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『ご意見、ご指摘』を受けて

『クラウドファンディング』について

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▼▲▼▲▼▲▼ 『クラウドファンディング』について ▼▲▼▲▼▲▼


>いっその事、『クラウドファンディング』的要素を取り入れて、大改革を行う

…と書きましたが「『クラウドファンディング』的」という表現は正確では無かったですね。いわゆるフリー(無料)のツールや同人ゲーム等に時折見られる『寄付、募金歓迎』…みたいな感じです。海外産のツールなどにはよく見られます。


 「IT用語辞典」様によると、

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ドネーションウェア 別名:カンパウェア 【英】donationware

 ドネーションウェアとは、フリーウェアやシェアウェアのようなソフトウェアの配布形態のうち、利用への対価の支払いが、ユーザーの判断に任されているソフトウェアの総称である。

 ドネーション(donation)とは、一般に「寄贈」を意味する英語である。

 ドネーションウェアは、ユーザーにとってソフトウェアが利用価値のあるものと判断された場合に、開発者に対して任意の利用料(ドネーション)を寄付する仕組みとなっている。

 基本的に無償ですべての機能を利用することができる点で、対価の支払が必須であるシェアウェアとは異なっており、また、任意ではあるが(使用して気に入ったら)対価を支払うことが推奨されている点において、完全に無償で利用できるフリーウェアとも異なっている。
 ドネーションウェアはちょうどシェアウェアとフリーウェアの中間に位置する配布形態であるといえる。

 ドネーションウェアは、集金方法がいわゆるカンパに似ていることから、日本では「カンパウェア」などと呼ばれることも多い。
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 つまり、面白いと思ったら『カクヨム(第三者)を通じて』作家に寄付をする、支援をする…という事です。エッセイに書いた内容と同じですが。

 この考えは日本ではあまり広まっていませんが、外国のフリーツール、同人ソフトでは普通に行われています。
 日本人には『チップ』という風習が無いためにあまり普及していないとか…

 また「なぜ直接では無いのか?」というと、どうやら『脱税』や『マネーロンダリング』等に悪用されたため、『個人間での直接寄付』というのは厳しく規制されているようだからです。それに当人同士だとイザコザなどがあるかもしれません。


 「悪用されるのでは?」という危惧を抱かれた方もいらっしゃいましたが、第三者(カクヨム)を通す事で、そういった犯罪の危険性は抑えられるでしょうし、自作自演をすると税金の問題が絡んでくるため、よほどお金に余裕がある方でないと不正出来ないかと。当然ですが、複数アカウントなど何の意味もありません。

 また寄付をした金額が作家に渡らなければ(ランキングに反映されなければ)、カクヨムが着服した事はすぐわかってしまうので、そういった危惧も不要かと考えます。


 それに仮にエッセイで挙げた様に大金を使って、不正でランキング上位に上がっても、これまでの評価や★と違い、≪お金を寄付する≫わけですから、「ランキング上位だから」というだけでつられて、「読んでも無いけど俺も寄付しよう」とは思わないでしょうし、これまでの様に相互グループだとしても、お金を払ってくれるか? は疑問です。

 純粋に? 「面白かった」「応援したい」「続きを頑張って書いてほしい」といった方だけが、寄付、募金、支援を行うでしょう。

 それと、これまでの評価、★、感想、レビュー、ブックマーク、フォロー等の様に、「一旦付けたけど、やっぱ無し」…という事が出来ません。
 そう、ソーシャルゲーム等で課金してしまったら、≪お金は戻って来ない≫様に…

 つまり、『妖怪ブクマ剥がし』や『妖怪★剥ぎ』の様に、『妖怪寄付剥がし』は現れないのです。≪減らない≫って、いいですよね…



 〇KBの〇〇権付きCDを何枚も買っておられるファンの方がいましたが、無意味な大量の同じCD、余計な包装等、「いっそ無駄を省いて、現金を中抜き無しで相手に届けた方が地球にも優しく、お互いに幸せなのでは?」と常々思っていました。

 かつて某少年漫画のファンに「100冊買って俺が支えてやるんだ」という熱い方が居たようですが、その時も「もう現金振り込んであげればいいのに」と思っていました。

 書籍も、作家に入るのは良くて10%と聞きます。一冊1000円でも100円です。
 この支援システムなら、200円の… ≪一冊買うより遥かに低額な支援≫でも、作家は2冊売れた以上の利益になります。


 ――まぁプロの場合、実際には『CDや書籍の売れ行き』がその後の仕事に関わってくるので、そういうわけにもいかないでしょうが、まだ売るべき書籍も無いアマチュアである作家であれば、純粋に寄付は有難いはずです。

 「そういうつもりじゃない」方は、受け取り方法の欄に「全額ユニセフに寄付する」の様な項目を用意すれば、≪ランキングには支障が無い≫ですし、どうしても嫌なら他の形態のサイトへ行けば良いでしょう。
 ともかく『カクヨム』だけの…という特色は出せると思うのです。

 もちろん『小説家になろう』、『アルファポリス』さんがやってみよう、というのもOKです。本エッセイで挙げた案等は、自由に採用していただいてかまいません。全く違うサイトの方でもOKです。よりよいサイト、選択肢が増えるのは歓迎なので…





 「もう少しマシになるだけでいいんだ」みたいな意見もありましたが、1度落ちた評判と悪評は、『少しマシ』になった程度で≪どうこうなる≫ものでは無いと思うのです。

 不衛生な営業で食中毒を起こした飲食店が、「まじめに掃除するようにします」と宣言すれば、すぐに以前の客が帰ってくるでしょうか?
 某ハンバーガーチェーンを見ても、「鳥肉」「異物混入」問題以降、細々とした対策やフェアーをしている様ですが、赤字が続いているようです。





 ……さて話を戻して、『クラウドファンディング』的要素? の提案については、特に多くの誤解があった様なのですが、

>そこで≪いっそ≫の事、『クラウドファンディング』的要素を取り入れて

>もう≪いっそ≫、『8万文字以上の作品のランキングのみ』『一ヶ月更新が無ければランキング除外』


goo国語辞書様
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いっその事 

1 「いっそ1」に同じ。「どうせ負ける相手なら―新人をぶつけて鍛えよう」
 (いっそ1:中途半端な状態を排して思いきったことを選ぶときに用いる。とやかく言わないで。むしろ。いっそのこと。「そんな絵なら―掛けないほうがましだ」)

2 投げやりな気持ちになって、極端な事態になることを願望するさま。「―焼けてなくなればいい」
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>(※つまり先ほどの『クラウドファンディング』構想は、
「もうこんな事でもしないと、ダメなんじゃないかなぁ」…という諦めからの提案です)

 ……と書いてありましたように、「何か大きな改革しないと多分どうにもならないですよ」という、かなり≪投げやり≫な提案です。もうダメ猫……
 (≪いっそ≫ は2度書いてましたね。大事な事なので(略))


 しかし、ただ「大幅に改革するべき」とか書くと、「ならお前ならどうするんだ?」、「何の案も無いのに文句だけ言うな」…と思われるかな? という事で、
 その大幅改革案? の1つとして『クラウドファンディング』改め、『ドネーション・ノベル?』…カンパ構想? を提案してみたわけで…

 他に立て直す策があるなら、何でも良いと思うのですよ。


 『小説家になろう』において、どれだけ不正や相互? をしても、『数文字~数十文字の小説※』を、日間ランキング一位にする事は難しいでしょう。
(※『小説家になろう』では最小200文字ですが投稿出来た、と仮定しての話です)

 しかし『カクヨム』では出来てしまった。許してしまった。
 それはつまり、現ランキングで実力で上位になっても、不正や相互を疑われてしまう…という事です。コンテストも同様でしょう。
 いわゆる熱狂的な一部のファンの力で…というのならまだ良いのです。実際のところはどうあれ、大多数の者が「どう考えても不正だよなぁ」と判断してしまう、運営に対する信用の無さ…みたいなものを払拭しなければ…と思うのです。


 この点に関しても、エッセイで最初に結論をのべてます。

>運営側には危機感が見られません。本気で立て直すとするなら、不正の一掃とクリーンなランキングをアピールしなければ難しいでしょう。





 『お金』という事で忌避感を持たれた方が多かった様なのですが、それで≪やる気になる人≫、≪興味を持つ人≫は少なくないと思います。
 新人賞だってコンテストだって、「賞金はありません」って言うと参加者かなり減ると思いますし、高額賞金と聞けば、「ちょっと応募要項を確認してみようかな?」ぐらい…思ったっていいじゃないですか…

 また、お金が絡む事で、お金を絡ませる事で、「ちょっとしたイタズラ」では、すまなくなります。例えば『アルファポリス』ですが、

>独自の『ポイント採点』、それを元にした?『インセンティブ』という報酬システム。

 …という事で、ポイント、ランキングに応じて、報酬(お金)が支払われます。ここで『カクヨム』と同様に、不正を行い、ランキング1位になったとします。すると、ポイント、ランキングに応じて、報酬が支払われますので、

 不正を行い、『アルファポリス』から現金を騙し取った

 …という事になりますから、れっきとした犯罪行為です。
 『アルファポリス』さんは、『カクヨム』ランキングの様に、あまりにも不自然な作品があれば、「不正にお金を騙し取られているかもしれない」…と警察(サイバーポリス)に相談するだけで良いのです。

 『複数アカウント』であれば『単独犯』、『相互』であれば『犯罪に加担したメンバー』として逮捕される事でしょう。お金が絡んだ場合、警察は迅速です。


 勘違いしがちですが、規約に違反した彼等は『お客様では無い』のです。

 コンビニで、商品でジェンガをしてたり、アイスクリームケースに入って居たり、店内で飲食したり、喫煙したり、ましてレジから現金を盗んでいたり…

 そういった迷惑行為、犯罪行為を、店員、店長が何の対処もせず見て見ぬふりをする。誰がそんなコンビニに立ち寄りますか?

 もっと不正等に厳正に対処して下さい。≪いたちごっこ≫になろうとも、厳しく取り締まる姿勢ぐらいは見せて下さい。どうにもそういった気概? 誠意? みたいなモノが、運営様から感じられないのが残念でなりません。




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