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第一部 後天性オメガは美女に抱かれる (雪峻編)
3.好きだから抱きたい (艶華視点)
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自分のことをベータだと思って生きて来た雪峻は、艶華に抱かれることに抵抗があるようだった。初めて部屋に来てくれた日に、雪峻は艶華に言った。
「俺が抱く方ならともかく、あんた、俺を抱くだろう?」
「雪峻くん、すごく気持ち良さそうで、可愛かったよ?」
「い、言うな! 嫌だ! 俺は女じゃない!」
艶華にとっては、自分がアルファだということは、一番早く検査を受けられる5歳の時点から分かっていて、そのときに10歳の兄のオメガの鷹野と別々に暮らさなければいけないと言われて、泣いてしまったのも覚えている。鷹野からは安心する甘い匂いがしていて、一緒にいるのが大好きだったのに、引き離されてしまった。
兄弟だからいけないのだと教えられて、艶華はずっと自分だけのものになる兄弟ではない存在を探していた。
「雪峻くんは男の子、私は女、それでも、私がアルファで、雪峻くんがオメガだもん」
「オメガに、なりたくてなったわけじゃない……」
アルファでオメガを抱くということは艶華にとっては自然なことだが、雪峻は抵抗があるらしい。それでも、艶華にも欲望というものがあるわけで、近くで無意識にフェロモンを漏らして甘い香りをさせている雪峻がいると、中心が反応してしまう。
そこに男性器に相当するものが生えるのも、艶華にとってはアルファという性を受け入れているので当然なのだが、雪峻には抵抗があるようだ。怖がらせないように誘わなければ、抱かせてもらえない。
ハウスキーパーに雪峻がなってくれてから、しばらく忍耐力を試されていたが、夕飯の肉まんを食べていると、誘うような雪峻の視線に気づいて、艶華はその白い頬を撫でた。
「シャワーを浴びてくるから、その間に、帰るか、今日は泊まるか決めてね?」
選択権は雪峻に預ける。
無理やりに事を進めて嫌われるくらいなら、次の発情期まで待っても艶華は構わなかった。発情期を初めて体験した雪峻は、欲望に抗えず、乱れて可愛かった。二度目の発情期も、もう艶華の身体を知っているのならば、抑制剤で我慢できなくなれば艶華に頼って来るだろう。
堕ちるのが分かっている獲物を、無理に怖がらせて食べてしまうことはない。
ゆっくりとお風呂に入って、身体を綺麗にして、長い黒髪も洗って乾かして、充分に逃げる時間は与えたつもりだった。バスルームからバスローブを纏って出て来ると、雪峻は帰るか迷っていたのか、玄関で鞄を持って突っ立っていた。
「帰らなかったのね、嬉しい」
後ろから抱き付くと、雪峻の手から鞄が落ちて床に転がった。ぶわりと甘い香りが漂って、艶華を誘う。このまま食べてしまいたかったが、今回は溺れるほどに優しくしようと決めていたので、バスルームの入口でキスをするだけにした。
初めてのときに口付けも交わさなかったのは、雪峻が理性を失っていたからで、今回は艶華を選んで自分の意志で残ってくれたのだから、心置きなく口付けて、舌を絡める。
「綺麗にしてきてね」
バスルームに雪峻を置いて、艶華は雪峻の脱いだものを洗濯機に放り込んだ。これを洗って乾燥までしてしまえば、今日は雪峻は帰れない。洗濯機の使い方を思い出すのに時間はかからなかった。
着替えにはバスローブを準備する。艶華の方が豊かな体付きをしているし、身長も5センチほどしか差がないので、艶華のもので充分足りるだろう。
ベッドルームで待っていると、お風呂から上がった雪峻が、耳まで真っ赤になって、ふらふらとやってきた。両腕を広げると、ぽすんと胸に顔を埋める。胸を揉んでいる様子も可愛くて、艶華は雪峻の濡れたつむじにキスを落とした。
「可愛い子。前回は余裕がなかったから、今度はたっぷり可愛がってあげる」
「あっ……」
シーツの上に押し倒してバスローブを脱がしてしまうと、下着すら履いていない裸の色素の薄い体が現れる。髪の色も薄くて茶色いが、アンダーヘアも同じく薄くて茶色くて、そこにそそり立つ中心は先端から雫を垂らしている。
キスをして、舌を絡めながら、雪峻の薄い胸を撫でていると、胸の尖りに触れると気持ちいいのか雪峻が体を跳ねさせる。指先で小さな粒を摘まむと、腰が揺れていた。
「ひぁっ! そこ、へんっ!」
「ここでも感じるでしょう?」
「息がっ! あぁっ!」
舌でも胸の尖りを責めると、雪峻は涙目になって身を捩る。
首筋から鎖骨、胸元から薄い腹、臍の窪みまで、丹念に愛撫していくと、雪峻は自ら脚を広げて艶華に強請った。
「ここ、触ってぇ!」
「本当に可愛いね」
なんていやらしくて欲望に素直な可愛い体。
顔も性格もフェロモンの香りも好みだったが、こんなところまで雪峻は艶華の好みだった。
濡れて滑る後孔を優しく撫でていると、くちくちと濡れて音がする。周囲を解すように押さえていると、雪峻の後孔が艶華の指を飲み込もうとする。
「いやらしい体、素敵」
指を差し込んで中を掻き回すと、内壁がきゅんきゅんと艶華の指を締め付けて来る。
「つやかを、つやかを、ちょうだいっ!」
「もっと優しくしたかったのに、雪峻くんが煽るから」
もっとたくさん愛撫して、もっと感じさせて、艶華に溺れさせたい。
それなのに煽って来る雪峻のせいで、艶華の方も限界に到達しそうになる。膝の上に雪峻を乗せて、抱き寄せると、薄い尻の間に艶華の逞しい中心が当たった。
「欲しいのなら、全部あげるよ。自分で入れてみせて?」
「そんな、無理ぃ……ひっ……ひぐっ……」
無理と言いながらも受け入れる雪峻は貪欲で、この上なく愛おしい。
わざと動かないでいると、雪峻の方から泣きが入った。
「……いて……」
「どうして欲しいの?」
「おねがい、うごいてぇ!」
膝の上の雪峻を突き上げて、達した後にはシーツに押し倒して追い上げて、艶華は雪峻の身体を存分に堪能した。
初めてのときはどうしたのか分からないが、中に精液が残っているとお腹を下してしまうことがあるので、シャワーで後始末の仕方を教えると、雪峻に泣かれてしまう。
「ひっ! あぁぁっ! これ、いやぁっ!」
「中で出しちゃったから、綺麗にしとかないと、後がきついよ?」
「いやっ! ひぁっ!」
後孔にシャワーのノズルを押し当ててお湯で洗う艶華に、雪峻はしがみついていた。
バスタブに座らせると寝落ちて沈みそうになるので、抱き締める艶華の胸に、雪峻は顔を埋めてうっとりしている。アルファとして抱く方しかしたことがないし、この場所だって肉が付き過ぎて邪魔なだけだったが、雪峻が気に入ってくれるのならば、あっても悪くないと思える。
「雪峻くん、ここで暮らしなよ」
「ふぇ?」
「毎日泊まって行ったらいいよ。大学もここから通って、ね」
眠りに落ちそうな雪峻の耳に囁くと、もにゅもにゅとよく分からない返事をされる。ここで言質をとっておいたほうがいいような気がして、艶華は畳みかけた。
「毎朝、雪峻くんが朝ご飯を作ってくれたら、食べられるようになるかもしれない」
「艶華さんの、朝ご飯を……」
「朝はコーヒーだけだもん。雪峻くんの朝ご飯、食べたいな」
甘えるのは得意な妹で末っ子である。
可愛くおねだりをすれば、雪峻が艶華に弱いのは分かっていた。
「ここに、住もうかな」
雪峻から出た言葉に、艶華は内心ガッツポーズをした。
その翌日から、荷物を持って、雪峻は艶華の家で暮らしてくれるようになった。
朝ご飯から雪峻の料理が食べられて、艶華は雪峻と自分のためにコーヒーを淹れる。カプセル式のコーヒーメーカーだが、美味しいのには変わりないので、艶華も少しは家事を手伝っている気分になっていた。
「俺が抱く方ならともかく、あんた、俺を抱くだろう?」
「雪峻くん、すごく気持ち良さそうで、可愛かったよ?」
「い、言うな! 嫌だ! 俺は女じゃない!」
艶華にとっては、自分がアルファだということは、一番早く検査を受けられる5歳の時点から分かっていて、そのときに10歳の兄のオメガの鷹野と別々に暮らさなければいけないと言われて、泣いてしまったのも覚えている。鷹野からは安心する甘い匂いがしていて、一緒にいるのが大好きだったのに、引き離されてしまった。
兄弟だからいけないのだと教えられて、艶華はずっと自分だけのものになる兄弟ではない存在を探していた。
「雪峻くんは男の子、私は女、それでも、私がアルファで、雪峻くんがオメガだもん」
「オメガに、なりたくてなったわけじゃない……」
アルファでオメガを抱くということは艶華にとっては自然なことだが、雪峻は抵抗があるらしい。それでも、艶華にも欲望というものがあるわけで、近くで無意識にフェロモンを漏らして甘い香りをさせている雪峻がいると、中心が反応してしまう。
そこに男性器に相当するものが生えるのも、艶華にとってはアルファという性を受け入れているので当然なのだが、雪峻には抵抗があるようだ。怖がらせないように誘わなければ、抱かせてもらえない。
ハウスキーパーに雪峻がなってくれてから、しばらく忍耐力を試されていたが、夕飯の肉まんを食べていると、誘うような雪峻の視線に気づいて、艶華はその白い頬を撫でた。
「シャワーを浴びてくるから、その間に、帰るか、今日は泊まるか決めてね?」
選択権は雪峻に預ける。
無理やりに事を進めて嫌われるくらいなら、次の発情期まで待っても艶華は構わなかった。発情期を初めて体験した雪峻は、欲望に抗えず、乱れて可愛かった。二度目の発情期も、もう艶華の身体を知っているのならば、抑制剤で我慢できなくなれば艶華に頼って来るだろう。
堕ちるのが分かっている獲物を、無理に怖がらせて食べてしまうことはない。
ゆっくりとお風呂に入って、身体を綺麗にして、長い黒髪も洗って乾かして、充分に逃げる時間は与えたつもりだった。バスルームからバスローブを纏って出て来ると、雪峻は帰るか迷っていたのか、玄関で鞄を持って突っ立っていた。
「帰らなかったのね、嬉しい」
後ろから抱き付くと、雪峻の手から鞄が落ちて床に転がった。ぶわりと甘い香りが漂って、艶華を誘う。このまま食べてしまいたかったが、今回は溺れるほどに優しくしようと決めていたので、バスルームの入口でキスをするだけにした。
初めてのときに口付けも交わさなかったのは、雪峻が理性を失っていたからで、今回は艶華を選んで自分の意志で残ってくれたのだから、心置きなく口付けて、舌を絡める。
「綺麗にしてきてね」
バスルームに雪峻を置いて、艶華は雪峻の脱いだものを洗濯機に放り込んだ。これを洗って乾燥までしてしまえば、今日は雪峻は帰れない。洗濯機の使い方を思い出すのに時間はかからなかった。
着替えにはバスローブを準備する。艶華の方が豊かな体付きをしているし、身長も5センチほどしか差がないので、艶華のもので充分足りるだろう。
ベッドルームで待っていると、お風呂から上がった雪峻が、耳まで真っ赤になって、ふらふらとやってきた。両腕を広げると、ぽすんと胸に顔を埋める。胸を揉んでいる様子も可愛くて、艶華は雪峻の濡れたつむじにキスを落とした。
「可愛い子。前回は余裕がなかったから、今度はたっぷり可愛がってあげる」
「あっ……」
シーツの上に押し倒してバスローブを脱がしてしまうと、下着すら履いていない裸の色素の薄い体が現れる。髪の色も薄くて茶色いが、アンダーヘアも同じく薄くて茶色くて、そこにそそり立つ中心は先端から雫を垂らしている。
キスをして、舌を絡めながら、雪峻の薄い胸を撫でていると、胸の尖りに触れると気持ちいいのか雪峻が体を跳ねさせる。指先で小さな粒を摘まむと、腰が揺れていた。
「ひぁっ! そこ、へんっ!」
「ここでも感じるでしょう?」
「息がっ! あぁっ!」
舌でも胸の尖りを責めると、雪峻は涙目になって身を捩る。
首筋から鎖骨、胸元から薄い腹、臍の窪みまで、丹念に愛撫していくと、雪峻は自ら脚を広げて艶華に強請った。
「ここ、触ってぇ!」
「本当に可愛いね」
なんていやらしくて欲望に素直な可愛い体。
顔も性格もフェロモンの香りも好みだったが、こんなところまで雪峻は艶華の好みだった。
濡れて滑る後孔を優しく撫でていると、くちくちと濡れて音がする。周囲を解すように押さえていると、雪峻の後孔が艶華の指を飲み込もうとする。
「いやらしい体、素敵」
指を差し込んで中を掻き回すと、内壁がきゅんきゅんと艶華の指を締め付けて来る。
「つやかを、つやかを、ちょうだいっ!」
「もっと優しくしたかったのに、雪峻くんが煽るから」
もっとたくさん愛撫して、もっと感じさせて、艶華に溺れさせたい。
それなのに煽って来る雪峻のせいで、艶華の方も限界に到達しそうになる。膝の上に雪峻を乗せて、抱き寄せると、薄い尻の間に艶華の逞しい中心が当たった。
「欲しいのなら、全部あげるよ。自分で入れてみせて?」
「そんな、無理ぃ……ひっ……ひぐっ……」
無理と言いながらも受け入れる雪峻は貪欲で、この上なく愛おしい。
わざと動かないでいると、雪峻の方から泣きが入った。
「……いて……」
「どうして欲しいの?」
「おねがい、うごいてぇ!」
膝の上の雪峻を突き上げて、達した後にはシーツに押し倒して追い上げて、艶華は雪峻の身体を存分に堪能した。
初めてのときはどうしたのか分からないが、中に精液が残っているとお腹を下してしまうことがあるので、シャワーで後始末の仕方を教えると、雪峻に泣かれてしまう。
「ひっ! あぁぁっ! これ、いやぁっ!」
「中で出しちゃったから、綺麗にしとかないと、後がきついよ?」
「いやっ! ひぁっ!」
後孔にシャワーのノズルを押し当ててお湯で洗う艶華に、雪峻はしがみついていた。
バスタブに座らせると寝落ちて沈みそうになるので、抱き締める艶華の胸に、雪峻は顔を埋めてうっとりしている。アルファとして抱く方しかしたことがないし、この場所だって肉が付き過ぎて邪魔なだけだったが、雪峻が気に入ってくれるのならば、あっても悪くないと思える。
「雪峻くん、ここで暮らしなよ」
「ふぇ?」
「毎日泊まって行ったらいいよ。大学もここから通って、ね」
眠りに落ちそうな雪峻の耳に囁くと、もにゅもにゅとよく分からない返事をされる。ここで言質をとっておいたほうがいいような気がして、艶華は畳みかけた。
「毎朝、雪峻くんが朝ご飯を作ってくれたら、食べられるようになるかもしれない」
「艶華さんの、朝ご飯を……」
「朝はコーヒーだけだもん。雪峻くんの朝ご飯、食べたいな」
甘えるのは得意な妹で末っ子である。
可愛くおねだりをすれば、雪峻が艶華に弱いのは分かっていた。
「ここに、住もうかな」
雪峻から出た言葉に、艶華は内心ガッツポーズをした。
その翌日から、荷物を持って、雪峻は艶華の家で暮らしてくれるようになった。
朝ご飯から雪峻の料理が食べられて、艶華は雪峻と自分のためにコーヒーを淹れる。カプセル式のコーヒーメーカーだが、美味しいのには変わりないので、艶華も少しは家事を手伝っている気分になっていた。
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