【完結】Ｚ[zi:] ＥＮＤ ＯＦ ＴＨＥ ＷＯＲＬＤ（エンド・オブ・ザ・ワールド）

閑話休題のおまけ

作品に登場する銃器 その六

レミントンＭ７００　Ｐｏｌｉｃｅ（ボルトアクション式ライフル銃）
全長／１６６２ミリメートル
銃身長／６６０ミリメートル（２６インチバレル）
重量／４・０８キログラム
口径／７・６２×５１ミリＮＡＴＯ弾（．３０８ウィンチェスター弾）
装弾数／５発（固定式弾倉）＋１発（薬室）
最大射程／９００メートル
　アメリカの老舗銃器メーカー、レミントン・アームズ社のＭ７００ＶＳ（Ｖａｒｍｉｎｔ Ｓｙｎｔｈｅｔｉｃ）を元に、警察・軍特殊部隊向けに開発された高性能狙撃銃。元々が良好な射撃精度と安定性で高い評価を受けているＭ７００の更なる高機能化を押し進めるために、銃身は若干のテーパーがかかったミディアムヘビーバレル仕様とし、ＨＳ─Ｐｒｅｃｉｓｉｏｎ社製の銃床は外気温や直射日光の影響を受けにくいシンセティック（黒鉛を含有させたケプラー製の複合材）で軽量化のためのアルミブロックが埋め込まれている。この銃床とコールド・フォジッド（冷間鍛造）製法のバレルは当然ながらフルフローティング。銃口のクラウン（銃腔が銃身の先端で表に接する部分）は十一度（イレブンクラウン）。全体がパーカーライジング仕上げで反射を防いでいる。狙撃用のため、アイアンサイトは初めから付いていない。スコープ使用が前提で、長いバレル長を活かした高い命中率が特長。
　絵梨香はこれにＨＡＲＲＩＳ社製バイポッドを後付けしている。
※価格等は２０１８年頃のものです。