130 / 175
第128話 水軍大競争
しおりを挟む
ナニワ万博では各地域のお菓子企業がパピリオンを作り、それぞれの商品、会社の存在感をアピールせんと努力中です。
しかし、ナニワ万博の企画はそれだけではありません。
一つは以前も開催された、カードゲームによるお菓子会社対抗の大会を大々的に開くというモノでした。
とはいえ、この時期にはひでよしの暴走も一段落して、会社の命運を賭けたルールではなく、あくまで平和的なイベントとして行うということで全国のお菓子業界はまとまっていました。
しかし、そこは武士由来の血が騒ぎます。
それぞれのお菓子会社の社員たちも一般人と混じって参加するということでかなりの規模の大会になると、もっぱらの評判でした。
それと、もう一つイベントがあります。
それは、ナニワからあわじしまを泳いで渡り、ナニワの会場に帰ってくるという過酷なトライアスロンのような競技が企画されていました。
お菓子業界の各社には昔の名残で水軍ならぬ水泳部があり、こちらは純粋なスポーツ競技として覇を競っていました。
いまがわの水泳部いたみ、オダのくき、もうりのむらかみ、ミカワ屋のむかい、など水軍、海賊の末裔が優勝を目指して水練をしていました。
もちろん、鶴〇高校のOBを大量に抱え、水軍、海賊の末裔を沢山抱えるしまづも、苦しい経営の中ですが、この競技に参加しててっぺんを目指します。
基本的には気温の関係や地形の関係で南側が有利なのですが、もしかしたら思わぬ伏兵がいるかもしれません。
それは、競技が始まるまでわかりませんが・・・
この競技についていえば、最強のサンサン商事にこれと言った人材はないため、ガチの勝負になるともっぱらの評判です。
とはいえ、イベントが盛り上がる!それ自体がサンサン商事ひでよしの願いであり狙いでもあったので恐らくみんながWIN WINになる!そんな見通しが見える大競争でした。
※作者、近畿地方の地理は詳しくないのでアレですが、本作の設定は日本ではなく!
「日ノ本」なのであわじしまも今の日本とは違う位置にあるということで。
近畿地方の皆さん!どうかフィクションということでご勘弁ください。
しまづの水軍の正式名称は分からないのでアレですが、実は作者の父方のご先祖様は海賊と商人をやっていたそうなので、しまづの水軍、海賊って結構数がいたのではないかと勝手に思っています。
しかし、ナニワ万博の企画はそれだけではありません。
一つは以前も開催された、カードゲームによるお菓子会社対抗の大会を大々的に開くというモノでした。
とはいえ、この時期にはひでよしの暴走も一段落して、会社の命運を賭けたルールではなく、あくまで平和的なイベントとして行うということで全国のお菓子業界はまとまっていました。
しかし、そこは武士由来の血が騒ぎます。
それぞれのお菓子会社の社員たちも一般人と混じって参加するということでかなりの規模の大会になると、もっぱらの評判でした。
それと、もう一つイベントがあります。
それは、ナニワからあわじしまを泳いで渡り、ナニワの会場に帰ってくるという過酷なトライアスロンのような競技が企画されていました。
お菓子業界の各社には昔の名残で水軍ならぬ水泳部があり、こちらは純粋なスポーツ競技として覇を競っていました。
いまがわの水泳部いたみ、オダのくき、もうりのむらかみ、ミカワ屋のむかい、など水軍、海賊の末裔が優勝を目指して水練をしていました。
もちろん、鶴〇高校のOBを大量に抱え、水軍、海賊の末裔を沢山抱えるしまづも、苦しい経営の中ですが、この競技に参加しててっぺんを目指します。
基本的には気温の関係や地形の関係で南側が有利なのですが、もしかしたら思わぬ伏兵がいるかもしれません。
それは、競技が始まるまでわかりませんが・・・
この競技についていえば、最強のサンサン商事にこれと言った人材はないため、ガチの勝負になるともっぱらの評判です。
とはいえ、イベントが盛り上がる!それ自体がサンサン商事ひでよしの願いであり狙いでもあったので恐らくみんながWIN WINになる!そんな見通しが見える大競争でした。
※作者、近畿地方の地理は詳しくないのでアレですが、本作の設定は日本ではなく!
「日ノ本」なのであわじしまも今の日本とは違う位置にあるということで。
近畿地方の皆さん!どうかフィクションということでご勘弁ください。
しまづの水軍の正式名称は分からないのでアレですが、実は作者の父方のご先祖様は海賊と商人をやっていたそうなので、しまづの水軍、海賊って結構数がいたのではないかと勝手に思っています。
0
お気に入りに追加
10
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
【完】あの、……どなたでしょうか?
桐生桜月姫
恋愛
「キャサリン・ルーラー
爵位を傘に取る卑しい女め、今この時を以て貴様との婚約を破棄する。」
見た目だけは、麗しの王太子殿下から出た言葉に、婚約破棄を突きつけられた美しい女性は………
「あの、……どなたのことでしょうか?」
まさかの意味不明発言!!
今ここに幕開ける、波瀾万丈の間違い婚約破棄ラブコメ!!
結末やいかに!!
*******************
執筆終了済みです。
最後に言い残した事は
白羽鳥(扇つくも)
ファンタジー
どうして、こんな事になったんだろう……
断頭台の上で、元王妃リテラシーは呆然と己を罵倒する民衆を見下ろしていた。世界中から尊敬を集めていた宰相である父の暗殺。全てが狂い出したのはそこから……いや、もっと前だったかもしれない。
本日、リテラシーは公開処刑される。家族ぐるみで悪魔崇拝を行っていたという謂れなき罪のために王妃の位を剥奪され、邪悪な魔女として。
「最後に、言い残した事はあるか?」
かつての夫だった若き国王の言葉に、リテラシーは父から教えられていた『呪文』を発する。
※ファンタジーです。ややグロ表現注意。
※「小説家になろう」にも掲載。
【完結】言いたいことがあるなら言ってみろ、と言われたので遠慮なく言ってみた
杜野秋人
ファンタジー
社交シーズン最後の大晩餐会と舞踏会。そのさなか、第三王子が突然、婚約者である伯爵家令嬢に婚約破棄を突き付けた。
なんでも、伯爵家令嬢が婚約者の地位を笠に着て、第三王子の寵愛する子爵家令嬢を虐めていたというのだ。
婚約者は否定するも、他にも次々と証言や証人が出てきて黙り込み俯いてしまう。
勝ち誇った王子は、最後にこう宣言した。
「そなたにも言い分はあろう。私は寛大だから弁明の機会をくれてやる。言いたいことがあるなら言ってみろ」
その一言が、自らの破滅を呼ぶことになるなど、この時彼はまだ気付いていなかった⸺!
◆例によって設定ナシの即興作品です。なので主人公の伯爵家令嬢以外に固有名詞はありません。頭カラッポにしてゆるっとお楽しみ下さい。
婚約破棄ものですが恋愛はありません。もちろん元サヤもナシです。
◆全6話、約15000字程度でサラッと読めます。1日1話ずつ更新。
◆この物語はアルファポリスのほか、小説家になろうでも公開します。
◆9/29、HOTランキング入り!お読み頂きありがとうございます!
10/1、HOTランキング最高6位、人気ランキング11位、ファンタジーランキング1位!24h.pt瞬間最大11万4000pt!いずれも自己ベスト!ありがとうございます!
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる