51 / 203
帰省編
偶然
しおりを挟む
―――森を抜けてスーパーへの道を歩く。
「何か食べたい物ありますか?」
「うーん・・・唐揚げ?」
「良いですね、この時間なら総菜コーナーに揚げたてがあったはずです」
「おお、揚げたて良いな!」
そんな事を話しながら歩いていると、後ろから声が聞こえた。
「・・・・・・山霧?」
聞き馴染みのある声に、バッと振り返る。そこには、友達とまではいかないが
それなりに話をしていた、あの赤芽様ファンクラブ会員の男子が立っていた。
「あ、やっぱり山霧だ!」
嬉しそうに駆け寄ってくる男子に、思わず後ずさりする。あんな状態で転校して
しまったものだから、かなり気まずかった。
「静也、知り合いか?」
和正の言葉に頷く。僕達の元へやって来た男子は、和正を見ると知り合い?と
聞いてきた。
「・・・今の学校の、友達です」
「おお!・・・あ、俺は高田!よろしくな!!」
・・・お前高田って名前だったのか。
「俺は日野だ、よろしくな!」
高田と和正はニコニコと笑い合う。そして高田は僕を見て言った。
「山霧が急に転校しちゃって、俺ビックリしたんだぜ?まあ元気そうで良かった
けどさ!」
「・・・何も言わずに転校しちゃって、すみません」
「いやいや。・・・転校したの、きっと俺達の所為だろ?悪かったな」
申し訳なさそうに言う高田に和正が首を傾げる。
「何かしたのか?」
和正に聞かれ、高田は視線を落とすと言った。
「・・・山霧の両親の事で、こいつの気持ちとか全然考えずに騒ぎ立てちゃった
んだ。あの後弟も居なくなってたって聞いてマジで悪いことしたと思ったんだ
けど、謝るタイミング逃して・・・」
本当にごめんと高田は僕に頭を下げる。
「もう過ぎた事です、気にしないでください。・・・ところで、僕は晴樹の事話して
いないと思うんですけど」
「あの日お前が早退した後、猫崎様が来てさ。教えてくれたんだ」
「あいつが・・・?」
「ああ。お前ら兄弟の仲の良さは傍から見ても分かるくらいだったのに、朝から弟の
姿見てないなって話になって。弟も早退したのかなって話してたら、猫崎様が弟の
方は行方不明だって・・・」
あの頃の僕はクラスメートの事なんてちゃんと見ていなかったけど、皆は僕の事
ちゃんと見てくれていたのか。少し申し訳ない気持ちになる。
「さっきから気になってたんだけど、猫崎様って誰だ?」
ちょっと重くなった空気に耐えかねたのか、和正が言う。
「ああ、赤芽の苗字です。様付きなのは、えっと・・・」
僕がちらりと高田を見ると、彼は早口で語りだした。
「猫崎 赤芽様は俺達赤芽様ファンクラブの崇拝対象でありながら、俺達にも優しく
声を掛けてくださる素晴らしいお方だ!品行方正で美しく、いついかなる時も凛と
した態度を崩すことがない!演劇部では部長を務め、まるで作中の人物が本当に
その場にいるかのように錯覚させる高い演技力を持つ!そして運動神経は抜群!
学校の中でもトップクラスの凄い方だぞ!!」
「へ、へえ・・・」
若干引き気味の和正に高田はコホンと咳ばらいをすると、僕を指さして言った。
「そんな猫崎様と対等に話せる男子なんて、山霧兄弟しかいなかったんだ!幼馴染
だからって羨ましいっ・・・!!」
「ええ・・・」
羨ましいと言われても、学校での赤芽は完全に猫を被っている姿だ。赤芽の素
なんて知ったら卒倒するぞ。
和正を見ると素の赤芽しか見ていないからか、よく分からないと言う様に首を
傾げていた。
―――その後高田と少し話をして、僕と和正は再びスーパーへと歩き出す。
高田が完全に見えなくなってから、和正が言った。
「赤芽ってそんなに凛としてたか・・・?」
「彼女は学校では猫被ってますからね。それに、幼馴染というほど長い付き合いじゃ
ないんですよ?」
「そうなのか?」
「設定上、幼馴染って事になっていますけど・・・彼女、3歳ですし」
「・・・へ?」
訳が分からないと言った顔で和正は僕を見る。僕も初めて知った時は驚いた。
猫又になるまで何年生きたかは知らないが、『猫又の赤芽』はまだ3歳なのだ。
「妖として3歳なだけですから、猫又になる前から数えたらいくつか知りません
けど。まあ、動物の寿命って人間よりも短いですからね」
「そう言われると納得するわ」
人間と違う生き物を人間の感覚で考えることが間違っているんだろうな。そんな
ことを考えながら、僕は歩いていた。
―――無事買い物も終わり家に帰ると、唐揚げの匂いに気付いたのか赤芽が目を
輝かせた。
僕と仲の良い小妖怪達は皆食事を必要としないため、僕と和正と赤芽の三人で唐揚げ
を分ける。幸せそうな顔で唐揚げを食べる二人を見て、ほっこりとした気持ちに
なった。
「ごちそうさま!美味しかったわ」
「やっぱ揚げたては良いよな!」
「そうですね。・・・あ、そういえば赤芽」
僕が話し掛けると、赤芽は口を拭きながらこちらを見る。
「何?」
「今日初めて知ったんですけど、よく話し掛けてきてた赤芽のファンクラブの男子
って、高田って名前だったんですね」
「・・・え、あなたクラスメートだったじゃない。知らなかったの??」
「ちょっと人の名前とか興味無くて・・・」
僕がそう言うと、赤芽は深い溜息を吐いて言った。
「あんたねえ、それだからいつまで経っても友達できないのよ」
「流石に名前くらいは知っとこうぜ・・・?」
和正も呆れた顔で言う。
「・・・良いんです、今は友達できましたし」
目を逸らしながら言うと、赤芽と和正の溜息が聞こえた。
「何か食べたい物ありますか?」
「うーん・・・唐揚げ?」
「良いですね、この時間なら総菜コーナーに揚げたてがあったはずです」
「おお、揚げたて良いな!」
そんな事を話しながら歩いていると、後ろから声が聞こえた。
「・・・・・・山霧?」
聞き馴染みのある声に、バッと振り返る。そこには、友達とまではいかないが
それなりに話をしていた、あの赤芽様ファンクラブ会員の男子が立っていた。
「あ、やっぱり山霧だ!」
嬉しそうに駆け寄ってくる男子に、思わず後ずさりする。あんな状態で転校して
しまったものだから、かなり気まずかった。
「静也、知り合いか?」
和正の言葉に頷く。僕達の元へやって来た男子は、和正を見ると知り合い?と
聞いてきた。
「・・・今の学校の、友達です」
「おお!・・・あ、俺は高田!よろしくな!!」
・・・お前高田って名前だったのか。
「俺は日野だ、よろしくな!」
高田と和正はニコニコと笑い合う。そして高田は僕を見て言った。
「山霧が急に転校しちゃって、俺ビックリしたんだぜ?まあ元気そうで良かった
けどさ!」
「・・・何も言わずに転校しちゃって、すみません」
「いやいや。・・・転校したの、きっと俺達の所為だろ?悪かったな」
申し訳なさそうに言う高田に和正が首を傾げる。
「何かしたのか?」
和正に聞かれ、高田は視線を落とすと言った。
「・・・山霧の両親の事で、こいつの気持ちとか全然考えずに騒ぎ立てちゃった
んだ。あの後弟も居なくなってたって聞いてマジで悪いことしたと思ったんだ
けど、謝るタイミング逃して・・・」
本当にごめんと高田は僕に頭を下げる。
「もう過ぎた事です、気にしないでください。・・・ところで、僕は晴樹の事話して
いないと思うんですけど」
「あの日お前が早退した後、猫崎様が来てさ。教えてくれたんだ」
「あいつが・・・?」
「ああ。お前ら兄弟の仲の良さは傍から見ても分かるくらいだったのに、朝から弟の
姿見てないなって話になって。弟も早退したのかなって話してたら、猫崎様が弟の
方は行方不明だって・・・」
あの頃の僕はクラスメートの事なんてちゃんと見ていなかったけど、皆は僕の事
ちゃんと見てくれていたのか。少し申し訳ない気持ちになる。
「さっきから気になってたんだけど、猫崎様って誰だ?」
ちょっと重くなった空気に耐えかねたのか、和正が言う。
「ああ、赤芽の苗字です。様付きなのは、えっと・・・」
僕がちらりと高田を見ると、彼は早口で語りだした。
「猫崎 赤芽様は俺達赤芽様ファンクラブの崇拝対象でありながら、俺達にも優しく
声を掛けてくださる素晴らしいお方だ!品行方正で美しく、いついかなる時も凛と
した態度を崩すことがない!演劇部では部長を務め、まるで作中の人物が本当に
その場にいるかのように錯覚させる高い演技力を持つ!そして運動神経は抜群!
学校の中でもトップクラスの凄い方だぞ!!」
「へ、へえ・・・」
若干引き気味の和正に高田はコホンと咳ばらいをすると、僕を指さして言った。
「そんな猫崎様と対等に話せる男子なんて、山霧兄弟しかいなかったんだ!幼馴染
だからって羨ましいっ・・・!!」
「ええ・・・」
羨ましいと言われても、学校での赤芽は完全に猫を被っている姿だ。赤芽の素
なんて知ったら卒倒するぞ。
和正を見ると素の赤芽しか見ていないからか、よく分からないと言う様に首を
傾げていた。
―――その後高田と少し話をして、僕と和正は再びスーパーへと歩き出す。
高田が完全に見えなくなってから、和正が言った。
「赤芽ってそんなに凛としてたか・・・?」
「彼女は学校では猫被ってますからね。それに、幼馴染というほど長い付き合いじゃ
ないんですよ?」
「そうなのか?」
「設定上、幼馴染って事になっていますけど・・・彼女、3歳ですし」
「・・・へ?」
訳が分からないと言った顔で和正は僕を見る。僕も初めて知った時は驚いた。
猫又になるまで何年生きたかは知らないが、『猫又の赤芽』はまだ3歳なのだ。
「妖として3歳なだけですから、猫又になる前から数えたらいくつか知りません
けど。まあ、動物の寿命って人間よりも短いですからね」
「そう言われると納得するわ」
人間と違う生き物を人間の感覚で考えることが間違っているんだろうな。そんな
ことを考えながら、僕は歩いていた。
―――無事買い物も終わり家に帰ると、唐揚げの匂いに気付いたのか赤芽が目を
輝かせた。
僕と仲の良い小妖怪達は皆食事を必要としないため、僕と和正と赤芽の三人で唐揚げ
を分ける。幸せそうな顔で唐揚げを食べる二人を見て、ほっこりとした気持ちに
なった。
「ごちそうさま!美味しかったわ」
「やっぱ揚げたては良いよな!」
「そうですね。・・・あ、そういえば赤芽」
僕が話し掛けると、赤芽は口を拭きながらこちらを見る。
「何?」
「今日初めて知ったんですけど、よく話し掛けてきてた赤芽のファンクラブの男子
って、高田って名前だったんですね」
「・・・え、あなたクラスメートだったじゃない。知らなかったの??」
「ちょっと人の名前とか興味無くて・・・」
僕がそう言うと、赤芽は深い溜息を吐いて言った。
「あんたねえ、それだからいつまで経っても友達できないのよ」
「流石に名前くらいは知っとこうぜ・・・?」
和正も呆れた顔で言う。
「・・・良いんです、今は友達できましたし」
目を逸らしながら言うと、赤芽と和正の溜息が聞こえた。
0
お気に入りに追加
10
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
RISING 〜夜明けの唄〜
Takaya
ファンタジー
戦争・紛争の収まらぬ戦乱の世で
平和への夜明けを導く者は誰だ?
其々の正義が織り成す長編ファンタジー。
〜本編あらすじ〜
広く豊かな海に囲まれ、大陸に属さず
島国として永きに渡り歴史を紡いできた
独立国家《プレジア》
此の国が、世界に其の名を馳せる事となった
背景には、世界で只一国のみ、そう此の
プレジアのみが執り行った政策がある。
其れは《鎖国政策》
外界との繋がりを遮断し自国を守るべく
百年も昔に制定された国家政策である。
そんな国もかつて繋がりを育んで来た
近隣国《バルモア》との戦争は回避出来ず。
百年の間戦争によって生まれた傷跡は
近年の自国内紛争を呼ぶ事態へと発展。
その紛争の中心となったのは紛れも無く
新しく掲げられた双つの旗と王家守護の
象徴ともされる一つの旗であった。
鎖国政策を打ち破り外界との繋がりを
再度育み、此の国の衰退を止めるべく
立ち上がった《独立師団革命軍》
異国との戦争で生まれた傷跡を活力に
革命軍の考えを異と唱え、自国の文化や
歴史を護ると決めた《護国師団反乱軍》
三百年の歴史を誇るケーニッヒ王家に仕え
毅然と正義を掲げ、自国最高の防衛戦力と
評され此れを迎え討つ《国王直下帝国軍》
乱立した隊旗を起点に止まらぬ紛争。
今プレジアは変革の時を期せずして迎える。
此の歴史の中で起こる大きな戦いは後に
《日の出戦争》と呼ばれるが此の物語は
此のどれにも属さず、己の運命に翻弄され
巻き込まれて行く一人の流浪人の物語ーー。
ブレイブエイト〜異世界八犬伝伝説〜
蒼月丸
ファンタジー
異世界ハルヴァス。そこは平和なファンタジー世界だったが、新たな魔王であるタマズサが出現した事で大混乱に陥ってしまう。
魔王討伐に赴いた勇者一行も、タマズサによって壊滅してしまい、行方不明一名、死者二名、捕虜二名という結果に。このままだとハルヴァスが滅びるのも時間の問題だ。
それから数日後、地球にある後楽園ホールではプロレス大会が開かれていたが、ここにも魔王軍が攻め込んできて多くの客が殺されてしまう事態が起きた。
当然大会は中止。客の生き残りである東零夜は魔王軍に怒りを顕にし、憧れのレスラーである藍原倫子、彼女のパートナーの有原日和と共に、魔王軍がいるハルヴァスへと向かう事を決断したのだった。
八犬士達の意志を継ぐ選ばれし八人が、魔王タマズサとの戦いに挑む!
地球とハルヴァス、二つの世界を行き来するファンタジー作品、開幕!
Nolaノベル、PageMeku、ネオページ、なろうにも連載しています!
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
*****************************
***毎日更新しています。よろしくお願いいたします。***
*****************************
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。

【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる