45 / 639
第46話 今あるものに感謝しよう
しおりを挟む
祭り之介とフウイは意見交換をしていました。
偶然なのか必然なのかはわかりませんが、外国戦力の侵略という点では二人の情報は一致していました。
フウイは横浜に住んではいますが横浜も広いです。
彼の住む場所は北西部であり、港のあるあの横浜とは違っていました。
またマンションの多い住宅街であるためか、外国人もそれほど多くはなかったのです。
祭り之介はというと田舎であり以前より増えたとはいえやはり外国人は少ないと言えました。
二人は考えました。
なぜ自分たちの住む町は平和で、彼ら、彼女らの住む町は侵略されるがごとくの状況になっているのだろうか。
少し議論をした後、ふたりが出した結論が【地方自治体がしっかりしているかどうか】でした。
地元の自治体がしっかりしていれば、言い換えれば地元の議員や官僚がしっかり自分の地域を守っているところは外国人も悪さをせず共存しています。
それに対して問題が多い地域は地元の議員が実は地元の人ではなかったり官僚が愛郷心がなくグローバリズムのもと無警戒で外国人を入れている状態でした。
そのような状態だと治安は悪化、日本人は肩身が狭くなり、法律は外国人優先日本人蔑視、地方予算も日本人ではなく外国人のためにバランスを欠いた状態で流されるのが道理でした。
もうこうなると議員を落とし官僚をやめさせ予算も見直しさせないといけませんがそのようなことは不可能に近いといえました。
フウイも祭り之介も今の自分たちの自治体に感謝していました。
とりわけ祭り之介は自分たちの地域がその土地の政治家、同じく役人によって何とか平和によそ者が介入するすきを与えず今の時点では防いでいることに感謝しました。
やはり、愛郷心は大事だ、二人の共通する思いでした。
愛郷心とはただ字も地で生まれただけでは生まれません。
そこで育ち、そこで教育を受け、その地域の歴史や文化を学び、誇りを持つ。
フウイは思いました。
失礼だが今問題になっている地域はそうした努力が足りなかったのではないか、あるいは外国勢力におもねるばかりに自分たちの伝統や文化を軽視し、いわば文化戦争に負けたのではないか、それが彼の考えでした。
祭り之介は思いました。
バカの一つ覚えというひともいたけどご先祖の伝統や文化を守ることはとても大事なことではないだろうか。
島津大河誘致運動はそうした文化侵略を防ぎ、貧しい南九州が札束で屈服する未来を防ぐ切り札になる!
祭り之介とフウイはこの点で一致した見解を持ち、それぞれの活動を再開するべく別れていきました。
偶然なのか必然なのかはわかりませんが、外国戦力の侵略という点では二人の情報は一致していました。
フウイは横浜に住んではいますが横浜も広いです。
彼の住む場所は北西部であり、港のあるあの横浜とは違っていました。
またマンションの多い住宅街であるためか、外国人もそれほど多くはなかったのです。
祭り之介はというと田舎であり以前より増えたとはいえやはり外国人は少ないと言えました。
二人は考えました。
なぜ自分たちの住む町は平和で、彼ら、彼女らの住む町は侵略されるがごとくの状況になっているのだろうか。
少し議論をした後、ふたりが出した結論が【地方自治体がしっかりしているかどうか】でした。
地元の自治体がしっかりしていれば、言い換えれば地元の議員や官僚がしっかり自分の地域を守っているところは外国人も悪さをせず共存しています。
それに対して問題が多い地域は地元の議員が実は地元の人ではなかったり官僚が愛郷心がなくグローバリズムのもと無警戒で外国人を入れている状態でした。
そのような状態だと治安は悪化、日本人は肩身が狭くなり、法律は外国人優先日本人蔑視、地方予算も日本人ではなく外国人のためにバランスを欠いた状態で流されるのが道理でした。
もうこうなると議員を落とし官僚をやめさせ予算も見直しさせないといけませんがそのようなことは不可能に近いといえました。
フウイも祭り之介も今の自分たちの自治体に感謝していました。
とりわけ祭り之介は自分たちの地域がその土地の政治家、同じく役人によって何とか平和によそ者が介入するすきを与えず今の時点では防いでいることに感謝しました。
やはり、愛郷心は大事だ、二人の共通する思いでした。
愛郷心とはただ字も地で生まれただけでは生まれません。
そこで育ち、そこで教育を受け、その地域の歴史や文化を学び、誇りを持つ。
フウイは思いました。
失礼だが今問題になっている地域はそうした努力が足りなかったのではないか、あるいは外国勢力におもねるばかりに自分たちの伝統や文化を軽視し、いわば文化戦争に負けたのではないか、それが彼の考えでした。
祭り之介は思いました。
バカの一つ覚えというひともいたけどご先祖の伝統や文化を守ることはとても大事なことではないだろうか。
島津大河誘致運動はそうした文化侵略を防ぎ、貧しい南九州が札束で屈服する未来を防ぐ切り札になる!
祭り之介とフウイはこの点で一致した見解を持ち、それぞれの活動を再開するべく別れていきました。
0
お気に入りに追加
7
あなたにおすすめの小説



妹に婚約者を奪われましたが今は幸せです
黒木 楓
恋愛
「君の妹を好きになってしまったから、婚約者を変えるとしよう」
伯爵令嬢の私ケイトの婚約者ゴルドーは、私の妹ギーナを好きになったらしい。
ショックだったし、どうして問題ばかり起こすギーナを好きになったのが理解できない。
両親はギーナの行動に限界がきているようで、次に問題を起こせば勘当するつもりでいる。
更に婚約者を変えてきたゴルドーの侯爵家にある契約を結ぶことで、私は妹から解放されようとしていた。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。

それ、効果あります?
浅野新
エッセイ・ノンフィクション
巷の「それって効果あるの?」と言うものを自分で検証してみました。
掃除、神社参拝、筋トレなどなど「運気が上がるのにそれって本当に効果あるの?」と言う物を検証しています。かる~い文体なのでお気軽に読んで下さい。

もう惚れたりしないから
夢川渡
恋愛
恋をしたリーナは仲の良かった幼馴染に嫌がらせをしたり、想い人へ罪を犯してしまう。
恋は盲目
気づいたときにはもう遅かった____
監獄の中で眠りにつき、この世を去ったリーナが次に目覚めた場所は
リーナが恋に落ちたその場面だった。
「もう貴方に惚れたりしない」から
本編完結済
番外編更新中
キャラ交換で大商人を目指します
杵築しゅん
ファンタジー
捨て子のアコルは、元Aランク冒険者の両親にスパルタ式で育てられ、少しばかり常識外れに育ってしまった。9歳で父を亡くし商団で働くことになり、早く商売を覚えて一人前になろうと頑張る。母親の言い付けで、自分の本当の力を隠し、別人格のキャラで地味に生きていく。が、しかし、何故かぽろぽろと地が出てしまい苦労する。天才的頭脳と魔法の力で、こっそりのはずが大胆に、アコルは成り上がっていく。そして王立高学院で、運命の出会いをしてしまう。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる