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ギャグ的なもの

It doesn't matter if the world allows it! Kill you! ! 03-2にて

シュティーナたちは小型船をつかいコークフック島へ向かっていた。

「あの、すいません」

「私は話すのが得意ではないといっただろう。他を当たれ、他を」

　苛立っているの？表情がよく読めないよこの魔物……
「はい、すいません」

　鬼羅は困り果てていた。

「あの、すいません」

「なんだ？」

今度はシュティーナに話しかける。

「少しお話しませんか？」

「断る、他を当たれ」

鬼羅は困り果てていた。なぜならこの船には魔物とシュティーナと鬼羅、この二人と一匹しか乗っていなかった。おそらく彼の人生で初対面でここまで冷たくされたことはなかったのだろう。というかこの二人性格そっくりだな。

「ひとりで何しようか」

適当に呟く。そうだ、これは拷問だ。鬼羅は連絡をヴァレッジにとった。

「なんだ、何か用か？」

「はい、司令はいつもこんな拷問を受けていたのですか？」

「……うん」

「なぜ俺を組織にいれたのですか？」

「話し相手が欲しかったから」

「分かりました。では」

　鬼羅は連絡を切り、あることを決意した。

そうだ、この人と戦おう。

　そしてコークフック島で鬼羅はシュティーナと戦うことになった。