ゼロからはじめる島津大河誘致

郭隗の馬の骨

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閑話休題 孫子準備体操編10

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さて、前の話ではこれから日本君はどうしたらいいのか、アメリカ君とはどんな人物でどう接していくのが良いのか、そしてファンタジーな頭のよい人達に頑張って横暴なアメリカ君を改心してほしいとエールを送る話をしました。



私、郭隗の個人的ポリシーなのですが、人間の考えに絶対正しいというのはないと考えています。



なので、ファンタジーな頭の良い人がもしかしたら何か新しいアイデアや努力で横暴を防ぎ平和な世の中にする可能性もゼロではないので全否定はしません。



ただ、世の中には「選択」というものがあります。

人生の中で「選択」について考えた場合、確率の高い方法や安全性の確保された方法を選ぶのは自然だと思います。



なので、可能性や道理を考えた時にこれ無理じゃないかと思う方法を声高に主張する人はちょっと信じるのがしんどいなというのが本音です。



では本題に戻ります。

日本君は基本的にはアメリカ君と一緒に行動し、アメリカ君を怒らせないように細心の注意を払う、ここまでは説明しました。



では、中国君との関係はどうするのか。皆さんはどう思われますでしょうか。

まず、アメリカ君が関わる話は除くことが大前提です。

というのはもうこの時点で日本君はアメリカ君の意向にかなり影響し、選択する幅はかなり狭くなっています。



くどいようですが、アメリカ君を裏切る行動は今の時点では絶望的にセンスとタイミングが悪いのでそこは除外します。



そして、その中で中国君とは波風を立てないようにするのが上策かと思います。

これは選択できる分野では中国君と仲良くする、というのとは少しニュアンスが異なります。



つまり、距離を保ちつつ静かにするのが良いという意味です。

無理に日本君が距離を広げようとすると今度は中国君が怒ります。



かと言って仲良くするとアメリカ君が怒り、その後日本君は中国君を怒らせるような仕方で接して結果としては距離を広げることになるでしょう。



なので、静かに適切な距離を保つようにするのです。

逆に中国君から見ると、日本君がグーパンチを早めに繰り出した場合はやることが決まるので気持ち的にはスッキリします。



もう日本君に遠慮なくグーパンチが出来るからです。

反対に日本君が仲良くしようとしてもアメリカ君がいつもいるのは分かっているので今の時点では過度な期待もしません。



仲良くなっても意味もうまみもあまりないわけです。

だから、中国君は日本君とも仲よくしようとはあまり思わないわけです。

では長くなりましたので中国君と日本君の話は次の章でさらに深めてみたいと思います。
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