ゼロからはじめる島津大河誘致

郭隗の馬の骨

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テレビ放映戦国大名総選挙その11 徳川家康

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徳川家康と言えば戦国大河でほぼ欠かさず出てくる人物です。

昔は「徳川家康」という直球の題名で滝田栄さんという方が主役でした。



WIKIPEDIAのよるとこの年、堪忍の心の家康、同年に放送された連続テレビ小説『おしん』の我慢強さ、苦難を越えて横綱となった力士・隆の里とを合わせ、「おしん、家康、隆の里」という流行語も生まれた、とあります。



平均視聴率31.2%、最高視聴率37.4%という高い記録を残しました。

昨今の大河ドラマの視聴率を知ると信じられないお話かと思いますが、昔は大河ドラマというのはすごいブランドでした。



しかも上記のように当時の時代の流行とシンクロすることが度々あり、流行に乗るのではなく、流行を作るコンテンツでした。



つまり、我慢強さと苦難の末に明るい未来があるというメッセージを日本人全体に広げる役割を担ったドラマでした。



私自身も不当な扱いを受けても我慢を重ね、風が吹くまで忍耐し、そして逆風が順風に変わったらその機会を逃さないという家康と家臣団の行動にはとても励まされました。



今の時代だとあまり好かれない考えなので、戦国大名総選挙では6位でしたが中国や韓国でも一時とても人気のあった人物です。

我慢をして、明るい将来を目指す国にとっては今でも理想の人物かも知れませんね。



徳川家康の話の結びに徳川家康と島津義久の会話として伝わっているエピソードを紹介したいと思います。



家康が義久に武勇伝を訪ねたところ、義久は自分は何もせず、弟や家臣にまかせていた、と言いました。



それを聞いて家康はいやはや、さすが島津は名族であり、義久こそは大将の鑑よ。うらやましいことだ。

と語ったと言われています。



この解釈として、義久が名将だからこそ弟も家臣も裏切らず、存分に働くことが出来た、とかこの言葉は謙遜で、ここ一番の時にはきちんと戦場で指揮をしていたとか、

家康を油断させるためにわざと暗愚をよそおったとかいろんな見方があるようです。



私の個人的見解としては義久は自分にとても厳しい人物だったので、客観的に自分を語ったのではと思います。



そして家康はそうした義久を見て好ましく思う一方、決して侮ったりして油断してならない人物と認識した、そう思いました。
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