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前編
8.二人の夜
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目を覚ましたらギルベルトがいた。
エリーアスの胸の上に頭を乗せて眠っていて、時折胸をふにふにと揉まれる。本当に眠っているのかエリーアスが頬を突くと、その指に吸い付かれた。必死に指を吸っているギルベルトは赤ん坊のようだ。
アードラー家の奥方は三番目のグンターを産んですぐに亡くなっている。幼い兄のゲレオンとギルベルト、弟のグンターを軍の将軍として忙しかった父親は碌に構ってやれなかったと聞いている。
ギルベルトがエリーアスにやたらと甘えるようなことをするのも、それが原因ではないのかとエリーアスは思っていた。
「エリーアス……俺の傍を離れるな……」
眠りながら呟くギルベルトに、エリーアスはため息を吐く。自ら命を捨てようとしてエリーアスから離れていこうとしているのはギルベルトの方ではないか。
指が解放されたので手洗いに行くためにベッドから出たら、戻ったときにはギルベルトは目を覚ましていた。
「どこに行っていた」
「どこにもなにも、この状況で手洗いに行く以外行く場所がありますか?」
「起きたらいなかった」
子どものように拗ねているギルベルトにエリーアスは呆れることしかできない。そもそもギルベルトはいくつなのだろう。隊長として部隊を率いているからそこそこの年齢だとは思うのだが、エリーアスにはあまりにもギルベルトが幼く思えていた。
「あなた、幾つなんですか?」
「俺は22だが?」
「22歳……私の弟と同じ年じゃないですか」
十歳年下の弟のユストゥスは飛び級して大学を卒業していたが、まだ若いことと、優秀なことで徴兵はされていなかった。そのユストゥスと同じ年なのにギルベルトは前線に出て命を懸けて戦っている。
「弟がいるのか?」
「自分の興味を持ったことはとことん追求しなければ気が済まない弟で、幼い頃は苦労させられましたけど、可愛い子ですよ」
ユストゥスのことを話すときには自然とエリーアスの表情も柔らかくなる。それに気付いてギルベルトはエメラルドのような目を丸くしていた。
「エリーアスも笑うんだな」
「私も笑うし、怒りますよ。知っているでしょう」
「知っているけど……俺にはその顔は見せたことがない」
拗ねたのが直ったかと思えばまた拗ねるギルベルトが、何が原因で感情を動かしているのかエリーアスにはよく分からない。そもそもエリーアスとの関係は性欲処理のためのものだから、エリーアスが他の誰と関係を持っていてもギルベルトには関係のないことのはずだった。
「エリーアス、もう一回したい」
「こんな時間にですか? 私の体のことを少しは考えてもらえませんかね」
皮肉っぽく言えばギルベルトはエリーアスの胸を捏ねながら、唇を尖らせて子どものように拗ねている。事後にシャワーは浴びたし、シーツも取り換えていたのだが、今更それを汚す気にはなれなかった。
ギルベルトの足の間に顔を寄せて、エリーアスが上目遣いにギルベルトを見る。
「こういうことは初めてするから、気持ちいいとは限りませんよ」
「エリーアスが、初めてしてくれる」
「その言い方、なんか嫌ですね」
文句は言いながらも、エリーアスはギルベルトの中心に舌を這わせた。他人のものなど触れるのも嫌だし、受け入れるなんてとんでもないと思っていたのはギルベルトと体を交わすまでのこと。ギルベルトのものならば舐めても、受け入れても平気どころか、受け入れると快感まで覚えることにエリーアスは自分が信じられなかった。
舌を這わせて口の中に招くと、その大きさにエリーアスはえづきそうになってしまう。深く咥えると喉を突いて吐きそうになってしまいそうな気がしたので、唾液を垂らして濡れた根元は手で扱く。
先端を咥えて舐めながら、根元を手で扱くエリーアスに、ギルベルトの表情が苦し気なものになってくる。
「出るっ! エリーアス、出るっ!」
達すると言うギルベルトに、強く吸い上げると、熱い飛沫がエリーアスの喉に注ぎ込まれた。味わうことなくそのまま飲み込んでしまうと、口を放したエリーアスをギルベルトが目を見開いて見つめていた。
「の、飲んだ!? 大丈夫なのか?」
「ただのたんぱく質ですからね」
「後ろに出したら腹を下すと言っていたじゃないか。飲んでも平気なのか? どうしよう? 手洗いで吐くか?」
「平気です。美味しいものではないですけど、ただのたんぱく質ですから」
後ろに直に放つとお腹を下すということを覚えていて、ギルベルトは放ったものを飲んでしまったエリーアスを心配しているようだった。腸から吸収されるとお腹を下すのだが、飲んでしまえばそういうこともないのだと説明しても、ギルベルトは落ち着かない様子だった。
「俺がもう一回したいなんて言ったから、エリーアスが俺の精液を飲んでしまった」
「飲むつもりはなかったけど、まぁ、勢いですかね」
「エリーアス、体の具合が悪くなったら、明日はすぐに休んでくれよ?」
「だから、平気だと説明してるじゃないですか」
中に放たれるのと、口から飲むのでは全く違うのだという知識すらないままに、ギルベルトはエリーアスと体を交わしていたのだ。口で放ったのもこれが初めてなのだろう。
エリーアスの方も口でしたのは初めてだったが、意外と抵抗はなかったし、ギルベルトのものならば飲んでも構わないと思ってしまった。この感情が何なのかエリーアスには全く分かっていない。
「初めてしてくれた。俺はエリーアスの特別だな?」
「まぁ、そうなりますね」
「そうか、特別か」
どこか嬉しそうなギルベルトの表情に、エリーアスは欠伸をして布団に入る。裸にバスローブを着ただけで男性が二人、同じベッドに眠るというのも何か不自然な気がしたが、ギルベルトはエリーアスの胸に頭を乗せて目を瞑っている。
「エリーアスの心臓の音が聞こえる」
「生きていますからね」
「俺は暗殺の標的にされるから、周囲に警戒して深く眠れなかった。15歳で初陣を迎えたときからずっとだ。それなのに、エリーアスの心臓の音を聞いているとぐっすり眠れるんだ」
15歳で初陣と聞いてエリーアスの胸の中に、名前をつけることのできない感情が生まれた。22歳で隊長として前線に出て、傷だらけになっているのすら信じられないのに、ギルベルトの初陣は15歳だという。
「15歳の息子を戦場に出すなんて、将軍は何を考えていたのですか」
怒りを込めて呟けば、胸に耳をつけて心臓の音を聞いていたギルベルトが不思議そうにエリーアスを見上げる。
「飛び級で軍の士官学校は卒業していた。俺が志願したんだ」
「志願したら、普通、息子を止めるものでしょう。まだ15歳なのですよ」
「15歳なら止められるものなのか。俺はアードラー家に生まれたから、当然戦場で死ぬものだと思っていた」
兄や弟が死ぬよりもずっといい。
兄や弟は代わりはいないが、自分には代わりがいるのだから。
ギルベルトの物言いにもエリーアスは腹を立てていた。たった15歳の少年が戦場に行くと言って止めなかった周囲にも怒りを感じるし、何よりも自分は死んでもいいが兄弟は死んではいけないと思い込んでいるギルベルトに怒りを感じていた。
「あなたの兄弟はあなたが死ぬことを望んでいませんよ」
「自分たちが死ぬよりもいいと思っているだろう」
「私はあなたの兄弟に泣いて縋られたのです。あなたを戦場から連れ戻してくるように」
それを言った瞬間、ギルベルトの顔が泣きそうに歪んだ。エリーアスの胸に縋り付いて、泣くように問いかける。
「兄と弟が言ったから、エリーアスは俺を心配してくれたのか? エリーアスの意志じゃなかったのか?」
エメラルドのような瞳が潤んでいるのに、エリーアスはものすごく驚いていた。これくらいのことで泣くようなタイプだとギルベルトを思っていなかったのだ。
「連れ戻せと言われたのは本当です。ですが、身体を差し出したり、話を聞いていたりしたのは、私の意思ですよ」
「本当に? エリーアス」
「疑いたければお好きにすればいいでしょう。ひとの心など所詮分からないものですから」
突き放すようなことを言ってしまったが、エリーアスの胸に頬を寄せてギルベルトは考えているようだった。
「エリーアスを信じる。俺には信じられるのはエリーアスだけだ」
小さく呟いて目を閉じてギルベルトがまたエリーアスの胸を触り出す。筋肉がついて多少膨らみがあるとしても、男性の胸なのに必死にふにふにと触って眠りにつくギルベルトを、エリーアスは幼子のように感じていた。
エリーアスの胸の上に頭を乗せて眠っていて、時折胸をふにふにと揉まれる。本当に眠っているのかエリーアスが頬を突くと、その指に吸い付かれた。必死に指を吸っているギルベルトは赤ん坊のようだ。
アードラー家の奥方は三番目のグンターを産んですぐに亡くなっている。幼い兄のゲレオンとギルベルト、弟のグンターを軍の将軍として忙しかった父親は碌に構ってやれなかったと聞いている。
ギルベルトがエリーアスにやたらと甘えるようなことをするのも、それが原因ではないのかとエリーアスは思っていた。
「エリーアス……俺の傍を離れるな……」
眠りながら呟くギルベルトに、エリーアスはため息を吐く。自ら命を捨てようとしてエリーアスから離れていこうとしているのはギルベルトの方ではないか。
指が解放されたので手洗いに行くためにベッドから出たら、戻ったときにはギルベルトは目を覚ましていた。
「どこに行っていた」
「どこにもなにも、この状況で手洗いに行く以外行く場所がありますか?」
「起きたらいなかった」
子どものように拗ねているギルベルトにエリーアスは呆れることしかできない。そもそもギルベルトはいくつなのだろう。隊長として部隊を率いているからそこそこの年齢だとは思うのだが、エリーアスにはあまりにもギルベルトが幼く思えていた。
「あなた、幾つなんですか?」
「俺は22だが?」
「22歳……私の弟と同じ年じゃないですか」
十歳年下の弟のユストゥスは飛び級して大学を卒業していたが、まだ若いことと、優秀なことで徴兵はされていなかった。そのユストゥスと同じ年なのにギルベルトは前線に出て命を懸けて戦っている。
「弟がいるのか?」
「自分の興味を持ったことはとことん追求しなければ気が済まない弟で、幼い頃は苦労させられましたけど、可愛い子ですよ」
ユストゥスのことを話すときには自然とエリーアスの表情も柔らかくなる。それに気付いてギルベルトはエメラルドのような目を丸くしていた。
「エリーアスも笑うんだな」
「私も笑うし、怒りますよ。知っているでしょう」
「知っているけど……俺にはその顔は見せたことがない」
拗ねたのが直ったかと思えばまた拗ねるギルベルトが、何が原因で感情を動かしているのかエリーアスにはよく分からない。そもそもエリーアスとの関係は性欲処理のためのものだから、エリーアスが他の誰と関係を持っていてもギルベルトには関係のないことのはずだった。
「エリーアス、もう一回したい」
「こんな時間にですか? 私の体のことを少しは考えてもらえませんかね」
皮肉っぽく言えばギルベルトはエリーアスの胸を捏ねながら、唇を尖らせて子どものように拗ねている。事後にシャワーは浴びたし、シーツも取り換えていたのだが、今更それを汚す気にはなれなかった。
ギルベルトの足の間に顔を寄せて、エリーアスが上目遣いにギルベルトを見る。
「こういうことは初めてするから、気持ちいいとは限りませんよ」
「エリーアスが、初めてしてくれる」
「その言い方、なんか嫌ですね」
文句は言いながらも、エリーアスはギルベルトの中心に舌を這わせた。他人のものなど触れるのも嫌だし、受け入れるなんてとんでもないと思っていたのはギルベルトと体を交わすまでのこと。ギルベルトのものならば舐めても、受け入れても平気どころか、受け入れると快感まで覚えることにエリーアスは自分が信じられなかった。
舌を這わせて口の中に招くと、その大きさにエリーアスはえづきそうになってしまう。深く咥えると喉を突いて吐きそうになってしまいそうな気がしたので、唾液を垂らして濡れた根元は手で扱く。
先端を咥えて舐めながら、根元を手で扱くエリーアスに、ギルベルトの表情が苦し気なものになってくる。
「出るっ! エリーアス、出るっ!」
達すると言うギルベルトに、強く吸い上げると、熱い飛沫がエリーアスの喉に注ぎ込まれた。味わうことなくそのまま飲み込んでしまうと、口を放したエリーアスをギルベルトが目を見開いて見つめていた。
「の、飲んだ!? 大丈夫なのか?」
「ただのたんぱく質ですからね」
「後ろに出したら腹を下すと言っていたじゃないか。飲んでも平気なのか? どうしよう? 手洗いで吐くか?」
「平気です。美味しいものではないですけど、ただのたんぱく質ですから」
後ろに直に放つとお腹を下すということを覚えていて、ギルベルトは放ったものを飲んでしまったエリーアスを心配しているようだった。腸から吸収されるとお腹を下すのだが、飲んでしまえばそういうこともないのだと説明しても、ギルベルトは落ち着かない様子だった。
「俺がもう一回したいなんて言ったから、エリーアスが俺の精液を飲んでしまった」
「飲むつもりはなかったけど、まぁ、勢いですかね」
「エリーアス、体の具合が悪くなったら、明日はすぐに休んでくれよ?」
「だから、平気だと説明してるじゃないですか」
中に放たれるのと、口から飲むのでは全く違うのだという知識すらないままに、ギルベルトはエリーアスと体を交わしていたのだ。口で放ったのもこれが初めてなのだろう。
エリーアスの方も口でしたのは初めてだったが、意外と抵抗はなかったし、ギルベルトのものならば飲んでも構わないと思ってしまった。この感情が何なのかエリーアスには全く分かっていない。
「初めてしてくれた。俺はエリーアスの特別だな?」
「まぁ、そうなりますね」
「そうか、特別か」
どこか嬉しそうなギルベルトの表情に、エリーアスは欠伸をして布団に入る。裸にバスローブを着ただけで男性が二人、同じベッドに眠るというのも何か不自然な気がしたが、ギルベルトはエリーアスの胸に頭を乗せて目を瞑っている。
「エリーアスの心臓の音が聞こえる」
「生きていますからね」
「俺は暗殺の標的にされるから、周囲に警戒して深く眠れなかった。15歳で初陣を迎えたときからずっとだ。それなのに、エリーアスの心臓の音を聞いているとぐっすり眠れるんだ」
15歳で初陣と聞いてエリーアスの胸の中に、名前をつけることのできない感情が生まれた。22歳で隊長として前線に出て、傷だらけになっているのすら信じられないのに、ギルベルトの初陣は15歳だという。
「15歳の息子を戦場に出すなんて、将軍は何を考えていたのですか」
怒りを込めて呟けば、胸に耳をつけて心臓の音を聞いていたギルベルトが不思議そうにエリーアスを見上げる。
「飛び級で軍の士官学校は卒業していた。俺が志願したんだ」
「志願したら、普通、息子を止めるものでしょう。まだ15歳なのですよ」
「15歳なら止められるものなのか。俺はアードラー家に生まれたから、当然戦場で死ぬものだと思っていた」
兄や弟が死ぬよりもずっといい。
兄や弟は代わりはいないが、自分には代わりがいるのだから。
ギルベルトの物言いにもエリーアスは腹を立てていた。たった15歳の少年が戦場に行くと言って止めなかった周囲にも怒りを感じるし、何よりも自分は死んでもいいが兄弟は死んではいけないと思い込んでいるギルベルトに怒りを感じていた。
「あなたの兄弟はあなたが死ぬことを望んでいませんよ」
「自分たちが死ぬよりもいいと思っているだろう」
「私はあなたの兄弟に泣いて縋られたのです。あなたを戦場から連れ戻してくるように」
それを言った瞬間、ギルベルトの顔が泣きそうに歪んだ。エリーアスの胸に縋り付いて、泣くように問いかける。
「兄と弟が言ったから、エリーアスは俺を心配してくれたのか? エリーアスの意志じゃなかったのか?」
エメラルドのような瞳が潤んでいるのに、エリーアスはものすごく驚いていた。これくらいのことで泣くようなタイプだとギルベルトを思っていなかったのだ。
「連れ戻せと言われたのは本当です。ですが、身体を差し出したり、話を聞いていたりしたのは、私の意思ですよ」
「本当に? エリーアス」
「疑いたければお好きにすればいいでしょう。ひとの心など所詮分からないものですから」
突き放すようなことを言ってしまったが、エリーアスの胸に頬を寄せてギルベルトは考えているようだった。
「エリーアスを信じる。俺には信じられるのはエリーアスだけだ」
小さく呟いて目を閉じてギルベルトがまたエリーアスの胸を触り出す。筋肉がついて多少膨らみがあるとしても、男性の胸なのに必死にふにふにと触って眠りにつくギルベルトを、エリーアスは幼子のように感じていた。
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