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【勃起ヒーロー物語】第一話。登場!勃起マン!パパ活の闇の巻①

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とある街の飲み屋街

女子高生姿をしたさゆみ(24)は今日もパパ活に励んでいた

「なーこにLINE」っと

>なーこ。ちょっと聞いてや

>>なんぞ

>さっき、冴えないおやじから3万頂いちった

>>マジか。いつもやったら5000くらいやろ

>それがな。おやじ、カラオケんとこであたしのまんこ触ってきよってな。

>ちょい脅してやったんよ

>未成年にー言うて

>したら金置いて逃げよったん

>>うっは。ウケる

>んじゃ、また飯でも行こや

>>あんたもええ年なんやから、ほどほどにせんと

>うっさいわw

 

「こんなちょろいん、ヤメれるわけないやん」

さゆみはもうひと稼ぎしようとSNSを覗く

DMにはあまり近場の男からのメッセージはなかった

「あんまり遠いのはダルいからなー」

その横を先程のおやじのような、気弱そうで、でも金は持ってそうな男が通り過ぎた

雰囲気や身に付けているものがそう思わせた

年齢は40後半くらいだろうか

「よっしゃ」

さゆみはその男の背後から声をかける

「おじさん、ヒマやないん?」

「え。いや。??」

「遊ばん?あたしと」

「い、いや。イカンでしょ。君みたいな女子高生と・・・。」

「ちゃうちゃう。カッコだけや、こんなん。去年卒業しててん。」

「でも、未成年・・・・」

男は怪訝な顔をしていたが、なぜか意を決したように

「そやな。こんなおっちゃんでも遊んでくれるか?」

「もち、ええよ。でも、ちょっとばかしお小遣いくれたらええなあ」

「じゃあ、とりあえず5万渡しとけばええかな?」

「!!」

さゆみはいいカモを見つけたと心躍った

このおやじがどこまでを望んでいるか分からないが、いざとなったらさっきみたいにうまくいくだろうと考えていた

 

男は次にこう話した

「この辺、職場に近いんであんまり人に見られたくないんで、車で移動してもいいかな?」

さゆみは相手の車に乗ることをちょっとためらったが、お金を返せと言われるかもと思い一緒に男の駐車場まで移動した

 

車は市営の地下駐車場に停めてあった

薄暗くまわりにはほとんど車はなかった

男の車はさゆみもよく知っているメーカーの外車で一度は乗ってみたいと思っていた車種だった

(こんな金持ちなら、おかしな事はしないよね)

さゆみはそう考えながら助手席に乗り込んだ

 

とは言え、多少の不安もあったさゆみは念の為に聞いた

「あんまり遠くには行かんよね?」

運転席に乗り込んだ男は無言でドアにロックをかける

首のネクタイをほどき、コンソールボックスに置いた

「ね?どこ行くの?」

再度さゆみが尋ねる

「あ、ああ。どこにも行かないよ」

「??。じゃあなんで車にー」

男は急にさゆみに覆い被さってきた

「ちょ、なん・・・。ヤメっ」

男が力づくで両手を抑えてくる

男はネクタイを取りさゆみの両手を縛り上げる

「ど、どういうこと!?やめてよっ!警察にー」

「はっ!バカが!」

男が大きな声を上げた

さゆみは驚きと怖さで身を縮こませた

「俺はな、今日死のうと思ってたんだよ。会社の金の使い込みでな!この腕時計もスーツも、この車も全部その金で買った。使い込んだ金は5千万ってところだ。もうどうすることも出来ない。」

「ちょうどそこへお前が声をかけて来たから、最後に若い女をヤッてから死んでやるかと思ったんだよ」

「まあ、せっかくだからホンモノの女子高生が良かったがなあ」

 

さゆみは大変な失敗をしたと思った

そしてさゆみが想像していた事を男は口にした

「ああ。もちろん殺すよ。おまえ。ヤッたあとでな。その後で俺も死ぬし。」

「いっやあ!やめてっ!!離して!」

「五月蝿えなあ。黙れよ」

男は両手が縛られたさゆみの下半身からショーツを剥ぎ取り口にねじ込んだ

「いい眺めだ。これやってみたかったんだよ」

今度は男の手がブラウスの下から胸へと上がっていく

 

さゆみは心から後悔した

(もうしない。もうしないから。助けて。誰か。)

目には涙が溢れていた

なんとか抵抗しようと足をばたばた、ドアやダッシュボードを蹴るが何も変化は起きない

そんなさゆみの姿を見て、男はポケットから光る何かを目の前に出してきた

それは100均でも買えるような小型のナイフ

「まあ、死ぬつもりだからこんなのも持ち歩いてんだよなあ」

「で、お前。これ以上騒ぐワケ?」

(ダメだ。ヤラれる。死ぬ。殺される。痛くしないで。やめて。死にたくない。ごめんなさい。ごめんなさい。助けて。お母さん。助けて。お父さん。助けて。誰か。誰でも。)

後悔がだんだんと絶望に変わる

口は自分のショーツで塞がれている

もう、大声で助けを呼ぶことも出来ない

騒ぐと殺される

騒がなくてもヤラれて殺される

もう何も考えたくない

涙が止めどなく流れてくる

でも、それも意味をなさない

こんなとこで私の人生は終わるんだ

 

男のナイフがブラウスのボタンを一個ずつ切り取っていく

まるで瑞々しい桃の表皮を丁寧に剥くかのごとく

さゆみの胸が少しずつあらわにされていく

薄暗い地下駐車場の灯りの元で

 
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