母は魔王に囚われる

rikacchi

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 ソファに座っている私たちの距離を詰めて抱き寄せられる。
「俺はかすみさんとしたいです。かすみさんは俺としたいですか?」

 若い男にそう言われると“したい” 大体それが目的で私たちは会ったのだから。
「いいの?」
 一応確認をしてみたくなる。仕方なくするのは嫌だから。断りづらくならないように私から言い出したんだけど。

「当たり前じゃないですか!こんなになっているんですよ、かすみさんで」
 蒼は私の手を自分の股間に持っていった。彼はもうガチガチに固くなっていた。

 どこでこうなる事があったのだろうか?普通に話していただけなのに。

 蒼の蒼くんも結構な大きさがありそうだ。最近の若い人は皆大きいのだろうか?
 つい自分の旦那と比べてしまう。

 旦那とのセックスは一方的にされるセックスだ。フェラをさせられ、突っ込まれる。女性が気持ち良くなれない男本位のセックス。

 それもあるのだろう、もう旦那としないのは。

 色々頭の中で考えていると、ぐっと顔を持ち上げられてキスをされた。
 蒼の唇は柔らかく、私もすぐに夢中になってキスをした。

 舌で上顎を舐めると蒼がさらに激しいキスをしてきた。

 ソファに押し倒され、蒼の下半身を押しつけられながら私たちは唇を合わせ続けた。
 蒼の唇はだんだん下がっていく。首を舐められキスを落とされる。“気持ちいい”という状態にどんどんなっていく。

 耳を口に含まれ、ジュルジュルと音を立てて刺激されると一気にスイッチが入った。

 ニットの下に蒼の手が潜り込んできて、私のカチカチに立っている乳首を捉える。
「かすみさん、乳首どうされるのが好き?」
 と耳元で囁かれる。蒼の声は私が好きな声だ。ますます気分が高揚していく。
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