ゼロからはじめる島津大河誘致

郭隗の馬の骨

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かつ丼さくせん その3

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オーベル、ゴカン、テレス達のグループが障碍者の中で発言力の高い暴君達に対して罵声攻撃(?)を準備する中、もう一方のグループ編成も進んでいました。



サン、ムーン、マーズの若い女学生三人と少し(?)年上のヒキコモリーヌ達のグループは主に女性の編成ということで罵声攻撃ではなく、発言力の強い障碍を持つ人達の間で頼れる人物を擁護しつつ、時々事実に基づいた彼女の暴君ぶりを感情的な表現や罵声を用いずにさりげなく伝えるように心得ることにしました。



まさに怒鳴り散らす若い刑事と話の分かりそうな仏の老刑事の組み合わせのようです。

この時、女性であり、狩りと犬が好きと公言する「サン」は何か閃きつつありましたが、まだ言葉にはできなかったようです。



とにかく、この編成、この計画でガチス統合国とデンゲル国に散々荒らされ荒廃したひだまりの国のSNS空間に反攻作戦を実行しました。



そして、最初に罵声攻撃隊がさんざん言論空間で荒らしまわりました。

オーベル達の隊は冷静に事実を指摘しながら相手の不利な情報を無慈悲に機械的に書き込み拡散していきました。



ゴカンは感情的な、あるいは不平等感や公正ではないという意見をバンバン拡散していきます。



この作戦の結果ですが、結論から言うとあまり効果はありませんでした。

一部戦意を喪失した者もいましたが、一部はコメントに反撃してむしろ勢いが増していました。



そして、大半は前と同じ、しかも心なしか迫害に会って内側に団結した教徒のようにむしろ心を閉ざした者もいたようです。



そして、テレス達のデンゲル人部隊がここで投入。

ひだまりの民の罵声は法律の関係もあり、遠慮しがちで弱弱しい感じでしたが、さすがは国全体がもまれて鍛えられただけあって、罵声の量、質、共にひだまりの民よりはるかに優れていました。



ひだまりの民の第一波と違い、かなり心の動揺を誘ったようで反撃していた連中も沈黙、退散する例が多く出ました。



罵声が効果的というのは人間としてどうかという意見もありますが、目的のためには手段を選ばないのはデンゲル人も教祖クラスの人達も同じでした。



さて、その後の展開については次回にお話します。
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