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pizzeman

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武器10-2

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 鬼羅は東の地へと降ろされた。

 鬼羅の手に持っている通信機からシュティーナの声がした。

「聞こえるか?」

「はい、聞こえていますよ」

「よし、ではこれからこちらも移動する。なにかあればこの通信機あに連絡を入れてくれ」

 近くからカルマヴァインドが離陸していくのが見える。あそこにはシュティーナものっているのだろう

「にしても魔物をなつかせることか……どうやるんだろうか」

 鬼羅が腕を組み、迷い込む。今まで攻撃のことばかり考えていたのだから当然といえば当然であったがかなり難しいと感じたのだろう。

「やみくもに歩いても無駄だが、なにもしないよりはましだな。とりあえず歩こう」

 鬼羅は森の中を歩いた。道が無い中で草をかき分け、進んだ。

「結構深いな。迷わないように気を付けないと」

 

同時刻、シュティーナ達は

「司令、このあたりでよろしいですか?」

 シュティーナがヴァレッジに聞いた。

「ああ、このあたりで頼む」

「準備はできているか?」

 エイアが心配そうな顔をしてこちらを見ている。

「大丈夫だ」

「そうなのか?前よりはましだがテイトを見ると感情的になってしまいそうだ。気を付けていかないと今度は死んでしまうぞ」

 シュティーナは黙った。またあのような悪魔の力に取り込まれないように、力に溺れないようにする必要があった。

「……だがここで止まっていても何も起こらない。だから前に進むためにも動かなければならない。だから……」

「シュティーナの言うとおりだが一旦時間をおこう、話はそこからだ」
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