203 / 203
あとがき
後書
しおりを挟む
「異能力と妖と」をご覧の皆様、こんにちは。
約五ヶ月間お付き合いくださり、ありがとうございました。作者の彩茸です。
第1部『入学』から始まり、様々な出来事を経て、第4部『卒業』を迎えました。
元々は私が高校生の頃に書いた書きかけの小説を読みやすくしつつ完結へ向かわせる
予定だったのですが、初期設定が揺らぐほどの展開が登場人物達の手によって繰り
広げられていきました。
ここだけの話、狗神は最初はあそこまで優しい言葉を掛けるようなキャラではなかっ
たり、落魅は敵のままだったり、ラスボスが九尾の狐だったり・・・なんて時空も
存在していたのです。おかしいな、どうしてこうなったんだっけ・・・?
高校の頃の私からのバトンは、眼鬼戦開始前まででした。その後に出てきた登場人物
達は、作品投稿中の私から完結させろよ!と渡されたバトンです。
いやー、完結できて良かったです、ええ、本当に。
少し、登場人物の裏設定でも書いてみましょうか。
まず、山霧兄弟。実は弟の方が兄よりも力が強いんです。妖刀使えよと言いたい所
なのですが、晴樹くんは夜月に選ばれるほどぶっ飛んではいなかったんですよね。
次に、和正と誠。もしかしたらお気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、
会話で複数人の名前を呼ぶ際、名前を出す順番は発言者の優先順位となっています。
状況によって多少異なりはしますが、この二人においては静也を絡ませるとき以外は
殆どそれぞれの名前を一番最初に持って来ていたはずです。つまり、和正にとっては
誠が、誠にとっては和正が一番大切な人なのです。
次は彩音。彼女はヒロイン枠で出すつもりでした。良い所、清水さんに持っていかれ
ちゃいましたね・・・。ただ、友人を誰よりも心配していたのは彼女なのではないで
しょうか。
最後に清水さん。晴樹をどうにかして学校に馴染ませるために登場したはずが、
ちゃっかりヒロイン枠を搔っ攫っていった気がします。ただのグイグイ来る元気っ子
だったのに、晴樹と引っ付くまでに成長するとは・・・清水さん、恐ろしい子。
さて、そろそろあとがきも終わりにしたいと思います。
皆様、最後まで本当にありがとうございました。
また、別の作品でお会いしましょう。
彩茸
約五ヶ月間お付き合いくださり、ありがとうございました。作者の彩茸です。
第1部『入学』から始まり、様々な出来事を経て、第4部『卒業』を迎えました。
元々は私が高校生の頃に書いた書きかけの小説を読みやすくしつつ完結へ向かわせる
予定だったのですが、初期設定が揺らぐほどの展開が登場人物達の手によって繰り
広げられていきました。
ここだけの話、狗神は最初はあそこまで優しい言葉を掛けるようなキャラではなかっ
たり、落魅は敵のままだったり、ラスボスが九尾の狐だったり・・・なんて時空も
存在していたのです。おかしいな、どうしてこうなったんだっけ・・・?
高校の頃の私からのバトンは、眼鬼戦開始前まででした。その後に出てきた登場人物
達は、作品投稿中の私から完結させろよ!と渡されたバトンです。
いやー、完結できて良かったです、ええ、本当に。
少し、登場人物の裏設定でも書いてみましょうか。
まず、山霧兄弟。実は弟の方が兄よりも力が強いんです。妖刀使えよと言いたい所
なのですが、晴樹くんは夜月に選ばれるほどぶっ飛んではいなかったんですよね。
次に、和正と誠。もしかしたらお気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、
会話で複数人の名前を呼ぶ際、名前を出す順番は発言者の優先順位となっています。
状況によって多少異なりはしますが、この二人においては静也を絡ませるとき以外は
殆どそれぞれの名前を一番最初に持って来ていたはずです。つまり、和正にとっては
誠が、誠にとっては和正が一番大切な人なのです。
次は彩音。彼女はヒロイン枠で出すつもりでした。良い所、清水さんに持っていかれ
ちゃいましたね・・・。ただ、友人を誰よりも心配していたのは彼女なのではないで
しょうか。
最後に清水さん。晴樹をどうにかして学校に馴染ませるために登場したはずが、
ちゃっかりヒロイン枠を搔っ攫っていった気がします。ただのグイグイ来る元気っ子
だったのに、晴樹と引っ付くまでに成長するとは・・・清水さん、恐ろしい子。
さて、そろそろあとがきも終わりにしたいと思います。
皆様、最後まで本当にありがとうございました。
また、別の作品でお会いしましょう。
彩茸
0
お気に入りに追加
10
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(3件)
あなたにおすすめの小説
異世界の剣聖女子
みくもっち
ファンタジー
(時代劇マニアということを除き)ごく普通の女子高生、羽鳴由佳は登校中、異世界に飛ばされる。
その世界に飛ばされた人間【願望者】は、現実世界での願望どうりの姿や能力を発揮させることができた。
ただし万能というわけではない。
心の奥で『こんなことあるわけない』という想いの力も同時に働くために、無限や無敵、不死身といったスキルは発動できない。
また、力を使いこなすにはその世界の住人に広く【認識】される必要がある。
異世界で他の【願望者】や魔物との戦いに巻き込まれながら由佳は剣をふるう。
時代劇の見よう見まね技と認識の力を駆使して。
バトル多め。ギャグあり、シリアスあり、パロディーもりだくさん。
テンポの早い、非テンプレ異世界ファンタジー!
*素敵な表紙イラストは、朱シオさんからです。@akasiosio
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
異世界国盗り物語 ~野望に燃えるエーリカは第六天魔皇になりて天下に武を布く~
ももちく
ファンタジー
天帝と教皇をトップに据えるテクロ大陸本土には4つの王国とその王国を護る4人の偉大なる魔法使いが存在した
創造主:Y.O.N.Nはこの世界のシステムの再構築を行おうとした
その過程において、テクロ大陸本土の西国にて冥皇が生まれる
冥皇の登場により、各国のパワーバランスが大きく崩れ、テクロ大陸は長い戦国時代へと入る
テクロ大陸が戦国時代に突入してから190年の月日が流れる
7つの聖痕のひとつである【暴食】を宿す剣王が若き戦士との戦いを経て、新しき世代に聖痕を譲り渡す
若き戦士は剣王の名を引き継ぎ、未だに終わりをしらない戦国乱世真っ只中のテクロ大陸へと殴り込みをかける
そこからさらに10年の月日が流れた
ホバート王国という島国のさらに辺境にあるオダーニの村から、ひとりの少女が世界に殴り込みをかけにいく
少女は|血濡れの女王《ブラッディ・エーリカ》の団を結成し、自分たちが世の中へ打って出る日を待ち続けていたのだ
その少女の名前はエーリカ=スミス
とある刀鍛冶の一人娘である
エーリカは分不相応と言われても仕方が無いほどのでっかい野望を抱いていた
エーリカの野望は『1国の主』となることであった
誰もが笑って暮らせる平和で豊かな国、そんな国を自分の手で興したいと望んでいた
エーリカは救国の士となるのか?
それとも国すら盗む大盗賊と呼ばれるようになるのか?
はたまた大帝国の祖となるのか?
エーリカは野望を成し遂げるその日まで、決して歩みを止めようとはしなかった……
蟲籠の島 夢幻の海 〜これは、白銀の血族が滅ぶまでの物語〜
二階堂まりい
ファンタジー
メソポタミア辺りのオリエント神話がモチーフの、ダークな異能バトルものローファンタジーです。以下あらすじ
超能力を持つ男子高校生、鎮神は独自の信仰を持つ二ツ河島へ連れて来られて自身のの父方が二ツ河島の信仰を統べる一族であったことを知らされる。そして鎮神は、異母姉(兄?)にあたる両性具有の美形、宇津僚真祈に結婚を迫られて島に拘束される。
同時期に、島と関わりがある赤い瞳の青年、赤松深夜美は、二ツ河島の信仰に興味を持ったと言って宇津僚家のハウスキーパーとして住み込みで働き始める。しかし彼も能力を秘めており、暗躍を始める。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
元魔王おじさん
うどんり
ファンタジー
激務から解放されようやく魔王を引退したコーラル。
人間の住む地にて隠居生活を送ろうとお引越しを敢行した。
本人は静かに生活を送りたいようだが……さてどうなることやら。
戦いあり。ごはんあり。
細かいことは気にせずに、元魔王のおじさんが自由奔放に日常を送ります。
プロミネンス~~獣人だらけの世界にいるけどやっぱり炎が最強です~~
笹原うずら
ファンタジー
獣人ばかりの世界の主人公は、炎を使う人間の姿をした少年だった。
鳥人族の国、スカイルの孤児の施設で育てられた主人公、サン。彼は陽天流という剣術の師範であるハヤブサの獣人ファルに預けられ、剣術の修行に明け暮れていた。しかしある日、ライバルであるツバメの獣人スアロと手合わせをした際、獣の力を持たないサンは、敗北してしまう。
自信の才能のなさに落ち込みながらも、様々な人の励ましを経て、立ち直るサン。しかしそんなサンが施設に戻ったとき、獣人の獣の部位を売買するパーツ商人に、サンは施設の仲間を奪われてしまう。さらに、サンの事を待ち構えていたパーツ商人の一人、ハイエナのイエナに死にかけの重傷を負わされる。
傷だらけの身体を抱えながらも、みんなを守るために立ち上がり、母の形見のペンダントを握り締めるサン。するとその時、死んだはずの母がサンの前に現れ、彼の炎の力を呼び覚ますのだった。
炎の力で獣人だらけの世界を切り開く、痛快大長編異世界ファンタジーが、今ここに開幕する!!!
どうやら主人公は付喪人のようです。 ~付喪神の力で闘う異世界カフェ生活?~【完結済み】
満部凸張(まんぶ凸ぱ)(谷瓜丸
ファンタジー
鍵を手に入れる…………それは獲得候補者の使命である。
これは、自身の未来と世界の未来を知り、信じる道を進んでいく男の物語。
そして、これはあらゆる時の中で行われた、付喪人と呼ばれる“付喪神の能力を操り戦う者”達の戦いの記録の1つである……。
★女神によって異世界?へ送られた主人公。
着いた先は異世界要素と現実世界要素の入り交じり、ついでに付喪神もいる世界であった!!
この物語は彼が憑依することになった明山平死郎(あきやまへいしろう)がお贈りする。
個性豊かなバイト仲間や市民と共に送る、異世界?付喪人ライフ。
そして、さらに個性のある魔王軍との闘い。
今、付喪人のシリーズの第1弾が幕を開ける!!!
なろうノベプラ
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
普段温厚な人って、怒らせるとめっちゃ怖いですよね
ほほぅ、天狗の知り合いか……気になるのぉ。(.௰. ꜆)