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第三章 刺激的なスローライフ
52.【番外編 ローザとニコラス】ベリーとクリームのタルトより甘く⑥ 【side ニコラス】
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浮浪児だったオレは十四になると同時にギルドに入り、当然の様に冒険者となった。
最初にオレを拾ってくれたのは気のいい古参のパーティーで。
皆はオレの事を下っ端と言うよりも、まるで孫の様にかわいがってくれた。
しかし冒険者稼業は常に死と隣り合わせで……。
「ニコ、俺以上にでっかくなれよ」
そう言い残して死んだ、オレにとって師匠のような存在だった仲間の死を受け入れられなかったせいだろうか。
まだ伸び盛りだったはずなのに、オレの体は不思議とそこでピタリと成長を止めてしまった。
残ったパーティーの皆はそんなオレを酷く心配してくれ、色々な治療者にオレを診せてくれたが、オレの体はそれ以上年を取る事はなかった。
皆がそのことに酷く心を痛めてくれた一方で、別にオレはそのままで構わないと思っていた。
小さなこの体は、力では体格のデカいヤツに劣るが素早さや身軽さでは誰にも負けない。
最初のパーティーが解散となった後、新たに加わったパーティーで、オレは自らの俊敏性を活かし何度も仲間のピンチを救った。
ある時なんかは、線の細さを生かし瓦礫の隙間を潜り抜け森に薬草を取りに走った事もあったし、女装をして魔物に攫われた振りをし、多くの女子供を助けた事もあった。
そう、つまりオレは。
いくつもの出会いと早すぎる別れを繰り返す時の中で、大切な仲間の死を受け入れる事を拒否するかのように成長を拒んだこの体を、密かに気に入っていたのだった。
それに、どうせそのうちオレも遠くないうちにきっと死ぬのだ。
少しばかり実年齢と体の成長に隔たりがあっても、大きな問題はない。
そう思っていたのだが???
◇◆◇◆◇
ローザと初めて会ったのは今から五年前――
魔王討伐の為、北東に向け旅立った勇者一行が突然消息を絶ったと王都のギルドに連絡が入り、彼らの救援の為急遽パーティーが組まれた時だった。
勇者パーティーは本来とっくの昔に隣国に到達しているはずなのに、到着予定の日から既に丸七日経った今も何の音沙汰もないらしい。
途中の峡谷で何かあったに違い無いと踏んだオレは、即席で組んだ仲間達とすぐさま彼らの救援に向かった。
峡谷へ入る道は土砂によって塞がれており、何か想定外が起きたのであろうことがすぐに分かった。
少し迂回し、山道を進んだのち、切り立った崖をロープを使って本来の道へ降りて進む。
長らく道なりに進んだ先に、何やら黒く蠢く巨大な固まりを見つけた。
目を凝らしよくよく見れば、それは黒い鳥の魔物の群れだった。
遠くから炎の魔法を放てば、魔物達は一斉に飛び立ち逃げて行く。
そうして……。
鳥の魔物を追い払った後にそこに残されたのは、おびただしいまでの魔物の死骸だった。
魔物達がアンデッド化して蘇ってくる事のないよう、神官が聖なる光で周囲を浄化している間、凄まじい腐臭に耐え兼ね思わず肩で鼻を覆った。
幸い、そこに人の骸らしきものは見えなかった。
勇者パーティーは、後退する道を塞がれた状態で魔王軍の奇襲を受けたのだろう。
亡骸が無いのを見るに、辛くも魔物達を退ける事は出来たものの、致命傷を負いどこかに身を隠しているのだろう事が予測される。
「急いだほうがいいな。行くぞ! こっちだ」
魔物の死骸の続く先を見据え仲間にそう声をかければ、即席のパーティーリーダーを任された魔法剣士が、
「分かった、急ごう」
真っ青な顔をしてオレにそう返した。
日暮れ前になり、もうすぐ峡谷も抜けようかというところで、再び少し先に魔物の気配を感じた。
皆に止まるように指示を出し、一人、足音と気配を消して忍び寄る。
すると、そこにいたのは洞くつの入り口を取り囲むように集まっているリザードマンの群れだった。
リザードマンは一匹でも厄介だというのに。
それが群れをなしているなんて。
……いや、これはもはや群れというより、軍と言った方が適切か。
勇者パーティーはあの洞くつの中なのだろう。
リザードマン達が襲い掛からず手をこまねいている様子からして、恐らく中の奴らはまだ息があるはずだ。
しかし、敵を倒してそこから出ていく程の力は残されていないのだろう。
深手を負って洞くつに逃げ込んだのだろう彼らは果たしていつまでもつか……。
恐らく残されている時間はそう長くは無い筈だ。
皆の元に戻り、状況を伝える。
「何匹だ?」
魔法剣士のその問いに
「百、あるいはもう少し」
事実をそのまま陳べれば、彼が打つ手がないとばかりにぐっと拳を強く握りしめるのが分かった。
その反応も当然だ。
オレ達のパーティーは魔法剣士、戦士、神官、弓兵、そしてサポーターのオレのたった四人。
おまけに戦士は百選練磨の屈強な野郎などではなく、先日十七になったばかりの、燃えるように赤い髪と揃いの瞳が美しい女の子なのだ。
何ともお粗末なパーティーだが、王都のギルドにはもう、まともに戦えるのはそんなオレ達くらいしか残っていなかったのだから仕方ない。
そんなオレ達がリザードマンの軍勢と正面からまともにやりあえば、どれだけ健闘したとて半数を倒したところで全滅するのは目に見えていた。
絶望的だと皆が顔を青くする中
「何か策があるんだろう?」
戦士の少女だけが真っすぐオレを見ながらそんな事を言った。
こんな絶望的な状況下だというのに彼女の声は震えてはいなかった。
この中で一番年若いというのに、彼女だけはまだ心が折れていないらしい。
最初にオレを拾ってくれたのは気のいい古参のパーティーで。
皆はオレの事を下っ端と言うよりも、まるで孫の様にかわいがってくれた。
しかし冒険者稼業は常に死と隣り合わせで……。
「ニコ、俺以上にでっかくなれよ」
そう言い残して死んだ、オレにとって師匠のような存在だった仲間の死を受け入れられなかったせいだろうか。
まだ伸び盛りだったはずなのに、オレの体は不思議とそこでピタリと成長を止めてしまった。
残ったパーティーの皆はそんなオレを酷く心配してくれ、色々な治療者にオレを診せてくれたが、オレの体はそれ以上年を取る事はなかった。
皆がそのことに酷く心を痛めてくれた一方で、別にオレはそのままで構わないと思っていた。
小さなこの体は、力では体格のデカいヤツに劣るが素早さや身軽さでは誰にも負けない。
最初のパーティーが解散となった後、新たに加わったパーティーで、オレは自らの俊敏性を活かし何度も仲間のピンチを救った。
ある時なんかは、線の細さを生かし瓦礫の隙間を潜り抜け森に薬草を取りに走った事もあったし、女装をして魔物に攫われた振りをし、多くの女子供を助けた事もあった。
そう、つまりオレは。
いくつもの出会いと早すぎる別れを繰り返す時の中で、大切な仲間の死を受け入れる事を拒否するかのように成長を拒んだこの体を、密かに気に入っていたのだった。
それに、どうせそのうちオレも遠くないうちにきっと死ぬのだ。
少しばかり実年齢と体の成長に隔たりがあっても、大きな問題はない。
そう思っていたのだが???
◇◆◇◆◇
ローザと初めて会ったのは今から五年前――
魔王討伐の為、北東に向け旅立った勇者一行が突然消息を絶ったと王都のギルドに連絡が入り、彼らの救援の為急遽パーティーが組まれた時だった。
勇者パーティーは本来とっくの昔に隣国に到達しているはずなのに、到着予定の日から既に丸七日経った今も何の音沙汰もないらしい。
途中の峡谷で何かあったに違い無いと踏んだオレは、即席で組んだ仲間達とすぐさま彼らの救援に向かった。
峡谷へ入る道は土砂によって塞がれており、何か想定外が起きたのであろうことがすぐに分かった。
少し迂回し、山道を進んだのち、切り立った崖をロープを使って本来の道へ降りて進む。
長らく道なりに進んだ先に、何やら黒く蠢く巨大な固まりを見つけた。
目を凝らしよくよく見れば、それは黒い鳥の魔物の群れだった。
遠くから炎の魔法を放てば、魔物達は一斉に飛び立ち逃げて行く。
そうして……。
鳥の魔物を追い払った後にそこに残されたのは、おびただしいまでの魔物の死骸だった。
魔物達がアンデッド化して蘇ってくる事のないよう、神官が聖なる光で周囲を浄化している間、凄まじい腐臭に耐え兼ね思わず肩で鼻を覆った。
幸い、そこに人の骸らしきものは見えなかった。
勇者パーティーは、後退する道を塞がれた状態で魔王軍の奇襲を受けたのだろう。
亡骸が無いのを見るに、辛くも魔物達を退ける事は出来たものの、致命傷を負いどこかに身を隠しているのだろう事が予測される。
「急いだほうがいいな。行くぞ! こっちだ」
魔物の死骸の続く先を見据え仲間にそう声をかければ、即席のパーティーリーダーを任された魔法剣士が、
「分かった、急ごう」
真っ青な顔をしてオレにそう返した。
日暮れ前になり、もうすぐ峡谷も抜けようかというところで、再び少し先に魔物の気配を感じた。
皆に止まるように指示を出し、一人、足音と気配を消して忍び寄る。
すると、そこにいたのは洞くつの入り口を取り囲むように集まっているリザードマンの群れだった。
リザードマンは一匹でも厄介だというのに。
それが群れをなしているなんて。
……いや、これはもはや群れというより、軍と言った方が適切か。
勇者パーティーはあの洞くつの中なのだろう。
リザードマン達が襲い掛からず手をこまねいている様子からして、恐らく中の奴らはまだ息があるはずだ。
しかし、敵を倒してそこから出ていく程の力は残されていないのだろう。
深手を負って洞くつに逃げ込んだのだろう彼らは果たしていつまでもつか……。
恐らく残されている時間はそう長くは無い筈だ。
皆の元に戻り、状況を伝える。
「何匹だ?」
魔法剣士のその問いに
「百、あるいはもう少し」
事実をそのまま陳べれば、彼が打つ手がないとばかりにぐっと拳を強く握りしめるのが分かった。
その反応も当然だ。
オレ達のパーティーは魔法剣士、戦士、神官、弓兵、そしてサポーターのオレのたった四人。
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そんなオレ達がリザードマンの軍勢と正面からまともにやりあえば、どれだけ健闘したとて半数を倒したところで全滅するのは目に見えていた。
絶望的だと皆が顔を青くする中
「何か策があるんだろう?」
戦士の少女だけが真っすぐオレを見ながらそんな事を言った。
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