【完結】Ｚ[zi:] ＥＮＤ ＯＦ ＴＨＥ ＷＯＲＬＤ（エンド・オブ・ザ・ワールド）

閑話休題のおまけ

作品に登場する銃器 その七

ミロク　ＭＳＳ─20ＣＰ（ボルトアクション式ライフルド・スラッグ専用銃）
全長／１１８７ミリメートル
重量／３・５キログラム
価格／約３５万円
口径／２０番
装弾数／２発（フリップダウン式弾倉）＋１発（薬室）
　国内銃器メーカー、ミロクが発売したスラッグ専用銃で、ライフリングを持たない同系統の銃の中では最も命中精度が高いと言われる。ＣＲはスタンダードモデルにチークピース付きストックを採用したアップグレードモデル。旧型は固定チョークのシリンダーバレルだったが、新型は交換チョークとなっており、これによりフォスター・スラッグ（弾頭部分が半球型になっているもの）からサボット・スラッグまで全てのスラッグ弾を使用できる。ただし、旧モデルのチョーク無しがハーフライフリング銃身のサボット弾より命中精度が高く、新モデルでサボット弾用のライフルドチョークを着けてもあまり意味がないとも考えられる。トリガーガード前方のボタンを押すことでフリップダウン式（ヒンジでぶら下がる）の弾倉が外れるが、これに直接装填することもボルトをオープンさせて上から装填することも可能。
　絵梨香は再販された旧型の固定シリンダーチョークを選択した。
※価格等は２０１８年頃のものです。