアに育ててもらえるのだったら、それはそれで非常に幸せなのではないだろうか。
これまでの人生のほとんどをヨシュアに傾けてきたが、肉体の成長する期間全部をヨシュアに任せて、ヨシュアと共に過ごす。それは育て直されるような感覚で、龍王にとっては魅力的に映ってしまった。
だが、譲れないこともある。
肉体だけ若返って精神がそのままなので、龍王はヨシュアに触れたいという欲がある。五歳児の体しか持っていないので、相応の中心しかなく、勃つことはあっても達することはできないし、ヨシュアに入れることもできない。
体の関係が最重要課題だとは言わないが、大事であることは間違いない。
龍王は五歳児の体になろうともヨシュアを抱きたいし、性的なことがしたいのだ。
ヨシュアの体が五歳児になっていたらとてもではないが手を出すことは憚られるが、ヨシュアの体は二十代前半の以前のままで、龍王の体だけが五歳児になっている。
その件に関しては、龍王の体が百十五歳若返ったのに対し、ヨシュアの体も百十五歳若返ったとしてもそのときにヨシュアは既に二十六歳だったので姿が変わらなかったと考えられる。ヨシュアと龍王は魂で結ばれていて、寿命を共にしているので、龍王の寿命に変化があったならば、ヨシュアの寿命にも変化があるはずなのだ。
「ヨシュアはずるいです……わたしばかりちいさくなってしまった」
喋り方も舌が発達していないのでどうしても舌っ足らずになってしまうのが悔しい。
ヨシュアの胸を小さな手でふにふにと揉みながら文句を言えば、ヨシュアが龍王の髪を撫でてつむじに唇を落としてくれる。
「元々年の差があるからな。おれまで小さくなってたら、誰が星宇の面倒を見るんだ?」
「それは、ヨシュアがいいですけど、わたしばかりちいさくて、くやしいです」
「早く元に戻りたいよな。調べさせてはいるんだが、なかなか手掛かりがなくて」
ヨシュアも調べてくれているようなのだが、この魔術を開発した魔術師の情報があまり残っていないのだという。この魔術師自体五百年近く前にラバン王国から追放されているので、今生きているかどうかも分からない。
「商人を呼んでいる。星宇も立ち会うか?」
「わたしがたちあって、うたがわれませんかね?」
「赤栄殿にいる王族の子どもの一人だと思われるだろう。商人には秀英も会っていたようだからな」
今の龍王の姿だと秀英よりも小さいのだが、赤栄殿には梓晴の子どもが四人、孫が四人、ひ孫が六人、子睿の子と孫とひ孫も何人もいて、子どもの数は増え続けているので、王族の一人だといえば疑われることもない。
龍王はヨシュアに抱っこされて緑葉殿に向かった。緑葉殿では王宮に出入りしている商人がヨシュアを待っていた。
「王配陛下から呼び出されるとは何ごとでしょうか? 薬草が必要なのかと思って持って来てみました」
小さな姿になっている龍王は、病に臥せっていることにしてあって、政務に出られないとしている。青陵殿の部屋でできることはしているのだが、書類仕事だけで、公の場には姿を現していない。
「龍王陛下は公の場に出られないだけで、体調は安定している。だが、発疹に効くような薬草があれば買いたいな」
「龍王陛下は発疹が出ているので人前に出られないだけなのですね。龍王陛下のお命に危険があるのではないかと国民は心配しております」
「大した発疹でもないんだが、やはりお顔に出ているのは気になるようだ。他のものに移さないとも限らないし」
龍王が人前に出られない理由を発疹ということにして、ヨシュアが商人を安心させる。この様子なら商人から噂が広がって、龍王は命に関わる病気ではなく、発疹が出ているから人前に出ていないだけと知られるだろう。そうなれば国民も落ち着いてくるに違いない。
「国民の中には龍王陛下が治るまでお参りをするものや、願掛けをするものもたくさんいます。龍王陛下の病状が酷くないのであればそのものたちも落ち着くでしょう」
「そういえば、そなた、秀英に壺を売っていたよな?」
「蓋の開かない壺のことですか? あれはお見せするだけのつもりだったのですが、殿下がお気に召して、どうしても欲しいと仰いまして」
「なかなか雅な装飾だった。あれに花を飾れば龍王陛下のお心も慰められるだろう。他にはないのか?」
「仰ってくださればお持ちしましたのに。あの壺はハタッカ王国から輸出されたもので、海を渡って獣人の国に運ばれる途中で難破して海に沈んだものと思われます」
「まだあるのか、壺は?」
「蓋が開いていて少し欠けていますが、金継ぎをすれば十分使えるものがございます」
「それを持って来てくれるか?」
薬草と共に他の壺も全部持って来させる約束をして、ヨシュアは商人との交渉を終えた。
「こちらは妹王女殿下のお血筋ですか? 他の殿下にもお顔が似ている気がします」
「梓晴殿下のひ孫の一人だ。今日は商品を見たいとついてきたが、薬草では楽しくなかったな」
「次は何か面白いものをお持ちしますね」
あまり妙なものは持ち込んでほしくないのだが、商人は壺に封じられていた魔術について全く知らない様子ではあった。もしも知っていたら、ものすごい高値で取引されるであろう寿命を延ばす壺を簡単に子どもに売るはずがない。
百年寿命が延びるとなれば、年老いたものはその壺を欲しがることだろう。
「あの壺は何年くらい前に難破した船から見つかったのだ?」
帰ろうとする商人に最後にヨシュアが聞くと、商人は答えた。
「百五十年程度だと思いますよ。詳しいことは鑑定してみないと分かりませんが、あの模様が流行ったのは百五十年ほど前からだと言われています」
百五十年前に魔術師が若返りの外法を封じた壺がハタッカ王国から輸出されたのならば、百五十年前には魔術師はまだ生きていたということになる。
「獣人の国に運ばれるところだったと言っていたな」
「じゅうじんのくにはじゅみょうがみじかいですからね。じゅみょうをのばせるものならのばしたいでしょう」
獣人の国の民は龍族や魔術師と比べて寿命は非常に短い。大型の獣人で百年を少し越すくらいで、小型の獣人は百年に届かずに死んでしまうものばかりだ。ヨシュアが嫁いできてからジャックという獣人の子どもを捧げられたことがあったが、ヨシュアも龍王もジャックが早く死ぬのを惜しんで、龍族の婿を迎えて、玉を捧げさせてジャックの命を繋いでいる。
ジャックはまだ王宮の離れで元気にしているし、獣人と龍族の子どもを産んで、その子どもたちも龍族と結婚して幸せになっている。
「百年を巻き戻せるのは、百年を超える寿命を持ったものだけになるのではないかな」
「そうなると、じゅうじんのくにのきぞくやおうぞくにつぼをうっていたかのうせいがありますね」
ハタッカ王国から輸出されたとなると、魔術師はハタッカ王国に滞在していたということになる。船が難破したのが百五十年前ならば、まだ魔術師が生きている可能性は十分にある。
「外法使いの魔術師は、魔術を封じられたと記録にあったが、それを破って魔術を使い、今もまだ生きている可能性が高いな」
「ひゃくごじゅうねんまえなら、そうかもしれませんね」
龍王にかけられた魔術を解くためには、その魔術師本人に掛け合ってみるのが一番いいのかもしれない。
ハタッカ王国に隠れ住んでいる魔術師を見つけること。
まずはそれから始めなければいけないだろう。
龍王がこのまま戻ることができず、成人までの間をヨシュアに育ててもらえるのだったら、それはそれで非常に幸せなのではないだろうか。
これまでの人生のほとんどをヨシュアに傾けてきたが、肉体の成長する期間全部をヨシュアに任せて、ヨシュアと共に過ごす。それは育て直されるような感覚で、龍王にとっては魅力的に映ってしまった。
だが、譲れないこともある。
肉体だけ若返って精神がそのままなので、龍王はヨシュアに触れたいという欲がある。五歳児の体しか持っていないので、相応の中心しかなく、勃つことはあっても達することはできないし、ヨシュアに入れることもできない。
体の関係が最重要課題だとは言わないが、大事であることは間違いない。
龍王は五歳児の体になろうともヨシュアを抱きたいし、性的なことがしたいのだ。
ヨシュアの体が五歳児になっていたらとてもではないが手を出すことは憚られるが、ヨシュアの体は二十代前半の以前のままで、龍王の体だけが五歳児になっている。
その件に関しては、龍王の体が百十五歳若返ったのに対し、ヨシュアの体も百十五歳若返ったとしてもそのときにヨシュアは既に二十六歳だったので姿が変わらなかったと考えられる。ヨシュアと龍王は魂で結ばれていて、寿命を共にしているので、龍王の寿命に変化があったならば、ヨシュアの寿命にも変化があるはずなのだ。
「ヨシュアはずるいです……わたしばかりちいさくなってしまった」
喋り方も舌が発達していないのでどうしても舌っ足らずになってしまうのが悔しい。
ヨシュアの胸を小さな手でふにふにと揉みながら文句を言えば、ヨシュアが龍王の髪を撫でてつむじに唇を落としてくれる。
「元々年の差があるからな。おれまで小さくなってたら、誰が星宇の面倒を見るんだ?」
「それは、ヨシュアがいいですけど、わたしばかりちいさくて、くやしいです」
「早く元に戻りたいよな。調べさせてはいるんだが、なかなか手掛かりがなくて」
ヨシュアも調べてくれているようなのだが、この魔術を開発した魔術師の情報があまり残っていないのだという。この魔術師自体五百年近く前にラバン王国から追放されているので、今生きているかどうかも分からない。
「商人を呼んでいる。星宇も立ち会うか?」
「わたしがたちあって、うたがわれませんかね?」
「赤栄殿にいる王族の子どもの一人だと思われるだろう。商人には秀英も会っていたようだからな」
今の龍王の姿だと秀英よりも小さいのだが、赤栄殿には梓晴の子どもが四人、孫が四人、ひ孫が六人、子睿の子と孫とひ孫も何人もいて、子どもの数は増え続けているので、王族の一人だといえば疑われることもない。
龍王はヨシュアに抱っこされて緑葉殿に向かった。緑葉殿では王宮に出入りしている商人がヨシュアを待っていた。
「王配陛下から呼び出されるとは何ごとでしょうか? 薬草が必要なのかと思って持って来てみました」
小さな姿になっている龍王は、病に臥せっていることにしてあって、政務に出られないとしている。青陵殿の部屋でできることはしているのだが、書類仕事だけで、公の場には姿を現していない。
「龍王陛下は公の場に出られないだけで、体調は安定している。だが、発疹に効くような薬草があれば買いたいな」
「龍王陛下は発疹が出ているので人前に出られないだけなのですね。龍王陛下のお命に危険があるのではないかと国民は心配しております」
「大した発疹でもないんだが、やはりお顔に出ているのは気になるようだ。他のものに移さないとも限らないし」
龍王が人前に出られない理由を発疹ということにして、ヨシュアが商人を安心させる。この様子なら商人から噂が広がって、龍王は命に関わる病気ではなく、発疹が出ているから人前に出ていないだけと知られるだろう。そうなれば国民も落ち着いてくるに違いない。
「国民の中には龍王陛下が治るまでお参りをするものや、願掛けをするものもたくさんいます。龍王陛下の病状が酷くないのであればそのものたちも落ち着くでしょう」
「そういえば、そなた、秀英に壺を売っていたよな?」
「蓋の開かない壺のことですか? あれはお見せするだけのつもりだったのですが、殿下がお気に召して、どうしても欲しいと仰いまして」
「なかなか雅な装飾だった。あれに花を飾れば龍王陛下のお心も慰められるだろう。他にはないのか?」
「仰ってくださればお持ちしましたのに。あの壺はハタッカ王国から輸出されたもので、海を渡って獣人の国に運ばれる途中で難破して海に沈んだものと思われます」
「まだあるのか、壺は?」
「蓋が開いていて少し欠けていますが、金継ぎをすれば十分使えるものがございます」
「それを持って来てくれるか?」
薬草と共に他の壺も全部持って来させる約束をして、ヨシュアは商人との交渉を終えた。
「こちらは妹王女殿下のお血筋ですか? 他の殿下にもお顔が似ている気がします」
「梓晴殿下のひ孫の一人だ。今日は商品を見たいとついてきたが、薬草では楽しくなかったな」
「次は何か面白いものをお持ちしますね」
あまり妙なものは持ち込んでほしくないのだが、商人は壺に封じられていた魔術について全く知らない様子ではあった。もしも知っていたら、ものすごい高値で取引されるであろう寿命を延ばす壺を簡単に子どもに売るはずがない。
百年寿命が延びるとなれば、年老いたものはその壺を欲しがることだろう。
「あの壺は何年くらい前に難破した船から見つかったのだ?」
帰ろうとする商人に最後にヨシュアが聞くと、商人は答えた。
「百五十年程度だと思いますよ。詳しいことは鑑定してみないと分かりませんが、あの模様が流行ったのは百五十年ほど前からだと言われています」
百五十年前に魔術師が若返りの外法を封じた壺がハタッカ王国から輸出されたのならば、百五十年前には魔術師はまだ生きていたということになる。
「獣人の国に運ばれるところだったと言っていたな」
「じゅうじんのくにはじゅみょうがみじかいですからね。じゅみょうをのばせるものならのばしたいでしょう」
獣人の国の民は龍族や魔術師と比べて寿命は非常に短い。大型の獣人で百年を少し越すくらいで、小型の獣人は百年に届かずに死んでしまうものばかりだ。ヨシュアが嫁いできてからジャックという獣人の子どもを捧げられたことがあったが、ヨシュアも龍王もジャックが早く死ぬのを惜しんで、龍族の婿を迎えて、玉を捧げさせてジャックの命を繋いでいる。
ジャックはまだ王宮の離れで元気にしているし、獣人と龍族の子どもを産んで、その子どもたちも龍族と結婚して幸せになっている。
「百年を巻き戻せるのは、百年を超える寿命を持ったものだけになるのではないかな」
「そうなると、じゅうじんのくにのきぞくやおうぞくにつぼをうっていたかのうせいがありますね」
ハタッカ王国から輸出されたとなると、魔術師はハタッカ王国に滞在していたということになる。船が難破したのが百五十年前ならば、まだ魔術師が生きている可能性は十分にある。
「外法使いの魔術師は、魔術を封じられたと記録にあったが、それを破って魔術を使い、今もまだ生きている可能性が高いな」
「ひゃくごじゅうねんまえなら、そうかもしれませんね」
龍王にかけられた魔術を解くためには、その魔術師本人に掛け合ってみるのが一番いいのかもしれない。
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