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第77話 株式会社えいえい
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株式会社えいえい、本社は軍師コウメイの家の近く、はまはま市にあります。昔はとても小さい会社で明日のジョ〇に出てくる丹下段〇の事務所のような小さな建物でした。そのころは私学の雄であったおうおう大学の経済学部で自分たちの作ったゲームソフト(そのころはカセットテープ)が使われていると宣伝するなど涙ぐましい形で会社の存在をアピールしていました。
ちょうどそのころ家庭用カセットゲームがブームとなりえいえいは業績を上げていきました。とりわけ戦国武将を題材としたシリーズ物が大当たりとなり、あっという間に一流企業にのし上がっていきました。この会社は現在では多くのアニメ作品の原作やプロデュースをしておりそこから接触があったというのはしろのしろ市の関係者にとってとてもうれしい驚きでした。
えいえいの担当者はまず、メールであいさつをした後にこの企画の責任者について伺いたいと切り出してきました。責任者といった大それたものではありませんでしたが一応まとめ役はわっしょいざえもんがその地位にいました。最初はわっしょいざえもんは担当者の話の内容はよくわからなかったのですが、仲間と相談しながら少しづつ理解していきました。
要点を言うと小説のアニメ化をえいえいのもつノウハウでやらせてもらえないか、そういうことらしかった。わっしょいざえもんは正直よくわからない分野だったので、しろのしろ市とかねみだけ酒造に相談というかほぼまるなげしてしまいました。その結果、アニメ製作委員会方式という彼にはよくわからない形式でアニメ制作を行うことが決まったようでした。
ちなみにアニメ制作委員会の中にはえいえいとかねみだけ酒造と地元の企業体が出資し、その割合は4対4対2となりました。つまりえいえい4に対して地元側は6となりました。このことによってもしこのアニメが大ヒットした場合、地元に十分の6は利益が来る計算になります。こうしてますますしろのしろ市は意気が盛んになったのでした。
小説を書いている者たちも士気が上がりました。この方式ではアニメの売り上げのほとんどは政策委員会にいくものの、原作の売り上げや印税に関しては製作委員会にも入っている地元の企業が良心的な数字を提示してくれたからです。地元の企業やわっしょいざえもんからすれば、これは有名武将ドラマ化のための必要な経費であり通過点に過ぎない、なので若い連中にもっと頑張ってもらうために奮発したのでした。こうしてドラマ化よりも先にアニメ化の目途が立ったのでした。
ちょうどそのころ家庭用カセットゲームがブームとなりえいえいは業績を上げていきました。とりわけ戦国武将を題材としたシリーズ物が大当たりとなり、あっという間に一流企業にのし上がっていきました。この会社は現在では多くのアニメ作品の原作やプロデュースをしておりそこから接触があったというのはしろのしろ市の関係者にとってとてもうれしい驚きでした。
えいえいの担当者はまず、メールであいさつをした後にこの企画の責任者について伺いたいと切り出してきました。責任者といった大それたものではありませんでしたが一応まとめ役はわっしょいざえもんがその地位にいました。最初はわっしょいざえもんは担当者の話の内容はよくわからなかったのですが、仲間と相談しながら少しづつ理解していきました。
要点を言うと小説のアニメ化をえいえいのもつノウハウでやらせてもらえないか、そういうことらしかった。わっしょいざえもんは正直よくわからない分野だったので、しろのしろ市とかねみだけ酒造に相談というかほぼまるなげしてしまいました。その結果、アニメ製作委員会方式という彼にはよくわからない形式でアニメ制作を行うことが決まったようでした。
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