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二部 晃と霧恵編
弱いアルファでいいですか? 3
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初恋の相手は年上のオメガだった。
強く美しいそのひとに惹かれて、晃はプロポーズまでしてしまったが、キスと連絡先をもらっただけで、プロポーズの答えはもらえなかった。
「嫌いとも、結婚できへんとも、言われてへんもん。俺がまだ未成年やから、躊躇ってはるだけなんや」
臆病で戦うことは怖いし、年上の従姉など顔を見ただけで気絶してしまいそうになる気弱な晃だったが、気持ちだけはいつも前向きだった。この世でただ一人、怖くない相手と出会えて、良い香りがして、それがオメガだったのだ。運命でなくてなんなのだろう。
未成年の晃は、保護者の許可がなければ結婚ができない。両親は絶対に許してくれるはずがないが、一人だけ両親がいうことを聞く人物を晃は知っていた。それが、道場で何度も投げ飛ばされて、試合に出るのを嫌がるたびに叱られ、結果的に晃を鍛え上げたが、目が合うのも恐ろしい従姉だったとしても、向き合わないわけにはいかない。
大学が休みの日に、恐る恐る顔を出した本家の道場で、5歳年上の従姉は門下生たちに型を教えていた。震える晃の姿を見かけると、「家の方に行っとき」と素っ気なく言う。
家に上がらせてもらって、びくびくしながらリビングのソファに座れば、無造作に置かれている紙袋に気付いた。覗いてみると、見合いの釣り書きのようである。
「何見とるんや」
「ぎゃあ!?」
汗を拭きながらリビングに入ってきた従姉、都築玲の声に、晃はソファから飛び上がった。そのまま転げ落ちて、ソファの背もたれの後ろに這いずるようにして隠れる。
「れ、れいちゃん……あんな、お願いがあって、来たんや」
「晃が、うちにお願い?」
怖がられていることは玲も自覚があるのだろう、怪訝そうに眉を顰める玲の整った顔が見られなくて、アルファらしい女帝のようなオーラを浴びるだけで震えが止まらなくて、晃はソファの後ろから出てこられなかった。隠れたままで蚊の鳴くような声で告げる。
「好きなひとができた。結婚したいんやけど、うちの両親は、アレやろ?」
バース性の検査結果が出るまで、泣き虫で臆病な晃は、オメガかベータだと思われていた。そのせいで、両親の扱いは酷かった。しかも、早い子は5歳前後で結果がでるのに、晃は10歳を越すまでバース性が不明のままだったのだ。
諦めきった両親は、晃を育児放棄状態だったが、10歳で晃がアルファと分かった途端に手の平を返して、都築の師範代かそれに次ぐ存在になれるかもしれないと鍛え始めた。
自分の利益しか考えておらず、愛情など感じたことのない両親に、急にちやほやされたところで、晃の心が動くはずがない。それどころか、両親には嫌悪感しか抱いていない。
両親と適切な距離が取れるように取り計らって、10歳から大学に受かってこの家を出るまで一緒に暮らしてくれたのがこの従姉なのだが、その分頭が上がらず、恐怖の対象でもあった。
「お前に、好きなひとが?」
「俺のことを認めてくれる、素敵なひとなんや。かっこよくて、美しくて、強くて……」
「なんか、癪やな」
「ふぁ?」
素早い動きで近付いてきた玲に、自分の身を庇おうと両腕を体の前で交差させた晃の手には、携帯電話が握られていた。高校の間にバイトして買った、一番安い機種のスマートフォン。
するりと手の平から抜き取ったそれを、玲は見事な動きで放り投げた。キッチンの方に投げられたそれが、シンクの鍋に溜まった水の中に、飛沫を上げて落ちていくのを、追い掛けた晃は見ていることしかできなかった。
「結婚もなにも、まだ晃は大学生やろ。道場を辞めて学業に専念するて言うたやないか。それは嘘やったんか?」
「俺の、携帯……」
「携帯くらいなくても死なへんわ」
晃は知らない。玲が大量の見合い話を持ってこられて、その全てが好みではない相手で、「うちは恋愛と結婚は自分で決める!」と宣言して、「口出しするなら、晃に師範代を渡すで?」と試合で怖気付いて一度も勝ったことのない晃を引き合いに出していたことを。結婚などして他の家に嫁がれてしまったら、晃を師範代にするという脅し文句が使えなくなる。だから、玲は晃の結婚を今許すわけにはいかなかったのだ。
「玲ちゃん、殺生や」
水没して使えなくなった携帯電話は、データを取り出すこともできずに、修理に出そうと携帯ショップに行った晃は、新たなショックを突き付けられる。
「古い機種ですので、部品がもうありません。新しい機種に買い換えていただくしか……」
「新しい機種て……ふぁー!? 丸の数が多い!?」
スマートフォンは晃が初めて買った高校時代よりも進化していて、性能が良くなっている代わりに、値段も高くなっていた。ガラケーでも構わないと言おうとしたが、そちらは契約が違うから、やはりお金がかかるという。
「うち、お米ない……もやしだけで、何日生きられるやろ……」
絶望した晃は、お金が貯まるまで霧恵の連絡先を胸に抱いて、携帯電話の買い換えのための節約生活に入った。もやしと、時々特売の鶏肉と、少しだけのお米。
「ひもじい……霧恵さん、会いたい……」
お腹が空いて眠れない夜は、霧恵の渡してくれた名刺を胸に抱いて寝た。ジャスミンに似た甘い残り香がするような気がして、なんとか眠って、学校に行って、バイトに行って、生き延びた一週間。
もうそろそろダメかもしれないという頃に、電車に乗っていると痴漢に尻を揉まれて、抵抗もできずに震えていると、偶然乗ってきた霧恵が助けてくれた。
「そこの変態野郎、次の駅で降りなさい」
振り向けば痴漢の腕を捻り上げている霧恵がいて、晃の涙腺はもう限界だった。
「き、りえ、しゃん!?」
「可愛いチワワちゃん」
艶やかに微笑む霧恵は相変わらず美しい。
話を聞いた霧恵は、晃に携帯電話を買ってくれた。
目の飛び出るような最新機種で、断ろうというプライドよりも、霧恵と連絡が取りたいという正直な欲望が優ってしまう。分割でもいいので、お金は返そうと言い出す前に、霧恵ははっきりと告げた。
「アナタ、あたしのペットよ、いい? これは、あたしとの連絡用にだけ使うの。いわば、アナタの首輪ね」
繋いだ手が暖かかった。理由を付けて、霧恵は晃との連絡手段を持とうとしてくれている。嬉しくて涙も引っ込んだ。
「いらなければ捨てればいいわ。あたしの番号とメルアドしか登録しちゃいけないのよ?」
塗られた霧恵の爪のようなメタリックブルーの携帯を、霧恵のためにしか使ってはいけないと言いながらも、メッセージアプリなどは学生だから付き合いもあるだろうし、自由に使っていいと優しさを見せてくれる霧恵に、晃はきっぱりと首を振った。
「いらへん。霧恵さんの連絡先だけでええ。大事に使わさしてもらいます」
これで霧恵と連絡が取れる。
それだけで、バイトに行く足も弾んだ。携帯電話を買うための節約生活も終わって、夕食には久し振りにお腹いっぱいご飯を食べた。
「『霧恵さんのおかげで、お腹がいっぱいです』ええと……『電話しても良いですか?』とか、大胆なこと言うたら、嫌われてしまうやろか?」
食後に携帯電話を前に百面相して、思い切って送信ボタンを押した晃は、返事にはあまり期待していなかった。美しい高嶺の花のようなひとが、自分を気にかけてくれただけで嬉しい。もらった携帯電話も、最初のプレゼントで、ペットにしてくれるという言葉すら、嬉しくて嬉しくてたまらなかった。
『可愛いチワワちゃん、それ以上痩せたら、食べるところがなくなっちゃうから、ちゃんとご飯は食べるのよ』
携帯電話を置いて風呂に入っている間に返信が来たようで、晃は液晶画面を何度も何度も見つめてにやける。
「食べる、やなんて! きゃー! 霧恵さん、俺のこと、食べてくれはるんやろか」
── アナタ、未成年でしょ? ダメよぉ、あたしみたいな、悪い女に引っかかったら。遊ばれて、搾り取られちゃうんだからね?
出会った日に言われた言葉も、怖いどころか、胸が高鳴って仕方がなかった。
アルファだからオメガを食べなければいけない。
そんなことを、霧恵は絶対に言わないと確信している。
「食べて美味しいて思うてくれる男にならなあかん」
それから毎日、食事をするたびに、「ちゃんと食べました」という報告と共に、晃は霧恵にメールを送るようになった。
強く美しいそのひとに惹かれて、晃はプロポーズまでしてしまったが、キスと連絡先をもらっただけで、プロポーズの答えはもらえなかった。
「嫌いとも、結婚できへんとも、言われてへんもん。俺がまだ未成年やから、躊躇ってはるだけなんや」
臆病で戦うことは怖いし、年上の従姉など顔を見ただけで気絶してしまいそうになる気弱な晃だったが、気持ちだけはいつも前向きだった。この世でただ一人、怖くない相手と出会えて、良い香りがして、それがオメガだったのだ。運命でなくてなんなのだろう。
未成年の晃は、保護者の許可がなければ結婚ができない。両親は絶対に許してくれるはずがないが、一人だけ両親がいうことを聞く人物を晃は知っていた。それが、道場で何度も投げ飛ばされて、試合に出るのを嫌がるたびに叱られ、結果的に晃を鍛え上げたが、目が合うのも恐ろしい従姉だったとしても、向き合わないわけにはいかない。
大学が休みの日に、恐る恐る顔を出した本家の道場で、5歳年上の従姉は門下生たちに型を教えていた。震える晃の姿を見かけると、「家の方に行っとき」と素っ気なく言う。
家に上がらせてもらって、びくびくしながらリビングのソファに座れば、無造作に置かれている紙袋に気付いた。覗いてみると、見合いの釣り書きのようである。
「何見とるんや」
「ぎゃあ!?」
汗を拭きながらリビングに入ってきた従姉、都築玲の声に、晃はソファから飛び上がった。そのまま転げ落ちて、ソファの背もたれの後ろに這いずるようにして隠れる。
「れ、れいちゃん……あんな、お願いがあって、来たんや」
「晃が、うちにお願い?」
怖がられていることは玲も自覚があるのだろう、怪訝そうに眉を顰める玲の整った顔が見られなくて、アルファらしい女帝のようなオーラを浴びるだけで震えが止まらなくて、晃はソファの後ろから出てこられなかった。隠れたままで蚊の鳴くような声で告げる。
「好きなひとができた。結婚したいんやけど、うちの両親は、アレやろ?」
バース性の検査結果が出るまで、泣き虫で臆病な晃は、オメガかベータだと思われていた。そのせいで、両親の扱いは酷かった。しかも、早い子は5歳前後で結果がでるのに、晃は10歳を越すまでバース性が不明のままだったのだ。
諦めきった両親は、晃を育児放棄状態だったが、10歳で晃がアルファと分かった途端に手の平を返して、都築の師範代かそれに次ぐ存在になれるかもしれないと鍛え始めた。
自分の利益しか考えておらず、愛情など感じたことのない両親に、急にちやほやされたところで、晃の心が動くはずがない。それどころか、両親には嫌悪感しか抱いていない。
両親と適切な距離が取れるように取り計らって、10歳から大学に受かってこの家を出るまで一緒に暮らしてくれたのがこの従姉なのだが、その分頭が上がらず、恐怖の対象でもあった。
「お前に、好きなひとが?」
「俺のことを認めてくれる、素敵なひとなんや。かっこよくて、美しくて、強くて……」
「なんか、癪やな」
「ふぁ?」
素早い動きで近付いてきた玲に、自分の身を庇おうと両腕を体の前で交差させた晃の手には、携帯電話が握られていた。高校の間にバイトして買った、一番安い機種のスマートフォン。
するりと手の平から抜き取ったそれを、玲は見事な動きで放り投げた。キッチンの方に投げられたそれが、シンクの鍋に溜まった水の中に、飛沫を上げて落ちていくのを、追い掛けた晃は見ていることしかできなかった。
「結婚もなにも、まだ晃は大学生やろ。道場を辞めて学業に専念するて言うたやないか。それは嘘やったんか?」
「俺の、携帯……」
「携帯くらいなくても死なへんわ」
晃は知らない。玲が大量の見合い話を持ってこられて、その全てが好みではない相手で、「うちは恋愛と結婚は自分で決める!」と宣言して、「口出しするなら、晃に師範代を渡すで?」と試合で怖気付いて一度も勝ったことのない晃を引き合いに出していたことを。結婚などして他の家に嫁がれてしまったら、晃を師範代にするという脅し文句が使えなくなる。だから、玲は晃の結婚を今許すわけにはいかなかったのだ。
「玲ちゃん、殺生や」
水没して使えなくなった携帯電話は、データを取り出すこともできずに、修理に出そうと携帯ショップに行った晃は、新たなショックを突き付けられる。
「古い機種ですので、部品がもうありません。新しい機種に買い換えていただくしか……」
「新しい機種て……ふぁー!? 丸の数が多い!?」
スマートフォンは晃が初めて買った高校時代よりも進化していて、性能が良くなっている代わりに、値段も高くなっていた。ガラケーでも構わないと言おうとしたが、そちらは契約が違うから、やはりお金がかかるという。
「うち、お米ない……もやしだけで、何日生きられるやろ……」
絶望した晃は、お金が貯まるまで霧恵の連絡先を胸に抱いて、携帯電話の買い換えのための節約生活に入った。もやしと、時々特売の鶏肉と、少しだけのお米。
「ひもじい……霧恵さん、会いたい……」
お腹が空いて眠れない夜は、霧恵の渡してくれた名刺を胸に抱いて寝た。ジャスミンに似た甘い残り香がするような気がして、なんとか眠って、学校に行って、バイトに行って、生き延びた一週間。
もうそろそろダメかもしれないという頃に、電車に乗っていると痴漢に尻を揉まれて、抵抗もできずに震えていると、偶然乗ってきた霧恵が助けてくれた。
「そこの変態野郎、次の駅で降りなさい」
振り向けば痴漢の腕を捻り上げている霧恵がいて、晃の涙腺はもう限界だった。
「き、りえ、しゃん!?」
「可愛いチワワちゃん」
艶やかに微笑む霧恵は相変わらず美しい。
話を聞いた霧恵は、晃に携帯電話を買ってくれた。
目の飛び出るような最新機種で、断ろうというプライドよりも、霧恵と連絡が取りたいという正直な欲望が優ってしまう。分割でもいいので、お金は返そうと言い出す前に、霧恵ははっきりと告げた。
「アナタ、あたしのペットよ、いい? これは、あたしとの連絡用にだけ使うの。いわば、アナタの首輪ね」
繋いだ手が暖かかった。理由を付けて、霧恵は晃との連絡手段を持とうとしてくれている。嬉しくて涙も引っ込んだ。
「いらなければ捨てればいいわ。あたしの番号とメルアドしか登録しちゃいけないのよ?」
塗られた霧恵の爪のようなメタリックブルーの携帯を、霧恵のためにしか使ってはいけないと言いながらも、メッセージアプリなどは学生だから付き合いもあるだろうし、自由に使っていいと優しさを見せてくれる霧恵に、晃はきっぱりと首を振った。
「いらへん。霧恵さんの連絡先だけでええ。大事に使わさしてもらいます」
これで霧恵と連絡が取れる。
それだけで、バイトに行く足も弾んだ。携帯電話を買うための節約生活も終わって、夕食には久し振りにお腹いっぱいご飯を食べた。
「『霧恵さんのおかげで、お腹がいっぱいです』ええと……『電話しても良いですか?』とか、大胆なこと言うたら、嫌われてしまうやろか?」
食後に携帯電話を前に百面相して、思い切って送信ボタンを押した晃は、返事にはあまり期待していなかった。美しい高嶺の花のようなひとが、自分を気にかけてくれただけで嬉しい。もらった携帯電話も、最初のプレゼントで、ペットにしてくれるという言葉すら、嬉しくて嬉しくてたまらなかった。
『可愛いチワワちゃん、それ以上痩せたら、食べるところがなくなっちゃうから、ちゃんとご飯は食べるのよ』
携帯電話を置いて風呂に入っている間に返信が来たようで、晃は液晶画面を何度も何度も見つめてにやける。
「食べる、やなんて! きゃー! 霧恵さん、俺のこと、食べてくれはるんやろか」
── アナタ、未成年でしょ? ダメよぉ、あたしみたいな、悪い女に引っかかったら。遊ばれて、搾り取られちゃうんだからね?
出会った日に言われた言葉も、怖いどころか、胸が高鳴って仕方がなかった。
アルファだからオメガを食べなければいけない。
そんなことを、霧恵は絶対に言わないと確信している。
「食べて美味しいて思うてくれる男にならなあかん」
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