ゼロからはじめる島津大河誘致

郭隗の馬の骨

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フウイのネット対策案(3)

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島津いろは歌曰く、敵の良い点はそれを学べ。

孫子曰く、敵から禄を食め。

三略曰く、柔よく剛を制す。



フウイは古の書物を3つもわざわざ引用しました。

なぜでしょうか。

なぜなら、彼は自分が弁護士を褒めることで弁護士の味方、あるいはシンパではないかと頭に血を上らせる人たちにそうではないと示すために引用したのでした。



彼は言います。

「私は弁護士たちの目的や思想に関しては何も語るつもりはない、分かる人ならこれまでの説明でなぜ無言なのかも理解できるはずだ」



「むしろ、弁護士に負けた人たちについて時間が戻るなら戻したいくらいの同情心がある、でもこれはゲームの世界ではなく現実、これからのことを考えるべきだ」



実は今回の騒動は日本の広い意味での教育における大問題ではないかとフウイは考えました。

彼の考えでは、日本人の多くがゲームにおいて必ず自分よりも弱い相手と戦い勝つという経験を数千、数万回繰り返してきた。



そんな連中が徒党を組んだら、それは心情的に無敵状態だと錯覚しても不思議ではない。



よくインターネットで攻撃される教師たちのよる「日本が悪い」とは別の意味でこの教育というか訓練というか(ゲームやアニメの世界なので教育という表現も変ではあるが)も大きな日本人の欠陥ではないかと思えるのでした。



でも、難しいことではないともフウイはとらえていました。

今回大敗したとはいえ、彼らは人数比では明らかに多数派なのだから、安全性を確保しながら遠距離攻撃をしていれば問題は起きづらいだろうと考えていました。



フウイにとって味方とはネット世論であり、敵とはオールドメディアの中にいる極一部のうぬぼれた詭弁を弄する法と秩序の敵だけなのだから。
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