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Beat those who kill creatures 05-4

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 後ろからの発砲、闇の中から鬼羅が低い体勢で銃を発砲していた。シュティーナは鬼羅の動きを読み、エイアの頭を狙って銃を撃っていた。そしてもう一発、発砲音が聞こえた。エイアは今度という今度はよけた。

「ち……」

 エイアとしては受けるはずがないダメージであった。だが、その次に視界に入ったのは銃弾であった。発砲音はしなかった。

「チェックメイトだ」

 鬼羅がつぶやく。鬼羅が持っていたのはテールが使っていたあのマスケット銃であった。あの跳弾でエイアを狙っていた。だが弾はエイアには当たらなかった。

「私たちの勝ちだな」

 弾を羽でつかみ取り、エイアを守るように立ってシュティーナはそういった。

「……そうだな。俺の負けだ」

「しかしよくそれがあると思ったな、鬼羅。私はその存在すら忘れていたぞ」

「ほぼ懸けであったんですが。成功してよかったです」

「さあ教えてもらうぞ。テイトとの連絡方法を」

「……いいだろう、俺の戦い方を見ていただろう?」

「あの瞬間移動か?」

「ああ、俺はあの瞬間移動でテイトのところへいける」

「本当か!?だとしたら今すぐ私を奴らのもとへ送れ!!」

「断る。お前たちには俺が知る連絡方法を教えるといっただけだだ。この情報をどう使うのかはお前たちしだいだ」

「無駄骨だったか。シュティーナさんこれからどうします?」

「そうだな、まずは司令に通信をとる。そして本部を立て直すことが必要」

「エイアはどこの舞台に所属しているんだ?」

「俺は……どこの部隊にも所属してはいないが……しいて言うなら『death karma』だな」

「お、お前『death karma』にいたのか?見たことなかった」

 シュティーナがそう言った。見たことがないということはいままで所属していなかったというのだろうか?

「そうだ、エイアはこれから私たちと一緒に行動する」

うしろから出てきたのはルイ・ヴィ・ヴァレッジ、司令官であった。

「一緒に行動とは正式に所属するということでしょうか?」

「そうだ、これからはこの3人で作戦を行うことにする」

「……最悪すぎる出会いだな。これからが不安だ」

「そして新たな『death karma』の本部、へと案内しよう」

「あたらしい本部だと」

「ああ、陸海空全てに対応した移動戦艦だ」

 海から現れたのはでかい飛行機であった。
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