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五章 十六歳の性教育
5.性教育の後で
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ロヴィーサ嬢の動きが気になる。
いつも通りに家庭菜園の世話をしているだけだが、汗を拭う仕草や、少し湿った胸元など気になって仕方がない。
父上から性教育を受けてから、僕はロヴィーサ嬢を見る目が変わってしまった気がする。
魔族の血を引いているので、ヒルダ姉上は長身でがっしりとした体付きだった。それに比べてロヴィーサ嬢は僕より頭半分背は低いし、体付きもほっそりとしている。手足も華奢で、この手でモンスターを狩っているだなんて信じられない。
これまでロヴィーサ嬢のパジャマ姿も見たことがあったが、意識していなかったし、僕は精神的にも肉体的にも栄養不良で発達が遅れていたので、体が熱を持つようなことはなかった。
僕はロヴィーサ嬢の服の下を想像するような男になってしまったのだ。
「エド殿下、トマトがたくさん実っていますよ。今年最後のトマトになるかもしれません。煮てトマトソースを作りましょうか」
「トマトソースで何を作るのですか?」
「パスタやピザを作ります」
活き活きとトマトを収穫していくロヴィーサ嬢に、僕は自分の欲望を恥じた。ロヴィーサ嬢はいつも通りなのに僕だけが意識してしまっている。
意識しないように、考えないようにと必死になればなるほど、ロヴィーサ嬢のことが気になってしまう。
僕は汚い大人になってしまったのだろうか。
落ち込む僕に、朝食を食べながらロヴィーサ嬢が聞いてきた。
「先帝陛下とのお話はいかがでしたか?」
「僕には理解が及ばなかったけれど、できる限り話して来たつもりです」
「あれからエド殿下、落ち込んでおられませんか?」
ロヴィーサ嬢にはお見通しだった。
僕がロヴィーサ嬢を性の対象として見てしまっていることが申し訳なくて、ロヴィーサ嬢をいやらしい目で見ている自分が嫌で、僕はずっと落ち込んでいた。
「僕は、真実を知った後、ロヴィーサ嬢のことをいやらしい目で見てしまっているのではないかと……。僕はロヴィーサ嬢がこの世で一番大事で、愛しているのに!」
両手で顔を覆って泣きそうになっている僕に、ロヴィーサ嬢が首を傾げる。
「いやらしい目で見たらダメなのですか?」
「へ?」
「わたくし、成人した健全な女性です。健全な男性であるエド殿下が、女性の体に興味がないということの方が、わたくしにはショックです。わたくしに興味があるのならば、それはそれで、恥ずかしいですが嬉しいです」
あっさりと答えるロヴィーサ嬢に僕は口を半開きにして固まってしまう。
「女性として興味がないと思われていたら、わたくしの立場がありませんわ。興味を持ってくださった方が、わたくしは嬉しいのです」
「僕は汚い欲望を抱えた男ではないのですか?」
「とても健全な十六歳だと思います」
僕の欲望までロヴィーサ嬢は肯定してくれる。
「そういう感情がなければ、わたくしと結婚した後で、エド殿下とずっと『白い関係』のままですからね」
「白い関係」のままだと、僕とロヴィーサ嬢の間に子どもは生まれない。僕とロヴィーサ嬢の間に生まれた子どもは、エリアス兄上とユリウス義兄上の養子になる可能性があって、王太子になるかもしれないのだし、ミエト家の後継者になるかもしれない。
そんな大事な子どもたちが生まれないような事態になってしまうことの方がロヴィーサ嬢は困ると考えているようだ。
「実際にそういう行為をするのは結婚後ですが、エド殿下が正しい知識を得てくださってよかったと思っています」
頬を染めながらでもロヴィーサ嬢は僕にはっきりと言ってくれた。
高等学校に行って、授業を受けてから昼休みに、僕はアルマスに薄ピンク色の蕪マンドラゴラ用のロンパースを渡した。小さな布切れを見て、アルマスは最初何だか分からなかったようだ。
「これはなんだ?」
「蕪マンドラゴラ用のロンパースだよ。魔族の国のお祖父様が送ってくれたんだ」
「蕪マンドラゴラに服を着せる……悪くないアイデアだな。俺がもらっていいのか?」
「エーメルの分は他にあるんだ。蕪三号に着せてよ」
「ありがとう。魔族の国の国王陛下にもお礼を申し上げておいてくれ」
アルマスに蕪マンドラゴラ用のロンパースを渡せて安心していると、ヘンリッキがロンパースを覗き込んでいる。
「蕪だけにあるのか? 大根と人参は嫉妬しないか?」
「そうだな。大根一号と人参二号にも何か服を作ってやろうかな」
「私もマンドラゴラ兵団に服を着せてやろうかな」
お祖父様の蕪マンドラゴラのロンパースがきっかけで、マンドラゴラに服を着せるのが流行りそうな気配がしていた。
「女性の裸が大量に載った雑誌については、俺が処分したからな」
「エドヴァルド殿下は、あの後平気でしたか?」
アルマスとヘンリッキに聞かれて、僕は答える。
「父上から真実を教えてもらったよ。それからロヴィーサ嬢のことを意識してしまって大変だったんだけど、ロヴィーサ嬢は僕を否定しなかった」
「愛し合うもの同士にとっては、大事なことだからな」
「エドヴァルド殿下に歪んだ知識が入らなくて安心しました」
この欲望は汚いものではない。愛し合うもの同士にとっては大事なものなのだ。
アルマスに言われて僕は肯定された気分になる。
欲望を持つことが僕にとっては何か後ろめたかったのだ。
「エドヴァルド殿下は純粋に生きて来られましたが、そういうことも大人になるうえでは大事なのです」
「そうだね、ヘンリッキ。僕は知らないことばかりだった」
父上からはっきりと教えられた方法については、思いだすだけで頭が煮えてしまいそうになるくらいで、ちゃんと実践できるか分からないが、それも結婚する十八歳までにはきっとなんとかなると信じたい。
ロヴィーサ嬢と結婚するまで、まだ二年近く時間があった。
「今年のヘンリッキのお誕生日はどうするの?」
「ハーヤネン家でパーティーをしますよ」
「あの腸詰にしないソーセージがまた出て来る?」
「エドヴァルド殿下はあれがお気に入りですね。必ずメニューに入れておきます」
もうすぐヘンリッキのお誕生日になる。
ヘンリッキのお誕生日には、ハーヤネン家でしか食べられない腸詰にしていないソーセージをまた食べたいと僕は思っていた。
ミエト家に帰ると、ロヴィーサ嬢が待っていてくれた。
ロヴィーサ嬢は居間のテーブルの上に紙を綴った本のようなものを置いている。
「以前エド殿下が見たいと仰っていた、わたくしの卒業論文です」
「見てもいいのですか?」
「はい。研究が途中になっているところもあります。そこから先の研究は、エド殿下と一緒にしていけたらと思います」
嬉しい申し出に僕が本を捲ると、「魔窟におけるモンスター生態」と題名が書いてあった。中身は魔窟を実際にロヴィーサ嬢が見て回った記録と、管理人のお魚四号さんの記録とが一緒になっている。
モンスターの肉から毒素を抜く研究もしっかりと記されていた。
その中で僕の目を引いたのは、「魔窟はモンスターを生成する実験場だった可能性がある」という一文だった。
「ロヴィーサ嬢、これはどういうことですか?」
「魔窟はモンスターをかけあわせて、新しい、より食べやすいモンスターを生成する実験場としての役割もあったのではないかと、仮説を立てたのです」
「証明できましたか?」
「いいえ。まだ証明できていません」
「この研究、僕と一緒に進めませんか?」
僕が提案すればロヴィーサ嬢は明るく微笑む。
「はい、喜んで、エド殿下」
これから魔窟での研究を僕はロヴィーサ嬢と始めることになりそうだ。
僕にとっては、美味しいモンスターを作り出す魔窟という存在の謎を解いていく絶好の機会でもあるし、ロヴィーサ嬢にとっては、領地にある魔窟という場所を理解する機会でもある。
「魔窟に通うことになりそうですね」
「毎日美味しいものが食べられそうです」
「エド殿下のためにたくさん狩りますよ」
心強いロヴィーサ嬢の言葉に、僕の胸は喜びに満ちていた。
いつも通りに家庭菜園の世話をしているだけだが、汗を拭う仕草や、少し湿った胸元など気になって仕方がない。
父上から性教育を受けてから、僕はロヴィーサ嬢を見る目が変わってしまった気がする。
魔族の血を引いているので、ヒルダ姉上は長身でがっしりとした体付きだった。それに比べてロヴィーサ嬢は僕より頭半分背は低いし、体付きもほっそりとしている。手足も華奢で、この手でモンスターを狩っているだなんて信じられない。
これまでロヴィーサ嬢のパジャマ姿も見たことがあったが、意識していなかったし、僕は精神的にも肉体的にも栄養不良で発達が遅れていたので、体が熱を持つようなことはなかった。
僕はロヴィーサ嬢の服の下を想像するような男になってしまったのだ。
「エド殿下、トマトがたくさん実っていますよ。今年最後のトマトになるかもしれません。煮てトマトソースを作りましょうか」
「トマトソースで何を作るのですか?」
「パスタやピザを作ります」
活き活きとトマトを収穫していくロヴィーサ嬢に、僕は自分の欲望を恥じた。ロヴィーサ嬢はいつも通りなのに僕だけが意識してしまっている。
意識しないように、考えないようにと必死になればなるほど、ロヴィーサ嬢のことが気になってしまう。
僕は汚い大人になってしまったのだろうか。
落ち込む僕に、朝食を食べながらロヴィーサ嬢が聞いてきた。
「先帝陛下とのお話はいかがでしたか?」
「僕には理解が及ばなかったけれど、できる限り話して来たつもりです」
「あれからエド殿下、落ち込んでおられませんか?」
ロヴィーサ嬢にはお見通しだった。
僕がロヴィーサ嬢を性の対象として見てしまっていることが申し訳なくて、ロヴィーサ嬢をいやらしい目で見ている自分が嫌で、僕はずっと落ち込んでいた。
「僕は、真実を知った後、ロヴィーサ嬢のことをいやらしい目で見てしまっているのではないかと……。僕はロヴィーサ嬢がこの世で一番大事で、愛しているのに!」
両手で顔を覆って泣きそうになっている僕に、ロヴィーサ嬢が首を傾げる。
「いやらしい目で見たらダメなのですか?」
「へ?」
「わたくし、成人した健全な女性です。健全な男性であるエド殿下が、女性の体に興味がないということの方が、わたくしにはショックです。わたくしに興味があるのならば、それはそれで、恥ずかしいですが嬉しいです」
あっさりと答えるロヴィーサ嬢に僕は口を半開きにして固まってしまう。
「女性として興味がないと思われていたら、わたくしの立場がありませんわ。興味を持ってくださった方が、わたくしは嬉しいのです」
「僕は汚い欲望を抱えた男ではないのですか?」
「とても健全な十六歳だと思います」
僕の欲望までロヴィーサ嬢は肯定してくれる。
「そういう感情がなければ、わたくしと結婚した後で、エド殿下とずっと『白い関係』のままですからね」
「白い関係」のままだと、僕とロヴィーサ嬢の間に子どもは生まれない。僕とロヴィーサ嬢の間に生まれた子どもは、エリアス兄上とユリウス義兄上の養子になる可能性があって、王太子になるかもしれないのだし、ミエト家の後継者になるかもしれない。
そんな大事な子どもたちが生まれないような事態になってしまうことの方がロヴィーサ嬢は困ると考えているようだ。
「実際にそういう行為をするのは結婚後ですが、エド殿下が正しい知識を得てくださってよかったと思っています」
頬を染めながらでもロヴィーサ嬢は僕にはっきりと言ってくれた。
高等学校に行って、授業を受けてから昼休みに、僕はアルマスに薄ピンク色の蕪マンドラゴラ用のロンパースを渡した。小さな布切れを見て、アルマスは最初何だか分からなかったようだ。
「これはなんだ?」
「蕪マンドラゴラ用のロンパースだよ。魔族の国のお祖父様が送ってくれたんだ」
「蕪マンドラゴラに服を着せる……悪くないアイデアだな。俺がもらっていいのか?」
「エーメルの分は他にあるんだ。蕪三号に着せてよ」
「ありがとう。魔族の国の国王陛下にもお礼を申し上げておいてくれ」
アルマスに蕪マンドラゴラ用のロンパースを渡せて安心していると、ヘンリッキがロンパースを覗き込んでいる。
「蕪だけにあるのか? 大根と人参は嫉妬しないか?」
「そうだな。大根一号と人参二号にも何か服を作ってやろうかな」
「私もマンドラゴラ兵団に服を着せてやろうかな」
お祖父様の蕪マンドラゴラのロンパースがきっかけで、マンドラゴラに服を着せるのが流行りそうな気配がしていた。
「女性の裸が大量に載った雑誌については、俺が処分したからな」
「エドヴァルド殿下は、あの後平気でしたか?」
アルマスとヘンリッキに聞かれて、僕は答える。
「父上から真実を教えてもらったよ。それからロヴィーサ嬢のことを意識してしまって大変だったんだけど、ロヴィーサ嬢は僕を否定しなかった」
「愛し合うもの同士にとっては、大事なことだからな」
「エドヴァルド殿下に歪んだ知識が入らなくて安心しました」
この欲望は汚いものではない。愛し合うもの同士にとっては大事なものなのだ。
アルマスに言われて僕は肯定された気分になる。
欲望を持つことが僕にとっては何か後ろめたかったのだ。
「エドヴァルド殿下は純粋に生きて来られましたが、そういうことも大人になるうえでは大事なのです」
「そうだね、ヘンリッキ。僕は知らないことばかりだった」
父上からはっきりと教えられた方法については、思いだすだけで頭が煮えてしまいそうになるくらいで、ちゃんと実践できるか分からないが、それも結婚する十八歳までにはきっとなんとかなると信じたい。
ロヴィーサ嬢と結婚するまで、まだ二年近く時間があった。
「今年のヘンリッキのお誕生日はどうするの?」
「ハーヤネン家でパーティーをしますよ」
「あの腸詰にしないソーセージがまた出て来る?」
「エドヴァルド殿下はあれがお気に入りですね。必ずメニューに入れておきます」
もうすぐヘンリッキのお誕生日になる。
ヘンリッキのお誕生日には、ハーヤネン家でしか食べられない腸詰にしていないソーセージをまた食べたいと僕は思っていた。
ミエト家に帰ると、ロヴィーサ嬢が待っていてくれた。
ロヴィーサ嬢は居間のテーブルの上に紙を綴った本のようなものを置いている。
「以前エド殿下が見たいと仰っていた、わたくしの卒業論文です」
「見てもいいのですか?」
「はい。研究が途中になっているところもあります。そこから先の研究は、エド殿下と一緒にしていけたらと思います」
嬉しい申し出に僕が本を捲ると、「魔窟におけるモンスター生態」と題名が書いてあった。中身は魔窟を実際にロヴィーサ嬢が見て回った記録と、管理人のお魚四号さんの記録とが一緒になっている。
モンスターの肉から毒素を抜く研究もしっかりと記されていた。
その中で僕の目を引いたのは、「魔窟はモンスターを生成する実験場だった可能性がある」という一文だった。
「ロヴィーサ嬢、これはどういうことですか?」
「魔窟はモンスターをかけあわせて、新しい、より食べやすいモンスターを生成する実験場としての役割もあったのではないかと、仮説を立てたのです」
「証明できましたか?」
「いいえ。まだ証明できていません」
「この研究、僕と一緒に進めませんか?」
僕が提案すればロヴィーサ嬢は明るく微笑む。
「はい、喜んで、エド殿下」
これから魔窟での研究を僕はロヴィーサ嬢と始めることになりそうだ。
僕にとっては、美味しいモンスターを作り出す魔窟という存在の謎を解いていく絶好の機会でもあるし、ロヴィーサ嬢にとっては、領地にある魔窟という場所を理解する機会でもある。
「魔窟に通うことになりそうですね」
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