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十章 ふーちゃんとまーちゃんの婚約
25.まーちゃんの爪
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国王陛下の別荘に滞在するのは三日間だ。
その間に正式な式典はないのだが、一応ドレスも荷物に入れてわたくしは準備をした。
国王陛下の別荘に行く前の日に、子ども部屋のソファに座ってわたくしとクリスタちゃんは爪にマニキュアを塗っていた。薄いピンク色にラメが入ったそれほど目立たないが、よく見ればきらりと光るマニキュアはわたくしとクリスタちゃんのお気に入りである。
わたくしとクリスタちゃんがマニキュアを塗っているのを、まーちゃんはぼんやりと見ていて、ふーちゃんはレーニちゃんに送るための手紙を書いていた。
部屋に両親が入って来たとき、わたくしもクリスタちゃんも爪を乾かしていたので手を広げてどこにもつかないようにしていた。
「マリア、いい知らせですよ」
「エリザベートも言っていたので、許可されないかもしれないが国王陛下にオリヴァー殿のことを手紙で伝えてみたのだ。そしたら、オリヴァー殿を国王陛下の別荘に泊めることはできないが、お茶会に誘うことは許可すると国王陛下から返事が来た」
「ほんとうですか、おとうさま、おかあさま!?」
椅子から飛び降りたまーちゃんが目を輝かせて両親を見上げている。
「オリヴァー殿は詩に対しての理解が深い。ノエル殿下もオリヴァー殿がいたら喜ぶだろうからな」
「エリザベートにもいい知らせがあるのですよ。国王陛下は、せっかくだから辺境伯のエクムント殿もお招きしようと仰っています」
「エクムント様がご一緒できるのですか!?」
「エクムント殿は三日間滞在することになったようだ」
両親からの知らせに喜んだのはまーちゃんだけではなかった。わたくしもエクムント様と国王陛下の別荘で三日間過ごせると思うと嬉しくなってくる。
マニキュアもほとんど乾いたようなので爪を確認していると、まーちゃんがわたくしに近付いて来てわたくしを見上げていた。
「エリザベートおねえさま、そのつめのキラキラ、わたくしにもぬってくれませんか?」
「これはマニキュアというのですよ」
「マニキュア、わたくしにもぬってほしいのです」
まーちゃんにお願いされて、まーちゃんももう五歳なので爪を舐めることはないし、乾かす間もじっとしていられるだろうと、わたくしはまーちゃんの小さな爪にマニキュアを塗ってあげることにした。
「塗ってあげましょう。マリア、座ってください」
「はい、エリザベートおねえさま」
座って小さな両手を見せて来るまーちゃんに、丁寧にわたくしはマニキュアを塗る。全部の指に塗ることができたら、まーちゃんによく言い聞かせた。
「乾くまでに触ってしまうと、綺麗に固まりません。乾くまでは手をそのままにしてじっとしておいてくださいね」
「わかりました、エリザベートおねえさま」
「わたくし、乾いたから、マリアが退屈ではないように絵本を読みましょうか?」
「いいのですか、クリスタおねえさま?」
「いいですよ。どの絵本がいいですか?」
まーちゃんは灰被りの絵本をお願いして、クリスタちゃんは子ども部屋の本棚から灰被りの絵本を持って来ていた。
クリスタちゃんが絵本を読み出すと、ふーちゃんもいつの間にかそばに来ている。
覗き込むふーちゃんに、まーちゃんが小さな声で注意していた。
「わたくしのつめ、まだかわいていません。おにいさま、すこしはなれてくれますか?」
「マリア、爪を塗ってもらったんだね。とっても綺麗」
「ありがとうございます、おにいさま」
オリヴァー様は綺麗だと言ってくれるかしら。
そんなまーちゃんの心の声が聞こえた気がした。
オリヴァー殿が来ると聞いたら爪を塗りたいと言ったまーちゃんはすっかりと恋する乙女である。姉であるわたくしは複雑な気持ちだった。
幼い頃にわたくしがエクムント様のことを好きなのは、知っていたのはクリスタちゃんだけだと思っていたが、実は両親も気付いていたのではないかと今になって思う。
まーちゃんを見ていると、わたくしも結構露骨にエクムント様と過ごす時間は特別にしていた気がするのだ。
気付かれていないと思っていたのはわたくしだけだったかもしれない。それでも、両親はエクムント様にわたくしが恋心を抱いている件について、身分違いだとか、ディッペル家の後継者だから無理だとか、言わずにいてくれた。
無言で見守るのも優しさなのかもしれない。
爪が乾いたまーちゃんはうっとりと爪を見詰めていた。
「かわいいピンクいろのキラキラのマニキュア……エリザベートおねえさま、クリスタおねえさま、ほんとうにありがとうございました」
「いいのですよ、マリア。可愛くしたい気持ちは分かります」
「マリア、とても可愛いですよ。似合っています」
お礼を言うまーちゃんにわたくしとクリスタちゃんで褒めると、まーちゃんは頬を紅潮させて喜んでいた。
「レーニ嬢も爪を塗っていたりするのでしょうか?」
「わたくし、レーニ嬢の爪まで見ていませんでしたわ」
「どうなのでしょう?」
「私は気が利かない男でした。レーニ嬢の爪を気にせずに、褒めることもしなかった」
「思い詰めることはありません。今後気を付ければいいのです」
「レーニ嬢が爪を塗っているとは限りませんし」
真剣な表情になるふーちゃんをわたくしとクリスタちゃんで慰めておいた。
国王陛下の別荘に行く日になって、わたくしとクリスタちゃんとふーちゃんとまーちゃんと両親は馬車に乗った。実のところこの時代の馬車は馬車自体が重いので馬が四頭で引かなければいけないし、六人も乗っているのは少々狭い。
ふーちゃんやまーちゃんがまだ小さいので何とか六人乗っていられるが、ふーちゃんやまーちゃんが大きくなれば馬車を二台に増やさなければいけないだろう。
「こくおうへいかのべっそうにいくのははじめてです」
「どんなところですか?」
ふーちゃんとまーちゃんは王妃殿下が国王陛下と別居をしていて、国王陛下の別荘でハインリヒ殿下とノルベルト殿下を育てていた時期を知らないのだ。まーちゃんが生まれるころには国王陛下と王妃殿下は和解していて、王妃殿下はユリアーナ殿下を妊娠していた。
「国王陛下の別荘は、ハインリヒ殿下とノルベルト殿下がお育ちになったところです」
「ハインリヒ殿下とノルベルト殿下は王宮で育ったのではないのですか?」
「どうして、こくおうへいかのべっそうでそだったのですか?」
答えはしたものの、率直に聞かれるとわたくしも返答に困ってしまう。
国王陛下と王妃殿下が別居をしていたのも、国王陛下が王妃殿下と結婚が決まっていたのに、別の女性を愛してノルベルト殿下を生ませたせいであるし、王妃殿下は国王陛下との間に義務としてハインリヒ殿下を生んだ後には、国王陛下と距離を取っていた。
この事実を六歳のふーちゃんと五歳のまーちゃんにどう伝えるか迷っていると、両親がわたくしに助言してくれた。
「事実はそのまま伝えなさい」
「中途半端に知っていると、フランツもマリアも国王陛下や王妃殿下に直接聞きかねません」
それはその通りだと思う。
わたくしは事実をできるだけマイルドにふーちゃんとまーちゃんに伝えることにした。
「ノルベルト殿下とハインリヒ殿下は、実はお母上が違います。ノルベルト殿下は国王陛下が王妃殿下と結婚する前にお付き合いしていた方との間のお子様で、ハインリヒ殿下は王妃殿下のお子様です」
「そうだったのですか!?」
「わたくし、しりませんでした」
「王妃殿下は国王陛下と分かり合えず、ハインリヒ殿下が小さい頃は国王陛下と別々に暮らしていました。王妃殿下は素晴らしい方なので、自分のお子様ではないノルベルト殿下も引き取って、国王陛下の別荘で、ハインリヒ殿下と分け隔てなく育てたのです」
「そうだったのですね。そういえば、ノルベルト殿下は王妃殿下のことを『母上』と呼んでいませんでした」
「そうでした。わたくし、エリザベートおねえさまにいわれるまできづかなかったわ」
真剣に説明をするとふーちゃんもまーちゃんも真面目に聞いてくれている。
「時間が国王陛下と王妃殿下の間の蟠りを解いて、国王陛下と王妃殿下がまた一緒に暮らしだしたのが、フランツの生まれた頃でした」
「国王陛下と王妃殿下が仲直りできてよかったです」
「おはなししてくれて、ありがとうございました、エリザベートおねえさま」
これでいいのかと両親の顔を見ると頷いてくれている。
わたくしはきちんと説明できたのだとほっと胸を撫で下ろしていた。
その間に正式な式典はないのだが、一応ドレスも荷物に入れてわたくしは準備をした。
国王陛下の別荘に行く前の日に、子ども部屋のソファに座ってわたくしとクリスタちゃんは爪にマニキュアを塗っていた。薄いピンク色にラメが入ったそれほど目立たないが、よく見ればきらりと光るマニキュアはわたくしとクリスタちゃんのお気に入りである。
わたくしとクリスタちゃんがマニキュアを塗っているのを、まーちゃんはぼんやりと見ていて、ふーちゃんはレーニちゃんに送るための手紙を書いていた。
部屋に両親が入って来たとき、わたくしもクリスタちゃんも爪を乾かしていたので手を広げてどこにもつかないようにしていた。
「マリア、いい知らせですよ」
「エリザベートも言っていたので、許可されないかもしれないが国王陛下にオリヴァー殿のことを手紙で伝えてみたのだ。そしたら、オリヴァー殿を国王陛下の別荘に泊めることはできないが、お茶会に誘うことは許可すると国王陛下から返事が来た」
「ほんとうですか、おとうさま、おかあさま!?」
椅子から飛び降りたまーちゃんが目を輝かせて両親を見上げている。
「オリヴァー殿は詩に対しての理解が深い。ノエル殿下もオリヴァー殿がいたら喜ぶだろうからな」
「エリザベートにもいい知らせがあるのですよ。国王陛下は、せっかくだから辺境伯のエクムント殿もお招きしようと仰っています」
「エクムント様がご一緒できるのですか!?」
「エクムント殿は三日間滞在することになったようだ」
両親からの知らせに喜んだのはまーちゃんだけではなかった。わたくしもエクムント様と国王陛下の別荘で三日間過ごせると思うと嬉しくなってくる。
マニキュアもほとんど乾いたようなので爪を確認していると、まーちゃんがわたくしに近付いて来てわたくしを見上げていた。
「エリザベートおねえさま、そのつめのキラキラ、わたくしにもぬってくれませんか?」
「これはマニキュアというのですよ」
「マニキュア、わたくしにもぬってほしいのです」
まーちゃんにお願いされて、まーちゃんももう五歳なので爪を舐めることはないし、乾かす間もじっとしていられるだろうと、わたくしはまーちゃんの小さな爪にマニキュアを塗ってあげることにした。
「塗ってあげましょう。マリア、座ってください」
「はい、エリザベートおねえさま」
座って小さな両手を見せて来るまーちゃんに、丁寧にわたくしはマニキュアを塗る。全部の指に塗ることができたら、まーちゃんによく言い聞かせた。
「乾くまでに触ってしまうと、綺麗に固まりません。乾くまでは手をそのままにしてじっとしておいてくださいね」
「わかりました、エリザベートおねえさま」
「わたくし、乾いたから、マリアが退屈ではないように絵本を読みましょうか?」
「いいのですか、クリスタおねえさま?」
「いいですよ。どの絵本がいいですか?」
まーちゃんは灰被りの絵本をお願いして、クリスタちゃんは子ども部屋の本棚から灰被りの絵本を持って来ていた。
クリスタちゃんが絵本を読み出すと、ふーちゃんもいつの間にかそばに来ている。
覗き込むふーちゃんに、まーちゃんが小さな声で注意していた。
「わたくしのつめ、まだかわいていません。おにいさま、すこしはなれてくれますか?」
「マリア、爪を塗ってもらったんだね。とっても綺麗」
「ありがとうございます、おにいさま」
オリヴァー様は綺麗だと言ってくれるかしら。
そんなまーちゃんの心の声が聞こえた気がした。
オリヴァー殿が来ると聞いたら爪を塗りたいと言ったまーちゃんはすっかりと恋する乙女である。姉であるわたくしは複雑な気持ちだった。
幼い頃にわたくしがエクムント様のことを好きなのは、知っていたのはクリスタちゃんだけだと思っていたが、実は両親も気付いていたのではないかと今になって思う。
まーちゃんを見ていると、わたくしも結構露骨にエクムント様と過ごす時間は特別にしていた気がするのだ。
気付かれていないと思っていたのはわたくしだけだったかもしれない。それでも、両親はエクムント様にわたくしが恋心を抱いている件について、身分違いだとか、ディッペル家の後継者だから無理だとか、言わずにいてくれた。
無言で見守るのも優しさなのかもしれない。
爪が乾いたまーちゃんはうっとりと爪を見詰めていた。
「かわいいピンクいろのキラキラのマニキュア……エリザベートおねえさま、クリスタおねえさま、ほんとうにありがとうございました」
「いいのですよ、マリア。可愛くしたい気持ちは分かります」
「マリア、とても可愛いですよ。似合っています」
お礼を言うまーちゃんにわたくしとクリスタちゃんで褒めると、まーちゃんは頬を紅潮させて喜んでいた。
「レーニ嬢も爪を塗っていたりするのでしょうか?」
「わたくし、レーニ嬢の爪まで見ていませんでしたわ」
「どうなのでしょう?」
「私は気が利かない男でした。レーニ嬢の爪を気にせずに、褒めることもしなかった」
「思い詰めることはありません。今後気を付ければいいのです」
「レーニ嬢が爪を塗っているとは限りませんし」
真剣な表情になるふーちゃんをわたくしとクリスタちゃんで慰めておいた。
国王陛下の別荘に行く日になって、わたくしとクリスタちゃんとふーちゃんとまーちゃんと両親は馬車に乗った。実のところこの時代の馬車は馬車自体が重いので馬が四頭で引かなければいけないし、六人も乗っているのは少々狭い。
ふーちゃんやまーちゃんがまだ小さいので何とか六人乗っていられるが、ふーちゃんやまーちゃんが大きくなれば馬車を二台に増やさなければいけないだろう。
「こくおうへいかのべっそうにいくのははじめてです」
「どんなところですか?」
ふーちゃんとまーちゃんは王妃殿下が国王陛下と別居をしていて、国王陛下の別荘でハインリヒ殿下とノルベルト殿下を育てていた時期を知らないのだ。まーちゃんが生まれるころには国王陛下と王妃殿下は和解していて、王妃殿下はユリアーナ殿下を妊娠していた。
「国王陛下の別荘は、ハインリヒ殿下とノルベルト殿下がお育ちになったところです」
「ハインリヒ殿下とノルベルト殿下は王宮で育ったのではないのですか?」
「どうして、こくおうへいかのべっそうでそだったのですか?」
答えはしたものの、率直に聞かれるとわたくしも返答に困ってしまう。
国王陛下と王妃殿下が別居をしていたのも、国王陛下が王妃殿下と結婚が決まっていたのに、別の女性を愛してノルベルト殿下を生ませたせいであるし、王妃殿下は国王陛下との間に義務としてハインリヒ殿下を生んだ後には、国王陛下と距離を取っていた。
この事実を六歳のふーちゃんと五歳のまーちゃんにどう伝えるか迷っていると、両親がわたくしに助言してくれた。
「事実はそのまま伝えなさい」
「中途半端に知っていると、フランツもマリアも国王陛下や王妃殿下に直接聞きかねません」
それはその通りだと思う。
わたくしは事実をできるだけマイルドにふーちゃんとまーちゃんに伝えることにした。
「ノルベルト殿下とハインリヒ殿下は、実はお母上が違います。ノルベルト殿下は国王陛下が王妃殿下と結婚する前にお付き合いしていた方との間のお子様で、ハインリヒ殿下は王妃殿下のお子様です」
「そうだったのですか!?」
「わたくし、しりませんでした」
「王妃殿下は国王陛下と分かり合えず、ハインリヒ殿下が小さい頃は国王陛下と別々に暮らしていました。王妃殿下は素晴らしい方なので、自分のお子様ではないノルベルト殿下も引き取って、国王陛下の別荘で、ハインリヒ殿下と分け隔てなく育てたのです」
「そうだったのですね。そういえば、ノルベルト殿下は王妃殿下のことを『母上』と呼んでいませんでした」
「そうでした。わたくし、エリザベートおねえさまにいわれるまできづかなかったわ」
真剣に説明をするとふーちゃんもまーちゃんも真面目に聞いてくれている。
「時間が国王陛下と王妃殿下の間の蟠りを解いて、国王陛下と王妃殿下がまた一緒に暮らしだしたのが、フランツの生まれた頃でした」
「国王陛下と王妃殿下が仲直りできてよかったです」
「おはなししてくれて、ありがとうございました、エリザベートおねえさま」
これでいいのかと両親の顔を見ると頷いてくれている。
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