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八章 エリザベートの学園入学
23.わたくしのお誕生日
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わたくしのお誕生日にはハインリヒ殿下もノルベルト殿下もエクムント様もガブリエラちゃんもヒューゲル侯爵もやってきた。
わたくしはお客様をお迎えするのに大忙しだった。
「いらっしゃいませ、ハインリヒ殿下、ノルベルト殿下。わたくしのお誕生日にお越しいただきありがとうございます」
「お招きいただきありがとうございます」
「とても素敵な紫色のドレスですね」
「これはエクムント様から布をいただきました。辺境伯領の特産品だそうです」
「少し前もその布のドレスを着ていましたよね」
「今回もとてもお似合いです」
褒められて誇らしく思うと共に、この会話を聞いているひとたちにわたくしは辺境伯領の特産品をアピールできているのだという気持ちになる。
「エリザベート嬢、とても美しいです。そのドレスに合うかと思って辺境伯家の専属の職人に作らせました」
「まぁ! ありがとうございます。開けてもいいですか?」
細長い箱を手渡されてわたくしはエクムント様を見る。エクムント様は大らかに頷いてくださる。
箱を開けると薄紫の光沢のある真珠のネックレスとイヤリングが入っていた。
「こんな素敵なものを、わたくしに!?」
「お似合いになると思います。失礼して、よろしいですか?」
「は、はい」
薄紫の光沢のある真珠のネックレスを手に取ったエクムント様に、わたくしは髪を持ち上げる。エクムント様がわたくしの首にネックレスを付けてくださった。
以前にも紫のダリアのネックレスをいただいていたが、いつもそればかり付けているのもおかしいかと思って、今日はつけて来なかったのだ。それが、エクムント様にネックレスをもらえる結果になるとは。
イヤリングも付けたわたくしは、鏡を見たくてたまらなかった。
パーティーの主催なので席を外すのは我慢していたが、わたくしを見てヒューゲル伯爵が声を上げる。
「エリザベート様、ドレスもネックレスもイヤリングもとてもお似合いです。中央の方はこんなにお洒落だなんて、わたくしは自分が山猿のようで恥ずかしいです」
褐色の肌に真っ赤な口紅、彩られた爪。ドレスもモダンスタイルに変えて来ているヒューゲル伯爵だが、まだコンプレックスは払拭されたわけではないようだった。
「ヒューゲル伯爵もとてもお綺麗ですよ」
「お世辞でも嬉しいです。ありがとうございます」
「お世辞など申しません。本心です」
心の底からヒューゲル伯爵を褒めると、ヒューゲル伯爵が目を細めて頬に手をやっている。
「わたくし、この通りの肌の色でしょう? 中央ではどうしても目立ってしまうのです」
「褐色の肌はとても美しいですよ。中央にもキルヒマン侯爵夫人がいらっしゃいますし、エクムント様もいらっしゃいます」
「そうでした。キルヒマン侯爵夫人にご挨拶をしてこないと」
いそいそとキルヒマン侯爵夫妻のところへ行くヒューゲル伯爵は、エクムント様と変わらない年齢かと思っていたが、エクムント様よりも幼いイメージで可愛らしかった。
「エリザベート様、ネックレスとイヤリングをいただいたのですね」
「お姉様、とても素敵です」
「お似合いですわ」
レーニちゃんとクリスタちゃんとガブリエラちゃんが声をかけてくれる。
「ガブリエラ嬢、本日はわたくしのお誕生日にお越しくださってありがとうございます」
「お招きくださってありがとうございます。エリザベート様にお会いできてとても嬉しいですわ」
まだ七歳なのにガブリエラちゃんはしっかりと挨拶をしている。キルヒマン侯爵夫妻やゲルダ夫人、イェルク殿の教育が行き届いているのだろう。
「エリザベート嬢は学園の運動会の乗馬の競技で、ノーミスだったんですよ」
「素晴らしい技術でした」
「優勝はできませんでした」
「優勝に一番近かったと思いますよ」
運動会の話をされて恥じ入るわたくしにハインリヒ殿下とノルベルト殿下がお褒めの言葉をくださる。
「ハインリヒ殿下はリレーのアンカーでもう少しで優勝だったではないですか。ノルベルト殿下はノエル殿下とのダンスで完璧な踊りを見せました」
「ノルベルト殿下はノエル殿下とダンスをされたのですか? わたくしも見たかったです」
「来年、クリスタ嬢が入学して来れば、ハインリヒもリレーではなくダンスでクリスタ嬢を誘うのではないでしょうか?」
「わたくし、ハインリヒ殿下の走りを見てみたいです」
「それならば、私は来年も走ります」
クリスタちゃんがノルベルト殿下とノエル殿下のダンスに興味を持っていると、ノルベルト殿下がハインリヒ殿下に話を振る。ハインリヒ殿下にダンスに誘われるよりもハインリヒ殿下の走りを見てみたいというクリスタちゃんに、ハインリヒ殿下はやる気になっている。
お客様への挨拶も終わってお茶をできるようになると、自然とエクムント様とわたくしとクリスタちゃんとレーニちゃんとハインリヒ殿下とノルベルト殿下とガブリエラちゃんで集まった。
小さい頃からハインリヒ殿下とノルベルト殿下とはお茶をしているので、誘わなくても、誘われなくても、一緒にお茶をするのが当然になってきている。
特にわたくしとクリスタちゃんは一緒に行動しているので、ハインリヒ殿下がクリスタちゃんを誘いたくて来てくださって、そこにノルベルト殿下も同席する形になっているのだ。
ガブリエラちゃんのために会場の端のテーブルに着くと、エクムント様にガブリエラちゃんがおねだりをしていた。
「エクムント叔父様、エリザベート様の着ているドレスはとても素敵です。わたくしにもあの布をくださいませんか?」
「ガブリエラもあの布のドレスを着たいのかな?」
「はい、着たいのです」
「分かった。辺境伯領に戻ったら送ろう」
エクムント様とガブリエラちゃんが約束をしていると、ノルベルト殿下もエクムント様に頼み込む。
「ノエル殿下にも送ってくださいませんか? 本当に美しい布なので」
「濃淡が若干違う布を染められます。ノエル殿下には淡い紫が似合うのではないでしょうか?」
「そんなこともできるのですか? ぜひお願いしたいです」
ノルベルト殿下とエクムント様の間でも話が纏まっていた。
辺境伯領の紫色の布が流行る予感がしている。
「エクムント様、わたくしにも……」
「実はわたくしも……」
控えめにクリスタちゃんとレーニちゃんがお願いするのをエクムント様は笑顔で聞き届ける。
「分かりました。布を届けさせましょう」
「ありがとうございます!」
「素敵なドレスを誂えます」
クリスタちゃんもレーニちゃんも快い返事に大喜びしていた。
「キルヒマン侯爵夫妻にご挨拶をしてきました。中央で暮らしていらっしゃる方はやはり違いますね。キルヒマン侯爵夫人のお美しいこと。わたくしもあんな風になれるでしょうか」
戻って来たヒューゲル伯爵がうっとりとキルヒマン侯爵夫人を見ているのに、ガブリエラちゃんが目を輝かせる。
「初めまして、キルヒマン侯爵の孫のガブリエラです」
「あなたは、キルヒマン侯爵夫妻の孫なのですね。ドレスもよくお似合いになって可愛らしい。わたくしは、ヒューゲル伯爵です」
「ヒューゲル伯爵はエクムント叔父様を助けてくださっているとお聞きしています。エクムント叔父様をよろしくお願いします」
「わたくしは中央のお洒落なドレスを着て、お化粧をしたいのに、父が独立派だったせいで中央の文化を取り入れられなかったのです。辺境伯領はオルヒデー帝国と融和すべきです。中央の文化を取り入れるためにも!」
独立派の父親を覆すきっかけになったのがお洒落というのがヒューゲル伯爵らしかったが、そのおかげでエクムント様が助かっていることには変わりない。
お洒落が国を変えるだなんて、それはそれで素晴らしいことだと思う。
女性がこの国の未来を変えるだなんて、なんて素敵なことなのだろう。
「ヒューゲル伯爵も一緒にお茶を致しませんか?」
「わたくしがご一緒してもいいのですか?」
遠慮するヒューゲル侯爵にわたくしはハインリヒ殿下とノルベルト殿下の顔を見る。
「よろしいですよね?」
駄目だというひとは、当然誰もいなかった。
わたくしはお客様をお迎えするのに大忙しだった。
「いらっしゃいませ、ハインリヒ殿下、ノルベルト殿下。わたくしのお誕生日にお越しいただきありがとうございます」
「お招きいただきありがとうございます」
「とても素敵な紫色のドレスですね」
「これはエクムント様から布をいただきました。辺境伯領の特産品だそうです」
「少し前もその布のドレスを着ていましたよね」
「今回もとてもお似合いです」
褒められて誇らしく思うと共に、この会話を聞いているひとたちにわたくしは辺境伯領の特産品をアピールできているのだという気持ちになる。
「エリザベート嬢、とても美しいです。そのドレスに合うかと思って辺境伯家の専属の職人に作らせました」
「まぁ! ありがとうございます。開けてもいいですか?」
細長い箱を手渡されてわたくしはエクムント様を見る。エクムント様は大らかに頷いてくださる。
箱を開けると薄紫の光沢のある真珠のネックレスとイヤリングが入っていた。
「こんな素敵なものを、わたくしに!?」
「お似合いになると思います。失礼して、よろしいですか?」
「は、はい」
薄紫の光沢のある真珠のネックレスを手に取ったエクムント様に、わたくしは髪を持ち上げる。エクムント様がわたくしの首にネックレスを付けてくださった。
以前にも紫のダリアのネックレスをいただいていたが、いつもそればかり付けているのもおかしいかと思って、今日はつけて来なかったのだ。それが、エクムント様にネックレスをもらえる結果になるとは。
イヤリングも付けたわたくしは、鏡を見たくてたまらなかった。
パーティーの主催なので席を外すのは我慢していたが、わたくしを見てヒューゲル伯爵が声を上げる。
「エリザベート様、ドレスもネックレスもイヤリングもとてもお似合いです。中央の方はこんなにお洒落だなんて、わたくしは自分が山猿のようで恥ずかしいです」
褐色の肌に真っ赤な口紅、彩られた爪。ドレスもモダンスタイルに変えて来ているヒューゲル伯爵だが、まだコンプレックスは払拭されたわけではないようだった。
「ヒューゲル伯爵もとてもお綺麗ですよ」
「お世辞でも嬉しいです。ありがとうございます」
「お世辞など申しません。本心です」
心の底からヒューゲル伯爵を褒めると、ヒューゲル伯爵が目を細めて頬に手をやっている。
「わたくし、この通りの肌の色でしょう? 中央ではどうしても目立ってしまうのです」
「褐色の肌はとても美しいですよ。中央にもキルヒマン侯爵夫人がいらっしゃいますし、エクムント様もいらっしゃいます」
「そうでした。キルヒマン侯爵夫人にご挨拶をしてこないと」
いそいそとキルヒマン侯爵夫妻のところへ行くヒューゲル伯爵は、エクムント様と変わらない年齢かと思っていたが、エクムント様よりも幼いイメージで可愛らしかった。
「エリザベート様、ネックレスとイヤリングをいただいたのですね」
「お姉様、とても素敵です」
「お似合いですわ」
レーニちゃんとクリスタちゃんとガブリエラちゃんが声をかけてくれる。
「ガブリエラ嬢、本日はわたくしのお誕生日にお越しくださってありがとうございます」
「お招きくださってありがとうございます。エリザベート様にお会いできてとても嬉しいですわ」
まだ七歳なのにガブリエラちゃんはしっかりと挨拶をしている。キルヒマン侯爵夫妻やゲルダ夫人、イェルク殿の教育が行き届いているのだろう。
「エリザベート嬢は学園の運動会の乗馬の競技で、ノーミスだったんですよ」
「素晴らしい技術でした」
「優勝はできませんでした」
「優勝に一番近かったと思いますよ」
運動会の話をされて恥じ入るわたくしにハインリヒ殿下とノルベルト殿下がお褒めの言葉をくださる。
「ハインリヒ殿下はリレーのアンカーでもう少しで優勝だったではないですか。ノルベルト殿下はノエル殿下とのダンスで完璧な踊りを見せました」
「ノルベルト殿下はノエル殿下とダンスをされたのですか? わたくしも見たかったです」
「来年、クリスタ嬢が入学して来れば、ハインリヒもリレーではなくダンスでクリスタ嬢を誘うのではないでしょうか?」
「わたくし、ハインリヒ殿下の走りを見てみたいです」
「それならば、私は来年も走ります」
クリスタちゃんがノルベルト殿下とノエル殿下のダンスに興味を持っていると、ノルベルト殿下がハインリヒ殿下に話を振る。ハインリヒ殿下にダンスに誘われるよりもハインリヒ殿下の走りを見てみたいというクリスタちゃんに、ハインリヒ殿下はやる気になっている。
お客様への挨拶も終わってお茶をできるようになると、自然とエクムント様とわたくしとクリスタちゃんとレーニちゃんとハインリヒ殿下とノルベルト殿下とガブリエラちゃんで集まった。
小さい頃からハインリヒ殿下とノルベルト殿下とはお茶をしているので、誘わなくても、誘われなくても、一緒にお茶をするのが当然になってきている。
特にわたくしとクリスタちゃんは一緒に行動しているので、ハインリヒ殿下がクリスタちゃんを誘いたくて来てくださって、そこにノルベルト殿下も同席する形になっているのだ。
ガブリエラちゃんのために会場の端のテーブルに着くと、エクムント様にガブリエラちゃんがおねだりをしていた。
「エクムント叔父様、エリザベート様の着ているドレスはとても素敵です。わたくしにもあの布をくださいませんか?」
「ガブリエラもあの布のドレスを着たいのかな?」
「はい、着たいのです」
「分かった。辺境伯領に戻ったら送ろう」
エクムント様とガブリエラちゃんが約束をしていると、ノルベルト殿下もエクムント様に頼み込む。
「ノエル殿下にも送ってくださいませんか? 本当に美しい布なので」
「濃淡が若干違う布を染められます。ノエル殿下には淡い紫が似合うのではないでしょうか?」
「そんなこともできるのですか? ぜひお願いしたいです」
ノルベルト殿下とエクムント様の間でも話が纏まっていた。
辺境伯領の紫色の布が流行る予感がしている。
「エクムント様、わたくしにも……」
「実はわたくしも……」
控えめにクリスタちゃんとレーニちゃんがお願いするのをエクムント様は笑顔で聞き届ける。
「分かりました。布を届けさせましょう」
「ありがとうございます!」
「素敵なドレスを誂えます」
クリスタちゃんもレーニちゃんも快い返事に大喜びしていた。
「キルヒマン侯爵夫妻にご挨拶をしてきました。中央で暮らしていらっしゃる方はやはり違いますね。キルヒマン侯爵夫人のお美しいこと。わたくしもあんな風になれるでしょうか」
戻って来たヒューゲル伯爵がうっとりとキルヒマン侯爵夫人を見ているのに、ガブリエラちゃんが目を輝かせる。
「初めまして、キルヒマン侯爵の孫のガブリエラです」
「あなたは、キルヒマン侯爵夫妻の孫なのですね。ドレスもよくお似合いになって可愛らしい。わたくしは、ヒューゲル伯爵です」
「ヒューゲル伯爵はエクムント叔父様を助けてくださっているとお聞きしています。エクムント叔父様をよろしくお願いします」
「わたくしは中央のお洒落なドレスを着て、お化粧をしたいのに、父が独立派だったせいで中央の文化を取り入れられなかったのです。辺境伯領はオルヒデー帝国と融和すべきです。中央の文化を取り入れるためにも!」
独立派の父親を覆すきっかけになったのがお洒落というのがヒューゲル伯爵らしかったが、そのおかげでエクムント様が助かっていることには変わりない。
お洒落が国を変えるだなんて、それはそれで素晴らしいことだと思う。
女性がこの国の未来を変えるだなんて、なんて素敵なことなのだろう。
「ヒューゲル伯爵も一緒にお茶を致しませんか?」
「わたくしがご一緒してもいいのですか?」
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