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十二章 両親の事故とわたくしが主役の物語
45.主人公は誰?
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国王陛下の生誕の式典が始まる。
昼食会に行くわたくしは、廊下で待っていてくれたエクムント様にエスコートされる。クリスタちゃんはハインリヒ殿下にエスコートされている。
レーニちゃんはふーちゃんがまだ社交界デビューできる年ではないので一人で歩いて食堂まで行っていた。
食堂ではクリスタちゃんは王家のテーブルに着く。わたくしとレーニちゃんは王家のテーブルと直角に置かれたテーブルで食事をとる。わたくしの隣りはエクムント様で、逆の隣りが両親で、斜め前がレーニちゃんなので、見知った顔立ちの中落ち着いて食事ができた。
クリスタちゃんは今日も王家のテーブルで挨拶に来る方々のために立って挨拶を返して、料理は食べることができないだろう。王宮の料理は豪華で美味しいので、それをクリスタちゃんと分かち合えないことはとても残念だった。
ノエル殿下とノルベルト殿下も王家のテーブルにいるが、それは今年までのことだ。学園を卒業したらノルベルト殿下はノエル殿下と結婚して大公となり王家を離れてしまう。
ノエル殿下とノルベルト殿下まで揃って王家のテーブルについているのを見るのは今年が最後ということになる。
「国王陛下の生誕を祝って、私からご挨拶をさせていただきます。国王陛下と私は学生時代からの学友です。今年はその国王陛下に第四子と第五子のディーデリヒ殿下とディートリンデ殿下が産まれた年でもあります。双子の殿下のお披露目も今日は行われると聞いております。これからもますますの国王陛下の繁栄を祈って、乾杯とさせていただきます」
お祝いの言葉は父が述べた。父の言葉に一斉にグラスが持ち上げられる。
お祝いの言葉を聞いていた国王陛下もとても満足そうなお顔をされていた。
エクムント様と一緒にご挨拶に向かうと、国王陛下がグラスを差し出す。そこには葡萄酒がたっぷりと入っている。
「エクムントとエリザベートも乾杯しようではないか」
「国王陛下、エリザベート嬢はまだ未成年です。葡萄酒は飲めません」
「そうだったか。葡萄ジュースに替えよう」
エクムント様がすぐに気付いて言ってくださったので、グラスの中身を葡萄ジュースに替えてもらってわたくしは国王陛下と乾杯をした。
「国王陛下にとって素晴らしい一年となりますように」
「既にディーデリヒとディートリンデも生まれているし、ノルベルトも結婚するし、いい一年になることは決まっているようだ」
「もっともっと素晴らしいことがたくさんありますように」
「ありがとう、エクムント、エリザベート」
乾杯をして飲んだ葡萄ジュースは甘酸っぱかった。
席に戻るとエクムント様が懐中時計で時間を確認している。わたくしとエクムント様の位置からでは壁の掛け時計は見にくい場所にあった。
わたくしも懐中時計を出して時間を確認する。
懐中時計をポケットに仕舞うエクムント様と目が合って、わたくしとエクムント様は笑い合った。
「国王陛下はご機嫌麗しいご様子でしたね」
「そのようですね。少し酔ってらしたのかな」
テンションの高い国王陛下はこの日を楽しみにしていたのだろう。ずっとディーデリヒ殿下とディートリンデ殿下のお披露目をしたいと言っていたのだ。
ディーデリヒ殿下とディートリンデ殿下はそろそろお座りができるようになるころだろうか。きっと可愛く育っていることだろう。
わたくしも夏に国王陛下の別荘でお会いしたきり会っていない。あのときにはまだ小さくて抱っこも簡単だったが、今は人見知りをなさるかもしれない。
人見知りも身近なひとの顔を見分けられるようになった大事な成長なのだが、王家のお子様としてはたくさんのひとに囲まれるのはどうしようもないので、困ってしまうかもしれない。
例えディーデリヒ殿下とディートリンデ殿下が泣いても、国王陛下はご機嫌なのだろうとは思っていたが。
「そういえば、わたくし、クリスタに物語の主人公のようだと言われました」
メインのお肉を切りながらぽつりと呟くと、エクムント様が頷いている。
「そうでしょうね。ディッペル家のエリザベート嬢と私の話は有名で、『辺境伯と公爵令嬢の婚約から始まる恋』とかいう本が出されていましたよ」
「え!? え!? それって……」
「私とエリザベート嬢がモデルでしょうね。表紙には褐色の肌の男性と白い肌の令嬢が描かれているそうで」
まさか本当に物語になっていただなんて考えもしなかった。
この世界自体が、日本人の著者が書いた『クリスタ・ノメンゼンの真実の愛』というロマンス小説の中なのに、その中でわたくしとエクムント様がモデルの物語が書かれることになるなんて、わたくしは言葉も出ない。
クリスタちゃんが主人公の物語なのだから、注目されるのはクリスタちゃんだとばかり思っていた。
「クリスタが主人公ではないのですか?」
「クリスタ嬢はハインリヒ殿下と……皇太子殿下と婚約されているので、気軽に物語にできないのでしょう」
「それはそうですね」
王家の皇太子とその婚約者をモデルにしていると知られたら、書き方次第では不敬罪になってしまうかもしれないのだ。そう思えばクリスタちゃんがわたくしが物語の主人公だと言い出した理由が分かってくる。
わたくしとエクムント様をモデルにした物語が実際にあったのだったら、クリスタちゃんは勘違いもしてしまうだろう。
この世界の主人公はクリスタちゃんで、わたくしは悪役の脇役なのだ。最終的に公爵位を奪われて追放されるラストが嫌でクリスタちゃんに関わらないようにしようと思ったときもあったけれど、今はクリスタちゃんをディッペル家に引き取って、ディッペル家で一緒に暮らして、学園でも同室で生活してよかったとしか思えない。
クリスタちゃんはわたくしにとっては大事な妹になっていたし、クリスタちゃんにとってもわたくしは大事な姉になっていることだろう。
何度もクリスタちゃんは言っているが、クリスタちゃんがディッペル家に引き取られたときには幼かったので、クリスタちゃんはディッペル家にくる以前のことをほとんど覚えていない。
クリスタちゃんにとってディッペル家は最早生家のような場所だった。
「わたくしはクリスタの方が物語の主人公のようだと思うのです」
「どうでしょうね。クリスタ嬢はエリザベート嬢のことが大好きだから、そう思ってしまうところがあるのかもしれません」
エクムント様とわたくしの関係も羨ましがっていたからクリスタちゃんにとってはわたくしの方が主人公だと思えるのかもしれない。
「エリザベート嬢も今までのことを考えると、やってきたことは大きいですよ。壊血病の予防策を見出し、コスチュームジュエリーの名称を考え、ネイルアートを考え出し、フィンガーブレスレットも開発した」
「それはわたくしだけの功績ではありませんわ」
「謙遜なさることはないのです。エリザベート嬢は私にとっても尊敬できる女性です」
年上のエクムント様から尊敬できるなどと言われてわたくしは驚いてしまう。
「わたくしを尊敬、ですか? わたくしの方がずっと年下なのに」
「年齢は関係ありません。エリザベート嬢は他人にない発想力があります。そこを私は尊敬しているのです」
尊敬されていると分かると誇らしくなる。
わたくしはエクムント様に認められていた。
「こんな素晴らしい方が辺境伯領に嫁いできてくださるかと思うと、楽しみでなりません」
「わたくしも早くエクムント様の元に嫁いでいきたいです」
そのためにはまだ一年以上時間が必要だが、それもエクムント様がわたくしを想ってくださると分かっていれば我慢ができる。
テーブルの下で手を繋いだエクムント様の手は大きくて暖かい。
熱い手に包まれて、わたくしは胸を高鳴らせていた。
昼食会に行くわたくしは、廊下で待っていてくれたエクムント様にエスコートされる。クリスタちゃんはハインリヒ殿下にエスコートされている。
レーニちゃんはふーちゃんがまだ社交界デビューできる年ではないので一人で歩いて食堂まで行っていた。
食堂ではクリスタちゃんは王家のテーブルに着く。わたくしとレーニちゃんは王家のテーブルと直角に置かれたテーブルで食事をとる。わたくしの隣りはエクムント様で、逆の隣りが両親で、斜め前がレーニちゃんなので、見知った顔立ちの中落ち着いて食事ができた。
クリスタちゃんは今日も王家のテーブルで挨拶に来る方々のために立って挨拶を返して、料理は食べることができないだろう。王宮の料理は豪華で美味しいので、それをクリスタちゃんと分かち合えないことはとても残念だった。
ノエル殿下とノルベルト殿下も王家のテーブルにいるが、それは今年までのことだ。学園を卒業したらノルベルト殿下はノエル殿下と結婚して大公となり王家を離れてしまう。
ノエル殿下とノルベルト殿下まで揃って王家のテーブルについているのを見るのは今年が最後ということになる。
「国王陛下の生誕を祝って、私からご挨拶をさせていただきます。国王陛下と私は学生時代からの学友です。今年はその国王陛下に第四子と第五子のディーデリヒ殿下とディートリンデ殿下が産まれた年でもあります。双子の殿下のお披露目も今日は行われると聞いております。これからもますますの国王陛下の繁栄を祈って、乾杯とさせていただきます」
お祝いの言葉は父が述べた。父の言葉に一斉にグラスが持ち上げられる。
お祝いの言葉を聞いていた国王陛下もとても満足そうなお顔をされていた。
エクムント様と一緒にご挨拶に向かうと、国王陛下がグラスを差し出す。そこには葡萄酒がたっぷりと入っている。
「エクムントとエリザベートも乾杯しようではないか」
「国王陛下、エリザベート嬢はまだ未成年です。葡萄酒は飲めません」
「そうだったか。葡萄ジュースに替えよう」
エクムント様がすぐに気付いて言ってくださったので、グラスの中身を葡萄ジュースに替えてもらってわたくしは国王陛下と乾杯をした。
「国王陛下にとって素晴らしい一年となりますように」
「既にディーデリヒとディートリンデも生まれているし、ノルベルトも結婚するし、いい一年になることは決まっているようだ」
「もっともっと素晴らしいことがたくさんありますように」
「ありがとう、エクムント、エリザベート」
乾杯をして飲んだ葡萄ジュースは甘酸っぱかった。
席に戻るとエクムント様が懐中時計で時間を確認している。わたくしとエクムント様の位置からでは壁の掛け時計は見にくい場所にあった。
わたくしも懐中時計を出して時間を確認する。
懐中時計をポケットに仕舞うエクムント様と目が合って、わたくしとエクムント様は笑い合った。
「国王陛下はご機嫌麗しいご様子でしたね」
「そのようですね。少し酔ってらしたのかな」
テンションの高い国王陛下はこの日を楽しみにしていたのだろう。ずっとディーデリヒ殿下とディートリンデ殿下のお披露目をしたいと言っていたのだ。
ディーデリヒ殿下とディートリンデ殿下はそろそろお座りができるようになるころだろうか。きっと可愛く育っていることだろう。
わたくしも夏に国王陛下の別荘でお会いしたきり会っていない。あのときにはまだ小さくて抱っこも簡単だったが、今は人見知りをなさるかもしれない。
人見知りも身近なひとの顔を見分けられるようになった大事な成長なのだが、王家のお子様としてはたくさんのひとに囲まれるのはどうしようもないので、困ってしまうかもしれない。
例えディーデリヒ殿下とディートリンデ殿下が泣いても、国王陛下はご機嫌なのだろうとは思っていたが。
「そういえば、わたくし、クリスタに物語の主人公のようだと言われました」
メインのお肉を切りながらぽつりと呟くと、エクムント様が頷いている。
「そうでしょうね。ディッペル家のエリザベート嬢と私の話は有名で、『辺境伯と公爵令嬢の婚約から始まる恋』とかいう本が出されていましたよ」
「え!? え!? それって……」
「私とエリザベート嬢がモデルでしょうね。表紙には褐色の肌の男性と白い肌の令嬢が描かれているそうで」
まさか本当に物語になっていただなんて考えもしなかった。
この世界自体が、日本人の著者が書いた『クリスタ・ノメンゼンの真実の愛』というロマンス小説の中なのに、その中でわたくしとエクムント様がモデルの物語が書かれることになるなんて、わたくしは言葉も出ない。
クリスタちゃんが主人公の物語なのだから、注目されるのはクリスタちゃんだとばかり思っていた。
「クリスタが主人公ではないのですか?」
「クリスタ嬢はハインリヒ殿下と……皇太子殿下と婚約されているので、気軽に物語にできないのでしょう」
「それはそうですね」
王家の皇太子とその婚約者をモデルにしていると知られたら、書き方次第では不敬罪になってしまうかもしれないのだ。そう思えばクリスタちゃんがわたくしが物語の主人公だと言い出した理由が分かってくる。
わたくしとエクムント様をモデルにした物語が実際にあったのだったら、クリスタちゃんは勘違いもしてしまうだろう。
この世界の主人公はクリスタちゃんで、わたくしは悪役の脇役なのだ。最終的に公爵位を奪われて追放されるラストが嫌でクリスタちゃんに関わらないようにしようと思ったときもあったけれど、今はクリスタちゃんをディッペル家に引き取って、ディッペル家で一緒に暮らして、学園でも同室で生活してよかったとしか思えない。
クリスタちゃんはわたくしにとっては大事な妹になっていたし、クリスタちゃんにとってもわたくしは大事な姉になっていることだろう。
何度もクリスタちゃんは言っているが、クリスタちゃんがディッペル家に引き取られたときには幼かったので、クリスタちゃんはディッペル家にくる以前のことをほとんど覚えていない。
クリスタちゃんにとってディッペル家は最早生家のような場所だった。
「わたくしはクリスタの方が物語の主人公のようだと思うのです」
「どうでしょうね。クリスタ嬢はエリザベート嬢のことが大好きだから、そう思ってしまうところがあるのかもしれません」
エクムント様とわたくしの関係も羨ましがっていたからクリスタちゃんにとってはわたくしの方が主人公だと思えるのかもしれない。
「エリザベート嬢も今までのことを考えると、やってきたことは大きいですよ。壊血病の予防策を見出し、コスチュームジュエリーの名称を考え、ネイルアートを考え出し、フィンガーブレスレットも開発した」
「それはわたくしだけの功績ではありませんわ」
「謙遜なさることはないのです。エリザベート嬢は私にとっても尊敬できる女性です」
年上のエクムント様から尊敬できるなどと言われてわたくしは驚いてしまう。
「わたくしを尊敬、ですか? わたくしの方がずっと年下なのに」
「年齢は関係ありません。エリザベート嬢は他人にない発想力があります。そこを私は尊敬しているのです」
尊敬されていると分かると誇らしくなる。
わたくしはエクムント様に認められていた。
「こんな素晴らしい方が辺境伯領に嫁いできてくださるかと思うと、楽しみでなりません」
「わたくしも早くエクムント様の元に嫁いでいきたいです」
そのためにはまだ一年以上時間が必要だが、それもエクムント様がわたくしを想ってくださると分かっていれば我慢ができる。
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