ゼロからはじめる島津大河誘致

郭隗の馬の骨

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宮崎で大河ドラマを起爆剤に

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かつて、島津義弘、あるいは戦国島津で大河ドラマ誘致のための運動があったことはネットで調べても分かります。

もしかしたら、そうした人達が宮崎の中にも少なからずいらっしゃるかもしれません。



しかし、その時はたまたま時節が合わず、また島津義弘や島津家の知名度もさほどなかったかもしれません。

また、歴史的経緯から伊東家、秋月家をはじめ、島津を好まない方々への配慮をするのが適切な場合もあったかと思います。



しかし、先ほど触れたように時代は変わりました。

かつて裏切り者、悪役の代名詞だった明智光秀は令和の大河ドラマの主役に、またやられ役であった朝倉義景も花を持たせる演出をすることが可能となりました。



そして、ネットを通して石田三成をはじめとして新世代が新たな武将を応援することで観光や経済を活性化させる時代になりました。

そして、宮崎では有志の方が「ドリフターズ」という漫画、アニメのコンテンツでイベントを佐土原で開き、沢山の方が訪れました。



余談ですが、このイベントは鹿児島県の日置市や仙厳園でも開かれ大成功をおさめています。



以前であれば人気がないという問題があった戦国島津も、そして島津を扱うことで評価を下げる可能性のあった宮崎に縁の深い伊東家の問題もクリアーできる環境に変わったのです。



記憶違いでなければ、かつて宮崎県議会の議員の方が「島津豊久」の大河誘致を提案していたと思います。

今思えば、先見性のある提案だったのではないかと思います。



ただ、前に指摘した鹿児島との連携や全国的な知名度といった点では豊久公よりも義弘公の方が条件が良いと考えられます。

なので、企画の成功率、宮崎が負うリスクや予算などを考慮して大河ドラマ「島津義弘」を旗印に地方創生の起爆剤にしてほしいと願う次第です。



1年単位で見れば都城をはじめ宮崎各地に点在する城や古戦場を公営の全国放送で紹介、宣伝することで観光客を大量に呼び寄せることができるでしょう。

そして、それに伴うインフラや関連施設の整備といった投資も見込むことができます。



また、新しい宮崎ゆかりのイベントもより有利な状態からスタートできます。

他の近隣の県や新しい人々の知識や経験を加えてより魅力的で興行的にも成功しやすいことでしょう。



そして、私が特に推薦したいのはSNSなどを使った新しい時代のメディアに対応した人材をこの時期に宮崎で育てるということです。



はじめは東京や他の大都市の企業などからアドバイスをもらいつつ、いずれは自前で最新の情報の収集、分析、活用、されに宮崎から逆に最新の有益な情報を発信できる人材を育てること。



そこから、新たなる起業ができる土壌を作ることを提案します。

長くなりましたので、この章はこの辺で、次は大きく長い期間を考えた提案を再度したいと思います。

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