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2章:アルカン大陸上陸編
27話 ギルドでの騒ぎ(前編)
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「私はギルド受付を担当しているシアナです♪」
彼女は大人な印象はあるけど、私とそこまで年齢は離れていないようにも見える。
「よろしくお願いします!」
私が慣れていないのを見抜いたシアナさんは優しく丁寧に説明をしてくれた。
「リラックスしてくださいね~♪ギルドの規定についてお話しさせて頂きます……」
冒険者ギルドでは3つのクエストを受注できる。
『魔物討伐クエスト』
『素材採取クエスト』
『探索調査クエスト』などがあり、それぞれに単価や評価はことなる。
次に冒険者はランクが設定されていて下からF~Sランクある。受けられるクエストの難易度が高いほど報酬額もランクによって異なるらしい…つまり、今はFランクだから報酬が少ない依頼しか受注できないって話ね!
「大まかな説明は以上になります。お連れの方も冒険者登録はされますか?」
「マーツは冒険者登録しておく?身分証代わりにもなるし、暇な時には魔物を狩れば報酬ももらえるから損はないよ~?」
「あの……顔が怖いよ?ネムはどうせアタシに魔物を倒させている間に大好きな錬金で楽しむって算段なのでしょ?ズルいのですー!」
さすがはマーツさん……私を理解していらっしゃる。だが、少し爪が甘いわ!
「それも一理あるんだけど…私が動けない事態に陥った時に代わりに任せられる有能なマーツさんにお願いしたいんだよ……ダメかな?」
「……もう。仕方ないなぁ~アタシは有能だからね!そのくらいは余裕なのです♪」
よしっ!私は心の中でガッツポーズを取った。
フフッ…これでマーツにお願いして錬金作業に打ち込めるわ!危険な依頼の時は私も行けば問題ない!
「シアナさん。この子にも登録をお願いできますか?」
「はい、かしこまりました。先にネムさんをご案内致します……」
シアナさんに連れられて私は別室に案内された。広い部屋には黒くて大きな石が台座に埋め込まれていた。
「あの…シアナさん。この大きな石は何でしょうか?」
今まで鉱石も組み合わせて錬金で使って来たけど、こんな漆黒に黒光りする石は初めて見た。
「あぁ、これは判定石です。」
説明ではちょっと長い話になったのでザックリと説明を解釈すると…
『生産職』…鍛治、調理、大工、錬金術など。
『戦闘職』…戦士、魔法使い、盾使い、盗賊などがあり、それらを管理して適切な場所に配置するのがギルドの仕事なんだとか……実際に自分のスキルが一つだけだと思っていたら隠された職業が発見されたというケースもあるらしい。
「そうなんですね!私は錬金術師の職業だったけど、なんか他に持っていると良いんですが……」
生産職系で他にも多数取得できれば何か作っているだけで生きていけるし、無駄に魔物と戦わずに済むならそっちがイイわ!
「絶対ではないので、発見できたらラッキーくらいに思っていて下さい。では、始めるので石に手を触れて下さい……」
石に手を触れるってことは片手でもイイのかな?まぁ…ナニか言われたらやり直せばイイや♪
私は右手で石に触れた…すると、石が光り始めると眩しさで目を閉じた。
「眩しッ……」
こんな演出あるなら先に言っておいてよ!
目を開くとシアナさんは驚いて倒れ込んでいた。その異様な光景に私に何か関係していることだと直ぐに理解した。
彼女は大人な印象はあるけど、私とそこまで年齢は離れていないようにも見える。
「よろしくお願いします!」
私が慣れていないのを見抜いたシアナさんは優しく丁寧に説明をしてくれた。
「リラックスしてくださいね~♪ギルドの規定についてお話しさせて頂きます……」
冒険者ギルドでは3つのクエストを受注できる。
『魔物討伐クエスト』
『素材採取クエスト』
『探索調査クエスト』などがあり、それぞれに単価や評価はことなる。
次に冒険者はランクが設定されていて下からF~Sランクある。受けられるクエストの難易度が高いほど報酬額もランクによって異なるらしい…つまり、今はFランクだから報酬が少ない依頼しか受注できないって話ね!
「大まかな説明は以上になります。お連れの方も冒険者登録はされますか?」
「マーツは冒険者登録しておく?身分証代わりにもなるし、暇な時には魔物を狩れば報酬ももらえるから損はないよ~?」
「あの……顔が怖いよ?ネムはどうせアタシに魔物を倒させている間に大好きな錬金で楽しむって算段なのでしょ?ズルいのですー!」
さすがはマーツさん……私を理解していらっしゃる。だが、少し爪が甘いわ!
「それも一理あるんだけど…私が動けない事態に陥った時に代わりに任せられる有能なマーツさんにお願いしたいんだよ……ダメかな?」
「……もう。仕方ないなぁ~アタシは有能だからね!そのくらいは余裕なのです♪」
よしっ!私は心の中でガッツポーズを取った。
フフッ…これでマーツにお願いして錬金作業に打ち込めるわ!危険な依頼の時は私も行けば問題ない!
「シアナさん。この子にも登録をお願いできますか?」
「はい、かしこまりました。先にネムさんをご案内致します……」
シアナさんに連れられて私は別室に案内された。広い部屋には黒くて大きな石が台座に埋め込まれていた。
「あの…シアナさん。この大きな石は何でしょうか?」
今まで鉱石も組み合わせて錬金で使って来たけど、こんな漆黒に黒光りする石は初めて見た。
「あぁ、これは判定石です。」
説明ではちょっと長い話になったのでザックリと説明を解釈すると…
『生産職』…鍛治、調理、大工、錬金術など。
『戦闘職』…戦士、魔法使い、盾使い、盗賊などがあり、それらを管理して適切な場所に配置するのがギルドの仕事なんだとか……実際に自分のスキルが一つだけだと思っていたら隠された職業が発見されたというケースもあるらしい。
「そうなんですね!私は錬金術師の職業だったけど、なんか他に持っていると良いんですが……」
生産職系で他にも多数取得できれば何か作っているだけで生きていけるし、無駄に魔物と戦わずに済むならそっちがイイわ!
「絶対ではないので、発見できたらラッキーくらいに思っていて下さい。では、始めるので石に手を触れて下さい……」
石に手を触れるってことは片手でもイイのかな?まぁ…ナニか言われたらやり直せばイイや♪
私は右手で石に触れた…すると、石が光り始めると眩しさで目を閉じた。
「眩しッ……」
こんな演出あるなら先に言っておいてよ!
目を開くとシアナさんは驚いて倒れ込んでいた。その異様な光景に私に何か関係していることだと直ぐに理解した。
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