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続.雪豹くんと魔王さま
2-17.白狼の里騒動③
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居間に戻り、ラトが出してくれたお茶を飲みながら話す。
「陛下。改めて、ありがとうございます」
「構わない。魔族を守ることは、魔王としての務めだ。それに、お前たちはスノウの祖父母でもある。治癒魔法を使うくらい当然のこと。無事に回復しそうで良かったな」
鷹揚に応えるアークに、ラトが目を潤ませながら微笑む。
スノウは今この里に来られて良かったと心底思った。祖父母の苦しみを癒やすことができたのだから。
でも、だからこそ、癒やす対象をナイトだけにしてはいけないとも思う。
「アーク。これから里を回ろうよ。不審な人についての話を聞くって言っていたよね? 治すついでなら、たくさん話してくれるかもしれないよ」
スノウが上目遣いでアークを窺うと、「当然だ」という言葉とともに微笑みが返ってきた。
「治癒魔法が症状の改善に役立つと分かったのだから、他の者たちにもその手を使うべきだろうな」
「そうしていただけるとありがたいです。スノウも、ありがとう」
「えへへ……僕は何もできないけど」
ラトに感謝されてくすぐったい気分になるのと同時に、自分の無力さも感じる。
倒れた白狼たちを救えるのはアークであって、スノウではない。いくら番であっても、その分別は必要だろう。
目を伏せるスノウの頭を、ラトがポンと優しく撫でる。
「いや。今、この時に、陛下がここにいてくださるのは、スノウがそうしたいと言ってくれたからだ。私はその心に感謝している」
「おばあ様……」
じっと見つめるスノウに、ラトが優しくも厳しい眼差しを返す。
「それと――スノウは魔王を動かすことができる立場だということを、もっと自覚した方がいい。スノウの番は、それだけ大きな力を持つ存在なのだから」
とても大切なことを言われた気がした。
スノウはアークに視線を移す。軽く肩をすくめたアークは、ラトの言葉を否定することはない。
(僕は魔王を動かしうる立場……。そっか、僕の番は、それだけ凄い魔族だということなんだ。今までちゃんとそのことを考えたことがなかった気がする)
スノウは魔王城での暮らしを思い出し、目を伏せた。
アークの番として、スノウは成獣になった際に盛大な祝福を受けた。その時はただ『そういうものなのか』と受け入れただけだったけれど、それはきっと当然のことではない。
あれはスノウではなく、魔王であるアークの番へと向けられた祝意だ。それだけ、アークが多くの魔族から王として尊重されているという印である。
そして、スノウに望まれているのは、アークの魔王としての務めを邪魔しないこと。あるいは、番としてアークがより良い状態でいられるように支えること。
「……僕がお願いして、アークが困ってしまったことが、これまでにある?」
自分が魔王の番として正しいことをしてこられたか、不安でいっぱいだった。だって、そんなことを深く考えたことがなかったのだから。
「いや、まったくないな。むしろ、スノウは控えめすぎて、もっとわがままを言ってほしいくらいだ」
「本当にそう思ってる? ロウエンさんとか、迷惑がってない? 僕、秘書の仕事とかほとんど分からないで、『したい!』ってお願いしちゃったけど」
スノウに甘いアークが、責めるような言葉を告げるはずがない。そう分かりきっていて尋ねる自分にほとほと呆れながら、スノウは質問を重ねた。
アークがルイスと視線を交わして苦笑する。
「まさか。ロウエンはスノウが秘書として務めることを歓迎していただろう。その言葉に嘘はない」
「そうですよー。城の皆も、スノウ様が働いている姿に癒やされているんですから。なによりも、陛下の執務が前より捗るようになったと評判なんですよ」
アークに続いてルイスが教えてくれた情報に、スノウはきょとんと目を瞬かせた。
「でも、ロウエンさんは時々怒ってるよ? アークと戯れて、執務を後回しにしちゃったときとか」
「それでも以前より捗っているんですから、問題ないですよ。戯れの原因はほぼ陛下ですし」
ルイスがあっさりと言いきる。
スノウはそれでいいのだろうかと思いつつも、アークが頷いてくれるから安心した。
「へぇ。話には聞いていたけど、スノウは魔王秘書として頑張っているんだね。素晴らしいと思うよ」
「おばあ様にそう言ってもらえると嬉しいな」
「スノウは昔から変わらず可愛いね」
抑えきれない感情でスノウが口元を綻ばせると、ラトは慈しみ深い眼差しで微笑んだ。
「――そうして素直で控えめだから、スノウは魔王の番であっても、威張ることはないんだろうね。自覚は後から芽生えるものだろうけど、既にスノウは魔王の番として十分だと思うよ。もっと自分を誇っていい」
スノウはパチリと瞬きをする。
自分では特別何かをしたつもりはない。でも、ラトがそう評価してくれるなら、自信を持ってもいいのかもしれないと思った。
「……うん! でも、僕はこれからたくさんのことを学んで、アークの役に立てるよう頑張るよ。僕自身のことも、ちゃんと認めてもらいたいんだ」
スノウの宣誓に、アークたちが柔らかい眼差しで頷く。
こうしてスノウの心を大切にしてくれる者たちが周囲にいることが、なによりも幸せだと思った。
「陛下。改めて、ありがとうございます」
「構わない。魔族を守ることは、魔王としての務めだ。それに、お前たちはスノウの祖父母でもある。治癒魔法を使うくらい当然のこと。無事に回復しそうで良かったな」
鷹揚に応えるアークに、ラトが目を潤ませながら微笑む。
スノウは今この里に来られて良かったと心底思った。祖父母の苦しみを癒やすことができたのだから。
でも、だからこそ、癒やす対象をナイトだけにしてはいけないとも思う。
「アーク。これから里を回ろうよ。不審な人についての話を聞くって言っていたよね? 治すついでなら、たくさん話してくれるかもしれないよ」
スノウが上目遣いでアークを窺うと、「当然だ」という言葉とともに微笑みが返ってきた。
「治癒魔法が症状の改善に役立つと分かったのだから、他の者たちにもその手を使うべきだろうな」
「そうしていただけるとありがたいです。スノウも、ありがとう」
「えへへ……僕は何もできないけど」
ラトに感謝されてくすぐったい気分になるのと同時に、自分の無力さも感じる。
倒れた白狼たちを救えるのはアークであって、スノウではない。いくら番であっても、その分別は必要だろう。
目を伏せるスノウの頭を、ラトがポンと優しく撫でる。
「いや。今、この時に、陛下がここにいてくださるのは、スノウがそうしたいと言ってくれたからだ。私はその心に感謝している」
「おばあ様……」
じっと見つめるスノウに、ラトが優しくも厳しい眼差しを返す。
「それと――スノウは魔王を動かすことができる立場だということを、もっと自覚した方がいい。スノウの番は、それだけ大きな力を持つ存在なのだから」
とても大切なことを言われた気がした。
スノウはアークに視線を移す。軽く肩をすくめたアークは、ラトの言葉を否定することはない。
(僕は魔王を動かしうる立場……。そっか、僕の番は、それだけ凄い魔族だということなんだ。今までちゃんとそのことを考えたことがなかった気がする)
スノウは魔王城での暮らしを思い出し、目を伏せた。
アークの番として、スノウは成獣になった際に盛大な祝福を受けた。その時はただ『そういうものなのか』と受け入れただけだったけれど、それはきっと当然のことではない。
あれはスノウではなく、魔王であるアークの番へと向けられた祝意だ。それだけ、アークが多くの魔族から王として尊重されているという印である。
そして、スノウに望まれているのは、アークの魔王としての務めを邪魔しないこと。あるいは、番としてアークがより良い状態でいられるように支えること。
「……僕がお願いして、アークが困ってしまったことが、これまでにある?」
自分が魔王の番として正しいことをしてこられたか、不安でいっぱいだった。だって、そんなことを深く考えたことがなかったのだから。
「いや、まったくないな。むしろ、スノウは控えめすぎて、もっとわがままを言ってほしいくらいだ」
「本当にそう思ってる? ロウエンさんとか、迷惑がってない? 僕、秘書の仕事とかほとんど分からないで、『したい!』ってお願いしちゃったけど」
スノウに甘いアークが、責めるような言葉を告げるはずがない。そう分かりきっていて尋ねる自分にほとほと呆れながら、スノウは質問を重ねた。
アークがルイスと視線を交わして苦笑する。
「まさか。ロウエンはスノウが秘書として務めることを歓迎していただろう。その言葉に嘘はない」
「そうですよー。城の皆も、スノウ様が働いている姿に癒やされているんですから。なによりも、陛下の執務が前より捗るようになったと評判なんですよ」
アークに続いてルイスが教えてくれた情報に、スノウはきょとんと目を瞬かせた。
「でも、ロウエンさんは時々怒ってるよ? アークと戯れて、執務を後回しにしちゃったときとか」
「それでも以前より捗っているんですから、問題ないですよ。戯れの原因はほぼ陛下ですし」
ルイスがあっさりと言いきる。
スノウはそれでいいのだろうかと思いつつも、アークが頷いてくれるから安心した。
「へぇ。話には聞いていたけど、スノウは魔王秘書として頑張っているんだね。素晴らしいと思うよ」
「おばあ様にそう言ってもらえると嬉しいな」
「スノウは昔から変わらず可愛いね」
抑えきれない感情でスノウが口元を綻ばせると、ラトは慈しみ深い眼差しで微笑んだ。
「――そうして素直で控えめだから、スノウは魔王の番であっても、威張ることはないんだろうね。自覚は後から芽生えるものだろうけど、既にスノウは魔王の番として十分だと思うよ。もっと自分を誇っていい」
スノウはパチリと瞬きをする。
自分では特別何かをしたつもりはない。でも、ラトがそう評価してくれるなら、自信を持ってもいいのかもしれないと思った。
「……うん! でも、僕はこれからたくさんのことを学んで、アークの役に立てるよう頑張るよ。僕自身のことも、ちゃんと認めてもらいたいんだ」
スノウの宣誓に、アークたちが柔らかい眼差しで頷く。
こうしてスノウの心を大切にしてくれる者たちが周囲にいることが、なによりも幸せだと思った。
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