44 / 49
後日談
ライナルトの妊娠
しおりを挟む
疑似子宮を体内で作って、妊娠と出産をするにあたって、ライナルト自身にも伴侶のユストゥスにも気になる点がいくつかあった。
ユストゥスと両想いになって結婚する前に、ライナルトは一時期ユストゥスから離れたことがあった。そのときにはライナルトは食べることも寝ることもできなくて、やつれて行った。それ以降ユストゥスはライナルトとできる限り一緒にいるようにして、ライナルトの部屋に押しかけて寝泊まりするようになったのだが、結婚してからは二人でゆったりと過ごせる家をエリーアスとギルベルトの家から徒歩五分圏内に借りていた。
学会でもユストゥスは部下としてライナルトを必ず連れて行っていたし、連れて行けないときにはエリーアスとギルベルトの家にライナルトを預けておいた。
妊娠と出産をするにあたって、ライナルトは産前産後の休暇と、育児休暇を取らなければいけない。その期間は完全にユストゥスが学会等で出張になってもついていけなくなってしまうのだ。
疑似子宮を作るよりも先に、ライナルトとユストゥスはその件に関して解決しておかなければいけなかった。
「ギルベルトと兄さんの負担になるのは申し訳ないんだけど、ライナルトを助けてくれないかな?」
「うちも赤ん坊が生まれますし、大人がたくさんいた方がいいですよね」
「一つ哺乳瓶を消毒するのも、二つ哺乳瓶を消毒するのも、手間は変わらないだろう? オムツもお互いの赤ん坊のを見るときに一緒に見ればいいわけだし」
今からだと出産予定日は半年ほど離れてしまうが、エリーアスとギルベルトは快くユストゥスとライナルトを受け入れてくれるつもりだったようだ。
安心してユストゥスはライナルトと産科の病院に行った。
「疑似子宮は元々なかった臓器が一つ増えるわけですから、違和感があるかもしれません。痛みや不快感があればすぐに診察に来てください」
説明を受けて下腹にライナルトは注射を打ってもらう。小さな疑似子宮の元が育つまでには約一か月の時間が必要らしかった。
「疑似子宮が成熟すると、母体は発情状態になります。そのときを逃さずに、しっかりと行為をしてください」
疑似子宮が成熟すると発情状態になる。それがどんな状態か分からなかっただけに、ライナルトはかなり怖がっていた。自信過剰でナルシストの仮面を被っていたが、ユストゥスと暮らすうちにライナルトは自分は本当は臆病で寂しがり屋だったのだと気付いていた。
遊んでいた女性たちには見せなかった弱い部分もユストゥスには見せられる。ユストゥスはそんなライナルトを見て受け止めてくれる。
「体に変調があったら、すぐに教えてね」
「エリーアスは平気だって言ってた」
「兄さんは我慢強くて、辛抱強いんだ。兄さんを目指すことはないからね」
我慢強くて辛抱強いエリーアスを見習うのではなく、ライナルトの弱さはそのままでいいとユストゥスは言ってくれる。それにライナルトは安心していた。
内臓全体が押し上げられるような感覚に、料理が作れなくなっても、食欲が落ちても、ユストゥスはライナルトを責めたりしなかった。ライナルトが食べられるものを探して、お惣菜を買ってきてくれたり、冷凍食品を温めてくれたりする。あまり一度に量を食べられなくなったライナルトに、こまめに食べられるように、ユストゥスはサンドイッチやドーナッツを持たせてくれて、いつもライナルトのカバンには食べ物が入っている状態だった。
胃袋も押し上げられているせいだろう、あまり一度に量が食べられないし、膀胱も押し上げられているせいでお手洗いも近くなった。痛みはなかったがお腹には常に違和感がある状態だったが、エリーアスはこれを見せずに堪えていたのだと思うとライナルトは尊敬してしまう。
ライナルトの方はユストゥスに甘えっぱなしだった。
「晩ご飯、作れそうにないんだけど」
「いいよ。何が食べたい? 何なら食べられそう? 僕、作れないから買って来ることしかできないんだけど、何でも買って来るよ」
「お米が食べたいかもしれない」
仕事帰りにユストゥスに声をかけると、ユストゥスはスーパーに寄って、ライナルトの食べたいものを買って帰ってくれる。ライナルトが一度に食べられる量が少ないので、少なめに温めて、残りは冷蔵庫に小分けにして入れておいて、いつでも食べられるようにしてくれる。
料理ができないことはユストゥスは認めているので、そういう心遣いがライナルトには嬉しかった。
疑似子宮が出来上がる一か月の間、ユストゥスはライナルトを気遣って抱かなかった。
疑似子宮の元を植え付ける注射が終わって一か月が経ったころ、ライナルトは朝から体が火照って熱があるのかと検温してみたら、微熱があった。先に起きていたユストゥスは何かに気付いているようだ。
「来たんじゃないかな、発情状態」
「え? これが?」
確かに後孔は疼いている気がするし、ライナルトはユストゥスに抱かれたくてたまらない。ユストゥスがライナルトの分も欠勤の連絡を終えると、二人でバスルームに入ってシャワーを浴びた。
甘ったるい香りがしているが、ライナルトはそれが自分から発せられているものとは気付いていない。裸のユストゥスを見ているだけでもう入れて欲しい気分になるのに、中心が勃ち上がりかけているユストゥスは、紳士的にバスルームでライナルトを抱くようなことはなかった。
寝室に行ってベッドに倒れ込むと、ユストゥスに下腹に手を這わされる。ぞくぞくと快感が生まれて、ライナルトは自ら足を広げる。
「ユストゥス、キて?」
「まだ慣らしてないからダメだよ。ライナルトが怪我をしちゃう」
ローションを手に垂らしてぐちゅぐちゅとライナルトの後孔に指を差し込んで慣らしていくユストゥスの手が、焦らしているようでライナルトは腰をくねらせる。
「ほしいっ! ユストゥスがほしいっ! おねがい!」
泣きながら懇願するライナルトに、足の間に入ったユストゥスがライナルトを見下ろしながらにぃっと笑った。
「手加減できないよ?」
「むちゃくちゃにして! 孕ませて!」
強請った瞬間、一気に貫かれて、ライナルトは声もなく中だけで達していた。絶頂の中でまたユストゥスがライナルトを突き上げて、快感の波から降りられない。乱暴ではないが、強くライナルトを突き上げるユストゥスの背中に腕を回して縋り付けば、接合がますます深くなる。
「ひっ! ぁあっ! ひんっ!」
意識が飛ぶまで抱かれて、溢れるほどに中に注がれて、ライナルトはユストゥスに満たされていた。
意識を取り戻したライナルトがシャワーを浴びていると、ユストゥスが冷凍食品を温めてくれているのか、リビングにいい匂いがしている。抱かれて満たされたのか、ライナルトはもう体の火照りは感じていなかった。
リビングに出るとお腹が鳴る。
「炒飯を温めたけど、食べられそう?」
「食べたい。ありがとう、ユストゥス」
ライナルトが食べるのを見ながらユストゥスも一緒に食べてくれる。いつもよりもたくさん食べられた気がして、ライナルトは満腹でベッドに戻ってもう一度眠った。
二週間後の検診で、ライナルトは妊娠を告げられた。
「俺のお腹に赤ん坊がいるのか……」
「ライナルト、怖くない?」
「分からない。ユストゥス、傍にいてくれ」
これから先自分の体がどうなって行くのか、ライナルトは全くの未知の体験をすることとなる。妊娠したことは怖くないと言えば嘘になるが、ユストゥスがいてくれるのならば大丈夫かもしれないとライナルトは思い始めていた。
赤ん坊が欲しいと思ったのも、エリーアスがギルベルトの子どもを産むという話を聞いてからだ。ライナルトもユストゥスの子どもが欲しいと真剣に思っていた。
ユストゥスと両想いになって結婚する前に、ライナルトは一時期ユストゥスから離れたことがあった。そのときにはライナルトは食べることも寝ることもできなくて、やつれて行った。それ以降ユストゥスはライナルトとできる限り一緒にいるようにして、ライナルトの部屋に押しかけて寝泊まりするようになったのだが、結婚してからは二人でゆったりと過ごせる家をエリーアスとギルベルトの家から徒歩五分圏内に借りていた。
学会でもユストゥスは部下としてライナルトを必ず連れて行っていたし、連れて行けないときにはエリーアスとギルベルトの家にライナルトを預けておいた。
妊娠と出産をするにあたって、ライナルトは産前産後の休暇と、育児休暇を取らなければいけない。その期間は完全にユストゥスが学会等で出張になってもついていけなくなってしまうのだ。
疑似子宮を作るよりも先に、ライナルトとユストゥスはその件に関して解決しておかなければいけなかった。
「ギルベルトと兄さんの負担になるのは申し訳ないんだけど、ライナルトを助けてくれないかな?」
「うちも赤ん坊が生まれますし、大人がたくさんいた方がいいですよね」
「一つ哺乳瓶を消毒するのも、二つ哺乳瓶を消毒するのも、手間は変わらないだろう? オムツもお互いの赤ん坊のを見るときに一緒に見ればいいわけだし」
今からだと出産予定日は半年ほど離れてしまうが、エリーアスとギルベルトは快くユストゥスとライナルトを受け入れてくれるつもりだったようだ。
安心してユストゥスはライナルトと産科の病院に行った。
「疑似子宮は元々なかった臓器が一つ増えるわけですから、違和感があるかもしれません。痛みや不快感があればすぐに診察に来てください」
説明を受けて下腹にライナルトは注射を打ってもらう。小さな疑似子宮の元が育つまでには約一か月の時間が必要らしかった。
「疑似子宮が成熟すると、母体は発情状態になります。そのときを逃さずに、しっかりと行為をしてください」
疑似子宮が成熟すると発情状態になる。それがどんな状態か分からなかっただけに、ライナルトはかなり怖がっていた。自信過剰でナルシストの仮面を被っていたが、ユストゥスと暮らすうちにライナルトは自分は本当は臆病で寂しがり屋だったのだと気付いていた。
遊んでいた女性たちには見せなかった弱い部分もユストゥスには見せられる。ユストゥスはそんなライナルトを見て受け止めてくれる。
「体に変調があったら、すぐに教えてね」
「エリーアスは平気だって言ってた」
「兄さんは我慢強くて、辛抱強いんだ。兄さんを目指すことはないからね」
我慢強くて辛抱強いエリーアスを見習うのではなく、ライナルトの弱さはそのままでいいとユストゥスは言ってくれる。それにライナルトは安心していた。
内臓全体が押し上げられるような感覚に、料理が作れなくなっても、食欲が落ちても、ユストゥスはライナルトを責めたりしなかった。ライナルトが食べられるものを探して、お惣菜を買ってきてくれたり、冷凍食品を温めてくれたりする。あまり一度に量を食べられなくなったライナルトに、こまめに食べられるように、ユストゥスはサンドイッチやドーナッツを持たせてくれて、いつもライナルトのカバンには食べ物が入っている状態だった。
胃袋も押し上げられているせいだろう、あまり一度に量が食べられないし、膀胱も押し上げられているせいでお手洗いも近くなった。痛みはなかったがお腹には常に違和感がある状態だったが、エリーアスはこれを見せずに堪えていたのだと思うとライナルトは尊敬してしまう。
ライナルトの方はユストゥスに甘えっぱなしだった。
「晩ご飯、作れそうにないんだけど」
「いいよ。何が食べたい? 何なら食べられそう? 僕、作れないから買って来ることしかできないんだけど、何でも買って来るよ」
「お米が食べたいかもしれない」
仕事帰りにユストゥスに声をかけると、ユストゥスはスーパーに寄って、ライナルトの食べたいものを買って帰ってくれる。ライナルトが一度に食べられる量が少ないので、少なめに温めて、残りは冷蔵庫に小分けにして入れておいて、いつでも食べられるようにしてくれる。
料理ができないことはユストゥスは認めているので、そういう心遣いがライナルトには嬉しかった。
疑似子宮が出来上がる一か月の間、ユストゥスはライナルトを気遣って抱かなかった。
疑似子宮の元を植え付ける注射が終わって一か月が経ったころ、ライナルトは朝から体が火照って熱があるのかと検温してみたら、微熱があった。先に起きていたユストゥスは何かに気付いているようだ。
「来たんじゃないかな、発情状態」
「え? これが?」
確かに後孔は疼いている気がするし、ライナルトはユストゥスに抱かれたくてたまらない。ユストゥスがライナルトの分も欠勤の連絡を終えると、二人でバスルームに入ってシャワーを浴びた。
甘ったるい香りがしているが、ライナルトはそれが自分から発せられているものとは気付いていない。裸のユストゥスを見ているだけでもう入れて欲しい気分になるのに、中心が勃ち上がりかけているユストゥスは、紳士的にバスルームでライナルトを抱くようなことはなかった。
寝室に行ってベッドに倒れ込むと、ユストゥスに下腹に手を這わされる。ぞくぞくと快感が生まれて、ライナルトは自ら足を広げる。
「ユストゥス、キて?」
「まだ慣らしてないからダメだよ。ライナルトが怪我をしちゃう」
ローションを手に垂らしてぐちゅぐちゅとライナルトの後孔に指を差し込んで慣らしていくユストゥスの手が、焦らしているようでライナルトは腰をくねらせる。
「ほしいっ! ユストゥスがほしいっ! おねがい!」
泣きながら懇願するライナルトに、足の間に入ったユストゥスがライナルトを見下ろしながらにぃっと笑った。
「手加減できないよ?」
「むちゃくちゃにして! 孕ませて!」
強請った瞬間、一気に貫かれて、ライナルトは声もなく中だけで達していた。絶頂の中でまたユストゥスがライナルトを突き上げて、快感の波から降りられない。乱暴ではないが、強くライナルトを突き上げるユストゥスの背中に腕を回して縋り付けば、接合がますます深くなる。
「ひっ! ぁあっ! ひんっ!」
意識が飛ぶまで抱かれて、溢れるほどに中に注がれて、ライナルトはユストゥスに満たされていた。
意識を取り戻したライナルトがシャワーを浴びていると、ユストゥスが冷凍食品を温めてくれているのか、リビングにいい匂いがしている。抱かれて満たされたのか、ライナルトはもう体の火照りは感じていなかった。
リビングに出るとお腹が鳴る。
「炒飯を温めたけど、食べられそう?」
「食べたい。ありがとう、ユストゥス」
ライナルトが食べるのを見ながらユストゥスも一緒に食べてくれる。いつもよりもたくさん食べられた気がして、ライナルトは満腹でベッドに戻ってもう一度眠った。
二週間後の検診で、ライナルトは妊娠を告げられた。
「俺のお腹に赤ん坊がいるのか……」
「ライナルト、怖くない?」
「分からない。ユストゥス、傍にいてくれ」
これから先自分の体がどうなって行くのか、ライナルトは全くの未知の体験をすることとなる。妊娠したことは怖くないと言えば嘘になるが、ユストゥスがいてくれるのならば大丈夫かもしれないとライナルトは思い始めていた。
赤ん坊が欲しいと思ったのも、エリーアスがギルベルトの子どもを産むという話を聞いてからだ。ライナルトもユストゥスの子どもが欲しいと真剣に思っていた。
0
お気に入りに追加
72
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ある少年の体調不良について
雨水林檎
BL
皆に好かれるいつもにこやかな少年新島陽(にいじまはる)と幼馴染で親友の薬師寺優巳(やくしじまさみ)。高校に入学してしばらく陽は風邪をひいたことをきっかけにひどく体調を崩して行く……。
BLもしくはブロマンス小説。
体調不良描写があります。

【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。

ファントムペイン
粒豆
BL
事故で手足を失ってから、恋人・夜鷹は人が変わってしまった。
理不尽に怒鳴り、暴言を吐くようになった。
主人公の燕は、そんな夜鷹と共に暮らし、世話を焼く。
手足を失い、攻撃的になった夜鷹の世話をするのは決して楽ではなかった……
手足を失った恋人との生活。鬱系BL。
※四肢欠損などの特殊な表現を含みます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる